
家族で南の島へ行きたい。沖縄で十分なのか、思い切ってハワイにするのか、調べるほど「結局、何倍違うの?」が分からなくなっていませんか?現金の旅費を比べた記事は3〜4人の試算ばかりで、マイルで行く場合の差は見えにくいですよね。さらに、ハワイは「マイルで行っても燃油だけで数十万円」と聞いて、計算の手が止まってしまう方も多いはずです。
この記事は宿泊記ではなく、2026年11月2日時点の公式サイトの情報を、5人家族の目線で整理したものです。
【結論】
- ANAの羽田発着・往復・エコノミーの必要マイルは、沖縄が3人48,000〜72,000/4人64,000〜96,000/5人80,000〜120,000マイル、ハワイが3人105,000〜195,000/4人140,000〜260,000/5人175,000〜325,000マイル(L〜Hの3区分・2026年11月2日時点の公式チャートから計算)。ハワイは沖縄の約2.1〜2.7倍です
- マイルでは消えない現金も大きく違います。ハワイは5人往復の燃油だけで385,000円(2026年11〜12月のANA購入分)にESTAなどが加わります。沖縄の国内線は現時点で燃油がありません(2027年4月以降は未発表で、JALは導入を検討と公表)
- 倍率が縮むのは年末年始と春休みです。逆に12月19〜23日の出発は、ハワイがH、沖縄がLで約4倍に開きます
- ホテルの必要ポイントは公式の予約画面でしか分からず、沖縄とハワイの差は断定できません。決め手は「5名の部屋があるか」、つまり室数です
この記事は、沖縄とハワイそれぞれの深掘りへ進む「分かれ道」の位置づけです。先に、2つの行き先の詳しい記事を置いておきます。
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目次
詳しく:沖縄とハワイの差は「必要マイル2.1〜2.7倍」と「燃油などの現金」の2つ
沖縄とハワイの差を、数字で出せる範囲に絞ると、軸は2つです。1つ目が、特典航空券に必要なマイルの差。2つ目が、マイルを使っても残る現金(燃油・ESTAなど)の差です。この2つは、航空会社の公式ページから計算できます。
必要マイルの根拠は、ANAの国内線・国際線の特典航空券の必要マイル表です(いずれも2026年11月2日に確認)。東京→沖縄は、ANAの区間表で「801〜1,000マイル区間」に分類されます。片道の必要マイルは、L 8,000/R 9,500/H 12,000で、往復は往路と復路の合算です。日本⇔ハワイのエコノミーは、往復でL 35,000/R 40,000/H 65,000です。
ANA公式の国内線表のページ更新日は2025年5月20日で、国際線表は更新日の明記がありません。公開日以降に改定がないか、予約前に公式ページで見直してください。
ここで1つ、家族旅行で効く事実があります。子どもも、必要マイルは大人と同じです。国際線・国内線とも、2歳以上12歳未満の小児は大人と同じ必要マイルで、中学生(12歳以上)は大人と同数です。座席を使う5人分が、そのまま5人分のマイルになります。
下の表は、羽田発着・往復・エコノミーの必要マイルです。「想定モデル」として、全員が座席を使い、子どもも大人と同マイルで計算しています。
| 3人 | 4人 | 5人 | |
|---|---|---|---|
| 沖縄 ANA L(1人16,000) | 48,000 | 64,000 | 80,000 |
| 沖縄 ANA R(1人19,000) | 57,000 | 76,000 | 95,000 |
| 沖縄 ANA H(1人24,000) | 72,000 | 96,000 | 120,000 |
| 沖縄 JAL 基本マイル(1人19,000) | 57,000 | 76,000 | 95,000 |
| ハワイ ANA L(1人35,000) | 105,000 | 140,000 | 175,000 |
| ハワイ ANA R(1人40,000) | 120,000 | 160,000 | 200,000 |
| ハワイ ANA H(1人65,000) | 195,000 | 260,000 | 325,000 |
| ハワイ JAL 基本マイル(1人40,000) | 120,000 | 160,000 | 200,000 |
倍率は、5人の数字で計算するとL 2.19倍(175,000÷80,000)、R 2.11倍(200,000÷95,000)、H 2.71倍(325,000÷120,000)です。JALの基本マイル同士でも200,000÷95,000で約2.11倍になります。
JALの数字には注意が1つあります。表は「基本マイルで席が取れた場合」の数字です。JALの国内線(羽田⇔那覇)は、普通席の基本マイルが片道9,500とみられますが、ページ上は数値と席クラスの対応が明示されていないため、ここでは「基本マイルの最小値」と考えてください。国際線のホノルルは、基本マイルが片道20,000です。席が取れない日はPLUSで上振れし、片道の最大が国内線で49,000、ホノルルで137,000となります。137,000は片道の区分なので、往復や5人に掛け算して断定しないでください。
表の見方を少しだけ補足します。沖縄は、LとHの差が1人往復で8,000マイル(16,000と24,000)に収まります。一方ハワイは、LとHで1人往復30,000マイルも開きます。「いつ行くか」の影響は、ハワイのほうが大きいわけです。
残高から「何人分あるか」を知りたい方は、旅行先別・5人分の必要マイル早見表で逆引きできます。1人分のチャートを見たい場合は、ANA特典航空券のマイル数一覧とJAL特典航空券のマイル数一覧が使えます。
マイルでは消えない現金:ハワイは燃油とESTA、沖縄は2027年2月から宿泊税
マイルで航空券を取っても、現金がゼロになるわけではありません。ここが、沖縄とハワイの本当の差になります。
燃油サーチャージ:ハワイは5人往復で385,000円
ANAの公式ページによると、日本発ハワイ行きの燃油サーチャージは、2026年11月1日〜12月31日のご購入分で片道38,500円です(2026年10月30日更新・2026年11月2日確認)。JALも、11〜12月の発券分で片道38,500円です。特典航空券でも同額がかかります。2027年1月以降の額は、2026年11月2日時点で未発表です。
計算式はシンプルです。38,500円×2区間×人数で、3人231,000円、4人308,000円、5人385,000円になります。5人家族だと、20万マイルを使っても、燃油だけで38万円台が現金で出ていく計算です。
一方、沖縄(国内線)には、現時点で燃油サーチャージが導入されていません。ただし、JALは国内線への燃油サーチャージを2027年4月から導入する方向で検討していると、公式に発表しています。金額・特典航空券への適用・基準日はいずれも未発表です。ANAは、導入を検討しているとの報道が出ている段階です。「沖縄の燃油は永久に0円」とも「2027年4月から必ずかかる」とも言えない、というのが現状です。詳しくは、国内線の燃油サーチャージの現状にまとめています。ハワイ側の燃油の推移は、11〜12月の燃油の記事が参考になります。
ESTA・パスポート:ハワイ側だけの追加費用
ハワイ(米国)へは、ESTA(電子渡航認証)の申請が必要です。申請料は約40ドル(2026年11月時点)です。二次情報では、2026年10月16日から40.62ドルに改定されたとの報道があります(官報原文・公式FAQの本文は未取得)。申請前に、公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)で最新の金額を確認してください。
パスポートを持っていない家族は、手数料も別にかかります。報道によると、2026年7月1日以降の申請は、オンラインで18歳以上の10年用が8,900円、18歳未満の5年用が4,400円です(外務省ページの本文は未取得)。子どもの申請の流れは、子どものパスポートの記事にまとめています。
ハワイのリゾートフィー・沖縄の宿泊税
ハワイのホテルには、リゾートフィー(施設利用料)がかかる施設が多く、報告されている額は1室1泊50〜65ドル程度です(公式ホテルページで確認できていないため、確定額としては扱いません)。ポイントで泊まる場合も、扱いはチェーンごとに違います。マリオットは、無料宿泊特典でもリゾートフィーが会員負担です(会員規約)。ヒルトンは、全額ポイントの宿泊なら免除と公式Termsにあります。詳しくは、ハワイのリゾートフィーの記事で整理しています。
沖縄では、2027年2月1日から沖縄県の宿泊税が始まります。県の公式ページによると、県のみが課税する場合は宿泊料金の2%(上限2,000円)、県と市町村が併課する場合は県0.8%(上限800円)+市町村1.2%(上限1,200円)です。例えば、1人1泊の宿泊料金が15,000円と仮定すると、300円×5人×4泊で6,000円です。2027年2月以降の沖縄は「税ゼロ」ではありません。ただし、ハワイの宿泊関連の税率(州の税は2026年1月に11%へ上がったと報じられています・二次情報)と比べると、沖縄の税率はかなり低い水準です。
ハワイ側だけの追加現金を足してみる
次の表は、「ハワイ側にだけかかる現金」を人数別に並べた想定モデルです。為替は1ドル150円の仮置き、リゾートフィーは報告値の50〜65ドル/室/泊、4泊で計算しています。3人・4人は1室、5人は2室を想定しました。
| 3人 | 4人 | 5人 | |
|---|---|---|---|
| 燃油(38,500円×2区間×人数) | 231,000円 | 308,000円 | 385,000円 |
| ESTA(40.62ドル×人数・仮置き) | 約18,300円 | 約24,400円 | 約30,500円 |
| リゾートフィー(4泊・税別) | 約30,000〜39,000円 | 約30,000〜39,000円 | 約60,000〜78,000円(2室) |
| 沖縄の国内線燃油 | 現時点なし | 現時点なし | 現時点なし |
5人・ANAのRで、リゾートフィーが2室分かかるとすると、ハワイ側だけの追加現金は約475,500〜493,500円です(燃油385,000円+ESTA約30,500円+リゾートフィー約60,000〜78,000円)。これは確定額ではなく、食費・現地交通・宿泊税を除いた想定モデルの数字です。
時期で倍率が変わる:年末年始・春休みは縮み、12月19〜23日は開く
必要マイルの倍率は、一年中同じではありません。ANAの公式のシーズン表(2026年11月2日確認)から、出発日ごとに計算した結果が下の表です。ここでは出発日基準に単純化しています。
| 出発日 | 沖縄(国内) | ハワイ(国際) | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 11/1〜11/30 | R 95,000 | R 200,000 | 2.11 |
| 12/1〜12/18 | L 80,000 | R 200,000 | 2.50 |
| 12/19〜12/23 | L 80,000 | H 325,000 | 4.06 |
| 12/24〜12/31 | H 120,000 | H 325,000 | 2.71 |
| 1/1〜1/3 | H 120,000 | H 325,000 | 2.71 |
| 1/4〜1/5 | H 120,000 | R 200,000 | 1.67 |
| 1/6 | H 120,000 | L 175,000 | 1.46 |
| 1/7〜2/28 | L 80,000 | L 175,000 | 2.19 |
| 3/1〜3/11 | R 95,000 | R 200,000 | 2.11 |
| 3/12〜3/31 | H 120,000 | R 200,000 | 1.67 |
(5人往復・ANA・2026年11月〜2027年3月・数字は必要マイル)
表から読めることは3つです。
- 年末年始の入口(1月4〜6日)と春休み(3月12〜31日)は、沖縄がH、ハワイがR・Lになる日があり、倍率が1.5〜1.7倍まで縮みます
- 12月19〜23日は、沖縄がLなのにハワイがHで、4倍を超えます。この時期に「沖縄より少し多いだけ」と思ってハワイを狙うと、必要マイルの見積もりが大きく外れます
- 1月7日〜2月末は、どちらもLで、倍率は約2.2倍です。マイルを最も安く使いやすい時期ですが、沖縄の宿泊税が2027年2月1日から始まる点は頭に入れておいてください
往復でシーズンをまたぐ場合の計算は、国内線と国際線で違います。国内線は、往路と復路の必要マイルを合算します。国際線(ハワイ)は、各区間の必要マイルを半分ずつにして合算します(公式の例では、L 40,000とR 50,000で45,000)。なお、2027年4月以降の国内線シーズンは、今回は未確認です。
予約開始日は、ANAが搭乗日の355日前の午前9時(日本時間)、JALが360日前の午前0時です。ANAの年間シーズンの見方は、2027年のシーズンカレンダーに整理しています。希望日に空席が出ないときの考え方は、空席待ちの記事が参考になります。
損益分岐:現金運賃がいくらなら、マイルを使うほうが得?
マイルで取るか、現金で買うかを分けるのは、「そのマイルを、自分はいくらで調達したか」です。式は次の1本です。
マイルが勝つ現金運賃(5人往復)=自己負担の現金(燃油など)+必要マイル×調達単価(円/マイル)
ANAのRで、5人往復のしきい値を計算しました。調達単価は人によって違うので、1円・1.5円・2円の3パターンです。
| 調達単価 | 沖縄(95,000マイル・燃油なし) | ハワイ(200,000マイル+燃油385,000円) |
|---|---|---|
| 1円/マイル | 5人95,000円(1人19,000円)以上 | 5人585,000円(1人117,000円)以上 |
| 1.5円/マイル | 5人142,500円(1人28,500円)以上 | 5人685,000円(1人137,000円)以上 |
| 2円/マイル | 5人190,000円(1人38,000円)以上 | 5人785,000円(1人157,000円)以上 |
読み方は、「同じ日程の現金運賃が、しきい値を上回ればマイルが得」です。例えば、調達単価1.5円なら、沖縄は5人の現金運賃が142,500円以上、つまり1人28,500円以上でマイルのほうが有利になります。
ここで参考になるのが、夏休みの沖縄の現金運賃の検索例です。マイナビニュースの記事(2026年7月22日掲載)では、東京発・往復・1人あたり7万〜13万円とされています(2026年8月4日出発・12〜16時台の便で検索した例で、二次情報)。この例なら、1人28,500円のしきい値を大きく上回ります。夏休みの沖縄は、マイルの価値が出やすいと言えます。
ハワイは、同じ日程の現金運賃を検索画面に入れ直して、しきい値と比べるのが確実です。なお、ESTA・パスポート・リゾートフィー・宿泊税は、現金で航空券を買ったときも発生するので、この式には入れていません。「いくら以上なら得」とは、人によって違うので断定できません。式の考え方は、ハワイ5人分の特典航空券の計算書で詳しく解説しています。
ホテルは「差」より「何室か」:5名の部屋があるかで必要ポイントが変わる
ホテルのポイント宿泊は、沖縄とハワイのどちらが有利でしょうか?結論から言うと、公式で確認できた範囲では、断定できません。
必要ポイントは公式の予約画面でしか分からない
沖縄もハワイも、ホテルの必要ポイントは日付で変わる変動制です。公式の予約画面で実測できた施設は、今回はありませんでした。二次情報のレンジとしては、次のような報告があります(いずれも公式値ではなく、日付つきの目安です)。
| 施設 | 二次情報の目安 | 出どころ |
|---|---|---|
| ルネッサンス沖縄リゾート | 52,000〜80,000P | haruwari(2026年3月) |
| シェラトン沖縄サンマリーナリゾート | 52,000〜80,000P | 二次情報(2026年10月の自社調査時点) |
| ヒルトン沖縄瀬底 | 60,000〜100,000P前後 | 二次情報(2025年12月時点) |
| シェラトン・ワイキキ | 60,000〜100,000P前後 | 第三者の報告(URLなし・レンジのみ) |
レンジは重なっていて、「沖縄が安い」「ハワイが高い」とは言えません。ワイキキのハイアット リージェンシーは、カテゴリー5(15,000〜35,000P)との報道が多い一方、カテゴリー6とする報告もあり、割れています。
マリオットの無料宿泊特典には、トップオフで最大25,000Pを足せます。マリオットボンヴォイ アメックス・プレミアムの特典(2025年8月改定後で最大75,000P相当・取得には年間400万円以上のカード利用が条件)なら、条件達成時で合計100,000P相当まで届きます。ただし、1回の予約で1室で、現金との併用はできません。
差が出るのは室数
ポイントに差が出にくいなら、差が出るのは室数です。5名の部屋があれば1室、なければ2室になり、2室ならポイントもリゾートフィーなどの付帯現金もほぼ倍です。
| 人数 | 沖縄 | ハワイ(ワイキキ) |
|---|---|---|
| 3人 | 多くは1室 | 多くは1室 |
| 4人 | 1室のホテルと2室のホテルがある(定員3名の施設は2室) | 標準は最大4名との掲載が多く、1室が目安(各ホテルで確認) |
| 5人 | 5名の部屋がある施設は1室、ない施設は2室 | 5名の部屋があるのはシェラトン・ワイキキなど。ハイアットは未確認 |
沖縄では、公式で定員5名の客室を確認できたのは6施設です。ヒルトン沖縄瀬底に1タイプ、ヒルトン沖縄北谷に3タイプ、ハイアット瀬良垣ビーチハウス(検索抜粋とOTAの情報)、ルネッサンス沖縄リゾート、シェラトン沖縄サンマリーナリゾート、ANAインターコンチネンタル石垣のバンクルームです。万座とヒルトン沖縄宮古島は、5名の部屋がなく2室前提です。詳細は、沖縄の5名定員の部屋を整理した記事に任せます。
ワイキキでは、シェラトン・ワイキキの公式客室ページで、City View Family Room(最大5名)やLarge Luxury Ocean(5名就寝)が確認できます。詳しくは、シェラトン・ワイキキの記事にまとめています。
5名の部屋に、ポイント宿泊の枠が出るかは、公式では未確認です。二次情報では、定員3名までの部屋に枠が出るとの話もありますが、断定できません。予約画面で、人数を5人にして検索する手順で確かめてください。沖縄のポイントの貯め方やホテル比較は、沖縄のマイル&ホテルポイント完全ガイド、マリオットとヒルトンの比べ方は沖縄 マリオット vs ヒルトンが参考になります。ハワイ側のホテルは、ハワイのマイル&ホテルポイント完全ガイドから辿れます。
足りない・取れないとき:現金で並べて比べる
マイルが足りない、希望日に空席がない。そんなときは、現金のプランを同じ日程で並べて比べるのが近道です。手順は3つです。
- 沖縄とハワイの現金運賃を、同じ日程・同じ人数で検索する
- 航空券+ホテルのセットプランと、個別手配の合計を並べる
- 前の章のしきい値と見比べ、現金のほうが安い日は現金にする
ここで注意があります。旅行会社や予約サイトを経由してホテルを予約すると、ホテルのポイント加算や宿泊実績の対象外になる場合があります。ポイントや宿泊実績を貯めたいなら、ホテル公式サイトでの予約が基本です。ここでの比較は、あくまで「ポイントを使わない現金プランの総額を知るため」と割り切ってください。
それでも決まらないときの手として、人数を分けて取る、時期をLにずらす、沖縄に切り替える、といった選択肢があります。
沖縄とハワイの現金プランを、同じ日程で見比べる
沖縄はJTBの国内宿泊、ハワイはExpediaで、ホテルや航空券込みのプランを同じ日程で並べられます。なお、旅行会社・予約サイト経由の予約は、ホテルのポイント加算や会員特典の対象外になる場合があります。ポイントや宿泊実績を重視するなら、ホテル公式の予約が確実です。
判断フロー:どちらにするか4ステップ
ここまでの数字を、4つのステップにまとめます。上から順に当てはめれば、沖縄かハワイかが絞れます。なお、この章の分岐は、公式値を並べた私の推論であり、公式が示す基準ではありません。
ステップ1 残高で何人分あるか
↓ 沖縄の必要マイル(5人80,000〜120,000)に届く?
↓ ハワイの必要マイル(5人175,000〜325,000)に届く?
ステップ2 希望の時期の倍率を見る(年末年始・春休みは縮む/12/19〜23は開く)
↓
ステップ3 マイルで消えない現金の天井を見る
ハワイ=燃油+ESTA+リゾートフィー(5人・想定モデルで約475,500〜493,500円)
沖縄=2027年2月以降の宿泊税(小さい)
↓
ステップ4 5名の部屋があるか(なければ2室=ポイントも現金もほぼ倍)
結果の分かれ方は、おおむね3通りです。
- ハワイが成立する:マイル残高が足りて、現金の天井も許容でき、希望の日に空席があるケース
- 沖縄(または石垣・宮古島)に切り替える:ハワイの燃油が重いとき。石垣は石垣島のマイル旅の記事、宮古島は宮古島のマイル&ホテルポイントの記事が参考になります
- 時期をずらす:12月19〜23日のようにハワイだけHに跳ね上がる日は避け、1月7日以降のLに寄せる
マイルを使う前に、JALのPLUSの考え方も押さえておくと安心です。JAL「PLUS」特典航空券の記事で、必要マイルが上振れする仕組みを整理しています。ポイントと現金を比べる考え方は、ホテルのポイントと現金の損益分岐の記事も使えます。
想定として当てはめると:5人家族の場合
ここで、私たち5人家族(私・妻・娘3人。中学生1人・小学生2人)の場合を、「想定として当てはめる」形で考えてみます。体験談ではなく、公式情報での試算です。
まず、4人想定で結論を出します。4人なら、沖縄は64,000〜96,000マイル、ハワイは140,000〜260,000マイルです。ここまでは、1室で収まるホテルがあれば、ポイント宿泊も1室分で済みます。
5人になると、2つのことが同時に変わります。必要マイルが1人分(沖縄16,000〜24,000、ハワイ35,000〜65,000)増えることと、5名の部屋がなければ2室になることです。2室になると、ポイントもリゾートフィーなどの付帯現金も、ほぼ倍になります。
ですから、5人の場合は、「マイルの総量」よりも「5名の部屋があるホテルを先に探す」ほうが、計画が早く進みます。ハワイなら、シェラトン・ワイキキのように公式で5名の部屋が確認できるホテル。沖縄なら、公式で定員5名を確認できた6施設です。
この順番で組み立てれば、「ハワイは憧れだが総額が怖い」という状態から、数字で判断できる状態に変わります。
よくある質問
Q. 子どもも同じ必要マイルですか?
A. 国際線・国内線とも、2歳以上12歳未満の小児は大人と同じ必要マイルです。中学生は12歳以上のため、大人と同数です。座席を使わない幼児のみ、国際線で10%の扱いがあります。
Q. 沖縄の国内線にも燃油はかかりますか?
A. 2026年11月2日時点で、国内線に燃油サーチャージは導入されていません。ただし、JALは2027年4月からの導入を検討していると公式に発表しています。金額や特典航空券への適用は未発表です。
Q. ESTAはいくらですか?
A. 約40ドル(2026年11月時点)です。二次情報では2026年10月16日から40.62ドルとの報道があります。申請前に、公式サイトで最新額を確認してください。
Q. どちらの予約開始が早いですか?
A. 国内線・国際線とも、JALが搭乗日の360日前の午前0時、ANAが355日前の午前9時(日本時間)です。JALのほうが5日早く始まります。
Q. ホテルポイントは、どちらが有利ですか?
A. 公式では断定できません。沖縄とハワイで必要ポイントの二次情報のレンジは重なっています。差が出るのは、5名の部屋があるか(室数)と、リゾートフィーなどの付帯現金です。
まとめ:まず「時期」と「室数」から決める
沖縄とハワイの差は、必要マイルの約2.1〜2.7倍と、マイルで消えない現金の2つです。ここまでの数字を踏まえて、次の行動を3つに絞ります。
- 行きたい時期を決め、時期別の表で倍率を確認する
- 同じ日程の現金運賃を検索し、しきい値と見比べる
- 5名の部屋があるホテルを、公式サイトの客室ページで確認する
マイルの残高から旅行先を絞りたいなら、旅行先別・5人分の必要マイル早見表を先にどうぞ。この記事の数字は、2026年11月2日時点の公式情報にもとづく計算です。燃油・ESTA・ホテルの必要ポイントなどは変わるので、予約前に必ず公式で再確認してください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!