マイル攻略

【2027年度】ANAダイヤモンドは何が変わる?アップグレードポイント終了と家族5人の判断材料

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ANAダイヤモンドの2027年度は、「獲得条件は従来どおり10万PP、アップグレードポイントは終了、代わりに50,000マイル」です。家族で使うラウンジは「本人+同行者1名」までが無料で、5人全員で入るには子ども3人分のマイルがかかります。

12月が近づくと、「今年のPPで来年のステイタスが決まる」という話が増えてきます。家族旅行でラウンジの前に5人で並びながら「ダイヤモンドなら、うちは全員入れるのかな?」と思ったことはありませんか? 「アップグレードポイントがなくなるなら、維持する意味ってあるの?」とモヤっとしていませんか?

この記事では、公式情報で確認できたことだけで、2027年度のダイヤモンドを5人家族の損得の目線で棚卸しします。

先にお断りです。私はANAのSFC会員で、ダイヤモンドの保有・利用経験はありません。家族の試算はすべて「読者想定モデル」か「もしダイヤモンドになったら」の計算で、体験談ではありません。公式で確認できなかった点は、そう書きます(確認日は2026年10月6日)。

こんな人に向けて書いています

  • すでにダイヤモンド会員で、2027年度の変更点を整理したい
  • 修行や決済の集約を検討中で、家族にどこまで効くか知りたい
  • SFCのままで十分か、ダイヤモンドを目指すか迷っている

目次

【結論】2027年度は「条件は従来どおり・UGPは終了・50,000マイル」|家族で効くのは本人+同行者1名まで

論点2027年度の状況
獲得条件100,000PP(うちANAグループ便50,000PP)。ライフソリューション(LS)方式もある。変更の案内は見当たらない
アップグレードポイント(以下UGP)2026年度のご提供をもって終了。2027年3月31日で終了
代わりの措置2027年4月1日時点のダイヤモンド会員に50,000マイル(2027年4月頃に積算予定)

結論から言うと、家族持ちが押さえるべき点は3つです。

  1. 無料で入れるのは「本人+同行者1名」まで。ラウンジは2人目以降が有料(国内線は1人2,000マイル)で、専用チェックインと保安検査場は同行者1名までです。5人なら、子ども3人分の6,000マイルが実費になります
  2. 50,000マイルは、レギュラーシーズンで1,000マイル以下の区間なら、5人で国内線を片道1区間乗れる規模です(301〜800マイル区間で42,500マイル)。ただし2027年度の案内上は一度きりに見えます
  3. 狙う価値は「SUITE LOUNGE・荷物・優先受付に価値を感じるか」と「10万PPやLS方式の条件が無理なく届くか」で決まります

ダイヤモンドが上でSFCが下、という話ではなく、家族の使い方で選ぶ話です。UGPそのものの詳細はANAアップグレードポイント終了の記事に、ANA・JALの改定の時系列は改悪・改定カレンダーにまとめています。


2027年度で何が変わる?公式で確認できる変更点

項目これまで2027年度
UGPの付与前年1〜12月のANAグループ便PPに応じ、翌年度に付与2026年度のご提供をもって終了。使えるのは2027年3月31日まで
国際線の「UGP2倍」(ダイヤモンド限定)通常の2倍のUGPで対象外クラスからもアップグレード可2027年3月31日をもって終了
UGPでしか使えなかった一部のラウンジサービスUGPで利用今後マイルで利用可能に(開始時期は未定)
羽田空港駐車場の優先予約ダイヤモンド特典としてあった2026年9月30日をもって終了(すでに終了)

国内線のアップグレードは、2026年5月19日搭乗分からマイルでも使えます。必要マイルはANA国内線はマイルでアップグレードできるで整理しました。

「最後の付与」は公式の2文からそう読める

公式には、「1〜12月のANAグループ便のPPに応じて翌年度のプレミアムメンバーへ付与」と「2026年度のプレミアムメンバー・SFC本会員へのご提供をもって終了」の2文があります。組み合わせると、2025年のPPに対する2026年度分(2026年2月付与)が最後で、2027年2月の付与はない、と読めます。ただし公式に「2027年2月の付与なし」と書いた一文は、私は見つけられていません。マイページで残数と期限を確認してください。

2027年度の新しい案内

  • ANAグループ便150,000PP以上のダイヤモンド会員に、特別仕様のネームタグ・バゲージタグ(申込不要・2027年3月頃に自動発送)
  • プラチナで80,000PP以上の人にSUITE LOUNGEご利用券3枚(2027年3月頃発送)。ダイヤモンドに到達した人は対象外です

2028年度以降のダイヤモンドの条件・特典は、公式の発表を確認できていません(SFCだけが2028年4月の改定を予告されています)。


ダイヤモンド特典の全体像|家族目線で仕分ける

◎○△は私の評価で、公式の区分ではありません。

特典公式の内容家族への効き方
SUITE LOUNGE国内線は羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇、国際線は羽田・成田◎ 本人+同行者1名は無料。残りはマイル
SUITE CHECK-IN・専用保安検査場本人+同行者1名○ 子ども3人は通常のレーン
手荷物搭乗クラスに+1個(国際線は別の規定もあり)△ 同行者に及ぶかは確認できず
優先受付優先空席待ち、特典航空券・アップグレード特典の優先(同一予約番号の同行者も)○ 家族の予約と相性が良い
フライトボーナスマイル最大130%(ANAゴールド/プレミアムカード等の保有、ステイタス2年以上の場合)○ 率は条件で変わる
マイルの有効期限ダイヤモンド期間中は未使用マイルが失効しない○ 本人のマイルが対象。家族の口座に及ぶかは確認できず

地味に効くのは、優先受付とマイルが失効しない仕組みです。フライトボーナスの率は保有カードや継続年数で変わるので、最新の率は公式の表でご確認ください。スター アライアンス・ゴールドも付きますが、SFCカード会員と同じなので、ダイヤ固有の差ではありません。

選択式特典(毎年度の申込が必要・例年12月下旬頃から案内)は、2026年度は11コースでした。これは2026年度の話で、2027年度の内容は未発表のため書きません。


家族5人で何人まで使える?ラウンジ同行者のルールと実費

この記事でいちばん伝えたい部分です。「ダイヤモンドなら家族全員が無料でラウンジに入れる」とは、残念ながら言えません。

場面本人+同行者1人目同行者2〜4人目
国内線 SUITE LOUNGE/ANA LOUNGE無料1人2,000マイル(または2UGP)
国際線(日本発)SUITE LOUNGE(羽田・成田)無料1人5,000マイル(または4UGP)
国際線(日本発)ANA LOUNGE(羽田・成田)無料1人4,000マイル(または3UGP)
SUITE CHECK-IN・専用保安検査場本人+同行者1名対象外(通常のレーン)
  • 2歳未満は、国内線・国際線のラウンジとも同行者の人数に数えません
  • ダイヤモンドとSFCなど複数のステイタスを持っていても、同行者の人数は多い方だけで合算されません
  • UGPで払えるのは2027年3月31日まで。以降のマイル払いの開始時期は未定です

5人家族(本人+同行者4人)は、表の「2〜4人目」の範囲に収まります。ただし、同行者の人数に「最大◯名」という上限が公式に明記されているかは、私は確認できていません。

5人家族だと、いくらかかる?(読者想定モデル)

読者想定モデル:大人2人(ダイヤモンドの本人と同行者1人目)+子ども3人(全員2歳以上)です。

ケース無料で入れる人マイルが要る人必要マイル
国内線SUITE LOUNGE・片側1回本人+妻子ども3人×2,0006,000
国内線 往復(両端が対象空港)同上同上×2回12,000
国際線(日本発)SUITE LOUNGE・1回本人+妻子ども3人×5,00015,000

国内線のSUITE LOUNGEは羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇です。両端がこの5空港のときだけ往復12,000マイルで、片側が対象外ならその分は減ります。

結論は、「表の範囲では5人全員が入れる。ただし子ども3人分は、使うたびにマイルが要る」です。SUITE LOUNGEは「家族の入場料を払って使う場所」と割り切ると計算が合います。子どもの同伴条件はANAラウンジとJALサクララウンジの比較に、ステイタスなしでカードで入る方法は空港ラウンジを家族で無料活用する方法にあります。

ダイヤモンドに「家族会員」はない

ダイヤモンドの特典は、ご本人が対象なのが基本です(家族会員はSFCカードの制度です)。同行者ルールとは別に、公式には「特典利用登録」をした2親等以内の家族がUGPだけでラウンジを使える枠の記載もありますが、UGP終了後の扱いは確認できていません。前提にせず、続報を待つのが安全です。

例外は「ダイヤモンドサービス+More」で、ANAカードファミリーマイル登録済みの家族1名にステイタスが贈られます。ただし条件は150,000PP以上などと高く、家族分はUGP・選択式特典・SFC入会資格が対象外です。公式ページの記載は2025年度の実績ベースなので、2027年度の提供内容は最新の案内で確認してください。


50,000マイルの価値を5人家族で試算する

50,000マイルは、特典航空券、提携航空会社の特典、アップグレード特典、SKYコインに使えます。ピーチのポイントや旅行・日常サービスには使えません。

ANA国内線特典航空券の必要マイル(2026年9月26日に公式で確認した片道・1区間・レギュラーシーズン)で、5人分を計算しました。5人とも同じマイルとした読者想定モデルで、小児・幼児の扱いは公式で確認してください。

区間1人片道5人片道
0〜300マイル6,50032,500
301〜800マイル8,50042,500
801〜1,000マイル9,50047,500
1,001〜2,000マイル10,50052,500

301〜800マイル区間なら、ローシーズンで5人35,000マイル、ハイシーズンで52,500マイル(50,000を超えます)です。レギュラーシーズンで1,000マイル以下の区間なら、5人の片道1区間は50,000マイルに収まります。往復では、301〜800マイル区間のレギュラーで85,000マイルです。取り方はANA特典航空券を家族5人で取る方法にまとめています。

円換算は、私の仮置きで1マイル1.5円なら75,000円相当、2円なら100,000円相当です。公式の価値ではありません。

確認できていないこともあります。

  • 50,000マイルの有効期限:案内に記載がありません(グループ4は「キャンペーンごとに異なる」とされています)
  • ダイヤモンド期間中はマイルが失効しない旨の記載は、グループ4も対象と読めますが、50,000マイルの個別の明記は確認できていません
  • 2028年度以降の追加の措置:確認できていません

ダイヤモンド vs SFC(家族カード含む)|家族持ちに残る差

ラウンジの同行者は、実は同じ数です。国内線のANA LOUNGEは、SFCの本会員・家族会員がそれぞれ「本人+同行者1名」まで無料、2〜4人目は1人2,000マイル等です。ダイヤモンドの国内線も同じなので、1人の枠で見れば、子ども3人分の6,000マイルはSFCでもダイヤモンドでも変わりません。違いは「SUITE LOUNGEに入れるか」で、国内線のSUITE LOUNGEの対象はダイヤモンドとミリオンマイラーです。

SFCは本会員・家族会員それぞれに枠があるので、仮に夫婦ともSFCカード会員なら、無料は4人まで、5人目からマイル等が必要な計算です。ダイヤモンド1人だと無料は2人まで。無料人数だけを見るなら、夫婦それぞれがSFCのほうが多く入れる場面があります。ただし、夫婦で別のステイタスのときに枠がどう数えられるかは、公式の記載を確認できていません。

私の整理では、ダイヤモンド側で目立つのは、SUITE LOUNGE・+1個の手荷物・最大130%のフライトボーナス・マイルが失効しない仕組み・選択式特典・2027年度の50,000マイルです。SFC側の特典はANA SFC特典改定のまとめとSFC改定が最終決定&JMBプレミアの解説で整理しています。

SFCは2028年4月から、ANAカード・ANA Pay年間決済300万円以上でSFC PLUS、未満でSFC LITEになります。判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日です。ダイヤモンドやプラチナのステイタス獲得は、SFCの申込資格にもなります。家族カードの詳細はSFC家族カードは2028年からどうなるに、SFCとJGCで迷う方はSFCとJGC、家族ならどっち?にあります。


狙う・維持する価値はある?5人家族の判断フレーム

獲得ルートは2つです。

ルート条件(2027年度ダイヤモンド)
A:PP方式年間100,000PP(うちANAグループ便50,000PP)
B:LS方式ANAグループ便50,000PP+LS7サービス以上+ANAカード・ANA Pay決済500万円(またはPP80,000+7サービス+400万円)。必須はANA Mall・ANAトラベラーズ

集計期間は、PPが2026年1月1日〜12月31日、LS方式の利用・決済が2025年12月16日〜2026年12月15日です。

ただし1つだけ落とし穴があります。LS方式の「ANAカード・ANA Pay決済500万円」で何が対象になるかは、私は確認できていません。SFCの300万円判定は券面ANA CARD等が対象で、他のカードは対象外ですが(「入る決済・入らない決済」参照)、LS500万円が同じ定義かは未確認です。対象は公式でご確認ください。

次の表は、読者が自分の数字を入れる枠です。

項目考え方自分の数字
得る:50,000マイル1マイル◯円×50,000(案内上は一度きり)
得る:SUITE LOUNGE・荷物・ボーナスマイル年の搭乗回数と使う空港で変わる
払う:獲得の費用修行の航空券代、または決済500万円で失う還元の差
払う:子ども3人分のマイル国内線は1出発6,000マイル

迷ったら、次の3問で考えてみてください。

  1. 年に何回、家族でSUITE LOUNGEの対象空港を使うか
  2. 子ども3人分のマイルを払ってでも、SUITE LOUNGEに入りたいか
  3. 10万PPやLS方式の条件が、無理なく届く範囲か

2028年度以降は未発表なので、「2027年度の50,000マイルは一度きり」と見ておくのが安全です。ANA・JALの改定が家計に与える影響は5人家族の年間負担で試算しています。


狙う期限カレンダー|2026年12月が山場

2027年度のダイヤモンドは、2026年の実績で決まります。LS方式は12月15日、PPは12月31日が期限です。

日付内容
2026年12月15日LS方式の利用・決済の集計期間末
2026年12月16日SFC LITE/PLUSの判定期間が開始(〜2027年12月15日)
2026年12月31日PPの集計期間末
2026年12月下旬頃〜2027年度の選択式特典の案内(例年)。内容は未発表
2027年2月UGPの付与(公式2文からは「なし」と読める)。マイページで確認
2027年3月31日UGPと国際線「UGP2倍」が終了
2027年4月1日50,000マイルの条件日(この日にダイヤモンド会員)。積算は4月頃の予定
2028年4月SFC LITE/PLUSが開始

LS方式の集計期間末の翌日から、SFCの判定期間が始まります。ANAカードの決済をどちらに寄せるか、12月中に整理しておくと慌てません。12月と2027年4月には、公式の最新情報でこの記事を更新する予定です。


我が家(5人家族)に当てはめると

我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、私はANAのSFC会員です。ダイヤモンドの保有・利用経験はないので、以下は体験談ではなく、「もし私がダイヤモンドになったら」の算術です。

  • 国内線のSUITE LOUNGE(両端が対象空港):私と妻が無料、娘3人は6,000マイル。往復で12,000マイルです
  • 国際線(日本発)のSUITE LOUNGE:娘3人×5,000マイルで15,000マイルです
  • 今のSFCと比べると:私1人の枠で数えると、本人+同行者1名が無料で、娘3人はANA LOUNGEで合計6,000マイル。この金額はダイヤモンドでも同じです

ラウンジの人数と金額だけを見ると、ダイヤモンドで変わるのは「SUITE LOUNGEに入れる」ことです。50,000マイルや荷物、ボーナスマイルは、先ほどの損得表に当てはめてください。


よくある質問(FAQ)とまとめ

Q1. 2027年度のダイヤモンドの条件は変わりますか?

公式の条件表では100,000PP(うちANAグループ便50,000PP)で、変更の案内は見当たりませんでした。2028年度以降は未発表です。

Q2. UGPはいつまで使えますか?

2027年3月31日までです。2027年2月の付与は、公式2文からは「なし」と読めますが、明記は確認できていません。

Q3. 家族もダイヤモンドのラウンジに入れますか?

本人+同行者1名は無料、2〜4人目は有料です。国内線は1人2,000マイル、国際線(日本発)のSUITE LOUNGEは1人5,000マイルです。2歳未満は数えません。

Q4. 50,000マイルは誰がもらえますか?

2027年4月1日時点でダイヤモンドサービスのメンバーである人です。有効期限は案内に記載がありません。

まとめ

  • 2027年度のダイヤモンドは、条件は従来どおり・UGPは終了・50,000マイル
  • 家族で効くのは本人+同行者1名まで。5人なら子ども3人分(国内線6,000マイル)が実費
  • ラウンジの同行者の扱いは、1人の枠で見ればSFCでも同じ。違いはSUITE LOUNGEに入れるか
  • 期限は2026年12月15日(LS)と12月31日(PP)。2028年度以降は未発表

ANAかJALか全体の方針で迷う方はANAマイルとJALマイル、家族はどっちを優先すべきかも参考にしてください。最新の条件は、必ずANA公式でご確認ください。

参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

出典と確認日

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