
ハワイには5人で行きたい。でも「マイルで取っても燃油だけで数十万円」と聞いて、計算が止まっていませんか?現金の費用を並べた記事はたくさんありますが、特典航空券とポイント宿泊を使ったときの自己負担を、5人分まとめて出したものは見つけにくいと感じます。この記事は、その合計を式で出すための計算書です。
【結論】
- ANAの日本発ハワイ往復は、5人でローシーズン175,000マイル、レギュラー200,000マイル、ハイシーズン325,000マイルです(2026年10月31日時点の公式チャート)
- 燃油は11〜12月の購入・発券分で、ANAもJALも5人往復385,000円です。特典航空券でも同額かかり、マイルで払う分とは別に現金が出ていきます
- ホテルの必要ポイントは公式の予約画面でしか分かりません。5人が1室に収まるか2室になるかで、必要ポイントは約2倍違うので、最初に確認するのはそこです
- 現金プランとの損益分岐は「マイル1個・ポイント1個がいくらの価値になるか」を式で出し、自分が貯めたときの値段と比べて決めます
本文の数字は、ANA・JAL・マリオットの公式ページで2026年10月31日に確認したものです。ホテルの金額や現金の運賃は公式の定額がないため、変数と仮定で扱い、公式の数字とは分けて書きます。
私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父です。ハワイ旅行やホテルの宿泊体験を書く記事ではなく、公式情報を5人家族に当てはめた計算と判断フローです。試算に出てくる5人家族は、すべて「想定モデル」として扱います。
先に、燃油の値上げと、ハワイのホテルの定員を扱った記事を置いておきます。
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【2026年10月24日時点】ANA・JAL燃油サーチャージが2026年11月発券分から値上げ|10月中の発券なら5人家族でいくら違う?
ANA・JALの国際線燃油サーチャージは2026年11月1日発券分から全方面で引き上げ予定。判定は発券日で特典航空券も同額。5人家族の往復10区間を10月中の発券と比べると、ハワイはJAL76,000円・ANA27,000円の差(想定、2026年10月24日時点)。
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【2026年10月】シェラトン・ワイキキにポイントで5人家族は泊まれる?定員・リゾートフィー・必要ポイントの目安
ハワイのシェラトン・ワイキキに5人家族でポイント宿泊する計算。公式で5名と読める部屋、ポイント宿泊でも会員負担のリゾート料金、無料宿泊特典とトップオフ、現金との損益分岐の計算手順を想定モデルで整理(2026年10月21日時点)。
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目次
詳しく:総費用は4つの式に分けると見えてくる
特典航空券とポイント宿泊で行くハワイの総費用は、次の4つに分けて考えます。
- 航空券のマイル:5人×1人あたりの往復マイル
- 燃油:燃油単価×2区間×5人
- ホテルのポイント:5泊分の合計から1泊分を引く(マリオットの「4泊分で5泊」の場合)
- そのほか現金:諸税、リゾートフィー、食費、現地での移動やアクティビティ
1と3はマイルとポイントで払い、2と4は現金で払います。「マイルで航空券が無料」と言い切れない理由は、2と4があるからです。
この記事の想定モデル(5人家族)
試算は、次の条件を仮定して進めます。公式の数字ではなく、計算のための前提です。
- 夫婦+娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人。5席ぶん全員が大人と同じマイルとする
- 日本発着の往復、エコノミー
- ホテルは5泊
- 発券は2026年11〜12月と仮定(燃油は38,500円)
子どもの運賃区分(幼児・年齢別の運賃)は、この記事の対象にしません。座席を使う5人が、ANA・JALとも同じマイルという前提で計算します。
5人分の必要マイル:ANAとJALでシーズン別にいくら?
必要マイルの式は、「5人×1人あたりの往復マイル」です。
ANAの日本⇔ハワイ(エコノミー・往復)
ANAの公式チャートは、2025年6月24日の改定後の値で、数字は往復のマイル数です。
| シーズン | 1人往復 | 5人往復 |
|---|---|---|
| ローシーズン(L) | 35,000マイル | 175,000マイル |
| レギュラーシーズン(R) | 40,000マイル | 200,000マイル |
| ハイシーズン(H) | 65,000マイル | 325,000マイル |
ハイシーズンは、改定前の43,000マイルから65,000マイルに上がっています。古い記事や古い記憶の「43,000マイル」で計算すると、5人で11万マイル分ずれます。
日本発ハワイの出発日によるシーズンは、公式の表で次のとおりです(2027年分)。
| シーズン | 出発日の期間(2027年) |
|---|---|
| L | 1月6日〜2月28日、4月1日〜4月28日、5月10日〜5月31日 |
| R | 1月4日〜1月5日、3月1日〜3月31日、6月1日〜7月15日、8月23日〜12月19日 |
| H | 1月1日〜1月3日、4月29日〜5月9日、7月16日〜8月22日、12月20日〜12月31日 |
なお、2026年の秋から年末は、Rが12月18日まで、Hが12月19日からです。2026年内に出発するなら、この区切りが2027年と1日違う点に注意してください。
行きと帰りでシーズンが違うとき
往路と復路でシーズンが違う場合、ANAは各区間の必要マイルを半分ずつにして足し合わせます。公式の例は、L40,000マイルとR50,000マイルなら、20,000+25,000で45,000マイルです。
ハワイ路線に当てはめると、たとえば2027年8月20日に出発(ハイシーズン)して8月26日に帰る(レギュラーシーズン)場合は、次のとおりです。
- 1人あたり:65,000÷2+40,000÷2=52,500マイル
- 5人:52,500×5=262,500マイル
ただし、復路の日付がどのシーズンに入るかの判定は、必ず公式の説明と予約画面で確認してください。上の表は出発日基準で整理したものです。
JALの日本⇔ハワイ(エコノミー)
JALの公式ページでは、ホノルルのエコノミーの基本マイルは片道20,000マイルです。往復なら40,000マイル、5人なら200,000マイルになります。ANAと違い、エコノミーにはシーズン別の表がありません。
ただし、JALには「特典航空券PLUS」があります。基本マイルより多く必要になる枠で、空席の状況で変わります。公式の表では、ホノルルのエコノミーのPLUS最大値が137,000マイルです。この数字は日本発着の「片道」の区分です。往復や5人分に掛け算して断定するのは避けてください。PLUSで必要マイルがどこまで膨らむかは、JAL特典航空券PLUSで5人家族の必要マイルがどこまで膨らむかを計算した記事にまとめています。
予約開始の日
予約開始は、ANAが搭乗日の355日前の午前9時(日本時間)、JALが搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)です。人気の日程は早く埋まる場合があるので、日程が決まったら、予約開始日を先に確認しておくと動きやすくなります。
ほかの行き先を含めた5人分のマイル早見表と、手持ちのマイルで何人分取れるかの判断フローは、5人家族の旅行先別ANA・JAL往復マイルに書きました。この記事では、ハワイに絞って、燃油とホテルを足した総額まで進めます。
マイルでは消えない費用:5人の燃油は約31〜39万円
燃油の式は、「燃油単価×2区間×5人」です。特典航空券でも、燃油は現金で払います。
| 発券・購入の時期 | ANA(1人片道) | JAL(1人片道) |
|---|---|---|
| 2026年10月分 | 35,800円 | 30,900円 |
| 2026年11〜12月分 | 38,500円 | 38,500円 |
5人往復に直すと、次のとおりです。
| 発券・購入の時期 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 2026年10月分 | 35,800×10=358,000円 | 30,900×10=309,000円 |
| 2026年11〜12月分 | 38,500×10=385,000円 | 38,500×10=385,000円 |
2027年1月以降の燃油は、2026年10月31日時点で未発表です。2か月ごとに見直されるため、1月以降に発券する人は、その時点の公式の額で式に当てはめ直してください。ANAは「適用額が予告なしに変更となる場合がある」と案内しています。ANAは購入分、JALは発券時に有効な額が適用されます。
5人だと、燃油だけで約31万円から39万円です。マイルの必要数がいくら少なくても、この現金は残ります。これが、5人家族のハワイで「マイルで行けば安い」が自動では成り立たない最大の理由です。
そのほかに空港諸税などがかかります。金額は、予約画面の合計で確認するまで未確認として扱います。
燃油の発券タイミングの考え方は、ANA・JALの燃油サーチャージ値上げの記事にまとめています。燃油がかからない(とされる)ルートは、燃油サーチャージ0円の特典航空券を総額で比べた記事と、JALマイルでアラスカ航空を使う記事で扱っています。この記事は、ANA・JALの日本発着の特典航空券で計算を進めます。
ホテルを変数Nで置く:1室か2室かで必要ポイントが約2倍
ハワイのホテルの必要ポイントは、日程で変わる変動制の場合が多く、公式の予約画面を開かないと分かりません。この記事では、1泊の必要ポイントを変数N(ポイント)として置きます。Nは公式の数字ではありません。
マリオットの「4泊分で5泊」
マリオットの公式ページには、ポイント交換で5泊を予約すると1泊分が無料になる、という案内があります。どの1泊が無料になるか、連泊の条件、室数の扱いは、取得したページでは分かりませんでした。ここは「詳細ページで要確認」です。
この仕組みを使うと、5泊の必要ポイントは次のように置けます。
- 必要ポイント=5泊分の合計ポイント-1泊分
- 1室で5人が泊まれる場合:ほぼ4×N
- 5人が泊まれず2室に分ける場合:約2×4×N(2室とも同じ条件で5泊予約できるとき)
Nを仮定した例は、次のとおりです。
| 1泊のポイント(仮定N) | 1室(4×N) | 2室(8×N) |
|---|---|---|
| 60,000P | 240,000P | 480,000P |
| 80,000P | 320,000P | 640,000P |
| 100,000P | 400,000P | 800,000P |
この表は、Nを置いたときの計算結果です。ハワイのホテルの実際のポイントではありません。
5人は1室で収まるか
ここで効くのが、5人が1室に収まるかどうかです。ファミリールーム系の部屋があるホテルなら1室ですが、なければ2室になり、必要ポイントがほぼ倍になります。シェラトン・ワイキキを例に、定員・リゾートフィー・必要ポイントの目安を調べた記事はシェラトン・ワイキキにポイントで5人家族は泊まれるかで扱っています。この記事では、ホテル名で深掘りせず、Nを決めるときに公式の画面で確認する、という位置づけにします。
リゾートフィーなどの現金
ポイントで泊まっても、リゾートフィーなどの現金負担が別にかかる場合があります。金額は公式で確認できていないため、変数F(円/泊)として置きます。
マリオットアメックスの無料宿泊特典は「1泊分の置き換え」
マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カードの無料宿泊特典は、2025年8月改定後の内容で、最大75,000ポイント相当です。さらに、最大25,000ポイントを追加(トップオフ)して利用できるので、合計で最大100,000ポイント相当まで充当できます。
ここで間違えやすい点が3つあります。
- 特典は1枚で1泊・1室分です。5泊すべてが特典で埋まるわけではありません
- トップオフは、ポイントとの併用のみで、現金との併用はできません
- 無料宿泊特典の取得条件は、年間400万円以上のカード利用です
Nが80,000ポイントの日なら、1泊を75,000ポイントの特典と5,000ポイントのトップオフで充てる、という使い方ができます。この特典を5泊予約と組み合わせられるかどうかは、確認できていません。「5泊まるごと無料」とは考えないでください。

マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カード
マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カードは、ご紹介プログラム経由での入会特典が用意されています(条件達成時・時期により変動)。ゴールドエリート資格や無料宿泊特典の内容は、公式ページで最新の条件をご確認ください。
※ご紹介プログラム経由。年会費82,500円(税込)。入会特典の内容・適用条件は時期により変動するため、最新情報は公式ページでご確認ください。
紹介フォームを使わずに申し込む場合
入会特典を重視するなら、まずは上のご紹介プログラム(紹介フォーム)経由での申込をご検討ください。紹介メールを待たずに申し込みたい方は、ポイントサイト「ハピタス」の案件ページを経由する方法もあります。条件を満たすとハピタスのポイント(1pt=1円相当)が付きます。ポイント数は時期により変動します。現在のポイント数は案件ページでご確認ください。ポイントサイト経由の申込は、公式の入会キャンペーンや紹介特典と併用できない場合があります。条件を見比べてお選びください。
ハピタスでマリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアムの案件を確認する
※対象は初めて同カードを申し込む方です。過去に同カードを申し込んだことがある方、家族カード・追加カードの申込は対象外です。年会費82,500円(税込)。ポイントの条件は申し込み前に案件ページでご確認ください。ハピタス未登録の方は、登録画面で紹介コード QYMTVB を入力すると紹介経由の登録になります。
期間限定のポイント上乗せは、マリオット ハワイ4泊25,000ポイントの記事にまとめています。ヒルトン系のハワイの選択肢は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの記事で扱っています。
損益分岐の式:マイル1個・ポイント1個の価値はいくら?
現金プランと比べるには、「マイル1個、ポイント1個がいくらの価値になるか」を式で出します。
航空券:マイル1個の価値
式は、次のとおりです。
価値(円/マイル)=(現金で買う5人往復の運賃-マイルで払うときの自己負担)÷ 必要マイル
自己負担は、燃油と諸税です。諸税は未確認なので、ここでは燃油385,000円だけで計算します。ANAのレギュラーシーズン(5人200,000マイル)で、現金運賃を仮定した例は、次のとおりです。
| 現金運賃(仮定・1人往復) | 5人の現金運賃 | 計算 | 1マイルの価値 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 50万円 | (500,000-385,000)÷200,000 | 0.575円 |
| 15万円 | 75万円 | (750,000-385,000)÷200,000 | 1.825円 |
| 20万円 | 100万円 | (1,000,000-385,000)÷200,000 | 3.075円 |
ANAのハイシーズン(5人325,000マイル)で、1人20万円の場合は、(1,000,000-385,000)÷325,000で、約1.89円です。
この表の現金運賃は、すべて仮定です。同じ日程の現金運賃は、航空会社や旅行会社の検索画面で確認してください。
読み方は2つです。現金運賃が安い時期は、燃油の分だけ、1マイルの価値が1円を下回ることがあります。現金運賃が高い時期ほど、マイルの価値は上がります。そして、その値を、自分がそのマイルを貯めるのに使った金額(円/マイル)と比べて判断します。1マイルあたりの調達コストは貯め方によって人ごとに違うので、この記事では「いくら以上なら得」とは断定しません。
ホテル:ポイント1個の価値
式は、次のとおりです。
価値(円/ポイント)=(現金で泊まる総額-ポイント宿泊でも払う現金)÷ 必要ポイント
仮に、同じ部屋を現金で5泊すると500,000円で、必要ポイントが4×80,000=320,000ポイント(1室・Nが80,000の仮定)だとします。
- ポイント宿泊でも払う現金がゼロなら:500,000÷320,000=約1.56円/ポイント
- リゾートフィーを1泊5,000円(仮定)として5泊で25,000円払うなら:(500,000-25,000)÷320,000=約1.48円/ポイント
これも仮定の数字です。実際の現金料金と必要ポイントは、同じ日程で並べて確認してください。
総額の合計表(想定モデル):2段で見る
燃油・諸税・リゾートフィーなどの現金と、マイル・ポイントを貯めるのにかかった費用は、分けて考えます。マイルやポイントを貯める費用は人によって違い、ゼロとは言い切れません。合計を1つの数字にしてしまうと、費用を小さく見せてしまうので、2段で表します。
想定モデルは、ANAのレギュラーシーズン、5泊、1室(Nが80,000の仮定)です。
1段目:現金で払う分
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 燃油(2026年11〜12月分・ANA) | 385,000円 |
| 空港諸税など | 未確認(予約画面の合計で確認) |
| リゾートフィー | F円×5泊(Fは公式で確認) |
| 食費・現地費 | 想定(旅行の内容次第) |
燃油だけで385,000円です。ここに、諸税、リゾートフィー、食費などが加わります。
2段目:マイル・ポイントの調達コストを含める
| 項目 | 必要数 | 1個あたりの調達コスト(仮定) | 金額 |
|---|---|---|---|
| ANAマイル | 200,000マイル | 1円 | 200,000円 |
| ホテルポイント | 320,000ポイント | 1円 | 320,000円 |
調達コストを両方1円と仮定すると、燃油385,000円と合わせて905,000円です。そこに、諸税、リゾートフィー、食費などが加わります。
現金プランの例は、1人15万円の航空券(5人で750,000円)と、1泊10万円の1室5泊(500,000円)で、合計1,250,000円です。リゾートフィーや諸税は、両方に同程度かかると考えて、比較から除いています。この仮定では、905,000円と1,250,000円の差は345,000円です。
ただし、この差は、運賃・ホテル代・調達コストを仮定した数字です。調達コストが2円なら、マイルとポイントの分が倍の1,040,000円になり、燃油と合わせて1,425,000円で、現金プランのほうが安くなります。自分の数字に置き換えて、同じ式で計算してください。
何月に行く?シーズン別の判断フロー
行く時期ごとに、ANAとJALのどちらが有利になりやすいかを整理します。必要マイルはどちらも公式の数字で、空席が取れるかどうかは別の話です。
| 時期(2027年) | ANAのシーズン | ANA 5人往復 | JAL 5人往復(基本マイル) |
|---|---|---|---|
| 1月1日〜1月3日 | H | 325,000マイル | 200,000マイル |
| 1月4日〜1月5日 | R | 200,000マイル | 200,000マイル |
| 1月6日〜2月28日 | L | 175,000マイル | 200,000マイル |
| 3月 | R | 200,000マイル | 200,000マイル |
| 4月1日〜4月28日 | L | 175,000マイル | 200,000マイル |
| ゴールデンウィーク(4月29日〜5月9日) | H | 325,000マイル | 200,000マイル |
| 5月10日〜5月31日 | L | 175,000マイル | 200,000マイル |
| 6月1日〜7月15日 | R | 200,000マイル | 200,000マイル |
| 夏休み(7月16日〜8月22日) | H | 325,000マイル | 200,000マイル |
| 8月23日〜12月19日 | R | 200,000マイル | 200,000マイル |
| 年末(12月20日〜) | H | 325,000マイル | 200,000マイル |
判断は、次の順番で進めます。
- 出発日がLの時期なら、必要マイルはANAが5人で25,000マイル少なくなります。ANAを第一候補にします
- Rの時期は、ANAとJALの基本マイルは同じです。空席が出やすいほう、予約開始日に動けるほうを選びます
- Hの時期は、ANAが325,000マイルかかります。JALは基本マイルが取れれば200,000マイルですが、取れなければPLUSで膨らみます。JALの空席が基本マイルで出るかは、予約画面でしか分かりません
- マイルが足りない場合は、人数を分ける、時期をLかRにずらす、現金プランと比べる、の順に考えます
JALの基本マイルが取れるかどうかを、シーズンの表だけで決めないでください。ANAが少ないLの時期に絞るか、JALの空席を見てから決めるか、どちらかです。
予約開始日にすぐ取れなかった場合の動き方は、ANA・JAL特典航空券のキャンセル待ちの記事にまとめています。減額マイルのキャンペーンの仕組みは、ANA国際線特典航空券の一律50%OFFの記事で扱っています。減額マイルは、過去に開催された回の内容です。
手持ちのマイルで何人分取れるかは、5人家族の旅行先別必要マイルの記事の判断フローを使うと早く分かります。
取れなかった時・足りない時:現金プランと比べる
特典航空券が取れなかったとき、マイルやポイントが足りないときは、現金プランで総額を比べます。上で出した損益分岐の式の「現金運賃」「現金で泊まる総額」の部分を、実際の検索画面の金額で埋めるのが次の一手です。
比べるときの注意が1つあります。旅行会社や予約サイトを経由してホテルを予約すると、ホテルのポイントや宿泊実績の対象外になる場合があります。マリオットなどのホテルでポイントや宿泊実績を貯めたい場合は、ホテル公式サイトでの予約が基本です。この比較は、ポイントを使わない現金プランの総額を知るためのものと割り切ってください。
ハワイ5人分の現金プランを、同じ日程で見比べる
航空券の運賃と、航空券+ホテルをまとめたプランを同じ日程で並べると、マイルの価値が計算できます。ホテルのポイントや宿泊実績を貯めたい場合は、旅行会社経由だと対象外になることがあるため、予約前に条件を確認してください。
食費や現地での費用は、旅行の内容で大きく変わります。ホテルのクラブラウンジを朝食に使う場合の損益は、ハワイのマリオットのクラブラウンジの記事で扱っています。
想定として当てはめると:5人家族の場合
私は、ハワイにこの方法で行った体験はありません。ここでは、5人家族(私・妻・娘3人)を想定して、この記事の式に当てはめた考え方だけを書きます。
想定モデルなら、手順は次の3つです。
- 日程候補を、ANAのLかRの時期に絞る。5人往復で175,000マイルまたは200,000マイル
- 燃油385,000円(11〜12月発券の場合)を、先に現金の予算として確保する
- ホテルは、5人が1室に収まるかを公式の予約画面で確認し、1室ならほぼ4×N、2室なら約8×Nで、手持ちのポイントと比べる
5人家族は、2室になると必要ポイントが倍近くになります。「ポイントで泊まれるか」より先に、「1室で泊まれるか」を確認するのが、5人家族の計算では効きます。
FAQ
Q. 子どもも大人と同じマイルですか?
この記事の想定モデルでは、座席を使う5人全員を、大人と同じマイルで計算しています。年齢別の運賃区分は扱っていません。実際の人数・年齢での扱いは、予約画面とANA・JALの公式案内で確認してください。
Q. ANAとJALはどちらがいいですか?
LのシーズンならANA、Hのシーズンで空席が基本マイルで取れるならJAL、Rならほぼ同じです。必要マイルは公式の数字で比較できますが、空席があるかは別です。
Q. 燃油は発券した日の額で決まりますか?
ANAは購入分、JALは発券時に有効な額が適用されます。2026年11〜12月分は、どちらも1人片道38,500円です。2027年1月以降は2026年10月31日時点で未発表です。
Q. 5人で1室に泊まれますか?
ホテルによって違います。ファミリールーム系の部屋がある場合は1室、なければ2室に分けます。定員は予約前に公式の画面で確認してください。
Q. マイルやポイントが足りないときはどうしますか?
人数を分ける、時期をLかRにずらす、航空券だけ現金にする、のどれかを式で比べます。現金プランは、上の損益分岐の式で、マイルとポイントの価値と比べて決めてください。
まとめ:まず確認する順番
ハワイの5人家族の総費用は、次の順番で確認すると進めやすいです。
- 出発日のシーズン(ANAのL・R・H)を決めて、5人分の必要マイルを出す
- 燃油385,000円(2026年11〜12月分)を、現金の予算として確保する
- ホテルは、5人が1室に収まるかを公式画面で確認して、必要ポイントを出す
- 現金プランの運賃・宿泊費と、損益分岐の式で比べる
- 自分がマイルとポイントを貯めたときの値段と比べて決める
マイルやポイントで行く場合も、燃油とそのほかの現金は出ていきます。式で出して、現金プランと並べてから決めるのが一番後悔しません。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!