マイル攻略

【2026〜2028年】ANA・JAL改定で5人家族の年間負担はいくら変わる?試算

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結論から言うと、公式情報や報道で金額にできた改定はそれほど多くなく、5人家族の年間負担は確認できた範囲で0円〜19,200円でした(保有カードと使い方によって変動します)。むしろ家族の判断を左右するのは、金額にできない変化――ラウンジ・座席指定・特典の上限のほうです。

「ANA・JALの改悪ニュースが続いているけれど、結局うちの家族だといくら変わるの?」とモヤっとしていませんか?

個別の改定を解説した記事は多くても、足し算した結果はあまり見かけません。そこでこの記事では、公式情報と報道で確認できた数字だけを使い、5人家族のモデルで年間の負担を試算しました。確認できなかったものは無理に金額にせず、「入れていない項目」として理由と一緒に残しています。日付順の一覧は、先にANA・JALの改悪・改定カレンダーをどうぞ。

※本記事の内容は2026年10月4日時点の公式情報・報道にもとづきます。金額は保有カード・使い方・請求月により変動し、最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。

この記事でわかること

  • 5人家族の年間負担の目安(控えめ・標準・多めの3パターン、式と前提つき)
  • 金額にできた改定(nanaco・ANAアメックス年会費・JALカード保険)の計算
  • 金額にできなかった改定と、入れなかった理由
  • 家族がやっておくと安心な見直し3つ
目次

【結論】確認できた金額は年0円〜19,200円|金額にできない変化が判断を左右する

公式情報と報道の両方で金額を確認できたのは、ANAマイル→nanacoの交換レートとANAアメックスの年会費の2つでした。この2つを5人家族の仮定に当てはめた合計が、次の表です。

パターン前提nanacoANAアメックス合計(年)
控えめnanacoを使わない・ANAアメックス非保有0円0円0円
標準nanacoを年2口交換・ゴールド本会員のみ保有4,000円8,800円12,800円
多めnanacoを年4口交換・ゴールド本会員+家族カード1枚6,000円13,200円19,200円

※ANAアメックスのプレミアム本会員は+22,000円のため、この範囲の外になります。ゴールドの家族カード額(21,450円)は報道ベースなので、公式で確認してください。

このほかに、JALカードの海外旅行保険(携行品損害)が2026年12月1日出発分から変わります。こちらは「事故が起きた場合に1件あたり3,000円の自己負担」という条件つきの金額なので、上の合計には入れず、別枠で扱います。

ポイントは3つです。

  1. 金額にできる改定は意外と少ない。年0円〜約2万円という幅は、そのまま「保有カードと使い方で決まる」という意味です
  2. 効きやすいのは、SFCの新制度(PLUS/LITE)やラウンジなど、金額にしづらい変化。判断の材料は式で残しました
  3. 急いで動く必要がある話ではありません。年に1回、保有カードの年会費と出口(マイルの使い道)を点検する習慣で十分です

試算の前提と損失項目の洗い出し|金額にできる・できないの線引き

試算に使った5人家族モデルの仮定

先に仮定をすべて書いておきます。ご自分の数字に置き換えるときは、ここを書き換えてください。

項目仮定
家族大人2人+子ども3人(中学生1人・小学生2人)の5人。読者想定モデルであり、運営者の実績値ではありません
マイルの単位1口=10,000マイル
nanacoの換算1ポイント=1円(公式で再確認を推奨)
nanacoの年度同じ年度(4月1日〜翌年3月31日として計算。年度の区切りは公式で確認)に楽天ポイント・Vポイントへ交換していない前提。2026年度は10月6日以降の交換分のみ新レート、2027年度以降は年度の最初から新レート
損失の定義旧条件で得られた額 − 新条件で得られる額(または増える年会費)
差し引かないもの新しく加わった特典(ANAアメックスの利用ボーナスマイルなど)。使い方次第で変わるため、損失から引いていません
年会費税込。ANAアメックスはゴールド本会員1枚を例示(プレミアム保有者は別記)

確認度の見方(✅⚠️❌)

数字の確かさを3段階で書き分けます。

  • ✅:公式ページの記載と、Aviation Wire等の一次報道が一致、または公式ページで確認できたもの。金額にして入れます
  • ⚠️:報道や複数の信頼できるソースの一致のみで、公式の本文までは確認できていないもの。「報道ベース・公式で確認」と留保します
  • ❌:確認できていないもの。試算に入れません

一部の公式ページは本文まで確認できませんでした。これは「問題がある」という意味ではなく、読者の方が公式で最終確認してほしい項目という意味です。

損失項目の洗い出し(9項目)

ANA・JAL・関連カードの改定を、金額にできるかどうかで仕分けました。確認日はすべて2026年10月4日です。

項目内容確認度試算
ANAマイル→nanaco1〜2口目8,000P(旧10,000P)、3口目以降4,000P(旧5,000P)✅入れる
ANAアメックス年会費ゴールド34,100円→42,900円、プレミアム165,000円→187,000円⚠️入れる(保有者のみ)
JALカード海外旅行保険(携行品損害)2026年12月1日出発分から免責3,000円、スマホ・眼鏡等は対象外✅別枠(起きた場合の金額)
SFC PLUS/LITE年300万円以上でPLUS、未満でLITE(2028年4月1日)✅区分のみ
SFC LITEのラウンジ国内線は混雑時を除き利用可、提携ラウンジは不可✅(制度)/金額は❌入れない(式のみ)
SFCの年会費変更公式の年会費改定案内は確認できていない❌入れない
JAL国内線特典(PLUS利用時)2026年10月1日発券分から改定⚠️入れない
国内線の燃油サーチャージJALは2027年4月導入の方針、ANAは検討⚠️入れない(式のみ)
ANA国内線の運賃・座席指定2026年5月19日搭乗分から運賃体系が変更✅(制度)/金額は❌入れない

ほかにも、ANAアップグレードポイントの終了(2027年3月31日)、JALダイナースの年会費(新規入会のみ)、JMBプレミアの特典変更(2028年度〜・JGC会員向け)、羽田T1のJALラウンジ改装があります。いずれも家族の金額に換算する根拠がなく、既存会員への影響もないか限定的なので、試算には入れていません。日付は改定カレンダーと同じに揃えています。

計算①ANAマイル→nanaco|2口なら年4,000円・4口なら年6,000円

nanaco交換は、2026年10月6日のメンテナンス明けの申込分から新レートです(出典:ANA公式のnanaco交換ページ、Aviation Wire・2026年10月4日確認)。交換の受付は2026年10月5日10時頃から10月6日13時頃まで停止する予定で、改定カレンダーと同じ記載です。

年度内の口数(1口=10,000マイル)旧レート新レート
1〜2口目10,000ポイント8,000ポイント
3口目以降5,000ポイント4,000ポイント

1ポイント=1円で見ると、1マイルあたりの価値は「1〜2口目が1.0円→0.8円」「3口目以降が0.5円→0.4円」。1〜2口目は約2割の目減りです。年間の口数ごとの損失は、次の表のとおりです。

年間の口数旧(円)新(円)差(損失)検算
0口000―
1口10,0008,0002,00010,000−8,000
2口20,00016,0004,00010,000×2=20,000、8,000×2=16,000
3口25,00020,0005,00020,000+5,000、16,000+4,000
4口30,00024,0006,00025,000+5,000、20,000+4,000

「仮に年2口交換するとして」なら年4,000円、4口なら年6,000円です。注意点が3つあります。

  • 口数は年度内の累計です。nanacoだけでなく、楽天ポイント・Vポイントなど提携ポイントへの交換と合算して数えます。すでに他のポイントへ交換していれば、nanacoは3口目以降(新4,000ポイント)の扱いになることがあります
  • nanaco・Vポイント・楽天ポイントは合計で1日最大2口(20,000マイル)まで。年4口なら2日に分ける必要があります
  • 2026年度は10月6日より前の交換分が旧レートなので、2026年度の影響額は上の表より小さくなります

そしてもう1つ。マイルの出口をnanacoにしていない家族なら、この項目の損失は0円です。特典航空券で使う場合の考え方はANA特典航空券の使い方 完全ガイド、SKYコインとの比較はANAスカイコインと特典航空券の比較で整理しています。レート変更の詳細はnanaco交換が2割減になる件の解説をご覧ください。

計算②ANAアメックスの年会費|ゴールド本会員+8,800円・家族カードを足すと+13,200円

この項目はANAアメックスを保有している人だけが対象です。2026年9月2日の刷新で、ゴールドとプレミアムの年会費が上がりました(報道ベース・公式で確認。出典:ANAアメックス刷新の解説記事、dxmagazine等の報道、2026年10月4日確認)。

券種改定前改定後差額
一般7,700円7,700円変更なし
ゴールド(本会員)34,100円42,900円+8,800円(42,900−34,100・約26%)
ゴールド(家族カード1枚)17,050円21,450円+4,400円(21,450−17,050・⚠️家族カード額は報道ベースで確認度が弱め。公式で確認)
プレミアム(本会員)165,000円187,000円+22,000円(187,000−165,000・家族カード4枚まで無料は据え置き)

ゴールドで本会員に家族カードを1枚足すと、8,800+4,400=13,200円です。

SFCカードをアメックスで持っている場合、「SFCゴールド」「SFCプレミアム」も同じ区分で改定されると報じられています。一方、ANA VISA・JCBなどアメックス以外のSFCカードの年会費に変更があるかは、確認できていません。本記事の試算には入れていません。

請求のタイミングで、2026年度は金額に幅が出る

既存会員の新年会費は、2026年11月のご請求分からとされています。ただし「前回の請求月が2025年8〜10月の場合は、2026年は旧年会費のまま、2027年の同じ月から新年会費」という案内もあります(既存の解説記事の記載で、確認度は⚠️。次回の請求月は明細か公式で確認してください)。

なお、新しく加わった特典(利用ボーナスマイル、羽田T2ラウンジの同伴1名無料など)は、この試算では差し引いていません。使い方次第で価値が大きく変わるからです。値上げ分に見合うかどうかは、ご自分の使い方で比べてみてください。

計算③JALカードの海外旅行保険|起きた場合の自己負担は1事故3,000円

JALカードの公式お知らせ(2026年7月24日付・2026年10月4日確認)で内容を確認できたので、ここは条件つきで金額にできる項目として扱います。対象はJALカード navi/CLUB-A/JALカードSuica CLUB-Aゴールドの3つです。

項目2026年11月30日出発分まで2026年12月1日(火)出発分から
携行品損害の免責額従来の免責の有無・額は、公式の旧条件で確認1事故につき3,000円
スマホ・眼鏡・ノートパソコン等―対象外
補償限度(navi)1旅行15万円・年間累計100万円据え置き
補償限度(CLUB-A/ゴールド)1旅行50万円・年間累計100万円据え置き

補償の限度額は据え置きで、免責額(3,000円)が設けられ、対象外の品目が加わるという変更です。

「起きた場合」の金額にしてみる

事故が起きる確率は人によって大きく違うので、年間の期待値では計算しません。起きた場合の自己負担だけを、仮の数字で置いてみます。

想定(すべて仮定)自己負担の増え方
携行品損害が1旅行で1件(スーツケースの破損など)免責の3,000円
携行品損害が1年で2件3,000円×2=6,000円
スマホの修理代が30,000円かかったこの保険の対象外のため、全額30,000円が自己負担

一般的な保険の免責の考え方では、損害額から免責額を差し引いた額が支払いの対象です。細かい支払いの計算や、家族カード会員・同行家族が補償の対象になるかどうかは、各カードの保険案内で確認してください。

子連れの海外旅行では、スマホやタブレットの落下が起きやすいので、対象外の品目が加わった点は地味に効きます。ただし、これは必ず起きる出費ではなく、「起きた場合に保険から出ない」という話です。ほかのカードで補う考え方は、子連れ海外旅行の保険の選び方と海外旅行保険が付くカードの比較にまとめています。

別のカードで補う選択肢の1つが、年会費無料のエポスカードです。補償額や利用付帯の条件(旅行代金などをカードで払うことが必要)はエポスカードの海外旅行保険の解説に整理しています。免責の有無や対象品目も含め、公式で確認してください。

付帯保険を「足す1枚」で補う選択肢

カード付帯の保険は、改定で対象外の品目が増えることがあります。年会費無料のエポスカードを持っておくと、旅行ごとの条件(旅行代金などをカードで支払う利用付帯)を満たして補償を上乗せする、という考え方ができます。補償の範囲や条件は改定されるため、最新は公式サイトでご確認ください。

エポスカードの特典・申込条件を公式サイトで確認する

※補償内容・適用条件(自動付帯/利用付帯の別)は改定されることがあります。ご出発前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。

3パターンの合計と、3年換算(2026〜2028年度)

ここまでの計算を、パターン別に足します。

年間の合計(確認できた項目のみ)

パターンnanacoANAアメックス合計(年)式
控えめ0口=0円非保有=0円0円0+0
標準2口=4,000円ゴールド本会員=8,800円12,800円4,000+8,800
多め4口=6,000円本会員+家族カード1枚=13,200円19,200円6,000+13,200

プレミアム本会員の場合は、ANAアメックス欄が22,000円になります。

3年換算(2026年度〜2028年度)

2026年度は、nanacoの新レートが10月6日から、ANAアメックスの新年会費が11月請求分からという事情で、金額に幅が出ます。下限はANAアメックスが旧年会費のまま(前回の請求月が2025年8〜10月の場合)、上限は2026年11月請求分から新年会費になる場合の数字です。2027年度・2028年度は通年で計算します。

パターン2026年度2027年度2028年度3年合計
控えめ0円0円0円0円
標準4,000〜12,800円12,800円12,800円29,600〜38,400円
多め6,000〜19,200円19,200円19,200円44,400〜57,600円

検算:標準は4,000+12,800×2=29,600円〜12,800×3=38,400円、多めは6,000+19,200×2=44,400円〜19,200×3=57,600円。2026年度の下限は、nanacoを新レートで1年分交換したと単純化した数字なので、実際には10月6日より前の交換分が旧レートになる分だけ、さらに小さくなります。

ここで強調しておきたいのは、この3年換算にSFCの年会費やラウンジ変更の金額は含まれていないことです。確認できていない項目だからです。

金額ではなく「区分」で見るSFCの判定

SFCは、ANAカードとANA Payの年間決済が300万円以上ならPLUS、未満ならLITEに分かれます(判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日、新区分は2028年4月1日から。出典:ANA公式のSFC改定ページ、2026年10月2日確認)。月額は「対象になる決済の合計」と考えてください。下の表は、月額の全額が対象になる前提です。公式FAQでは、ANAカードからANA Payへのチャージ額、年会費・手数料・キャッシングなどは対象外とされています。

パターン月額年額区分300万円との差
控えめ200,000円2,400,000円LITE600,000円不足
標準250,000円3,000,000円PLUS(ちょうど)0円
多め300,000円3,600,000円PLUS600,000円超過

家族会員の分は本会員に合算されます。ただしANAカード以外のカード(マリオットアメックスなど)の決済は対象外です。決済の組み立てはSFC PLUSの300万円判定と家族の決済設計に、制度そのものはANA SFC特典改定のまとめとANA SFC改定とJMBプレミア改称のまとめにあります。100万ライフタイムマイル(ANAグループ便)に到達している人は、決済額にかかわらずPLUSです。PLUSの5,000マイル加算(300万円以上・本会員のみ)も、試算では差し引いていません。

金額にできない変化|ラウンジ・座席指定・特典の上限・燃油サーチャージ

ここからが、家族の判断を左右するパートです。金額にしなかった項目を、入れなかった理由と一緒に並べます。

項目入れなかった理由自分で使える式(仮定)
SFC LITEのラウンジ混雑の基準と予約制の詳細が、ANAから未発表入れなかった回数×代替ラウンジの料金×人数
スターアライアンス・ゴールド→シルバー金額に換算する公式の根拠がない―
国内線の燃油サーチャージJALは2027年4月から導入の方針、金額と特典航空券への適用は未発表。ANAは検討段階年間の搭乗区間数×1区間の額

JAL国内線特典のPLUSと、ANA国内線の座席指定も入れていません。理由は後の②③に書きました。式の例を2つだけ置きます。回数や金額はすべて算数のための仮置きで、予想ではありません。

  • ラウンジ:本会員+同伴者1名の2人で、羽田T1のカードラウンジ(大人1,320円・自社記事の記載ベースで⚠️、公式で確認)に入れなかったとして、2×1,320=2,640円/回。年に何回かは、ご自分の搭乗回数で置き換えてください
  • 燃油サーチャージ:5人で年2往復(4区間)なら5×4=20区間。仮に1区間100円なら、20×100=年2,000円です。小児運賃の扱いは未確認なので、形だけの例です

数字にならなくても、家族に効く3つの変化

① ラウンジ:SFC LITEでも、国内線のANA LOUNGEは混雑時を除き利用でき、国際線は羽田・成田・ホノルルのANAラウンジ(ANAグループ運航便搭乗時)が使えます。ただし提携ラウンジは使えません。SFC会員の同行者ルールは、本会員・家族会員それぞれ「本人+同行者1名」まで無料なので、夫婦ともSFCカードを持っていても、5人家族なら5人目はマイル等が必要です。「SFCがあれば家族全員入れる」わけではありません。羽田T1のJALラウンジは、2026年10月8日から北ウイングがリニューアルし、南ウイングは2027年5月まで閉鎖される予定です(報道ベース)。待つ場所が変わる点は羽田サクララウンジの北・南の解説、ANAとJALの違いはANAラウンジとJALサクララウンジの家族比較にあります。

② 座席指定:2026年5月19日搭乗分からANA国内線の運賃体系が変わり、運賃によっては座席指定が出発の24時間前からになるなど、並び席を事前に押さえにくくなりました。追加で払う額は運賃の選び方で変わるため、金額にはしていません。運賃ごとの違いはANA国内線運賃の改定の解説とANA国内線運賃リニューアルの家族向け解説で整理しています。

③ 特典の上限(JAL国内線のPLUS):2026年10月1日発券分から、普通席・クラスJ・ファーストの「PLUS」利用時の必要マイルが改定されました。基本のマイル数は据え置きで、PLUSは「基本のマイルで取れないとき」に必要になる上限側の設定です。つまり、基本マイルで取れる日程を選べば影響は出にくい構造です。公式で新旧の比較までは確認できなかったので、具体的なマイル数は書きません。ファーストの例はJAL国内線ファーストの早見表にあります。

対策|やることは3つ(金額より「出口」と「点検」)

大きな金額の話ではないぶん、対策も大げさにしなくて大丈夫です。私なら、次の3つをやります。

①マイルの出口を比べる

nanacoは新レートで1マイル0.8円(1〜2口目)。特典航空券やSKYコインなどほかの出口と、1マイルあたりの価値を並べて比べます。出口を変えれば、この項目の損失は0円にできます。ただし、どちらが上かは路線や日程で変わるので、「出口を比べてから決める」で十分です。

②保有カードの年会費と特典を、年に1回点検する

ANAアメックス保有者は、次の請求月と新年会費を確認し、新しい特典(利用ボーナスマイル、ラウンジ同伴)が自分の使い方で値上げ分に見合うかを見ます。見合わなければ、一般カードへの変更や別のカードも選択肢です。JALカードの3カードを持っている家族は、対象外になる品目と免責を確認し、必要なら別カードの保険で上乗せします。

③SFCは、判定開始前に家族の決済額を月額で確認する

判定期間は2026年12月16日からです。ANAカード・ANA Payで月いくら払っているかを確認し、300万円に届くかを見ます。届かない場合も、300万円未満で退会扱いにはならず、区分がLITEになります。LITEで割り切るか、決済を寄せるかは、SFC LITEを今から修行する意味も含めて判断してください。

我が家(5人家族)の場合|SFC保有・JGC未取得で当てはまる項目は?

我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。私はANA SFCの会員です。JGC(JALグローバルクラブ)は未保有で、検討の対象にとどまります。

この記事の金額は、読者の方が自分の数字に置き換えられるよう、あえて実績ではなく仮定で組みました。そのため、私自身の搭乗回数、nanacoの交換実績、決済額は書いていません。ここでは「どの項目が当てはまるか」だけを整理します。

項目我が家への当てはまり
SFCのPLUS/LITE判定当てはまる。ANAカード・ANA Payの決済額が300万円に届くかで、2028年4月からの区分が決まる
SFC会員のラウンジ同行者ルール当てはまる。5人家族だと、本人+同行者1名の枠を超えた分はマイル等が必要
JMBプレミアの特典変更(2028年度〜)既存のJGCプレミア会員向けの変更なので、JGC未取得の私は対象外
nanaco・ANAアメックス・JALカード保険出口や保有カード次第(実績はここには書きません)

私は、SFCの判定がいちばん家計に響きやすい項目だと考えています。

よくある質問とまとめ

Q1. JAL側の改定は、年間いくらの影響になりますか?

金額にできたのは、JALカード(navi/CLUB-A/Suica CLUB-Aゴールド)の携行品損害の免責1事故3,000円だけです。しかも事故が起きた場合に限ります。国内線特典のPLUSや燃油サーチャージは、金額が確認できていないので試算に入れていません。

Q2. SFC LITEになると、年会費は変わりますか?

公式の年会費改定の案内は、2026年10月4日時点で確認できていません。「変わる」「変わらない」のどちらとも言えないので、試算には入れていません。ANAの公式案内を確認してください。

Q3. nanaco交換は、新レートの前に済ませないといけませんか?

一概にそうとは言えません。駆け込みはおすすめしません。差が出るのは、マイルの出口をnanacoにしている場合だけです。年2口で4,000円、年4口で6,000円という差なので、特典航空券などほかの出口と比べてから決めるのが現実的です。

Q4. 試算の仮定を自分の家族に合わせるには?

nanacoは「口数×新レートの差」、ANAアメックスは「新年会費−旧年会費」、JALカード保険は「事故の件数×3,000円」を、ご自分の数字で置き換えます。この記事の表の式がそのまま使えます。

まとめ

  • 確認できた金額は年0円〜19,200円(nanacoとANAアメックス年会費の合計・保有カードと使い方で変動)。3年換算では控えめ0円、標準29,600〜38,400円、多め44,400〜57,600円
  • JALカード保険は2026年12月1日出発分から1事故3,000円の免責とスマホ・眼鏡・ノートパソコン等の対象外。起きた場合の自己負担として別枠
  • 判断を左右するのは、SFCのPLUS/LITE、ラウンジ、座席指定、特典の上限。金額にしない代わりに、式と判断材料を残しました
  • 次の確認日は、SFCの判定開始(2026年12月16日)と、JAL国内線の燃油サーチャージの動き(2027年4月に向けて)です

数字を並べると、「大きな損をしている」というより、家族ごとに効く項目が違うことが見えてきます。日付ごとの動きはANA・JALの改悪・改定カレンダーで追っていきます。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

更新履歴

  • 2026年10月4日:初版

参考(公式・一次情報)

確認日は2026年10月4日(SFCのANA公式ページのみ2026年10月2日)です。

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