
この記事は体験記ではなく、2026年11月3日時点の公式サイトの情報を、5人家族の目線で整理したものです。
空港ラウンジに「無制限で入れる」と思っていたプライオリティ・パスに、回数制限のお知らせが届く。三菱UFJカード・プラチナを持っている(あるいは検討している)家族連れの方は、「年10回って足りる?」「子どもの分はどうなる?」とモヤっとしていませんか? 本人の枠だけでなく、家族会員や子どもの同伴者料金まで含めて整理します。
【結論】
- いつから:2026年12月2日のご利用分から、プライオリティ・パス(PP)の無料利用は本人会員・家族会員それぞれ年10回まで(11回目以降は1回35米ドル)。12月1日までの利用は10回に数えません。
- 誰が得をするか:回数に余裕がある人は影響が小さく、同伴者1人35米ドルのルールも変わりません。家族の費用は「回数」より「同伴者の人数」で決まります。家族会員にもPPを別途申し込めば、無料の人が1人増えて同伴者が1人減ります。
- 5人家族でいくら変わるか:想定モデル(親2人+子3人)で年4回入室する場合、本会員だけがPPなら約US$560、家族会員もPPを持てば約US$420。差はUS$140です(円額は為替・手数料で変わります)。
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【2026年】プライオリティパス改悪まとめ|カード別の回数制限と、5人家族が使い続ける選び方
プライオリティパスの2026年改悪をカード別に整理。出光は年5回、三菱UFJは12月から年10回、同伴者はUS$35。「プレステージ廃止」の誤解も解き、5人家族の費用を試算します。
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エポスプラチナのプライオリティパスは今も無制限|PP大改悪後に家族はどう使うべきか
エポスプラチナのプライオリティパスは2026年8月時点で利用無制限。年会費は直接申込30,000円(年100万利用で翌年20,000円)、招待なら初年度20,000円。同伴者35ドルなど家族利用の制約も正直に整理しました。
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目次
詳しく:何が、いつ変わる?
出典は三菱UFJニコスが2026年9月7日に出した公式のお知らせ(三菱UFJニコス|プライオリティ・パスの利用回数について)です。2026年11月3日時点で確認できた内容は次のとおりです。
- 対象は三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード、プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード、三菱UFJニコス発行のプラチナ提携カード、フランチャイズ会社発行のMUFGカード プラチナ。本人会員・家族会員のどちらも対象
- JAL アメックス プラチナは対象外
- 2026年12月から、1年につき10回まで無料。11回目以降は1回35米ドル
- 同伴者は無料利用の対象外で、これまでどおり1人35米ドル
- 円換算は、American Expressがデータを処理した日の適用レート
申込ページにも「2026年12月から1年につき10回まで」と明記されています。つまり「いつの間にか変わっていた」ではなく、すでに周知済みの変更です。
回数のカウントとリセット日の期限表
「いつから数えるのか」で迷う方が多いので、日付を表にしました。
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026年9月7日 | 三菱UFJニコスが告知 |
| 2026年12月1日まで | 利用は10回に数えない(これまでどおり) |
| 2026年12月2日 | 10回のカウント開始。登録済み会員は1年間10回にリセット |
| 毎年12月2日 | 12月2日までに登録済みの会員は、PPの有効期限までこの日にリセット |
| 2026年12月3日以降 | 新たに登録(更新)した会員は、登録(更新)日から1年ごとにリセット |
つまり12月2日までに登録済みなら12月2日スタート、12月3日以降に登録(更新)すると、その日から1年ごとのカウントになります。残り回数は、PPアプリの「アカウント」→「利用履歴」で確認できます。
「1回」の数え方(乗り継ぎで2か所入ったらどうなるか等)は、確認した公式ページでは読み取れていません。未確認のため断定せず、PPアプリの利用履歴で確認する前提にします。他カードも含めた整理はプライオリティ・パス改悪まとめにあります。
家族会員は何が変わる?本人+家族会員で20枠
回数は会員番号ごとに数えられます。本人10回、家族会員10回で、夫婦ともPPを持てば合計20枠になる計算です。
ポイントは次の3つです。
- 年会費は、本人22,000円(税込)。家族カードは1名目が無料、2人目以降は1名3,300円(税込)
- PPは家族会員にも無料で発行できますが、別途申込が必要。家族カードを作っただけではPPは使えません
- デジタル会員証は、申込後すぐ利用可能
家族会員にできる年齢や、子どもを家族会員にできるかは未確認です。この記事では、子どもは全員「同伴者」の想定で試算します。
同伴者はどうなる?1人35米ドルは変わらない
同伴者は、今回の10回の対象外です。10回以内でも11回目以降でも、同伴者は1人35米ドル。これは2024年の告知(2024年12月2日のお申込分から、デジタル会員証への切替後は35米ドル)から続く料金です。
円換算は適用レートで変わります。2024年の告知では外貨取扱手数料2.0%を含むと説明されていましたが、2026年11月以降の請求にどの手数料率が乗るのかは、公式で未確認です。この記事では手数料率を断定せず、為替の幅だけで試算します。2歳未満の同伴者が無料かどうかも未確認です。
3人・4人・5人の年間コスト早見表(想定モデル)
※以下は4人家族想定のモデル試算です。3人・5人も併記します。
前提は次のとおりです。
- 子どもは全員同伴者(1人US$35)
- 1回の入室で家族全員が入る
- 本人(と家族会員)は各自10回まで無料。11回目以降はUS$35
- A=本会員だけがPP、B=本会員と家族会員(夫婦)がPP
1回の入室あたりの同伴者料金は次のとおりです。
| 家族構成 | A:本会員のみPP | B:夫婦ともPP |
|---|---|---|
| 3人(親2+子1) | US$70 | US$35 |
| 4人(親2+子2) | US$105 | US$70 |
| 5人(親2+子3) | US$140 | US$105 |
年間コスト(米ドル)は次のとおりです。
| 年間入室回数 | 3人A | 3人B | 4人A | 4人B | 5人A | 5人B |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2回(往復1旅行) | 140 | 70 | 210 | 140 | 280 | 210 |
| 4回(年2旅行の出発・帰着) | 280 | 140 | 420 | 280 | 560 | 420 |
| 8回 | 560 | 280 | 840 | 560 | 1,120 | 840 |
| 12回 | 910 | 560 | 1,330 | 980 | 1,750 | 1,400 |
12回の行は、Aが本人1名で2回超過(US$70)、Bが夫婦それぞれ2回超過(US$140)を加えた数字です。8回までは本人側の超過は発生しません。
円換算は為替で変わります。5人・年4回の例を、1ドル=130円/150円/170円で並べます。
| 5人・年4回 | 1ドル=130円 | 1ドル=150円 | 1ドル=170円 |
|---|---|---|---|
| A(US$560) | 約72,800円 | 約84,000円 | 約95,200円 |
| B(US$420) | 約54,600円 | 約63,000円 | 約71,400円 |
円額はあくまで目安です。実際の請求は適用レートと手数料で変わります。
年10回を使い切る?現実的な回数の目安
年2回の家族旅行で、出発と帰着の両方でラウンジに入るなら4入室です。これなら本人1人でも10回以内に十分収まります。つまり、回数制限そのものより同伴者料金のほうが家計に効くのがこのカードの特徴です。
回数が増えやすいのは、出張や帰省で月1回以上飛ぶ人、乗り継ぎでラウンジに2か所入る人などです(数え方は前述のとおり未確認)。年10回を超えそうな人は、利用履歴で残り回数を見ながら使う場所を選ぶほうが安心です。
年会費22,000円の元は取れる?同伴者料金で見る損得
年会費は本人22,000円(税込)です。家族会員の1名目は無料なので、家族会員にPPを申し込むだけで、同伴者が1人減るのが効いてきます。
早見表で見ると、年4回ならAとBの差は3人・4人・5人のどれでもUS$140です。1入室あたりUS$35の差が、入室回数ぶん積み上がる形です。
ただ、得かどうかは年会費や、ほかの特典を使うかどうかによります。この記事では他カードとの優劣の断定は避けます。回数制限のない選択肢は、エポスプラチナのPP付帯や楽天ブラックカードのPP付帯の記事で整理しています。カード全体の比較はPP付帯カード比較をどうぞ(各社の最新条件は公式でご確認ください)。
12月2日までにやることチェックリスト
- □ 家族会員にPPが必要か決め、必要なら別途申込をする
- □ PPアプリで、登録しているカード(請求先)を確認する
- □ 「アカウント」→「利用履歴」で、回数の確認方法を一度見ておく
- □ 旅行予定から、年間の入室回数を数える
- □ 12月3日以降に登録(更新)する場合は、リセット日が登録日になる点を覚えておく
11回目以降の請求は、PPデジタル会員証に登録したクレジットカードに、「Priority Pass AP Limited」の名称で来ます。
我が家(5人家族)に当てはめると
我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。ここまでの内容を、我が家の人数に当てはめて整理してみます。
- 親2人+子3人の5人で、子どもは全員同伴者(US$35)として計算
- 年2回の旅行(出発・帰着で4入室)なら、Aで約US$560、Bで約US$420
- 年8入室まで増えると、Aで約US$1,120、Bで約US$840
こうして並べると、1回の入室で同伴者が3人というのが重いと分かります。子どもの人数が多い家庭では、PPを持つ大人を増やして同伴者を減らす発想が現実的です。ただし、子どもを家族会員にできるか、2歳未満の扱いなどは未確認なので、公式でご確認ください。
ラウンジに入るかどうか自体も、旅程と待ち時間で変わります。PPではなくカードラウンジを使う選択もあります。子連れの年齢別ルールはPPとカードラウンジの違いにまとめています。
よくある質問
Q. 12月1日までの利用は10回に数えますか?
A. 数えません。2026年12月2日のご利用分からのカウントです(公式)。
Q. 家族会員の分は本人と合算されますか?
A. 合算されず、会員番号ごとに数えられます(公式)。
Q. 11回目以降の請求はどこに来ますか?
A. PPデジタル会員証に登録したクレジットカードに、「Priority Pass AP Limited」の名称で請求されます。
Q. 同伴者は無料回数に使えますか?
A. 使えません。同伴者は1人35米ドルです(公式)。
Q. JAL アメックス プラチナも対象ですか?
A. 対象外です(公式)。
まとめ
- 2026年12月2日から、PPの無料利用は本人・家族会員それぞれ年10回まで。12月1日までは数えない
- 同伴者は1人35米ドルのまま。家族の費用は回数より同伴者の人数で決まる
- 家族会員にもPPを別途申し込むと、同伴者が1人減る
- 手数料率・回数の数え方・子どもの家族会員化は未確認。公式やアプリで確認が確実
最新の条件は公式の三菱UFJニコスのお知らせでご確認ください。この記事は2026年11月3日時点の内容です。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!