マイル攻略

JAL国内線ファーストクラスに家族でマイルで乗る方法|必要マイル数・当日アップグレードとの損得・2026年10月改定後の早見表

公開日: 2026年9月19日 更新日:

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【2026年9月最新】JAL国内線ファーストクラスに家族でマイルで乗る方法|必要マイル数・当日アップグレードとの損得・10月改定まで

「子どもに一度くらい"ファーストクラス"を体験させてあげたい。でも国際線は現実的じゃないし…」と思ったことはありませんか?

そんな家族にちょうどいいのが、JAL国内線ファーストクラスです。羽田⇔伊丹のような1時間ほどの路線でも専用カウンター・ラウンジ・食事までひと通り体験でき、しかもマイルの特典航空券で予約できます。

私はANA SFCを保有するANA派で、我が家(私・妻・娘3人〈中学生1人・小学生2人〉の5人家族)はJAL国内線ファーストクラスに家族で乗った経験はまだありません。だからこそ「家族で乗るなら、どの路線で・何マイルで・どう組むのが現実的か」を、JAL公式サイトの数字だけを使って一から計算してみました。2026年10月1日発券分から必要マイル数の上限が変わるので、そのタイミングも含めて整理します。


目次

この記事でわかること

  • JAL国内線ファーストクラスの10路線と、特典航空券の必要マイル数(2026年9月18日時点の公式早見表)
  • 2026年10月1日発券分からの変更点(基本マイル数は据え置き、PLUS利用時の上限が上がる)
  • 「最初からファーストクラスの特典航空券」と「普通席+当日アップグレード」、どちらが得かの分かれ目
  • 5人家族でも無理なく乗れる組み立て方と、よくある失敗

【結論】家族の初ファーストクラスは「羽田⇔伊丹の片道」が一番おいしい

家族の初ファーストクラスは「羽田⇔伊丹の片道」が一番おいしい

結論から言うと、家族で初めて乗るなら羽田⇔伊丹の片道がいちばん効率的です。

  • ファーストクラスの基本マイル数は片道14,500マイル(普通席は6,500マイル)
  • 普通席との差額は8,000マイル。同じ区間を当日アップグレードすると13,200円かかるので、マイル側で払うと1マイルあたり約1.65円の価値で使えた計算になります(全10路線で最も高い)
  • 5人家族でも片道72,500マイル。那覇往復を全員ファーストクラス(基本マイル数でも220,000マイル)にするより、ずっと現実的です

一方で、沖縄や札幌のような長めの路線は「全員ファーストクラス往復」にするとマイルが一気に溶けます。行きだけ・片道だけに絞るのが、家族にとってのちょうどいい落としどころです。

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全体像:ファーストクラスにマイルで乗るルートは2つ

JAL国内線ファーストクラスにマイルを絡めて乗る方法は、大きく2つです。

【ルートA】最初からファーストクラスの特典航空券を予約
  JALマイル → 空席照会でファーストクラスを選択 → 予約完了(座席確定)

【ルートB】普通席(またはクラス J)で予約 → 当日アップグレード
  特典航空券・どこかにマイル・有料航空券 → 出発3時間前から当日アップグレード申込
  → 空席があれば差額を「現金(クレジットカード)」で支払い

ポイントは、ルートBの差額はマイルでは払えないことです。JAL公式のよくある質問でも、特典航空券からの当日アップグレードについて「マイルでのお支払いはできません」と明記されています。つまり、

  • マイルを多めに使って、座席を事前に確定させるのがルートA
  • マイルは普通席分だけ使い、差額は現金で払う代わりに、当日の空席次第になるのがルートB

という「マイルか現金か」「確実か運任せか」の選択になります。家族旅行で「子どもに約束したのに乗れなかった」は避けたいので、我が家なら体験の本命はルートA、ルートBは"空いていたらラッキー"の保険という使い分けにします。


ステップ1:ファーストクラスが飛んでいる10路線を確認する

JAL公式サイトによると、国内線ファーストクラスは次の10路線(一部の便で設定)です(2026年9月18日確認)。

出発地到着地
東京(羽田)大阪(伊丹)/札幌(新千歳)/広島/福岡/鹿児島/沖縄(那覇)/石垣/宮古
大阪(伊丹)札幌(新千歳)/沖縄(那覇)

「一部の便で設定」とある通り、同じ路線でもファーストクラスがない便があります。便を決める前に、空席照会でクラスに「ファーストクラス」を指定して検索するのが確実です。

なお、JALは2026年3月23日のプレスリリースで、ファーストクラスを搭載したボーイング737-8型機を2027年度から順次運航し、ファーストクラス設定路線を全国へ拡大すると発表しています。数年後には選べる路線が増えそうですが、2026年時点では上記10路線が対象です。


ステップ2:必要マイル数を早見表で押さえる

JAL国内線特典航空券の必要マイル数は、距離に応じたゾーンで決まります。ファーストクラスが設定されている路線を、普通席・クラス Jと並べるとこうなります(片道・1区間・基本マイル数)。

路線普通席クラス Jファーストクラス
羽田⇔伊丹6,5007,50014,500
羽田⇔広島7,5009,00018,000
羽田⇔新千歳・福岡・鹿児島/伊丹⇔那覇8,50010,00020,000
羽田⇔那覇9,50011,50022,000
羽田⇔宮古・石垣10,50013,50024,000

※出典:JAL公式「JAL国内線特典航空券 必要マイル数」(2026年9月18日確認)。伊丹⇔新千歳は現行の早見表ではファーストクラス20,000マイルの区分に含まれています。

ここで押さえておきたいのが、小児(3歳以上12歳未満)や、座席が必要な幼児も、大人と同じマイル数が必要という点です(公式早見表の注意書きに明記)。子ども料金のような割引はないので、家族の人数分そのまま掛け算になります。

また、マイルとは別に「国内線旅客施設使用料」をクレジットカードで支払う必要があります。

「基本マイル数」で取れないとPLUSで一気に増える

上の表は、いちばん少ない「基本マイル数」の数字です。基本マイル数の席が埋まっている場合は、残席予測に応じて追加マイルを払う特典航空券PLUSになり、必要マイル数が大きく跳ね上がります。

路線区分ファーストクラス基本PLUS上限(〜2026年9月30日発券分)PLUS上限(2026年10月1日発券分〜)
羽田⇔伊丹14,500〜27,000〜29,500
羽田⇔広島18,000〜34,000〜37,500
羽田⇔新千歳・福岡・鹿児島ほか20,000〜46,000〜51,500
羽田⇔那覇22,000〜44,000〜50,000
羽田⇔宮古・石垣24,000〜60,000〜67,500

※PLUS上限は「路線により異なる最大値」です。実際の必要マイル数は空席照会でご確認ください。


ステップ3:2026年10月1日発券分からの変更を確認する

JAL公式サイトでは、2026年10月1日(木)発券分から国内線特典航空券の必要マイル数が変更になると告知されています(普通席・クラス J・ファーストクラスの「PLUS利用時」の必要マイル数)。

公式の新旧2つの早見表を見比べると、変更の中身はこうです。

  • 基本マイル数は据え置き(ファーストクラス14,500〜24,000マイルは変わらない)
  • PLUS利用時の上限が引き上げ(ファーストクラスで2,500〜7,500マイル増。羽田⇔宮古・石垣は60,000→67,500マイル)

つまり、基本マイル数で取れる人には影響なし。影響を受けるのは「人気日で基本マイル数の席がなく、PLUSで取るしかない」ケースです。

家族旅行は連休や長期休みに重なりやすく、まさにPLUSになりやすい日程です。すでに行き先と日程が決まっていて、PLUSでも取ると決めているなら、2026年9月30日までに発券したほうがマイルを抑えられる可能性があります。逆に、まだ日程が固まっていないなら、慌てて発券する必要はありません。

もう1点、細かいところですが、10月1日発券分からの早見表では伊丹⇔新千歳がファーストクラスの区分に掲載されていませんでした(2026年9月18日確認)。ファーストクラスの導入路線ページには引き続き記載があるため、この路線を狙う場合は空席照会で実際に選べるかを確かめてから計画してください。


ステップ4:「特典航空券」と「当日アップグレード」の損得を計算する

では、最初からファーストクラスの特典航空券を取る(ルートA)のと、普通席の特典航空券で取って当日アップグレードする(ルートB)のでは、どちらが得なのでしょうか。

ルートAで余分に払うのは「ファーストクラスと普通席の差のマイル」、ルートBで余分に払うのは「当日アップグレード料金(現金)」です。差額の現金 ÷ 差額のマイルで、ファーストクラス分のマイルが1マイル何円の価値で使えたかを出せます。

路線追加マイル(F基本−普通席基本)当日アップグレード料金(普通席→F)1マイルあたり
羽田⇔伊丹8,00013,200円約1.65円
羽田⇔那覇12,50018,700円約1.50円
羽田⇔宮古・石垣13,50018,700円約1.39円
羽田⇔新千歳・福岡11,50015,400円約1.34円
伊丹⇔新千歳11,50015,400円約1.34円
羽田⇔広島10,50013,200円約1.26円
羽田⇔鹿児島/伊丹⇔那覇11,50013,200円約1.15円

※当日アップグレード料金はJAL公式「国内線 当日アップグレード」(2026年9月18日確認)。

読み方はシンプルで、自分が1マイルを何円くらいの価値で使うつもりかと比べます。

  • 普段JALマイルを1マイル1.5円前後の価値で使っている人なら、羽田⇔伊丹・羽田⇔那覇はマイルで払ったほうが得
  • 国際線ビジネスクラスなどで1マイル2円以上の使い方を狙っている人なら、どの路線も現金でアップグレードしたほうがマイルを温存できる
  • 羽田⇔鹿児島・伊丹⇔那覇は1マイル約1.15円なので、マイルを使うメリットは薄め

ただし、この計算は「当日アップグレードで確実に席が取れる」前提の比較です。実際は当日の空席次第で、満席なら空席待ちになります。確実性まで含めると、家族の"本番"はマイルで事前確定、という判断にも十分な理由があります。

マイルの価値を何円で見るかの考え方は、10万マイルの価値は何円?ANA・JAL別シミュレーションで詳しく整理しています。


ステップ5:5人家族で無理なく乗る組み立て方

読者想定モデル:5人家族で羽田→那覇の片道

組み立て方必要マイル(基本)現金
全員ファーストクラスの特典航空券110,000マイル施設使用料のみ
全員 普通席の特典航空券+当日アップグレード47,500マイル93,500円(空席があれば)
全員 普通席の特典航空券47,500マイル施設使用料のみ

往復すると必要マイル数は倍です。全員ファーストクラス往復(基本マイル数でも220,000マイル)はかなりの大仕事なので、家族ならこんな組み立てが現実的です。

  1. 片道だけファーストクラス:旅の始まりの"ワクワク"がいちばん大きい行きだけにする
  2. 短い路線で体験する:羽田⇔伊丹なら5人で片道72,500マイル。帰省や関西旅行のついでに組み込める
  3. 帰りは普通席の特典航空券+当日アップグレードの空席待ち:空いていたら現金で追加、空いていなければ普通席のまま

分かれて座る組み立て(親子2人だけファーストクラス、残りは普通席)もできますが、子どもが小さいと機内で目が届かなくなります。小学生以下がいるなら、全員で同じクラスに揃えるほうが安心です。

我が家(5人家族)ならこう組む

我が家はANA派なので、JAL国内線ファーストクラスは「いつか体験したい枠」です。もし組むなら、

  • 娘たちの長期休みに合わせた関西方面の移動で、羽田→伊丹の行きだけ5人全員ファーストクラス(72,500マイル)
  • マイルの原資は、マリオットボンヴォイのポイントを60,000ポイント単位でJALマイルへ移行(60,000ポイントで25,000マイルになるボーナスを使う)

という形を考えています。移行の具体的な手順や注意点はマリオットポイント→ANA/JALマイル移行 完全ガイドにまとめています。


ファーストクラスで家族が体験できること

マイルを多めに使う価値があるかは、中身次第です。JAL公式サイトで確認できたサービスを、家族目線でまとめます。

  • 専用チェックインカウンター:子連れで荷物が多い日ほどありがたい(広島・鹿児島・石垣など、専用カウンターがなく優先案内になる空港もあり)
  • ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場:空港によっては一般の保安検査場を利用
  • ラウンジ:設置空港ではダイヤモンド・プレミアラウンジ、その他の空港ではサクララウンジを利用可能
  • 預け手荷物は1個32kg・合計45kgまで無料:家族旅行のスーツケースも余裕を持って預けられる
  • 優先搭乗と、預け手荷物の最優先返却:到着後にターンテーブルで子どもを待たせる時間が短くなる
  • 出発時間に合わせた食事:2026年4月からリニューアルされ、短距離路線はお弁当スタイル、長距離路線はトレースタイル

なお、JALは2026年秋から羽田空港国内線のラウンジをリニューアルし、「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」を「JALファーストクラスラウンジ」へ名称変更すると発表しています(新千歳・伊丹・福岡・那覇も随時変更予定)。空港で表示が変わっていても同じラウンジの流れなので、慌てなくて大丈夫です。

羽田空港のラウンジ全体の使い分けは、羽田空港ラウンジ 無料で使えるカード一覧も参考にしてください。


注意点・よくある失敗

1つずつ確認していきましょう。

1. 「子どもはマイルが少なくて済む」と思い込む

国内線特典航空券には子ども割引がありません。小児も座席が必要な幼児も大人と同じマイル数です。家族の人数分を掛け算して、足りるかを先に確認してください。

2. 当日アップグレードの差額をマイルで払えると思っている

特典航空券からでも、当日アップグレードの差額はマイルでは払えません(JAL Webサイト・アプリでの支払いはクレジットカードのみ)。マイルでファーストクラスに乗りたいなら、最初からファーストクラスで予約するのが正解です。

3. JMB会員になっていない家族がいる

2025年12月18日搭乗分から、当日アップグレードはJALマイレージバンク(JMB)会員のみが対象になりました。子どもを含めて全員で当日アップグレードを狙うなら、事前に家族全員のJMB入会を済ませておきましょう。

4. 受付時間を過ぎてしまう

当日アップグレードの受付は予約便の出発3時間前から20分前までです。子連れの移動中にバタバタして申込を忘れると、そのまま普通席になります。空港に向かう前にアプリで申し込んでおくのがおすすめです。

5. 「その路線ならどの便でもファーストクラスがある」と思っている

10路線は「一部の便で設定」です。乗りたい時間帯の便にファーストクラスがあるかを、空席照会でクラスを指定して確認してから日程を固めてください。


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よくある質問(FAQ)

Q1. 国内線特典航空券でファーストクラスは本当に予約できますか?

はい、できます。JAL公式のよくある質問でも「国内線特典航空券で利用いただけます」と案内されていて、空席照会でクラスを選んで予約する流れです。ただし販売座席数には限りがあるため、基本マイル数の席は早めに埋まることがあります。

Q2. どこかにマイルでファーストクラスに乗れますか?

どこかにマイルは、当日アップグレードの対象運賃に含まれています(JAL公式「国内線 当日アップグレード」)。行き先が決まって予約した便のファーストクラスに当日空席があれば、差額を現金で払ってアップグレードできます。

Q3. 2026年10月1日の変更で、今持っている特典航空券の必要マイル数は変わりますか?

変更は「2026年10月1日発券分から」です。変わるのは主にPLUS利用時の上限で、基本マイル数は据え置きです。発券済みの特典航空券の扱いを含め、詳細はJAL公式の告知でご確認ください。

Q4. 3歳未満の子どもを膝の上に乗せてファーストクラスに乗れますか?

座席を使う幼児は大人と同じマイル数が必要です。膝の上に乗せる場合の扱いや座席の条件は、クラスや便によって確認事項があるため、予約前にJALの問い合わせ窓口で確認しておくと安心です。

Q5. 国際線のファーストクラスとは何が違いますか?

国内線ファーストクラスは1〜3時間程度の移動なので、国際線のようなフルフラットの個室ではありません。そのぶん必要マイル数は片道14,500マイルからと手が届きやすいのが魅力です。国際線はJAL国際線ファーストクラスをマイルで取る方法で解説しています。

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まとめ:家族のファーストクラスは「短い路線の片道」から

まとめ:家族のファーストクラスは「短い路線の片道」から

要点を整理します。

  • JAL国内線ファーストクラスは10路線(一部の便)で、特典航空券で予約できる
  • 基本マイル数は片道14,500〜24,000マイル。子どもも大人と同じマイル数
  • 2026年10月1日発券分から、PLUS利用時の上限が引き上げ(基本マイル数は据え置き)
  • 当日アップグレードの差額は現金のみ。1マイルあたりの価値で見ると羽田⇔伊丹(約1.65円)がマイルで払う価値の最も高い路線
  • 5人家族なら、羽田⇔伊丹の片道(72,500マイル)や「行きだけファーストクラス」が現実的

子どもにとっては、専用カウンターからラウンジ、機内食までの一連の流れそのものが特別な思い出になります。まずは短い路線の片道から、家族のマイルで"はじめてのファーストクラス"を計画してみてはいかがでしょうか。

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参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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