
羽田空港第1ターミナルのJALサクララウンジは、2026年10月8日に「北」がリニューアルオープンし、同じ日から「南」が閉鎖されます。南の再開は2027年6月の予定なので、年末年始の帰省も春休みも「羽田のJALラウンジは北だけ」の期間に入ります。
搭乗口は南側なのに、ラウンジは北にしかない。子どもを連れてターミナルを移動する場面を想像すると、ちょっと気が重くなりませんか?
さらに見落としがちなのが同伴ルールです。「JGCがあれば家族全員入れる」と思っていませんか? 無料で入れるのは会員本人+同行者1名まで。3歳以上の家族が5人いると、クーポンを使っても1つのグループには収まりません。
この記事では、2026年10月3日時点のJAL公式情報をもとに、北と南の切り替え日程と、家族の人数ごとの入り方を整理します。
目次
この記事でわかること
- 北オープン・南閉鎖の日程(ラウンジ/専用カウンター/専用保安検査場)
- 家族で何人まで入れるか(人数別の早見表)
- 年末年始に羽田T1から乗るときの注意点
- ラウンジ資格がない家族の代替(羽田T1のカードラウンジ)
【結論】2026年10月8日から2027年5月までは「北」だけ。家族は人数で作戦が変わる

結論から言うと、押さえるべきポイントは次の3つです。
- 2026年10月7日までは南、10月8日からは北のラウンジを使う(南は2027年5月まで閉鎖予定・6月オープン予定)
- 南の専用保安検査場も2026年10月15日〜2027年1月まで閉鎖予定。期間中は保安検査場Cの優先レーンを使う
- 家族は3歳以上の人数で決まる。2人までは無料、3〜4人はラウンジクーポン、5人以上は1グループに収まらない
ラウンジ資格がない家族には、羽田T1のカードラウンジ(POWER LOUNGEなど)という選択肢があります。
何がいつ変わる?北オープン・南閉鎖のスケジュール
JAL公式の工事案内(2026年9月15日更新)に載っている日程です。
| 施設 | 北ウイング | 南ウイング |
|---|---|---|
| ダイヤモンド・プレミアラウンジ/サクララウンジ | 2026年10月8日リニューアルオープン(2026年1月13日〜10月7日は閉鎖) | 2026年10月8日〜2027年5月閉鎖予定 → 2027年6月オープン予定 |
| ファーストクラス・JGC専用カウンター | 2026年7月24日オープン済み | 閉鎖期間なし(JAL公式表記)・2026年10月15日オープン |
| 専用保安検査場 | 2026年10月8日オープン | 2026年10月15日〜2027年1月閉鎖予定 → 2027年2月オープン予定 |
ここだけは注意です。南の専用保安検査場の閉鎖中は保安検査場CのJALファーストクラス・JGC優先レーンを使うよう案内されていて、年末年始の帰省ピークと完全に重なります。
名称変更と手荷物検査の変更は「報道ベース」
トラベルWatch(2026年3月23日)とTRAICY(2026年9月16日)は、ダイヤモンド・プレミアラウンジが「JALファーストクラスラウンジ」に名称変更されると報じています。ただしJAL公式の案内は2026年10月3日時点で旧名のままなので、この記事では公式表記を使います。
トラベルWatchは、専用保安検査場で「PCやペットボトル飲料などの液体物を取り出すことなく手荷物検査が可能」になるとも報じています。対象レーンはJAL公式の案内で確認してから当てにするのが安全です。
北ウイングの新ラウンジはどこ?設備は2026年10月8日のオープン後に追記
場所は第1ターミナルの3階で、「2階の保安検査場を通過すると3階へのエレベーターがある」とJAL公式のラウンジページにあります(ページ自体は改装前の内容のままです)。
新しい北ラウンジの席数・飲食・シャワーやこどもラウンジの有無は、2026年10月3日時点で公式発表がありません。推測では書かず、2026年10月8日のオープン後に公式情報を確認して追記します。
誰が入れる?利用資格と「家族は何人まで」早見表
ANAラウンジとの同伴条件の違いはANAラウンジ vs JALサクララウンジの家族比較で比べています。ここでは、羽田T1が北だけになる期間の家族の入り方に絞って整理します。
サクララウンジ・ダイヤモンド・プレミアラウンジの利用資格
JAL公式の羽田のラウンジ案内による資格は次のとおりです。
| 資格 | サクララウンジ | ダイヤモンド・プレミアラウンジ |
|---|---|---|
| 国内線ファーストクラス搭乗/JMBダイヤモンド・JGCプレミア/ワンワールド・エメラルド | 同行者1名まで | 同行者1名まで |
| JMBサファイア・JGC会員/ワンワールド・サファイア | 同行者1名まで | 対象外 |
| JMBクリスタル | 本人のみ(ラウンジクーポンで利用) | 対象外 |
家族にとって大事なのは、3歳未満の子どもは同行者の数に含めないというルールです。
なお、クラスJ・普通席の搭乗だけでは資格になりません。JAL国内線に乗る人なら、1人3,000円の有償でサクララウンジを利用できます。JALカードを持っているだけでも資格にはならないので、カードラウンジの扱いはJALカードの家族向け比較で確認してください。
ラウンジクーポンは「1グループ4名まで」
上級会員(ダイヤモンド/JGCプレミア/サファイア/JGC)が同行者の2人目・3人目を連れて入るときは、ラウンジクーポン(1名1枚)を使います。
- 上級会員:2,000マイルで1枚(JMBクリスタルは本人用の国内線ラウンジクーポンが1,000マイルで1枚)
- 1グループ4名まで(同行者は最大3名=カード提示で1名+クーポンで2名)
- 空港のラウンジ受付で申し出て、当日マイルが引き落とされる
1つだけ落とし穴があります。クーポンを使っても、会員1人のグループは3歳以上で最大4人です。
人数別の早見表(読者想定モデル)
会員1人が資格を持っている前提で、3歳以上の人数ごとに整理します。
| 3歳以上の人数 | 例 | 入り方 | 追加コスト |
|---|---|---|---|
| 2人 | 会員+配偶者 | 会員本人+同行者1名 | 無料 |
| 3人 | 夫婦+子1人 | +クーポン1枚 | 2,000マイル |
| 4人 | 夫婦+子2人 | +クーポン2枚 | 4,000マイル |
| 5人以上 | 夫婦+子3人 | 1グループに収まらない | 下記参照 |
たとえば「夫婦+3歳以上の子2人+2歳の子」なら、数えるのは4人なので1グループで入れます。
5人以上のときの選択肢は次の3つです。
- 夫婦それぞれが資格を持っていれば2グループに分ける:JGCの家族会員はJGC Three Starの特典を使えるとJAL公式にありますが、家族会員がそれぞれ同行者1名を連れて入れると明記した文面は確認できていません。受付で確認するのが確実です
- 1人だけ有償(3,000円)で入る:グループ上限との関係は公式に明記がなく、受付での確認が前提です
- 一部の家族だけラウンジを使い、残りはカードラウンジで待つ
なお、2027年1月1日搭乗分から「JGCプレミア」は「JMBプレミア」に変わり、JGC入会の条件が撤廃されます。上の資格一覧は2026年10月3日時点の公式情報です。
ラウンジ資格がない家族は?羽田T1のカードラウンジという選択肢
JALの上級会員資格がない家族や、5人目の居場所を確保したい家族には、カードラウンジという選択肢があります。羽田空港公式によると、第1ターミナルには次の4か所があります。
| ラウンジ | 場所 | 保安検査 | 営業時間 | 席数 |
|---|---|---|---|---|
| POWER LOUNGE SOUTH | 2階 出発ゲートエリア(南) | 後 | 6:00〜21:00 | 133席 |
| POWER LOUNGE NORTH | 2階 出発ゲートエリア(北) | 後 | 6:00〜20:30 | 150席 |
| POWER LOUNGE CENTRAL | 1階 到着ロビー | 前 | 6:00〜20:00 | 40席 |
| FOREST LOUNGE | 2階 北サテライト26番前 | 後 | 6:00〜19:00 | 22席 |
料金は4か所共通で1,320円、4〜12歳は660円、0〜3歳は無料。ドリンクはソフトドリンクのみです。
注目したいのは、POWER LOUNGE SOUTHが南側の出発ゲートエリア(保安検査後)にあること。サクララウンジが北だけになる期間でも、南側で搭乗を待てる場所になります。
ただし、子どもの区切りが違う点には注意してください。JALラウンジは「3歳未満を数えない」、カードラウンジは「0〜3歳無料・4〜12歳は子ども料金」。3歳の子はJALラウンジでは人数に入りますが、カードラウンジでは無料です。ほかの空港やプライオリティパスの子ども料金はプライオリティパスとカードラウンジの子ども料金比較にまとめています。
エポスゴールドなら羽田T1の3か所が本人無料
羽田T1でPOWER LOUNGEを使えるカードの一例がエポスゴールドカードです。エポスカード公式によると、対象はPOWER LOUNGE SOUTH・NORTH・CENTRALの3か所(FOREST LOUNGEは対象一覧にありません)。利用できるのは本人のみで、本人のゴールドカードと搭乗券を受付で見せます。
順番を間違えやすいので補足します。年会費無料の一般のエポスカードには、ラウンジ特典はありません。ラウンジが使えるのはエポスゴールドカードからです。ゴールドは通常年会費5,000円ですが、利用実績に応じて届く招待から入れば永年無料、自分で申し込んだ場合も年50万円以上の利用で翌年以降は永年無料です(2026年9月29日時点の公式情報)。同伴する家族の分は、上の通常料金がかかります。
カード別の比較は羽田空港のラウンジとカードの比較に、プライオリティパスでの家族同伴の考え方はプライオリティパスの家族向けカードにまとめています。
羽田T1のPOWER LOUNGEを目指すなら、入口はエポスカードから
年会費無料のエポスカードで家族の決済を始め、利用実績を積むとゴールドカードの招待が届くことがあります。ラウンジ特典があるのはゴールドから(本人のみ)。公式サイトではゴールドカードを最初から申し込むこともできます(通常年会費5,000円・年50万円以上の利用で翌年以降永年無料)。
※一般のエポスカードにはラウンジ特典はありません。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
年末年始に羽田T1から帰省する家族が気をつけたいこと
北に利用者が集中する
南が閉鎖される2027年5月までは、サクララウンジの利用者が北に集まります。北が閉鎖されていた時期には、南のサクララウンジが「非常に混雑」し、係員が入退場の列を整理していたという利用者の報告があります(弾丸トラベル・2026年9月21日)。北だけの運用でも、同じような混雑は起きると考えておくのが無難です。
混雑で入れない場合は「当日空港でご利用いただけるクーポンをお配りいたします」とJAL公式にあります。金額の公式記載はなく、過去の報道では1,000円分の電子クーポンとされています。入れなかったら空港内のカフェで待つ、というプランBも家族で共有しておくと慌てずに済みます。
南側の搭乗口から乗るなら移動時間を逆算する
九州・沖縄方面などは主に南側の搭乗口になると言われますが、便によって異なります。北のラウンジから南側の搭乗口までの所要時間に公式の目安はないので、予約時や当日の案内で搭乗口の番号を確認し、ラウンジを出る時刻を早めに決めておくのが確実です。子連れならトイレの時間も見込んでおくと安心です。
車で行くなら駐車場は先に押さえる
南の専用保安検査場が閉鎖中で、ラウンジまでの動線もいつもと違う時期です。車で行くなら駐車場を先に予約しておくと、当日の判断がひとつ減ります。
帰省ピークの空港駐車場は「行ってから探す」が危ない
子どもを乗せたまま満車の駐車場を回る時間は、そのまま出発前の余裕を削ります。空港周辺の駐車場を地図で比べて先に予約しておけば、保安検査やラウンジへの移動に時間を回せます。
我が家(5人家族)ならどうするか|条件に当てはめた試算
我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。ふだんはANA中心でJGCは持っていないので、ここは我が家の条件に当てはめた試算です。
まず、仮に私がJGCを持っていたとしても、我が家5人は1つのグループでサクララウンジに入れません。全員3歳以上なので、会員本人+同行者1名(無料)+クーポン2枚(4,000マイル)で4人まで。5人目は別の手段が必要です。
羽田T1のカードラウンジなら、仮に私がゴールドカードの本人として入ると、家族の料金は次のとおりです。
| 家族 | 料金 |
|---|---|
| 私(カード会員本人) | 無料 |
| 妻 | 1,320円 |
| 娘(中学生・13歳以上の場合) | 1,320円 |
| 娘(小学生)×2 | 660円×2=1,320円 |
| 合計 | 3,960円 |
夫婦それぞれがゴールドカードの本人なら、妻の分も無料になって合計2,640円です。
私の結論としては、JGCがない家族なら、JAL便で羽田T1から出るときはカードラウンジで十分。JGCがある家族でも、5人以上なら「夫婦で2グループに分けられるか受付で確認、だめならカードラウンジ」と二段構えにしておくのが現実的だと考えています。
これからJGCを取るか迷っている方は、家族でのJGC修行の考え方、JGC修行の本当のコスト、Life Status時代にJGC修行をやめた方がいい人もあわせて読んでみてください。
よくある質問
Q1. 南ウイングのラウンジはいつ戻りますか?
JAL公式の案内では、2027年6月にオープン予定です。あくまで予定なので、近くなったら公式の案内を確認してください。
Q2. 2026年10月7日までに乗る場合は?
10月7日までは南のラウンジを使います。北が使えるのは10月8日からです。
Q3. クラスJに乗ればサクララウンジに入れますか?
入れません。クラスJ・普通席の搭乗は利用資格にならないので、JAL国内線の搭乗者向けの有償利用(1人3,000円)を使います。
JGCがなくても、羽田T1で待つ場所はつくれる
エポスゴールドカードなら、羽田T1のPOWER LOUNGE 3か所が本人無料。まずは年会費無料のエポスカードで利用実績を積むところから始められます(一般のエポスカードにはラウンジ特典はありません)。
※ラウンジ特典はゴールドカード会員本人のみが対象です。年会費・特典の条件は公式サイトでご確認ください。
まとめ

- 2026年10月8日から2027年5月まで、羽田T1のJALラウンジは北だけ(南は2027年6月オープン予定)。南の専用保安検査場も2027年1月まで閉鎖予定
- 家族は会員本人+同行者1名が無料、クーポンを使っても1グループ4名まで。3歳以上が5人以上なら分け方を考えておく
- 資格がない家族は、南側の保安検査後にあるPOWER LOUNGE SOUTHなどのカードラウンジが現実的な選択肢
北の新ラウンジの設備は、2026年10月8日のオープン後に追記します。空港ラウンジを家族で使う方法を全体から見直したい方は、空港ラウンジを家族で無料活用する方法にまとめています。
参考になれば幸いです。良いマイルライフを!