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【2026年】プライオリティパス改悪まとめ|カード別の回数制限と、5人家族が使い続ける選び方

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結論から言うと、2026年のプライオリティ・パス(PP)の改悪は「本人の回数制限」「同伴者US$35」「使える施設の縮小」の3つで、5人家族は『誰が無料か』より『同伴者料金を何回払うか』でカードを選ぶ時代になりました。

「プライオリティパスが年5回になった」「プレステージ会員が廃止されて10月31日で終わる」。そんなニュースを見て、自分のカードは大丈夫なのか、家族で行く海外旅行に響くのか、モヤっとしていませんか?

  • 持っているカードの回数制限や同伴者料金が、いつ・どう変わったのか一覧で知りたい方
  • 「プレステージ廃止」「10月31日」の話が本当なのか確かめたい方
  • 5人家族でラウンジに入ると、1回いくらかかるのか知りたい方

私自身もPP付帯カードを1枚持っています(カード名は伏せます)。だからこそ、条件がカードごとにバラバラで、ニュースだけでは自分の話かどうか判断しにくい、という感覚はよく分かります。

この記事は、各カード会社とアメックスなどの公式発表を2026年10月4日に確認してまとめた調査記事です。私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の費用は、公式の条件に当てはめた想定モデルとして計算しています。

この記事でわかること

  • 「プレステージ廃止・10月31日」の話は何が事実で、何が誤解なのか
  • 2024年から2026年12月までの改悪を、時系列とカード別の表で整理
  • 5人家族が1回ラウンジに入ったときの追加料金(想定モデル)
  • 「同伴者の無料枠」がカードでどう違うか、家族が使い続けるための選び方

目次

【結論】改悪の中身は3つ。家族は「同伴者の無料枠」と「本人の回数枠」を見る

押さえるポイントは次のとおりです(2026年10月4日時点・各社公式で確認)。

  1. 本人の回数制限が入ったカードが増えている:出光のapollostation THE PLATINUMは2026年8月3日から年5回、楽天プレミアムカードは年5回、三菱UFJカード・プラチナ・アメックスは2026年12月2日利用分から年10回(本人・家族会員それぞれ)。一方、アメックス・プラチナ、楽天ブラック、エポスプラチナなどは、公式の記載の範囲では回数制限がありません
  2. 同伴者はほぼ全カードで有料(1名US$35):例外は、アメックス・プラチナの「同伴者1名まで無料」と、楽天ブラックの「同伴者2名まで無料」です。5人家族だと、この無料枠の差がそのまま費用の差になります
  3. 「プレステージ会員が廃止される」「10月31日で終了」は誤解を含んでいます:PP公式にはいまもプレステージがあります。10月31日はもともと出光のカード型会員証の終了日でしたが、前倒しされて2026年7月31日に終わっています(次章で詳しく書きます)

ここだけは注意してください。家族5人が「全員無料」で入れるカードは、私が公式で確認できた範囲にはありません。 最も手厚いアメックス・プラチナでも、夫婦それぞれが「本会員+家族会員」で同伴者1名ずつ無料なので、子ども3人のうち1人は有料です。


「プレステージ廃止・10月31日」は何の話?|事実と誤解を分ける

検索すると「プレステージ会員廃止」「2026年10月31日」という言葉が並んでいます。実際に何が起きたのかを、公式の記載で切り分けます。

事実1:PPのプレステージ会員というプラン自体は、いまも存在する

Priority Pass公式の会員プラン案内には、スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3プランが並んでいます(2026年10月4日確認。料金は居住地の通貨で表示され、日本のカード付帯とは別の話です)。プレステージは「会員本人のご利用がすべて無料、同伴者は各回有料」のプランです。プラン自体が廃止された、という事実は確認できませんでした。

事実2:セゾンゴールド系だけは、プレステージからスタンダードに降格した

「プレステージ廃止」と言われる実態は、これです。クレディセゾンの公式発表では、セゾンゴールド系のカードでPPが次のように変わりました(2025年11月4日から)。

項目変更前変更後
ご提供プランプレステージスタンダード
年会費11,000円(税込)無料
施設利用料金無料1回につき35米ドル
同伴者料金(1名)4,400円(税込)35米ドル

つまり、「プレステージ会員という特典が、セゾンのゴールドカードでは使えなくなった」というのが正確です。一方、セゾンプラチナ・アメックス、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、公式発表でプレステージのまま、本人の回数制限なしが維持されています(同伴者料金は4,400円から35米ドルに変更)。

事実3:「10月31日」は出光のカード型会員証の旧終了日で、すでに前倒しされた

2025年8月に出光カードが出した最初の案内では、「プライオリティ・パス会員カード(カード型)は2026年10月31日をもって利用終了」とされていました。ところが、2026年6月1日の新しい案内で、カード型の終了は2026年7月31日に前倒しされています。

項目2025年8月の案内2026年6月1日の案内(現行)
カード型会員証の利用終了2026年10月31日2026年7月31日
無料利用回数(デジタル会員証)年30回年5回(2026年8月3日から)

「10月31日」を見かけたら、古い案内の日付が残ったままの可能性が高いです。ほかのカード会社では、カード型会員証の取扱いはすでに終わっています(三菱UFJニコスは2025年1月31日、クレディセゾンは2025年12月1日から利用不可と、各社の公式案内に記載)。「出光カードの会員カード廃止は2026年10月末」という情報も、この旧案内の日付にあたります。日付は出光カード公式の最新の案内を優先してください。

なお、検索結果に混ざる東京ディズニーリゾートの「プライオリティパス」は、名前が同じだけの別サービスです。この記事では扱いません。


PP改悪の時系列|2024年から2026年12月まで(公式で確認できたもの)

ここ2年ほどの主な変更を、公式の発表で確認できたものだけ並べます。

時期カード内容出典
2024年10月(発表)〜三菱UFJカード・プラチナ・アメックス等無料は国内外の空港ラウンジのみ。同伴者は3,300円→US$35(デジタル会員証への切替分から)三菱UFJニコス公式
2025年1月楽天プレミアムカード本人は年5回まで無料、6回目以降US$35。同伴者はUS$35楽天カード公式
2025年4月三井住友カード プラチナデジタル会員証へ。同伴者US$29→US$35。国内は「ラウンジ」のみ対象。本人は回数制限なし三井住友カード公式
2025年4月UCプラチナ/ダイナースクラブ国内は「ラウンジ」のみ無料(お食事・リフレッシュ等は対象外)UCカード・ダイナースクラブ公式
2025年11月4日セゾンゴールド系プレステージ→スタンダード。1回目から35米ドル。同伴者4,400円→35米ドルクレディセゾン公式
2025年11月4日セゾンプラチナ系プレステージ・回数制限なしは維持。同伴者4,400円→35米ドルクレディセゾン公式
2025年11月4日apollostation THE PLATINUM/PLATINUM BUSINESS無制限→年30回。同伴者2,200円→US$35出光カード公式
2026年7月31日上記2枚カード型会員証の利用終了(当初の2026年10月31日から前倒し)出光カード公式
2026年8月3日上記2枚無料回数 年30回→年5回(6回目以降US$35)。この日が起算日でリセット出光カード公式
2026年12月2日(利用分から)三菱UFJカード・プラチナ・アメックス等回数制限なし→年10回(本人・家族会員それぞれ)。11回目以降US$35三菱UFJニコス公式(2026年9月7日発表)

こうして並べると、改悪は「一度に全部」ではなく、カード会社ごとにバラバラの時期に、違う種類の変更が来ていることが分かります。「PPが全部ダメになった」でも「うちのカードは関係ない」でもなく、自分のカードの行だけを確認するのが近道です。

なお、JCBやアメックス・ゴールドなど、この表に入れていないカードもあります。公式で内容を確認できたものだけ載せているため、持っているカードが載っていなければ、カード会社の公式案内をご確認ください。


カード別|回数制限・同伴者料金・家族カードの扱い(2026年10月4日時点)

ここがこの記事の中心です。公式の記載で確認できた範囲を表にしました。

カード本人の無料回数同伴者家族カード会員のPP
アメックス・プラチナ(年会費165,000円・税込)回数制限なし1名まで無料、2名以上は1名US$35対象(家族カード4枚まで無料)。家族会員も同伴者1名まで無料
アメックス・ゴールド(ゴールド・プリファード含む)年2回まで無料、3回目以降US$351名US$35対象
三菱UFJカード・プラチナ・アメックス2026年12月2日利用分から年10回(それ以前は制限なし)1名US$35(無料回数の対象外)本人・家族会員それぞれ年10回
三井住友カード プラチナ本人は回数制限なし(2025年4月の改定時の公式記載)1名US$35公式で確認
セゾンプラチナ・アメックス/プラチナ・ビジネスプレステージ・回数制限なし1名US$35公式で確認
セゾンゴールド・アメックススタンダード(毎回US$35)1名US$35公式で確認
apollostation THE PLATINUM年5回(6回目以降US$35)1名US$35公式の表では家族カード・追加カードは「本会員と同一の条件」
楽天プレミアムカード年5回(6回目以降US$35)1名US$35公式で確認
楽天ブラックカード回数制限なし2名まで無料、3名目以降US$35家族会員はPPを申し込めない(公式)
エポスプラチナ回数制限の記載なし(登録無料)1名US$35家族カード制度なし
ダイナースクラブ国内は「ラウンジ」のみ対象。回数・料金は公式で確認できず公式で確認公式で確認

表の読み方のポイントを、家族目線で補足します。

アメックス・プラチナは「家族会員ごと」に同伴者が無料になる

アメックス公式のPPページには、プラチナ・カードは「ラウンジ利用料は無料、同伴者の利用料は1名様まで無料、2名様以上の場合は1名様につき35米ドル、家族・追加カードは対象」と記載されています。さらにプラチナの案内ページには、基本カード会員と家族カード会員のそれぞれが同伴者1名まで無料と書かれています。夫婦でカードを持てば、同伴者の無料枠が2名分になります。

ただし、年会費は165,000円(税込)で、家族カードは4枚まで無料です。PPの同伴者料金だけで元を取れるかは、後の試算で確認します。私はこのカードを保有していません。スペックはアメックス・プラチナのレビューも参考にしてください。

楽天ブラックは「同伴者2名無料」だが、家族会員にPPは付かない

楽天ブラックは、本会員1人に同伴者2名まで無料です。ただし、家族カード会員はPPを申し込めません。5人家族なら、1回のラウンジ入室で2名分(US$70)が残ります。条件の詳細は楽天ブラックのPP同伴者特典の記事にまとめています。

回数制限の「数え方」に注意:施設ごとに1回

出光カードの公式案内には、カウント対象は「デジタル会員証を提示のうえ利用したすべての施設」とあります。乗り継ぎで2か所のラウンジに入れば、2回と数えるということです。年5回なら、家族旅行1回の往路・復路で国際線のラウンジを使うだけで2回分が消えます。


「無制限」を維持しているカード|エポスプラチナの条件を正確に

回数制限が広がる中で、本人の回数制限を設けていないカードの1つがエポスプラチナです。エポスカード公式のプラチナカードのページでは、PPは通常年会費469USドルのところを無料で登録でき、同伴者は有料と書かれています。2026年10月4日時点で、回数制限の記載は見つかりませんでした(当サイトが2026年8月28日に公式FAQで回数無制限を確認した内容と同じです)。ただし、「見つからなかった」ことは変更がない証明にはなりません。最新は公式でご確認ください。

条件は次のとおりです(税込・エポスカード公式)。

  • 年会費:当社からの招待なら20,000円、それ以外は30,000円。年間利用額100万円以上で翌年以降20,000円
  • PPの有効期限は1年間。ご旅行前に確認が必要です
  • 同伴者は有料(ご利用される国により料金が異なります)。エポスには一般的な家族カード制度がありません
  • 国内の空港ラウンジでは、プラチナカード提示で同伴者1名まで無料の対象ラウンジがあります。その場合はPPではなくプラチナカードだけを提示するよう、公式に書かれています

「家族全員が無料」にはなりません。本人のPPを回数を気にせず持ちたい人向けで、家族の同伴者は有料のままです。詳しい比較はエポスプラチナのプライオリティパス解説にまとめています。

本人のPPを回数制限なしで持ちたいなら、エポスカードの条件を先に確認

エポスプラチナは、PPを登録無料で持てるカードです。年会費は招待なら20,000円、それ以外は30,000円で、年間利用額100万円以上で翌年以降20,000円です(いずれも税込)。ただし家族カード制度はなく、同伴者は有料です。プラチナは招待または直接申込で、年会費無料の一般のエポスカードから始める道もあります。

エポスカードの特典・申込条件を公式サイトで確認する

※PPが付くのはプラチナカードのみで、一般のエポスカードにPPは付きません。同伴者は有料・家族カード制度なし。条件は変更されることがあり、入会や入室を約束するものではありません。最新は公式サイトでご確認ください。


5人家族が1回入るといくら?追加料金の想定モデル

ここからは、公式の条件に当てはめた読者想定モデルでの試算です。前提は次のとおりです。

  • 家族5人(大人2人+子ども3人)が同じラウンジに一緒に入る
  • 子どもは全員、同伴者として人数に数える(2歳未満の子はいない前提)
  • 本人の無料枠は残っている(回数制限の超過は次の表で別に見ます)
  • 費用はUS$表記。1ドル150円の計算例を添えますが、実際の請求は為替と海外事務手数料で変わります

1回のラウンジ入室で、5人家族に追加でかかる料金

想定無料になる人数追加料金(1回)150円換算の例
A. 親1人がPP本人、同伴者は全員有料(楽天プレミアム・出光・三菱UFJ・エポス等)本人のみ4人×US$35=US$140約21,000円
B. 親1人が楽天ブラック(同伴者2名まで無料)本人+2名2人×US$35=US$70約10,500円
C. 親1人がアメックス・プラチナ(同伴者1名無料)本人+1名3人×US$35=US$105約15,750円
D. 夫婦ともアメックス・プラチナ(本会員+家族会員で各1名無料)夫婦+子2人1人×US$35=US$35約5,250円
E. 夫婦それぞれが別のPP付帯カードの本人(同伴者全員有料)夫婦のみ3人×US$35=US$105約15,750円
F. 親1人がセゾンゴールド(スタンダード=本人も毎回有料)なし5人×US$35=US$175約26,250円

Dの「夫婦で各1名ずつ無料」は、アメックス公式の記載をもとにした整理です。ラウンジの空席状況で人数が制限される場合がある点も公式に書かれています。この表のDが、私が確認できた範囲で5人家族の追加料金が最も小さくなる形でした。それでも、子ども1人分のUS$35は残ります。

年4回入室すると、同伴者料金はいくらになる?

家族で海外旅行に年2回行き、出発時と帰国時の計4回、5人でラウンジに入ると仮定します。

想定(年4入室・5人)年間の追加料金150円換算の例
A(同伴者全員有料)US$140×4=US$560約84,000円
C(アメックス・プラチナ1人)US$105×4=US$420約63,000円
B(楽天ブラック)US$70×4=US$280約42,000円
D(夫婦ともアメックス・プラチナ)US$35×4=US$140約21,000円

本人の年会費より、同伴者料金のほうが重くなりやすいのが分かります。「本人が無制限か、年5回か」より、「家族を何人連れて何回入るか」の影響が大きいのです。

本人の回数枠を超えると、いくら追加になる?

上の表は本人の枠が残っている前提でした。回数制限があるカードは、枠を使い切ったあと、本人にも1回US$35がかかります。

カード(本人の無料枠)年4入室年8入室
楽天プレミアム・apollostation(年5回)超過なし3回×US$35=US$105
三菱UFJ プラチナ・アメックス(年10回)超過なし超過なし
アメックス・ゴールド(年2回)2回×US$35=US$706回×US$35=US$210
セゾンゴールド(毎回有料)4回×US$35=US$1408回×US$35=US$280
回数制限なし(アメックス・プラチナ・エポスプラチナ・楽天ブラック等)00

先ほど書いたとおり、乗り継ぎでラウンジを2か所使えば2回と数えます。年8入室は、家族旅行が年2回で、そのたびに乗り継ぎ先でも入る、といったケースです。

アメックス・プラチナの年会費は、同伴者料金の節約だけで元が取れる?

年会費165,000円と、PPの同伴者料金の節約だけを比べてみます。Aの形(US$140)とDの形(US$35)の差は、1入室あたりUS$105です。150円で計算すると約15,750円で、年会費165,000円を埋めるには約10回以上の入室が必要という計算になります。年4回の入室では、PPの節約だけでは届きません。

これはあくまでPPの同伴者料金だけの試算で、旅行保険やホテル特典など他の特典は含みません。「ラウンジのためだけにアメックス・プラチナを持つ」判断は、回数が少ない家庭には重いと言えます。


5人家族の選び方|5つの問いで決める判定フロー

試算を踏まえて、状況別の考え方を整理します。上から順に当てはめてください。

問1:国内線が中心で、海外のラウンジに入るのは年に1回あるかどうか?
→ PPのために年会費を払うより、国内のカードラウンジや航空会社の上級会員(SFCなど)で足りる場面が多くなります。PPと国内カードラウンジの違いはプライオリティパス 子供の同伴ルールと料金に、国内の使い分けは空港ラウンジを家族で無料活用する方法にまとめています。

問2:海外のラウンジに家族全員(5人)で入りたい? それとも親だけでよい?
→ 親だけなら、本人の回数枠が足りるカードで十分です(年4入室までなら年5回でも足ります)。家族全員なら、次の問いへ。

問3:同伴者の無料枠の大きさを優先する?
→ 無料枠の大きさは「アメックス・プラチナ(家族会員ごとに1名)」「楽天ブラック(2名)」が目立ちます。ただし年会費は165,000円と33,000円で、楽天ブラックは招待制です。

問4:夫婦それぞれにPP付帯カードを持つ形は現実的?
→ 想定E(夫婦ともPP本人)なら、子ども3人分のUS$105に抑えられます。ただし年会費は2枚分かかります。

問5:年会費と、年間の入室回数・人数から逆算してみる
→ 想定A(US$560/年4入室)のような「同伴者料金の総額」を先に出し、年会費との合計で比べます。

「家族5人を全員無料に」という目標は、現状のPPでは達成しにくい、というのが私の整理です。『子ども3人は有料』を前提に、どのカードが総額を小さくするかを見るほうが現実的です。


改悪後に、いま確認しておきたい5つのこと

すでにPP付帯カードを持っている方向けのチェックリストです。

  1. デジタル会員証(PPアプリ)に切り替え済みか:カード型会員証の取扱いは、主要カードでは終わっています。アプリを申し込んだ時点で手元のカードが使えなくなる会社もあるため、旅行直前の切替は避けて余裕を持って
  2. 回数のカウントの起算日:出光は2026年8月3日が起算日で、それ以降は1年ごと。三菱UFJは2026年12月2日に10回へリセットされ、以後は毎年12月2日(有効期限更新後は登録日から1年ごと)
  3. アプリの利用履歴を見る:出光・三菱UFJとも、PPアプリの「アカウント」>「利用履歴」で回数を確認できると公式に書かれています
  4. 同伴者の人数と、子どもの扱い:2歳未満の子どもは同伴者の人数に含まれない、というPP公式FAQの記載がありますが、ラウンジごとに条件が異なる場合があります。小学生・中学生は大人と同じ扱いと考えておくのが安全です。年齢のルールは家族でラウンジ利用|子供は何歳から?にまとめています
  5. 国内のレストラン・リフレッシュ施設の扱い:多くのカードで、国内の「お食事」「リフレッシュ」施設は無料の対象外です。対象になるカードでも、セゾンの公式案内では国内のお食事・リフレッシュは「出発3時間以内の搭乗券が必要」「入店から6時間以内の再利用は不可」とされています

我が家(5人家族)の場合|数字を当てはめてみた

ここでは、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の我が家に、上の想定モデルをそのまま当てはめます。

私が保有している関連カードは、ANA SFCとマリオットアメックスです。マリオットアメックスにPPは付いていません。 PPは、別のカードで持っています(カード名は伏せます)。この前提で、数字を当てはめます。

数字だけを並べると、こうなります。

  • 5人で海外のラウンジに入れば、PP付帯カードの種類にかかわらず、子ども3人分のUS$105は最低でも残る(夫婦ともPP本人にした場合)
  • 私1人だけがPP本人なら、同伴者4人分でUS$140。年4入室で約84,000円(150円換算の例)
  • 国内線のANAラウンジは、SFC会員1人につき本人+同行者1名まで無料です。夫婦ともSFCでも、5人目は別の手当て(マイル等)が必要になります

私が自分のPP付帯カードで、今あらためて確認しておきたいのは次の3点です。

  1. 本人の無料回数に制限がかかっていないか(カード会社の最新告知)
  2. 同伴者がUS$35になっているか、無料枠があるか
  3. 子どもを同伴者として数えたときの、1回あたりの総額

PPの条件は、この2年でカードごとにバラバラに変わってきました。「去年はこうだった」が通用しなくなっているので、旅行の前に1回、自分のカードの公式案内を見直すのがおすすめです。


よくある質問

Q1. プライオリティパスのプレステージ会員は廃止されましたか?

PP公式の会員プランには、現在もプレステージがあります(2026年10月4日確認)。廃止ではなく、セゾンゴールド系のカードがプレステージからスタンダードに変わった、というのが公式発表の内容です。セゾンプラチナ系は、プレステージのまま回数制限なしと発表されています。

Q2. 2026年10月31日に何かが終わるのですか?

出光カードの旧案内に「カード型会員証は2026年10月31日で終了」とありましたが、2026年6月1日の案内で2026年7月31日に前倒しされています。カード型会員証の利用終了は、すでに済んでいます。

Q3. 家族カードでもPPは使えますか?

カードによります。アメックス・プラチナは家族カードも対象で、家族会員も同伴者1名まで無料です。三菱UFJは家族会員にも年10回の枠があります。一方、楽天ブラックは家族会員にPPを申し込めず、エポスには家族カード制度がありません。子どもは多くのカードで家族カードを作れない年齢なので、実際には同伴者として入る形になります。

Q4. 年の回数を超えたら、どうなりますか?

超えた分は、1回につきUS$35が、PPを登録したカードに請求されます(出光・三菱UFJ・楽天プレミアムの公式案内)。為替や海外事務手数料の分、円の請求額は上乗せされます。

Q5. 子どもは同伴者に数えますか?

PP公式では、2歳未満は同伴者の人数に含まれないとされています。それ以外は、ラウンジごとに無料の年齢が異なる場合があるため、小学生・中学生は大人と同じ料金として見積もるのが安全です。


まとめ

  • 2026年のPP改悪は、本人の回数制限(出光は年5回、三菱UFJは12月2日から年10回、楽天プレミアムは年5回)、同伴者US$35、国内施設の縮小の3種類
  • 「プレステージ廃止・10月31日」は誤解を含みます。PPのプレステージは存在し、セゾンゴールド系のみスタンダードに降格。10月31日は出光のカード型会員証の旧終了日で、すでに7月31日に前倒し済み
  • 5人家族の追加料金は、想定モデルで1回US$35〜US$175。最小は、夫婦ともアメックス・プラチナのケース(US$35)でしたが、年会費は165,000円(税込)です
  • 年4入室でも、同伴者料金が総額の大半を占めます。「子ども3人は有料」を前提に、総額が小さくなるカードを選ぶのが現実的です

まず、いま持っているカードの公式案内(本人の無料回数・同伴者料金・家族カードの扱い)を、旅行の前に1回見直してみてください。

エポスカードの特典と申込条件を、公式サイトで確認する

エポスプラチナは、国内の対象空港ラウンジでプラチナカード提示により同伴者1名まで無料になる場合があります(公式に記載)。PPは本人のみで、同伴者は有料、家族カード制度はありません。年会費無料の一般のエポスカードから条件を確認する道もあります。

エポスカードの特典・申込条件を公式サイトで確認する

※ラウンジ特典はプラチナカード等の対象会員向けで、一般のエポスカードにはラウンジ特典はありません。対象ラウンジ・条件は変更されることがあり、入会や入室を約束するものではありません。最新は公式サイトでご確認ください。

確認した公式ページ(2026年10月4日取得)

為替や条件は変わることがあります。申込や利用の前に、各カード会社とPriority Pass公式で最新の案内をご確認ください。

関連して、PP付帯カードの比較はPriority Pass付帯クレカ比較とプライオリティパス付帯クレカ比較|家族同伴で本当に使えるカードはにまとめています。

参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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