
夏休みや年末年始の特典航空券を探したら、希望日はどこも満席。「キャンセル待ちを入れておけば、そのうち回ってくるのでは?」と、夜な夜な検索していませんか?
ところが、いざ調べてみると、ブログごとに言っていることが違います。「ANAは空席待ちができる」と書く記事もあれば、「国内線は空席待ち不可」と書く記事もある。5人分の席が、そもそも一度に空くものなのか。モヤっとしますよね。
実はこれ、航空会社(ANA・JAL)と路線(国内線・国際線)の組み合わせで、答えが真逆になるのが原因です。この記事では、2026年10月18日時点の公式情報をもとに、「どこなら待てるのか」「申込から発券までの流れ」「マイルがいつ引かれるか」を整理しました。そのうえで、5人家族が1件にまとめて待つか、1人ずつ・分割で待つかの判断フローまで、想定モデルで組み立てています。
【結論】
- キャンセル待ちできるのは、実質「ANA国際線」(Webで申込・1区間1便・第一区間出発の14日前まで)と「JALファースト」だけ
- 国内線の特典は、両社とも「待つ」前提で組まない(ANAはダイヤモンド会員のみ専用デスクへの電話で可)。日程をずらして、空席のある便を取りにいく
- JALの国際線(ファースト以外)は、待つのではなく「特典航空券PLUS」で追加マイルを払って確保することを検討する
- ANA国際線で5人分をまとめて待つか1人ずつ待つかは、公式に明記がなく、実践者の見解も割れています
目次
【結論】キャンセル待ちできるのは、実質「ANA国際線」と「JALファースト」だけ

結論から言うと、待てる場所はかなり限られています。
| ANA | JAL | |
|---|---|---|
| 国内線 | 一般会員は空席待ちなし(ダイヤモンド会員のみ、専用デスクへの電話で可) | キャンセル待ちできない(空席のある便を探し直す) |
| 国際線 | 空席待ちあり(Webで申込・1区間1便・第一区間出発の14日前まで) | ファーストクラスのみキャンセル待ちあり。エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスは「特典航空券PLUS」で追加マイルを払って確保 |
(ANA・JAL公式の案内にもとづく整理、2026年10月18日時点)
5人家族の行動指針は、次の3行です。
- 国内線の特典は、両社とも「待つ」前提で組まない。日程をずらして、空席のある便を取りにいく
- JALの国際線(ファースト以外)は、待つのではなく「PLUSで確保」を検討する
- 待てるのはANA国際線(ほかにJALのファースト)。ただし、5人分をまとめて待つか1人ずつ待つかは、ANA公式に明記がありません。ここが本記事の山場です
ここだけは注意してください。ANA国際線の「5人一括 or 1人ずつ」について、私が確認できた範囲では公式の説明がなく、実践者の見解も割れています。「こうすれば取れる」と断定している記事は、鵜呑みにしないほうが安全です。この点は後半で詳しく整理します。
特典航空券そのものの取り方(ANAの全体像)はANAマイルで家族の特典航空券を取る総合ガイド、JAL側はJAL特典航空券を家族分取るコツにまとめています。
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全体の流れ|待てるか判定してから、手を打つ
おおまかな流れは、こうです。
- 行き先が「国内線」か「国際線」かを確認する
- 上の早見表で、待てる制度があるか判定する(なければ、日程をずらして再検索)
- 待てる場合は、Webから申し込む(ANA国際線は会員ログイン後、JALファーストはWebか電話)
- 席が確保できたら、メールで連絡が来る
- 発券して、はじめてマイルが引かれる(ANA国際線の場合。JALファーストは全区間の座席が確保された時点。後述)
ANA国際線の空席待ち|申込から発券までの流れと期限
ANAで「特典航空券の空席待ち」ができるのは、国際線です。ここは仕組みが決まっているので、先に押さえておきます。
申込方法と、預かる便の数
ANAの国際線特典航空券は、新規予約・申込のページ(会員ログイン後)から空席待ちを入れます。空港では申込できません。
| 項目 | 内容(ANA公式・2026年10月18日時点) |
|---|---|
| 申込方法 | Webで会員ログイン後に申込(空港では不可) |
| 預かる便の数 | 片道につき1便のみ |
| 注意 | すでに座席が確保されている便や、別の空席待ちを預かっている便があると、同じ区間では申込不可。便の混雑状況によっては、空席待ち自体を受け付けないこともある |
| 預かり期限 | 第一区間出発の14日前まで |
| 期限までに用意できなかった場合 | ANAからの連絡はなく、自動で取り消し |
| 席が用意できた場合 | 登録のメールアドレスに連絡。別途案内される発券期限までに発券 |
| マイルが引かれる時点 | 発券と同時(ANAの特典航空券の案内による。空席待ちの申込時点で引かれる旨の記載はありません) |
ここで1つ、落とし穴があります。「同じ区間で、すでに確保済みの便があると、空席待ちが入れられない」という点です。たとえば「とりあえず別の日で押さえておいて、希望日はキャンセル待ち」という作戦は、同じ区間ではできません。日程選びが、そのまま勝負になります。
発券期限・マイル・往復の注意
- 発券期限の日数は、公式ページでも「別途お知らせ」とされていて、日数の記載がありません。この記事でも日数は断定しません。通知メールを見逃さないようにしてください(期限までに発券しないと、予約は取り消されます)
- 必要マイルと税金は発券時に再計算されます。空席待ちのときに表示された金額から変わる可能性があり、適用されるのは発券時の表示額です
- 空席待ちの最中にマイルの有効期限が切れて、発券時に不足すると発券できません。期限切れのマイルは返却されないとされています。家族分のマイルが、待つ期間中に失効しないかを先に確認しておきます
- 発券時点の利用条件が適用されるため、条件が改定されると、席が用意できても発券できない場合があります
- 往復で片方だけ確保できても、その区間だけ片道として発券することはできません。往復の旅程がそろって、はじめて発券できます
なお、国際線特典航空券の予約開始は、搭乗日の355日前(出発日を含まず)の午前9時(日本時間)です。往復は復路の搭乗日が基準になります。待つ前に、まずは開始日時に家族分を取りにいくのが基本です。
ANA国内線の特典は空席待ちなし|「空港の空席待ち」と混同しない
次に国内線です。ANA公式の案内では、国内線の特典航空券は、一般の会員には空席待ちも、予約なしで発券するオープン発券もできません。Webからの申込のみで、空港では申込できません。特典に使える座席数には限りがあり、便によっては予約設定のないものもあります。
例外として、ANAの優先予約の案内には、ダイヤモンド会員のみ、国内線特典の空席待ちを専用デスクへの電話で申し込める旨の記載があります。対象は会員本人と、特典利用登録をした同行者で、ブロンズ・プラチナ・スーパーフライヤーズ会員は対象外です。片道1区間ずつの申込で、出発の2週間前までです。特典の座席数に限りがあり、便によっては対象外になる点も一般会員と同じです。
もう1つ、よく混ざるのが「空港空席待ち」「インターネット空席待ち」です。これは、有償航空券やアップグレード特典で使われる別の制度で、特典航空券そのものの空席待ちとは違います。国内線のアップグレード特典の話は、ANA国内線アップグレードをマイルで使う方法をご覧ください。
取れなかった国内線の特典は、日程をずらして再検索するのが基本です。年末年始や春休みの組み立て方は、年末年始の国内線特典と春休みの家族特典も参考になります。
JAL国際線|キャンセル待ちはファーストだけ。ほかは「PLUS」で待たずに確保
JALは、ANAと逆の発想です。JAL公式の国際線特典航空券のページでは、キャンセル待ちができるのはファーストクラス利用時のみで、エコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスにはキャンセル待ちがありません。
ファーストのキャンセル待ちのルール
| 項目 | 内容(JAL公式・2026年10月18日時点) |
|---|---|
| 申込期限 | 第一区間出発の8日前まで(出発7日以内はキャンセル待ち不可。なお、予約全般のWeb申込は出発48時間前・電話は24時間前までで、電話は航空券取扱手数料がかかります) |
| 預かる数 | 1旅程につき片道1便まで。確保済みの便があると申込不可 |
| 人数 | 指定した人数分の空席がなければ全員がキャンセル待ち。人数分以上の空席が出たときだけ手配(一部だけの確保はされない) |
| 往復 | 片道だけ確保できても、片道のみの発券は不可 |
| 変更 | 不可(取り消して、再申込) |
| 発券 | 申込会員本人のみ |
| 確保時の連絡 | お知らせメール(別途の電話連絡はなし) |
| マイル引き落とし | 一般の予約は予約完了時点だが、キャンセル待ちは全区間の座席が確保された時点 |
預かり期限は、申込の時期で変わります。
| 申込の時期(第一区間の出発日基準) | 預かり期限 |
|---|---|
| 360日前〜90日前 | 出発82日前 |
| 89日前〜8日前 | 予約後7日間、または出発8日前のいずれか早いほう |
| 7日以内 | キャンセル待ち不可 |
期限までに確保・発券できなければ、予約は取り消されます。
(発券は申込会員本人のみ・確保時はお知らせメール・マイルは全区間の座席確保時に引き落とし、という点は、JAL公式FAQの案内にもとづく整理です。申込前にJALの最新案内でご確認ください)
ここで大事なのが人数の扱いです。JALは公式に、「指定した人数分の空席がなければ全員が待ちになる」と明記しています。家族5人でファーストを狙うなら、5席そろうまでは1席も確保されない、という前提で考えることになります。
エコノミー〜ビジネスは「特典航空券PLUS」が代わりの手
ファースト以外では、基本マイルの席に空きがないとき、追加マイルを払って予約できる「特典航空券PLUS」があります(ファーストは対象外)。必要な追加マイルは残席の予測に応じて変動し、満席の便など手配できない場合もあります。具体的な追加マイル数は、公式の空席照会で都度確認してください。
つまり、JALの国際線は「待って運に任せる」のではなく、「追加マイルを払って、確保する」という考え方です。5人分となると追加マイルも5倍になるので、家族の人数ぶんの試算が必須です。
JALの国内線も「待てない」
JAL公式のFAQでは、国内線の特典航空券はキャンセル待ちができません。「空席のある便でご予約ください」という案内で、満席の便でも空席が出ることがあるので、Webで都度確認する形になります。有償運賃のキャンセル待ち(一部運賃)とは、別の制度です。国内線にも、基本マイルの席が空いていないときに追加マイルで予約できる「国内線特典PLUS」があります。
上級会員の優先は効く?|ANAとJALで効く範囲が違う
上級会員は、キャンセル待ちで優先されることがあります。ただし、効く範囲がまったく違います。
| 優先が効く範囲 | 備考 | |
|---|---|---|
| ANA | 国際線・国内線の特典の空席待ち(ダイヤモンド・プラチナ・スーパーフライヤーズ会員。ブロンズは記載が分かれるため公式で確認)/国内線特典の空席待ち専用枠はダイヤモンドのみ | 会員本人が自分のマイルで搭乗する場合、同一予約番号の同行者の空席待ちも優先との記載あり。スーパーフライヤーズ会員は登録のある家族会員も対象。国際線の優先空席待ちは、プレミアムメンバー専用デスク経由 |
| JAL | ファーストのキャンセル待ちだけ | 対象は、JMB FLY ONステイタス会員(JMBダイヤモンド/JGCプレミア/JMBサファイア/JMBクリスタル)とJALグローバルクラブ会員 |
(ANAの優先の記載は、公式「優先予約」ページを2026年10月18日に確認した内容です。対象会員や窓口は変わることがあるので、申込前に最新の案内をご確認ください。JALの「JGCプレミア」は、2027年1月1日搭乗分から「JMBプレミア」に改称されます)
ステイタス間の細かい序列は、ANA公式に明記されていません。ブログでは「後から申し込んだ上級会員が、先に申し込んだ一般会員より優先されることがある」と書かれていますが、これは二次情報です。
5人家族の目線では、「会員本人が自分のマイルで搭乗し、同一予約番号の同行者も優先される」という公式記載がある範囲だけを頼りにするのが堅実です。同行者のマイルで取る分まで優先されるかは、記載がありません。そこから先の効き方は、わかっていません。ステイタスの取り方そのものは、SFCとJGCを家族目線で比べた記事にまとめています。
【本題】5人家族はまとめて待つ?1人ずつ?分ける?判断フロー
ここからが、いちばん知りたいところだと思います。
まず、公式でわかっていること・いないこと
| 内容 | |
|---|---|
| 公式で決まっている(JAL) | 指定人数分の空席がなければ、全員が待ち。一部だけの確保はされない |
| 公式に明記がない(ANA) | 5席一括で申し込むと「5席そろうまで確保されない」のか、1席ずつ確保されうるのかは、2026年10月18日時点で公式に記載なし(国際線特典の申込ページに、複数人分の空席待ちの扱いの記載は見当たりませんでした)。1人ずつ5件に分けるやり方が同じ口座から可能かどうかも、公式には書かれていません |
| 実践者の見解は割れている | 「複数人は人数分空かないと確保されない」という回答があったと紹介する記事/「必ず1名ずつ申し込む」を勧める記事。同行者の復路だけが未確保になった事例を挙げる記事もある |
ANAについては、どちらが有利かを断定できません。そこで、判断の材料を3つに分けて考えます。
想定モデル:5席を同時に確保するということ
想定モデル(ANA国際線・5人家族・往復)で、待ち方ごとの特徴を整理します。
| 待ち方 | 起きうること | 向いているケース |
|---|---|---|
| 5席を1件でまとめて | 5席そろったときだけ確保される扱いなら、バラバラにはならない。一方、同時に5席空く必要があり、待ちが長くなるおそれ | 「全員同じ便でなければ行かない」場合 |
| 1人ずつ5件 | 1席ずつ確保されうるので、通りやすい可能性はある。一方、家族の一部だけが確保されるリスクがある | 日程がある程度ずらせて、一部が別便になっても許容できる場合 |
| 2人+3人などに分割 | 上の中間。ただし、どちらかだけ確保されるリスクは同じ | 大人2人と子ども3人のように、グループ分けに納得できる場合 |
※「通りやすい」「待ちが長くなる」はあくまで考え方の整理で、確率の根拠はありません。成功率はANAも公表しておらず、個人の体験談もまちまちです。
判断フロー(想定)
- ANA国際線か? → 違えば、待たずに日程をずらして再検索(JAL国際線は「ファースト以外はPLUS」。JALファーストは、前述のとおり人数分そろうまで全員が待ち)
- 同じ区間で、すでに確保済みの便や別の空席待ちはないか? → あれば、新規では待てない。先に整理する
- 出発の14日前まで時間があるか? → なければ、待つ対象にならない
- 家族がバラバラに確保されてもよいか?
- 許容できない → 1件まとめて待つ方向。ただし、申込前にANA予約センターやANA Chatなどで「複数人で申し込んだとき、一部だけ確保されることはあるか」を確認する。「一部だけ確保されうる」という回答なら、まとめて待つ利点は薄れるので、待たずに5席そろう別日程を探すほうへ切り替える
- 許容できる → 1人ずつ、または分割。ただし、「小学生を含む家族は、席が分かれると困る」という点を忘れずに。1人ずつ5件に分けて申し込めるかも、あわせて確認する - 確認の結果が曖昧なら、別日程の空席照会だけは並行して進める。ただし、待つ区間では、別日の便を確保したままにはできません。「待つ」か「別日を確保する」かは、どちらかを選ぶことになります
特に、4の「申込前の確認」は、席を預ける前にできる最も手堅い一手だと考えています。ANAの案内は今後明確になる可能性もあるので、最新の公式案内を確認してください。
繰り上がりやすくする実務|日程の幅・待ち人数の確認・押さえ方
確率の数字は出せませんが、「待てる状態を作る」ためにできることはあります。
日程選びが勝負|1区間1便の制約
ANAは「片道につき1便」です。つまり、何日の便を待つかを、1つ決める必要があるということです。日程の幅別に、使える手を整理します。
| 日程の幅 | 取りうる手(想定) |
|---|---|
| 日程が固定 | 希望便で空席待ちを入れ、他の区間は先に確保 |
| 前後数日ずらせる | 空席の出ている日で先に確保するか、希望日で待つかを選ぶ(同じ区間では両立しない) |
| 1週間以上ずらせる | 空席のある日を探して確保する。待たない選択が現実的 |
「別日で確保してから変更」と「空席待ち」は、同じ区間では両立しません。どちらを取るかは、家族の日程の柔軟性次第です。ANAの特典航空券の変更ルールは、春休みの家族特典の記事も参考になります。
待ち人数はチャットで見られる
ANAの国際線特典の案内ページには、空席待ちの人数はANA自動チャットで案内される旨の記載があります。便名・日付・クラスを入力すると待ち人数だけが確認できるとされています(入力手順は二次情報)。自分が何番目かはわかりません。それでも、「待ち人数が多い便は避ける」という判断材料にはなります。
14日前の期限を逆算する
ANA国際線の空席待ちは、第一区間出発の14日前が期限です。期限までに席が用意できなくても、連絡はありません。14日前を過ぎたら「待ちは終了した」と自分で判断して、次の手を打つ必要があります。
発券までの準備
通知メールが来てから慌てないよう、発券に必要なことは先に整えておきます。落とし穴や予約開始日などは特典航空券の落とし穴まとめ、家族分を発券するコツは家族の特典航空券を発券するコツに整理しています。
取れなかったら|待つのをやめる判断と次の手
「14日前を過ぎた」「そもそも待てない路線だった」。そんなときの次の手を整理します。
- 二次情報の経験則:出発の2週間前あたりから、旅行会社の在庫が戻って空席が出るという声があります。ただし、公式の裏付けはなく、必ず出るものではありません
- 現金運賃との比較:特典が取れないなら、有償運賃も見ておくと選択肢が広がります
- ユナイテッド航空のマイルでANA国内線を確保する方法もあります。詳しくはUAマイルでANA国内線を取る方法にまとめています
- 取った後の取り消し・払い戻しは、子連れ旅行の急なキャンセルと払い戻しルールも参考になります
特典航空券が取れなかったときは、同じ日程の現金運賃も見ておく
空席待ちの期限を過ぎたときや、そもそも待てない路線だったときは、同じ日程の現金運賃を見ておくと判断が早くなります。現金が安い日なら、マイルは次の繁忙期まで温存するのも選択肢です。家族5人分は、人数を入れて合計額で比べてください。
国内線:格安航空券センターでJAL・スカイマーク・LCCを比べる
※格安航空券センターはANAを取り扱っていません。現金で買った航空券のマイル・ステータスの積算は、運賃の種類によって異なります。料金・空席は各予約サイトでご確認ください。
国内の家族旅行なら、特典にこだわらず旅行そのものを先に確保して、マイルは温存するという手もあります。
特典が取れない日は、旅行プランで家族の旅を確保する
特典航空券は満席でも、宿と移動がセットの国内旅行プランなら取れることがあります。マイルを使わず、家族の予定を先に確定させたい日のために、一度比べてみてください。
我が家(5人家族)ならこう動く(想定)
ここまでの整理をもとに、私と妻、娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族が、ANA国際線の特典で希望日が満席だった場合にどう動くかを想定してみます。これは体験談ではなく、公式情報から組み立てた想定の行動例です。
- まず、早見表で「待てる制度か」を判定する。国内線なら、待たずに日程をずらす。JALの国際線(ファースト以外)なら、PLUSの追加マイルを5人分で試算する
- ANA国際線で待てる場合は、同じ区間に確保済みの便がないか確認する
- 申込前に、ANAに「複数人で申し込んだとき、一部だけ確保されることはあるか」を確認する。答えによって、一括か分割かを決める
- 小学生2人を含むので、席が分かれるのは避けたい。この前提なら、まとめて待つ方向で検討する
- 出発の14日前を期限として、そこまでに確保できなければ、別日の確保か国内旅行への切り替えを判断する
「全員同じ便でなければ行かない」のか、「一部が別便でも行く」のか。家族の許容範囲を先に決めておくことが、いちばんの準備だと考えています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 待ち人数はわかりますか?
ANAは、空席待ちの人数をANA自動チャットで案内しています(公式ページの記載)。便名・日付・クラスを入力すると、待ち人数だけが確認できるとされています(入力手順はANA公式LINEも含め二次情報)。自分が何番目かまでは、わかりません。
Q2. 取れなかったとき、マイルは引かれますか?
ANA国際線は、マイルが引かれるのは発券と同時です。空席待ちを申し込んだ時点で引かれる旨の記載はなく、期限までに席が用意できなければ自動で取り消されます。ただし、待っている間にマイルの有効期限が切れると、発券時に不足して発券できません。JALのファーストは、全区間の座席が確保された時点で引き落とされます。
Q3. ANAとJALでは、どちらが待ちやすいですか?
制度が違うため、単純には比べられません。国際線で見ると、ANAは空席待ちの制度があり、JALはファーストだけがキャンセル待ちの対象です。国内線は、一般会員にはどちらも待つ制度がありません。
Q4. 「空席待ち」と「アップグレードの空席待ち」は違いますか?
違います。国内線の空港空席待ちやアップグレード特典の空席待ちは、有償航空券やアップグレード用の別制度です。特典航空券本体の空席待ちとは区別してください。
Q5. 電話でも申し込めますか?
ANA国際線の通常の空席待ちは、会員ログイン後のWebから申し込む形です。電話での受付は、上級会員向けのプレミアムメンバー専用デスクなどに限られます。JALの国際線特典は、電話での予約受付がありますが、航空券取扱手数料がかかります。ファーストのキャンセル待ちを電話で申し込む場合の条件や金額は、各社の公式ページ・手数料表でご確認ください。
まとめ|まず「待てる制度か」を見極めて、家族の許容範囲を先に決める

- 待てるのはANA国際線とJALのファースト。国内線は、一般会員なら両社とも待つ制度がありません
- JALの国際線(ファースト以外)は、PLUSで追加マイルを払って確保する考え方
- ANA国際線の空席待ちは、片道1便・第一区間出発14日前まで。マイルは発券時に引かれます
- 5人一括か個別かは、ANA公式に明記なし。申込前にANAへ確認し、家族の許容範囲に合わせて決めるのが安全です
「待てば何とかなる」と思い込まず、待てる制度かどうかを最初に判定する。それだけで、無駄な時間はぐっと減ります。制度は変わることがあるので、申込前には必ずANA・JAL公式の最新案内を確認してください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!