マイル攻略

【2026年10月】ANAマイルでスターアライアンス提携特典|ANA便が満席の日に5人家族が使える提携社と必要マイル

公開日: 2026年10月30日 更新日:

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【2026年10月】ANAマイルでスターアライアンス提携特典|ANA便が満席の日に5人家族が使える提携社と必要マイル

夏休みや年末年始、ANAの特典航空券を探したら「空席なし」だった経験はありませんか?5人分の席となると、日付をずらしても揃わなくて、モヤっとしますよね。

そんなときの選択肢の1つが、ANAマイルでスターアライアンス加盟社などの便に乗る「提携特典」です。ANA運航便の特典とは別の表で、決め手はゾーンとクラスだけ。私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父で、提携特典を取った経験はありません。この記事は、2026年10月29日時点のANA公式情報を5人家族に当てはめた計算と判断フローです。

【結論】

  • 日本発・往復・エコノミー(1-Aの場合)の必要マイルは、韓国15,000/アジア1 20,000/アジア2 35,000/ハワイ40,000/北米50,000/欧州55,000マイル。シーズン区分はなく、ゾーンとクラスだけで決まります
  • 2歳以上12歳未満の小児も大人と同じマイル数です。想定モデルの5人家族なら、欧州エコノミー往復は55,000×5=275,000マイル、北米は250,000マイルです
  • 提携特典は往復同時の予約が条件で、空席待ちはありません。予約はANAウェブ(ログイン)か電話で、小児のみ・2歳未満を含む予約はウェブでは申し込めません

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目次

詳しく:提携特典は「ANA便の特典」と何が違うのか

提携特典とは、ANAマイルを使って、ANAと提携する航空会社の便に乗る特典航空券です。対象はスターアライアンス加盟社が中心で、ANAの提携特典ページ(2026年10月29日時点)には、加盟社に加えて単一社運航のみの提携社も並んでいます。

ANA運航便の特典と違うポイントは、次の4つです。

項目 提携特典
必要マイルの決まり方 目的地のゾーン×クラス(エコノミー/ビジネス/ファースト)
シーズン区分 チャートに設定なし(ANA運航便のL/R/Hとは別)
予約の条件 往復同時の予約・発券が条件。全区間の座席確保が必要
空席待ち 受け付けなし

ここで1つだけ注意があります。提携特典のチャートにはプレミアムエコノミーの列がなく、ANAの提携特典ページでは利用不可と書かれています。クラスはエコノミー・ビジネス・ファーストの3つで考えます。

なお、この記事は「ANA便より提携社のほうが何マイル安い・高い」という比較はしません。ANA運航便のシーズン別のマイル数は、別の記事(ANA特典航空券のシーズンカレンダー)で扱っています。ここでは、提携特典に必要なマイル数を5人分に直して「うちの家族は何マイル要るか」を見える形にします。

必要マイル早見表:日本発の往復(1-Aと1-B)

提携特典の必要マイルは、旅程が「1-A」か「1-B」かで変わります。ANA公式のゾーン案内によると、定義は次のとおりです。

  • 1-A:国際線の往復2区間のみ、または往復2区間+日本国内のみの乗継
  • 1-B:1-Aに当たらない旅程(1-Aと1-Bの併用はできません)

つまり、日本発の国際線の往復だけ(国内線の乗継を挟む場合も含む)なら1-A、それ以外の組み方になると1-Bです。日本国内の乗継を挟む場合の詳細は、国内線乗継を無料で付ける方法の記事で整理しています。

1-A(往復・日本発)

以下は、ANA公式の提携特典ページ(2026年10月29日時点)の表です。

方面(ゾーン) エコノミー ビジネス ファースト
韓国・ロシア1 15,000 30,000 45,000
アジア1(グアム・台湾・中国大陸・フィリピン・香港・マカオ) 20,000 40,000 60,000
アジア2・ロシア3(東南アジア・南アジア等) 35,000 60,000 105,000
ハワイ 40,000 85,000 140,000
北米(米国・アラスカ・カナダ・メキシコ) 50,000 110,000 170,000
欧州・ロシア2(トルコ等) 55,000 115,000 190,000
オセアニア(ミクロネシア含む) 45,000 85,000 135,000

アフリカ・中東・中南米は、1-Aでは設定がありません。

1-B(往復・日本発)

方面 エコノミー ビジネス ファースト
韓国 18,000 33,000 54,000
アジア1 23,000 43,000 69,000
アジア2 38,000 63,000 114,000
ハワイ 43,000 89,000 151,000
北米 55,000 117,000 187,000
欧州 62,000 121,000 207,000
アフリカ・中東 100,000 185,000 290,000
中南米 115,000 195,000 327,000
オセアニア 50,000 91,000 150,000

1-Aと比べると、欧州エコノミーで7,000マイル、北米で5,000マイル高くなる計算です。1人なら小さな差ですが、5人だと35,000マイルと25,000マイルの差になります。

※ここに載せた表は、ANA公式の提携特典ページを取り込んだ内容です。マイル数は改定されることがあるので、申し込む前に最新の表をANA公式でご確認ください。

片道チャートもあります

2025年6月24日以降の予約・発券分から、片道のチャートも使えるようになりました。1-Aの例では、ハワイが20,000/42,500/70,000マイル、北米が25,000/55,000/85,000マイル、欧州が27,500/57,500/95,000マイル(エコノミー/ビジネス/ファースト)です。ただし、往復で取る場合は往復同時の予約・発券が条件になります。

5人家族だと合計いくつ?想定モデルで計算する

ここからは試算です。前提は「想定モデル」として、大人2人+子ども3人(全員が2歳以上12歳未満または大人扱いで、同じマイル数)、日本発・1-A・往復・エコノミーとします。表のマイル数は往復の数字なので、5人分は5倍です。税金・燃油などは含みません。

方面 1人(往復) 5人(往復)
韓国・ロシア1 15,000 75,000
アジア1(台湾・香港等) 20,000 100,000
アジア2(東南アジア等) 35,000 175,000
ハワイ 40,000 200,000
オセアニア 45,000 225,000
北米 50,000 250,000
欧州 55,000 275,000
(参考)欧州ビジネス 115,000 575,000

数字で語ると、欧州エコノミー往復の275,000マイルは、ハワイ往復の200,000マイルより75,000マイル多い水準です。ビジネスクラスだと575,000マイルになり、エコノミーのちょうど約2.1倍です。

1-Bになる旅程の場合は、欧州エコノミーが62,000×5=310,000マイル、北米が55,000×5=275,000マイル、ハワイが43,000×5=215,000マイル、アジア1が23,000×5=115,000マイルです。旅程を決める前に、1-Aに収まるかを必ず確認しておくと、数万マイル単位のずれを防げます。

小児も大人と同じマイル数

「子どもは割引があるのでは?」と思われがちですが、提携特典では、2歳以上12歳未満の小児も大人と同じマイル数です。想定モデルは小学生2人・中学生1人なので、全員分を満額で数えます。年齢による扱いの違いは、子連れのマイル年齢ルールの記事も参考になります。

2歳未満の場合は、座席を使うなら大人と同じマイル数、座席を使わないなら幼児運賃航空券になり、購入は電話のみです。

家族のマイルはどう合算する?

5人分の275,000マイルを1人のアカウントに揃えるのは大変です。ANAの案内では、家族のマイルを合算する手段として「ANAカードファミリーマイル」または家族アカウントサービス(AFA)が挙げられています。条件の詳細は、申し込む前にANA公式で確認してください。

家族のマイルを貯める段階で、ANAカードを新しく作る予定がある方向けの補足です。

ハピタスとは? 経由するだけでポイントが貯まる仕組み(ハピタス公式紹介用素材)

ANAアメックス・ゴールドをポイントサイト経由で申し込むという選択肢

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ポイントサイト「ハピタス」の案件ページを経由して申し込むと、条件を満たした場合にハピタスのポイント(1pt=1円相当)が付きます。ポイント数は時期により変わるため、現在のポイント数はハピタスの案件ページでご確認ください。ポイントサイト経由の申込は、公式の入会キャンペーンや紹介特典と併用できない場合があります。条件を見比べてお選びください。

ハピタスでANAアメックス・ゴールドの案件を確認する

※対象は初めて申し込む方です。同カードをお持ちの方、過去に同カードを申し込んだことがある方は対象外です。年会費・入会条件は公式サイトで、ポイントの条件は案件ページでご確認ください。提携特典の予約・発券は、カードとは関係なくANA公式で行います。

「我が家の場合」の試算(想定モデルのまま)

我が家は5人家族ですが、この記事では提携特典を取った話はしません。あくまで想定として、「夏休みに5人で北米へ行く」なら250,000マイル、「年末年始に5人で台北・香港へ行く」なら100,000マイルが、マイル面の目安になります。手持ちのマイルとの差は、この表で自分の家族の人数に置き換えて確認できます。

ANA便が満席の日の判断フロー

ANA便が取れない日の考え方を、3段階に分けて整理します。

ステップ1:ANA便の日付・空港を動かせるか。 出発日を前後にずらす、羽田と成田を替えるなどで取れるなら、提携特典の条件(往復同時・空席待ちなし)を気にせず進められます。路線別の必要マイルはANA特典航空券の家族4人ガイドにまとめています。

ステップ2:提携社を見る。 日程を動かせないときに、提携特典が候補になります。注意点は、提携特典は空席待ちができないことです。ANA便でキャンセル待ちを使える場面の考え方は、特典航空券の空席待ちの記事で整理しています。提携特典の場合は、空席が出ていることを確認してから、全区間を確保して申し込むことになります。

ステップ3:別の手段を検討する。 ANAマイルを使わないルートもあります。アエロプランでANA便を取る方法や、クリスフライヤーのマイルを使う方法は、必要マイルの出どころが別になります。

どのステップでも、5人分の席が同じ日に揃うかが勝負です。1人でも欠けると旅程が崩れるので、先にマイル数を確保してから日程を詰めるのが無難です。

予約の流れ:ウェブか電話で、往復同時に

予約方法は、ANAウェブにログインして申し込む方法と、電話の2つです。空港のカウンターでは申し込めません。ウェブ発券は手数料が無料で、それ以外の購入場所は国ごとに手数料がかかります。

予約の受付期間は、復路の搭乗日の355日前(出発日含まず)の午前9時(日本時間)から、第一区間の出発の96時間前までです。往復同時の予約・発券が条件で、航空会社によって開始日が異なる場合もあります。

ウェブでは申し込めないケースがあります。

  • 小児のみの予約、2歳未満を含む予約
  • マカオ航空・ユーロウィングス・フィリピン航空・ヴァージンアトランティックの便(サービスセンターで対応)
  • 幼児運賃航空券の購入(電話のみ)

エチオピア航空・南アフリカ航空・シンガポール航空・ユーロウィングス・ヴァージンアトランティックについては、幼児の扱いが異なるため、事前に電話で確認する案内が出ています。想定モデルの5人家族のように幼児が含まれない旅程なら関係の薄い話ですが、幼児が加わる旅程では念頭に置いてください。

申し込み前チェックリスト(5人家族の想定モデル)

予約を始める前に、次の順で確認しておくと、取り直しややり直しを減らせます。

  1. 行き先のゾーンを決める:韓国・アジア1・アジア2・ハワイ・北米・欧州・オセアニアのどれか。ゾーンが決まれば、1人分のマイル数が表から分かります
  2. 旅程が1-Aか1-Bかを判定する:国際線の往復だけ(日本国内のみの乗継を含む)なら1-Aです。途中降機などで外れると1-Bになり、欧州エコノミーで1人7,000マイル、5人で35,000マイル上がります
  3. 人数分の合計マイルを出す:2歳以上12歳未満は大人と同じなので、1人分×5です。家族のマイルを集める手段(ANAカードファミリーマイルまたはAFA)も、この段階で条件を確認します
  4. 搭乗者に2歳未満や小児のみの予約が含まれないか見る:含まれる場合はウェブでは申し込めません
  5. 対象の航空会社・クラスか確かめる:利用できない便やクラスがあるためです
  6. 復路の搭乗日から355日前の午前9時を逆算する:予約はこの時刻から始まります
  7. 5人分の空席が往復とも揃っているか確認してから申し込む:空席待ちはなく、全区間の座席確保が必要です

税・燃油などの支払いはカード払いなので、マイルとは別に家計から出る費用として見ておきます。金額の目安は、この記事では示していません。

税・燃油、そして取消・変更の費用

提携特典は、マイルに加えて、税金・空港使用料・燃油特別付加運賃などを、発券時にカードで払います。金額は旅程・クラス・換算レートで変わります。ANAの提携特典ページには航空会社別の有無や金額の記載がないため、この記事では具体的な金額は書きません。サーチャージ不要の特典の探し方は燃油サーチャージ不要の特典の記事、直近の燃油額は11〜12月発券の燃油の記事で確認できます。

取消(払戻)の費用

取消は、全区間が未使用の場合のみ可能です。2025年6月24日以降の予約・発券分は、取消手数料がカード払いで3,000円、またはマイルで3,000マイルのどちらかを選べます(一部の国はマイルのみ)。1人ごとにかかるので、5人家族だと15,000円、または15,000マイルです。申請は有効期間満了日から30日以内に行います。取消・変更の考え方は子連れの特典取消の記事もあわせてどうぞ。

変更できること・できないこと

有効期間内なら、搭乗日と便の変更が可能です(予約便の出発前かつ希望便の96時間前まで。ウェブでの変更は未使用の券のみ)。一方、航空会社・搭乗者・区間・経由地・クラスは変更できません。変更時には、税・燃油の差額を請求されます。

「とりあえず取っておいて、あとで別の航空会社に変える」はできない、と覚えておくのが安全です。

経由・ストップオーバーの条件

乗継と途中降機のルールは、次のとおりです。

項目 条件
片道 途中降機は不可
往復 目的地以外で1回の途中降機(24時間超)が可能。乗継回数に含む
乗継回数(片道) 日本国内で1回、海外で2回まで
乗継回数(往復) 往路・復路それぞれ同じ条件(合計6回まで)

途中降機を使うと旅程が1-Aに当たらない場合があるので、マイル数は先ほどの1-Aと1-Bの表で確認してください。

ANA国内線は、提携特典の対象外ではなく「国際線特典の乗継区間」として、普通席のみ利用できます。ただし、2026年5月19日搭乗分から、日本国内線への乗継はANA運航便のみとなり、提携社のコードシェア便は使えなくなりました。

2026年の変更点と注意

2026年の提携特典まわりで、押さえておきたい変更点は3つです。

  1. ITAエアウェイズ運航便が対象に:2026年4月1日から対象です
  2. アシアナ航空は2026年12月16日搭乗分まで:ANAとのマイレージ提携は2026年12月16日付で終了します。12月17日以降の予約変更・払戻はできません。詳細はアシアナ航空提携終了の記事にまとめています
  3. 国内線への乗継はANA運航便のみ:2026年5月19日搭乗分からの扱いです(上で触れたとおりです)

2025年6月には、ANA国際線特典の一部が改定されましたが、ANAの改定告知本文には提携特典の記載がありません。この記事の表は、2026年10月29日時点のものです。

利用できない便やクラスもあります。シンガポール航空のファースト、スイスのファースト、エバー航空のプレミアムエコノミー、中国国際航空の北京・平壌区間などで、ほかにもあります。

よくある失敗:5人家族がつまずきやすい4つのポイント

  1. 片方だけ確保して発券できない:往復同時の予約・発券が条件で、全区間の座席確保が必要です
  2. 空席待ちを当てにする:提携特典は空席待ちを受け付けていません。5人分の席が揃ってから申し込みます
  3. 小児のみ・幼児を含む予約をウェブで進めようとする:この場合は電話などのサービスセンター対応です。先にANA公式で確認します
  4. 家族のマイルが合算できると思い込む:合算には「ANAカードファミリーマイル」または家族アカウントサービス(AFA)といった手段が必要です。条件は申し込み前にANA公式で確認してください

マイルの貯め方や使い方の全体像は、ANAマイル家族特典のピラー記事から辿れます。

FAQ:よくある質問

Q1. 提携特典のマイル数は、ANA運航便と同じですか?
別の表です。ANA運航便にはL/R/Hのシーズン区分がありますが、提携特典のチャートにはシーズン区分がなく、ゾーンとクラスだけで決まります。どちらが安いかの比較は、この記事では扱っていません。

Q2. 片道だけでも取れますか?
片道のチャートは用意されています(2025年6月24日以降の予約・発券分から)。往復で申し込む場合は、往復同時の予約・発券が条件です。

Q3. 子ども(小学生・中学生)はマイルが安くなりますか?
2歳以上12歳未満の小児は、大人と同じマイル数です。5人家族なら、1人分の数字を5倍して計算します。

Q4. ウェブで予約できないのはどんなときですか?
小児のみの予約と2歳未満を含む予約、およびマカオ航空・ユーロウィングス・フィリピン航空・ヴァージンアトランティックの便です。電話かサービスセンターで申し込みます。

Q5. 取消にはいくらかかりますか?
2025年6月24日以降の予約・発券分は、1人あたり3,000円または3,000マイルです(一部の国はマイルのみ)。5人分だと15,000円または15,000マイルになります。

まとめ:まず自分の家族の人数で「欠けるマイル」を出す

提携特典の最大の特徴は、ゾーンとクラスで決まるシンプルな表と、往復同時・空席待ちなしという制約の組み合わせです。ここまでの内容をまとめると、次の順で進めるのが無難です。

  1. 行き先のゾーンと、旅程が1-Aか1-Bかを決める
  2. 想定モデルのように、人数分を掛けて必要マイルを出す
  3. 税・燃油は別に払うことを前提に、予算を組む
  4. 5人分の空席を確認して、往復同時に申し込む

ANA便が満席でも、提携社という選択肢があることを知っておくだけで、旅の計画の幅が広がります。最新のマイル数と対象航空会社は、申し込む前にANA公式でご確認ください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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