
「ANAマイルが1万マイルたまった。さて、これでどこまで行けるんだろう」と、特典航空券の検索画面を開いたことはありませんか?ところが、自分1人の片道なら届いても、家族5人となると桁が変わります。「あと何マイルあれば足りるのか」がモヤっとしたままになりがちです。
私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父で、ANA国内線の特典航空券で具体的な路線を取った経験はありません。この記事は、2026年10月30日時点のANA公式の必要マイル表を、手持ち4段階×人数に当てはめた計算です。
【結論】
- 1人・片道なら、1万マイルで「区間マイル301〜800の帯」(東京-札幌・福岡級)に届きます。ただしローシーズン・レギュラーシーズンの話で、ハイシーズンは区間マイル0〜300の帯だけです
- 往復は1万マイルでは足りません。1人の往復は、ローシーズンの0〜300帯でも12,000マイルが必要です
- 5人の往復は、0〜300帯のローシーズンでも60,000マイル(6,000×10区間)。3万マイルで足りるのは「5人・片道・0〜300帯・ローシーズンちょうど」までです(想定モデル)
まずは、予約術と時期選びの記事を先に置いておきます。
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目次
詳しく:国内線特典の必要マイル(片道・往復)と区間の帯
ANAの国内線特典航空券は、区間マイレージの帯と、シーズン(ロー・レギュラー・ハイ)の2つで必要マイルが決まります。数字は、ANA公式の「国内線特典航空券の必要マイル数」ページ(ページ更新日表記は2025年5月20日、2026年10月30日確認)のものです。
必要マイル表(1人・1区間=片道・エコノミー)
| 区間マイレージ | 帯の呼び方 | ロー(L) | レギュラー(R) | ハイ(H) |
|---|---|---|---|---|
| 0〜300 | A | 6,000 | 6,500 | 9,000 |
| 301〜800 | B | 7,000 | 8,500 | 10,500 |
| 801〜1,000 | C | 8,000 | 9,500 | 12,000 |
| 1,001〜2,000 | D | 9,500 | 10,500 | 13,000 |
帯の呼び方(A〜D)は、この記事の中で説明しやすくするために付けた名前です。公式の表記ではありません。往復は、往路と復路の必要マイルの合算です。たとえば帯Aのローなら、6,000+6,000で12,000マイルになります。
区間マイルの帯の読み方
どの区間がどの帯に入るかは、ANA公式のマイレージチャートの区間マイルを、上の帯に当てはめて整理しました。あくまで目安です。公式の特典ページは「区間マイレージ」としか書いておらず、チャートの区間マイルと同じ数字かを明示する文言は確認できていません。最終的な必要マイルは、予約画面で見てください。また「東京」は羽田・成田、「大阪」は伊丹・関西・神戸を指し、季節運航や運休もあります。ここでは就航の有無ではなく、「区間マイルの上では」という見方で並べます。
| 帯 | 主な区間(区間マイル) |
|---|---|
| A:0〜300 | 東京-仙台177/東京-新潟167/東京-富山176/東京-名古屋193/東京-秋田279/東京-大阪280/大阪-福岡287/大阪-熊本290/大阪-松山159/福岡-宮崎131/沖縄-石垣247/札幌-函館90 |
| B:301〜800 | 東京-札幌510/東京-函館424/東京-広島414/東京-松山438/東京-福岡567/東京-熊本568/東京-長崎610/東京-鹿児島601/大阪-札幌666/大阪-仙台396/大阪-沖縄739/福岡-沖縄537 |
| C:801〜1,000 | 東京-沖縄984/大阪-石垣969/大阪-宮古906/名古屋-沖縄809/札幌-福岡882 |
| D:1,001〜2,000 | 東京-石垣1,224/東京-宮古1,158/名古屋-石垣1,044/札幌-沖縄1,397 |
表に載せていない区間は、発着地別の全表を取得していないため未確認です。表にない区間を調べたいときは、ANA公式のマイレージチャートで区間マイルを見て、上の帯に当てはめてください。
シーズンの日付(今後の主なもの)
シーズンの区分は、ANA公式の同じページで2026年10月30日に確認しました。対象期間は変更になる場合があるため、予約時の画面が最終です。
| 区分 | 主な期間 |
|---|---|
| ロー(L) | 2026年12月1日〜12月23日/2027年1月7日〜2月28日/2027年4月1日〜4月27日 |
| レギュラー(R) | 2026年8月31日〜11月30日(今の時期)/2027年3月1日〜3月11日/2027年5月11日〜7月15日 |
| ハイ(H) | 2026年12月24日〜2027年1月6日/2027年3月12日〜3月31日/2027年4月28日〜5月10日/2027年10月1日〜11月23日 |
春休みの時期選びは、2027年春休みの国内線特典をJALとANAのどちらで取るかでまとめています。
2024年10月の改定と2026年5月の変更
必要マイルは、2024年10月27日搭乗分から引き上げられました。たとえば帯Aのローは5,000から6,000、帯Dのハイは11,500から13,000になっています(ANA公式のお知らせ)。さらに2026年5月19日搭乗分からは、乗り継ぎ旅程の新設、沖縄離島専用チャートの終了、幼児・小児区分の変更、予約開始時刻の変更(9時30分から9時)がありました。運賃側の改定はANA国内線運賃の2026年5月19日改定で触れています。古いブログの「5,000マイルで行ける」という数字は、今の表と合わないので注意してください。
手持ち1万・1万2千マイル:1人ならどこまで行ける?
1人・片道に絞ると、手持ちマイルごとに届く帯は次のとおりです。
| 手持ち | ロー(L) | レギュラー(R) | ハイ(H) |
|---|---|---|---|
| 10,000 | A〜Dすべて(最大9,500) | A〜C(Cは9,500) | Aのみ(9,000) |
| 12,000 | A〜Dすべて | A〜Dすべて(最大10,500) | A〜C(Cは12,000ちょうど) |
1万マイル:ローなら東京-沖縄も片道は届く
ローシーズンなら、1万マイルで帯Dの9,500マイルまで届きます。区間マイルの上では、東京-石垣(1,224)のような遠い区間も片道は届く計算です。レギュラーシーズンなら、帯Cの東京-沖縄(984)が9,500マイルで、1万マイルに収まります。一方、ハイシーズンは帯Aの9,000マイルが限度で、東京-札幌(帯B・10,500)は届きません。
つまり同じ1万マイルでも、「いつ行くか」で行ける先が大きく変わります。夏休み(2027年7月16日〜8月22日はハイ)の旅行を1万マイルで考えるなら、東京-仙台や東京-名古屋などの帯Aの区間が現実的です。
1万では往復できない:12,000マイルが境
往復になると、1人でも最低で帯Aのロー12,000マイルが必要です。1万マイルでは2,000マイル足りません。1万2千マイルなら、往復できるのは帯Aのローだけで、ちょうど12,000マイルで使い切ります。帯Aのレギュラー往復は13,000マイルなので、1万2千マイルでも1,000マイル足りません。
「往復は無理だけど、片道ずつ別々に貯めて取る」という選択肢は、ANAの国内線特典で可能です。予約開始日の条件があるため、詳しくは後半の予約の節で触れます。
手持ち2万・3万マイル:1人・2人・3人で行ける先
2万マイルと3万マイルになると、人数と片道・往復で分かれます。
1人の場合
| 手持ち | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 20,000 | 全帯・全シーズンOK(最大13,000) | 帯A:全シーズン(ハイ18,000)/帯B・C:ロー・レギュラー/帯D:ローのみ(19,000) |
| 30,000 | 全帯・全シーズンOK | 全帯・全シーズンOK(最大26,000) |
2万マイルの往復で帯Bをレギュラーで取ると17,000マイル、帯Cのレギュラーは19,000マイルです。ここまでが2万マイルの届く範囲です。帯Dは、ローの往復19,000マイルなら届きますが、レギュラーの21,000マイルは足りません。
2人(夫婦)の場合
| 手持ち | 片道(2席分) | 往復(4区間) |
|---|---|---|
| 10,000 | 不可 | 不可 |
| 12,000 | 帯Aのローのみ(12,000) | 不可 |
| 20,000 | 帯A全シーズン/帯B・C:ロー・レギュラー/帯D:ロー(19,000) | 不可 |
| 30,000 | 全帯・全シーズンOK(最大26,000) | 帯Aのロー(24,000)・レギュラー(26,000)/帯Bのロー(28,000)のみ |
夫婦2人の往復を3万マイルで取るなら、東京-仙台や東京-名古屋などの帯Aか、東京-札幌・福岡級の帯Bのローシーズンが目安です。帯Bのレギュラー往復は2人で34,000マイル(8,500×4)なので、3万マイルでは届きません。
3人の場合
| 手持ち | 片道(3席分) | 往復(6区間) |
|---|---|---|
| 20,000 | 帯Aのロー(18,000)・レギュラー(19,500)のみ | 不可 |
| 30,000 | 帯A全シーズン(ハイ27,000)/帯B・C:ロー・レギュラー/帯D:ローのみ(28,500) | 不可(最小でも36,000で6,000不足) |
3人の往復は、3万マイルでもできません。最も安い帯Aのローで6,000×6区間=36,000マイルが必要だからです。「3人なら3万マイルで往復できそう」と思いがちですが、ここが人数が増えたときの壁です。
5人家族(想定モデル)の人数別・片道往復の必要マイル
ここからは、5人家族の想定モデル(夫婦+娘3人、中学生1人・小学生2人)で計算します。ANAの国内線特典は、小児(2歳以上12歳未満)も大人と同じマイルです。「子どもは半額」にはなりません。2歳未満で座席を使わない幼児は、大人1名につき1名まで膝上で無料(航空券は必要)ですが、この想定モデルに該当する子はいないので、全員が座席を使う5人分で数えます。
5人分の必要マイル(片道・往復)
| 帯 | 5人・片道(5区間)ロー/レギュラー/ハイ | 5人・往復(10区間)ロー/レギュラー/ハイ |
|---|---|---|
| A:0〜300 | 30,000/32,500/45,000 | 60,000/65,000/90,000 |
| B:301〜800 | 35,000/42,500/52,500 | 70,000/85,000/105,000 |
| C:801〜1,000 | 40,000/47,500/60,000 | 80,000/95,000/120,000 |
| D:1,001〜2,000 | 47,500/52,500/65,000 | 95,000/105,000/130,000 |
計算は、1人の片道マイル×5区間です。たとえば帯Aのロー片道は6,000×5=30,000、往復は6,000×10=60,000マイルです。帯Bのレギュラー往復は、8,500×10=85,000マイルになります。
3万マイルの限界は「5人・片道・帯Aのロー」
5人の片道で、3万マイルちょうどに収まるのは帯Aのローだけです。往復なら、一番安い組み合わせでも60,000マイルで、3万マイルの倍になります。東京-仙台・東京-新潟・東京-名古屋のような、新幹線で行ける距離の区間でもこの水準です。
これが、家族で特典航空券を使うときの現実です。5人分のマイルを貯める難しさは、前提として押さえておきたいところです。年齢ごとの細かいルールは子どものマイル・年齢ルールにまとめています。
5人分に足りないマイルはいくら?(不足早見表)
「手持ちがいくらあれば足りるか」ではなく、「いくら足りないか」を表にしました。数字は、5人分の必要マイルから手持ちマイルを引いた算術です。なお、ANAの国内線特典は、足りない分を現金やANA SKY コインで補うことはできません。足りない分は、マイルを増やして埋めるしかありません。
5人・片道(5区間)の不足マイル
| 帯 | 手持ち20,000:ロー/レギュラー/ハイ | 手持ち30,000:ロー/レギュラー/ハイ |
|---|---|---|
| A | 10,000/12,500/25,000 | 0(ちょうど)/2,500/15,000 |
| B | 15,000/22,500/32,500 | 5,000/12,500/22,500 |
| C | 20,000/27,500/40,000 | 10,000/17,500/30,000 |
| D | 27,500/32,500/45,000 | 17,500/22,500/35,000 |
手持ちが1万マイル・1万2千マイルの場合も、帯Aのロー片道(30,000)で見ると、不足は10,000マイルなら20,000マイル、12,000マイルなら18,000マイルです。
5人・往復(10区間)の不足マイル
| 帯 | 手持ち20,000:ロー/レギュラー/ハイ | 手持ち30,000:ロー/レギュラー/ハイ |
|---|---|---|
| A | 40,000/45,000/70,000 | 30,000/35,000/60,000 |
| B | 50,000/65,000/85,000 | 40,000/55,000/75,000 |
| C | 60,000/75,000/100,000 | 50,000/65,000/90,000 |
| D | 75,000/85,000/110,000 | 65,000/75,000/100,000 |
帯Aのロー往復で見ると、手持ち12,000マイルなら48,000マイル、10,000マイルなら50,000マイルが不足します。3万マイルあっても、5人の往復では最低30,000マイルが足りません。
足りない分の埋め方:交換ルートと現実的な分け方
足りない分は、マイルを増やして埋めます。公式で確認できた範囲で、足し方と分け方を整理します。
マイルを足すルート(確認できた4本)
| ルート | 条件 |
|---|---|
| J-POINT(旧Oki Doki)→ANAマイル | 1P=0.6マイル・2,500P以上1P単位 |
| モッピー→ANAマイル(直接交換) | 3.5P=1マイル(約28.6%)・最低1,750P→500マイル |
| Vポイント→ANAマイル | 交換にかかる日数は約2〜3日 |
| エポスポイント→ANAマイル | 1pt=0.5マイル・1,000pt以上500pt単位 |
たとえば不足が2,500マイルなら、モッピーの直接交換では2,500×3.5=8,750Pが必要、エポスなら2,500÷0.5=5,000ptが必要という計算です。ただし、これは交換の算術で、それぞれのポイントを貯める条件は別の話です。PayPayポイントをVポイントに交換した場合は、利用先限定ポイントになるためANAマイルには交換できません(Vポイント公式FAQ)。Vポイント経由の詳しい手順はVポイントをANAマイルにする方法にあります。
ポイントサイトでマイルの種をつくる
ANAのクレジットカードを持っていない家庭でも、日常の買い物や旅行の予約をポイントサイト経由にすると、ポイントが貯まります。貯めたポイントをマイルにできるかどうかは、交換先と交換率がポイントサイトごとに違うため、登録の前にそれぞれの交換先を確認してください。

5人分のマイルは、ふだんの買い物から少しずつ
普段のネットショッピングや旅行予約をポイントサイト経由にするだけで、マイルの種になるポイントが貯まります。登録は数分で、紹介特典もあります。
ハピタスのポイントをANAマイルに交換できるかは、登録前にハピタスの交換先一覧で確認してください。ハピタス未登録の方は、登録画面で紹介コード QYMTVB を入力すると紹介経由の登録になります。
ファミリーマイルは「ANAカード会員のみ」
家族のマイルをまとめる方法として「ANAカードファミリーマイル」があります。ただし、対象は日本在住のANAカード本会員(親会員)と、同居・生計同一の配偶者・同性パートナー・1親等以内の家族(最大10名)です。ANAカードの会員でない家庭では使えません。 登録後の変更・退会は1名5,000マイルがかかり、特典の交換は親会員が申し込みます。
ANAアメックス・ゴールドをポイントサイト経由で申し込むという選択肢
ANAカードファミリーマイルで家族のマイルを合算するには、親会員がANAカード本会員であることが必要です。これからANAカードを作る方は、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをポイントサイト「ハピタス」の案件ページ経由で申し込むと、条件を満たした場合にハピタスのポイント(1pt=1円相当)が付きます。ポイント数は時期により変わるため、現在のポイント数はハピタスの案件ページでご確認ください。ポイントサイト経由の申込は、公式の入会キャンペーンや紹介特典と併用できない場合があります。条件を見比べてお選びください。
※対象は初めて申し込む方です。同カードをお持ちの方、過去に同カードを申し込んだことがある方は対象外です。年会費・入会条件は公式サイトで、ポイントの条件は案件ページでご確認ください。国内線特典の予約・発券は、カードとは関係なくANA公式で行います。 ハピタス未登録の方は、登録画面で紹介コード QYMTVB を入力すると紹介経由の登録になります。
特典を使う人(特典利用者)の登録は、別の制度です。会員本人以外が使うには「特典利用者登録」が必要で、配偶者・同性パートナー・2親等以内の家族が対象、最大10名までです。範囲がファミリーマイルの1親等以内とは違うので、取り違えないでください。登録の変更・削除は1名5,000マイルです。
現実的な分け方は3つ
5人分を一度に貯めるのが難しいときの、公式情報から導ける分け方です。
- 往復を別々に予約する:ANAの国内線特典は、往復の同時予約でも、往路と復路を別々に予約しても構いません。復路が予約開始日より前だと、往復の同時予約はできません。往路だけ先に取り、復路は貯まってから取る形です。ただし座席数には限りがあるので、復路が取れない可能性は残ります
- 人数を分ける:夫婦だけ特典で、子どもは別の手段で行く方法です。運賃との比較は一次の運賃を取っていないため、この記事では書きません。1マイルの価値は1マイルは何円か(ANA・JAL比較)をご覧ください
- シーズンをローにずらす:帯Aの片道は、ローなら6,000マイル、ハイなら9,000マイルです。5人なら30,000と45,000マイルで、15,000マイル違います。2027年1月7日〜2月28日や4月1日〜4月27日はローです。逆に同年3月12日〜3月31日・4月28日〜5月10日はハイなので、春休みやGWを重ねる場合は注意してください
我が家(5人家族)の場合:想定モデルで試算すると
ここは、私の体験ではなく、想定モデル(夫婦+娘3人、中学生1人・小学生2人)の試算です。国内線特典を使った実績や、特定の路線の話は含みません。
想定モデルが「東京-仙台」のような帯Aの区間へ、2027年2月(ローシーズン)に行くとします。手持ちが3万マイルなら、片道は6,000×5=30,000マイルでちょうどです。往復は60,000マイルで、不足は30,000マイルです。
| 手持ち | 想定モデルの動き(帯A・ロー) | 不足 |
|---|---|---|
| 30,000 | 5人で片道だけ取る | 0 |
| 30,000 | 5人で往復する | 30,000 |
| 30,000 | 夫婦2人だけ往復(6,000×4=24,000) | 0(6,000余る) |
| 12,000 | 5人で片道だけ取る | 18,000 |
| 10,000 | 5人で片道だけ取る | 20,000 |
次の貯め方を考えるなら、まずは「片道の30,000マイル」を目標にするのが、数字の上では分かりやすいと思います。往路を取ったあとで、復路の30,000マイルを貯めて別に予約する形です。復路を先に押さえられない点は、先ほどのとおり注意してください。
なお、特典利用者登録は、想定モデルの5人(本人以外の4人)に必要です。登録の変更・削除は1名5,000マイルなので、登録時に名前や続柄を間違えないようにしておきたいところです。
予約と費用の注意:355日前9時・施設使用料・取消の手数料
予約開始は搭乗日の355日前・午前9時
ANAの国内線特典は、搭乗日の355日前(出発日は含みません)の午前9時(日本時間)から搭乗前日まで予約できます。予約の取り方はANA特典航空券の家族4人ガイドで触れています。なお、2歳以上12歳未満のみの予約は、ANAのウェブサイトでは取り扱いがなく、国内線予約・案内センターへの連絡が必要です。発券から1年以内に旅行を開始する決まりもあります。
国内線旅客施設使用料(PFC)は別にかかる
特典航空券でも、対象空港を含む旅程では、旅客施設使用料が別途必要です。マイルの引き落とし時にクレジットカードで払います。主な空港の金額(税込・大人/小人2〜11歳)は次のとおりです。
| 空港 | 大人 | 小人 |
|---|---|---|
| 羽田 | 580円 | 290円 |
| 成田 | 450円 | 220円 |
| 伊丹 | 340円 | 170円 |
| 関西 | 560円 | 280円 |
| 中部 | 440円 | 220円 |
| 福岡 | 110円 | 50円 |
| 那覇 | 240円 | 120円 |
| 新千歳 | 530円 | 260円 |
羽田は2026年8月31日以前の購入分は450円(小人220円)、新千歳は2026年10月24日以前の購入分は370円(小人180円)でした。この表は1空港あたりの金額です。徴収が出発空港のみかどうかは確認できていないため、5人合計の円は計算していません。また、取得できた国内線特典の公式ページに、燃油サーチャージの記載はありませんでした。
取消の手数料と変更の範囲
お客様都合で取り消す場合は、1名3,000円(クレジットカード)または3,000マイルがかかります。すべての区間が未使用の場合のみ払い戻せ、マイルは元の有効期限のグループに戻ります。払い戻しの時点で期限が切れているマイルは戻りません。変更は、ANAのウェブサイトの予約詳細から、同じ区間の日付や便の変更に限り可能です。搭乗者や区間の変更、逆区間への変更はできません。取消の詳細は子連れの特典航空券の取消でまとめています。
よくある質問
Q. 1万マイルで往復できますか?
できません。1人の往復でも、最も安い帯Aのローで12,000マイルが必要です。片道なら、ローシーズンで帯Dまで、レギュラーシーズンで帯Cまで届きます。
Q. 子どもは半額(少ないマイル)で乗れますか?
2歳以上12歳未満の小児も、大人と同じマイルです。2歳未満で座席を使わない幼児は、大人1名につき1名まで膝上で無料(航空券は必要)です。座席を使う幼児は、大人と同じマイルになります。年齢は第一区間の搭乗日で判定します。
Q. 足りないマイルを現金で補えますか?
補えません。ANAの国内線特典は、不足分を現金やANA SKY コインで補う仕組みがありません。マイルを交換などで増やしてください。
Q. 乗り継ぎ(2区間)の旅程はいくらですか?
2026年5月19日搭乗分から乗り継ぎ旅程が新設されましたが、必要マイルの早見表は取得できていないため、未確認です。この記事は、直行の1区間と、その往復の2区間に限っています。なお、この記事は国内線特典のシーズンです。国際線特典のシーズンは別なので、取り違えないよう国際線特典のシーズンカレンダーで確認してください。
Q. 路線は必ず飛んでいますか?
区間マイルの上で帯に当てはめた目安のため、就航や便数は時刻表で確認してください。座席数にも限りがあるので、「必ず取れる」とは言えません。
まとめ
1万マイルは、1人の片道ならローで帯D、レギュラーで帯Cまで届きますが(ハイは帯Aのみ)、往復はできません。5人の往復は、帯Aのローでも60,000マイルです。3万マイルでは、5人の片道で帯Aのローがちょうど足りるところまででした。
次の一歩は、「何人で、片道か往復か、どの季節か」を決めて、上の不足早見表で足りない数字を確認することです。そのうえで、必要マイルの最終確認は、ANA公式の予約画面で行ってください。ほかの逆引き表は、ANAマイル早見表(国際線・国内線)を併せてどうぞ。
良いマイルライフを!