
長いフライトで5人がエコノミーに並ぶのはつらい。かといってビジネスクラスは5人分だと現実的ではない…と、プレミアムエコノミー(以下PY)の特典航空券を調べて、ANAとJALで数字の出し方が違って戸惑ったことはありませんか?
この記事は搭乗記ではなく、2026年10月31日時点の公式サイトの情報を、5人家族の目線で整理したものです。
【結論】
- ANAのハワイ往復は、PYが1人53,000/58,000/88,000マイル(L/R/H、閑散・通常・繁忙の3区分)。JALのホノルル往復は、PYが基本マイルで60,000マイルです
- ハワイ・北米・欧州・オセアニアの長距離では、PYの必要マイルはエコノミーの約1.35〜1.65倍、ビジネスの約59〜73%です(ANA・JALの公式表から私が割り算した値)。5人でビジネスは手が届かなくても、PYなら届く場面があります
- JALの表の数字は「基本マイル」で、席がなければPLUSで追加が必要です。表の数字=実際に払うマイルではありません
- 燃油サーチャージは座席のクラスで変わらず、2026年11〜12月発券分でハワイ往復77,000円/人(ANA分は公式本文で未確認・認可申請中の報道あり)、北米・欧州往復124,000円/人です。5人では385,000円・620,000円になります
- 5人のハワイ往復(ANA・通常期R)なら、全員PYで290,000マイル、全員エコノミーなら200,000マイル、差は90,000マイルです
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目次
詳しく:ANAのプレミアムエコノミー必要マイル(ハワイ・北米・欧州)
ANAの国際線特典航空券は、日本発着で、2025年6月24日以降の予約・発券分から現行の表になっています。PYを含むエコノミーは、全ゾーン発着のハイシーズン(H)が改定の対象でした。以下は、ANA公式の「国際線特典航空券 必要マイル数」の往復表から、PYを軸に抜き出したものです(2026年10月31日取得)。
まずハワイ(ゾーン5)の往復です。L・R・Hはシーズンの区分で、Lが閑散期、Rが通常期、Hが繁忙期にあたります。
| クラス | L(閑散) | R(通常) | H(繁忙) |
|---|---|---|---|
| エコノミー | 35,000 | 40,000 | 65,000 |
| プレミアムエコノミー | 53,000 | 58,000 | 88,000 |
| ビジネス | 80,000 | 85,000 | 135,000 |
片道なら、この表のちょうど半分です(PYは26,500/29,000/44,000マイル)。2026年のハワイのシーズン日付は、L=1月7日〜2月28日・4月1日〜27日・5月10日〜31日・7月1日〜15日、R=1月4日〜6日・3月1日〜31日・6月1日〜30日・8月24日〜12月18日、H=1月1日〜3日・4月28日〜5月9日・7月16日〜8月23日・12月19日〜31日です。キャンペーン等で変わる場合がある、という注記が公式にあります。2027年の日付は、本稿では扱いません。ANAの2027年のシーズン表をまとめた記事で確認してください。
北米(ゾーン6)と欧州・ロシア2(ゾーン7)は、PYの往復がこうなります。
| ゾーン | L | R | H |
|---|---|---|---|
| 北米のPY | 62,000 | 72,000 | 101,000 |
| 欧州のPY | 67,000 | 77,000 | 107,000 |
片道は、北米が31,000/36,000/50,500マイル、欧州が33,500/38,500/53,500マイルです。なお、一部の区間(韓国・ロシア1のゾーン2など)にはPYの設定がありません。行き先がPYのある区間かどうかは、先に公式表で見ておくと安心です。
往復で季節をまたぐときの計算
往路と復路でシーズンが違うときは、往路と復路それぞれの必要マイルを2分の1にして合算します。ANA公式の例は、往路40,000マイル+復路50,000マイルなら、20,000+25,000で45,000マイルです。
ハワイのPYで当てはめると、往路がR(片道29,000マイル)で復路がH(片道44,000マイル)なら、29,000+44,000で73,000マイルです。12月18日に出発して12月19日以降に戻る、といった日程は、行きがRでも帰りがHになるので注意が必要です。
ANAの表をゾーン別に全部見たい場合は、ANAの5万・7.5万・12万マイルでどこまで行けるかをまとめた記事に載せています。この記事では、ANAの表を再掲するより、JALの路線別と、クラスごとの倍率・5人の総額に紙面を使います。
詳しく:JALのプレミアムエコノミー必要マイル(路線別)
JALは、ANAのようにシーズンでL・R・Hに分けるのではなく、路線ごとに「基本マイル数」を決めています。JAL公式の「特典航空券 必要マイル数」(更新日2026年4月16日・日本発着の片道)から、主な路線を抜き出します。2026年10月31日取得です。
| 路線(片道) | エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス |
|---|---|---|---|
| ホノルル | 20,000 | 30,000 | 43,000 |
| コナ | 25,000 | 35,000 | 45,000 |
| ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・バンクーバー・サンディエゴ・ニューヨーク・ボストン・シカゴ・ダラス(各都市同額) | 27,000 | 40,000 | 55,000 |
| ロンドン・パリ | 27,000 | 40,000 | 57,000 |
| フランクフルト・ヘルシンキ | 23,000 | 38,000 | 55,000 |
| シドニー | 23,000 | 31,000 | 45,000 |
| メルボルン | 25,000 | 35,000 | 45,000 |
アジアの主な路線も、PYが設定されているものを並べます。
| 路線(片道) | エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス |
|---|---|---|---|
| バンコク(羽田・成田発、JL031・034以外) | 13,500 | 25,000 | 40,000 |
| シンガポール | 13,000 | 25,000 | 40,000 |
| クアラルンプール・ジャカルタ | 15,000 | 25,000 | 40,000 |
| ハノイ・ホーチミン | 13,000 | 20,000 | 30,000 |
| 上海(虹橋)・香港 | 11,000 | 16,000 | 26,000 |
バンコクは便や発着地で額が分かれます。JL031・034は17,500/30,000/45,000マイル、関西・中部発は12,500/20,000/37,500マイルです。北京・広州・大連・天津・台北(東京発)・ソウル・グアムなどにはPYの設定がありません。機材によっては座席の設定がない便もあるため、路線の数値があっても、予約したい便にPYがあるかは別問題です。
表の数字は「基本マイル」。席がなければPLUSで上がる
ここが、JALの表を読むときのいちばんの落とし穴です。JAL公式は、基本マイル数の席がないときは、予測残席に応じて追加のマイルが必要になる「特典航空券PLUS」になる、と案内しています。ファーストはPLUSの対象外です。
PYのPLUSの上限(片道)は、ホノルルが181,000マイル、ロサンゼルスが230,000マイル、ニューヨークが240,000マイル、ロンドン・パリが181,500マイル、フランクフルトが175,500マイル、シドニーが137,000マイルです。これは「最大でここまで」という上限で、普通はこの額になるという意味ではありません。ただ、基本マイルのつもりで貯めたのに、日程によっては足りないことがあり得ます。仕組みはJALの特典航空券PLUSの記事で整理しています。
JALのビジネスの路線別は、JALのマイルで家族がビジネスクラスに乗るロードマップが詳しいです。ここでは、同じ路線のPYとの差を見るために、先ほどの表のビジネス列を使います。
PYはエコノミーの何倍?ビジネスの何割?
PYを検討する人が知りたいのは、「あと何マイル足せば、PYに乗れるのか」でしょう。公式表の数字から、私が割り算して出した倍率を並べます。
ANA ハワイ往復
| 区分 | PY÷エコノミー | ビジネス÷PY | PYはビジネスの何割 |
|---|---|---|---|
| L(閑散) | 約1.51倍 | 約1.51倍 | 約66% |
| R(通常) | 約1.45倍 | 約1.47倍 | 約68% |
| H(繁忙) | 約1.35倍 | 約1.53倍 | 約65% |
JAL 片道(基本マイル)
| 路線 | PY÷エコノミー | ビジネス÷PY | PYはビジネスの何割 |
|---|---|---|---|
| ホノルル | 1.5倍 | 約1.43倍 | 約70% |
| 北米(ロサンゼルスなど) | 約1.48倍 | 約1.38倍 | 約73% |
| ロンドン・パリ | 約1.48倍 | 約1.43倍 | 約70% |
| フランクフルト | 約1.65倍 | 約1.45倍 | 約69% |
| シドニー | 約1.35倍 | 約1.45倍 | 約69% |
ANA 北米・欧州往復(ゾーン6・7)
| ゾーン・区分 | エコノミー | PY | ビジネス | PY÷エコノミー | PYはビジネスの何割 |
|---|---|---|---|---|---|
| 北米 L | 40,000 | 62,000 | 100,000 | 約1.55倍 | 約62% |
| 北米 R | 50,000 | 72,000 | 105,000 | 約1.44倍 | 約69% |
| 北米 H | 72,000 | 101,000 | 165,000 | 約1.40倍 | 約61% |
| 欧州 L | 45,000 | 67,000 | 110,000 | 約1.49倍 | 約61% |
| 欧州 R | 55,000 | 77,000 | 115,000 | 約1.40倍 | 約67% |
| 欧州 H | 78,000 | 107,000 | 180,000 | 約1.37倍 | 約59% |
ざっくり言うと、ハワイ・北米・欧州・オセアニアの長距離では、PYはエコノミーの約1.35〜1.65倍で、ビジネスの約59〜73%のマイルです。ANAのハワイではH(繁忙期)でPYの倍率が1.35倍と小さくなるのが目立ちます。エコノミー自体がHで大きく上がるので、相対的に差が縮みます。
アジアの近距離は、倍率が開きます。JALの片道で計算すると、バンコク(標準)は25,000÷13,500で約1.85倍、シンガポールは約1.92倍、クアラルンプール・ジャカルタは約1.67倍、ハノイ・ホーチミンは約1.54倍、上海(虹橋)・香港は約1.45倍です。ビジネスに対するPYの割合は約62〜67%。エコノミーが安い近距離ほど、PYに上げたときの上がり幅が大きく見えます。長距離の目安をそのまま当てはめないでください。
燃油は同額、だから「現金」では差がつかない
特典航空券では、マイルとは別に燃油サーチャージや税金・空港使用料がかかります。燃油サーチャージは、座席のクラスで額が変わりません。つまり、エコノミーからPYにしても、ビジネスにしても、現金の支払いは同じです。
差がつくのはマイルだけです。ANAのハワイ・Rで5人なら、PYとビジネスのマイルの差は135,000マイルありますが、燃油の現金は同額です。「マイルは足りるのか」と「現金はいくら要るのか」は、別々に見ると判断しやすくなります。1マイルが何円の価値になるかの考え方は、ANA・JALの1マイルの価値を円で整理した記事に譲ります。この記事では円換算はしません。
燃油サーチャージ込みの総額(2026年11〜12月発券分)
燃油サーチャージは、搭乗日ではなく発券日で額が決まります。2026年11月1日〜12月31日に発券する分の、片道1区間の額は次のとおりです(大人・小児同額、座席なしの2歳未満は対象外)。
| 行き先 | 片道 | 往復(1人) |
|---|---|---|
| ハワイ(ANA・JAL) | 38,500円 | 77,000円 |
| 北米・欧州・中東・オセアニア(ANA・JAL。ANAはハワイを除く) | 62,000円 | 124,000円 |
| JAL シンガポール・タイ・マレーシアなど | 33,200円 | 66,400円 |
| JAL ベトナム・フィリピン・グアムなど | 21,500円 | 43,000円 |
JALの額はJAL公式(更新2026年10月15日)で確認しました。ANAの日本発の北米・欧州・中東・オセアニアは62,000円で、公式本文で確認しています。ANAのハワイ38,500円は、公式本文から直接取り出せず、報道の往復77,000円と一致する値です。また、ANAの11〜12月分は政府の認可申請中と報じられています。発券する前に、必ず公式で最新の額を見てください。
2026年12月末には、2027年1月以降の発券分に切り替わります。最新の一覧は燃油サーチャージ(11〜12月)をまとめた記事にあります。燃油のほかに、各国の税金・空港使用料もかかりますが、路線別の金額は本稿では扱っていません。予約画面で確認してください。
家族の総額早見表:3人・4人・5人(想定モデル)
ここからが、家族で動くための計算です。
※以下は4人家族想定のモデル試算です(3人・5人も併記します)。全員が1席を使い、大人と同額のマイルで計算した「想定モデル」です。ANAの小児・幼児のマイル数は、今回の公式確認では取れていません。子どもの扱いは予約時に公式で確認してください。
ANA ハワイ往復のマイル(人数別)
| 区分 | 3人 | 4人 | 5人 |
|---|---|---|---|
| エコノミー L | 105,000 | 140,000 | 175,000 |
| エコノミー R | 120,000 | 160,000 | 200,000 |
| エコノミー H | 195,000 | 260,000 | 325,000 |
| PY L | 159,000 | 212,000 | 265,000 |
| PY R | 174,000 | 232,000 | 290,000 |
| PY H | 264,000 | 352,000 | 440,000 |
| ビジネス L | 240,000 | 320,000 | 400,000 |
| ビジネス R | 255,000 | 340,000 | 425,000 |
| ビジネス H | 405,000 | 540,000 | 675,000 |
JAL 往復のマイル(基本マイル×2・人数別)
| 路線・クラス | 3人 | 4人 | 5人 |
|---|---|---|---|
| ホノルル エコノミー | 120,000 | 160,000 | 200,000 |
| ホノルル PY | 180,000 | 240,000 | 300,000 |
| ホノルル ビジネス | 258,000 | 344,000 | 430,000 |
| 北米(ロサンゼルスなど)エコノミー | 162,000 | 216,000 | 270,000 |
| 北米 PY | 240,000 | 320,000 | 400,000 |
| 北米 ビジネス | 330,000 | 440,000 | 550,000 |
| ロンドン・パリ エコノミー | 162,000 | 216,000 | 270,000 |
| ロンドン・パリ PY | 240,000 | 320,000 | 400,000 |
| ロンドン・パリ ビジネス | 342,000 | 456,000 | 570,000 |
| フランクフルト エコノミー | 138,000 | 184,000 | 230,000 |
| フランクフルト PY | 228,000 | 304,000 | 380,000 |
| フランクフルト ビジネス | 330,000 | 440,000 | 550,000 |
| シドニー エコノミー | 138,000 | 184,000 | 230,000 |
| シドニー PY | 186,000 | 248,000 | 310,000 |
| シドニー ビジネス | 270,000 | 360,000 | 450,000 |
JALは基本マイルでの計算です。席の状況によって、PLUSで増える可能性があります。
ANAの北米・欧州(R)の5人分
ANAの北米・欧州は、通常期(R)だけで比べると、5人の往復は次のとおりです。北米はエコノミー250,000/PY360,000/ビジネス525,000マイル、欧州はエコノミー275,000/PY385,000/ビジネス575,000マイルです。L・Hの値は、先ほどの1人の表を5倍してください。
燃油の現金は人数分かかります
燃油サーチャージの現金は、人数×往復の額です(2026年11〜12月発券分)。
| 行き先 | 1人(往復) | 3人 | 4人 | 5人 |
|---|---|---|---|---|
| ハワイ | 77,000円 | 231,000円 | 308,000円 | 385,000円 |
| 北米・欧州・シドニー | 124,000円 | 372,000円 | 496,000円 | 620,000円 |
マイルがあっても、5人でハワイなら385,000円、北米・欧州なら620,000円の現金が先に必要です。ここは見落としやすいところです。
JALで座席を使わない幼児(2歳未満)は、同伴の大人が同じ特典種別なら、大人の10%のマイルです。たとえばホノルルのPYの往復なら、大人1人60,000マイルに対して6,000マイルです。ただ、中学生1人・小学生2人の家族には、基本的に当てはまりません。小児の扱いは、ANAもJALも予約時に公式で確認してください。
組み合わせで総額はこう変わる(ANAハワイ・R、5人)
「全員PY」だけが選択肢ではありません。大人2人と子ども3人で、クラスを分けて計算してみます。ここでは大人2人・子ども3人(計5人)を、全員大人と同額のマイルで試算しています。
| 組み合わせ | 計算 | 合計マイル |
|---|---|---|
| 全員エコノミー | 40,000×5 | 200,000 |
| 大人PY+子どもエコノミー | 58,000×2+40,000×3 | 236,000 |
| 全員PY | 58,000×5 | 290,000 |
| 大人ビジネス+子どもエコノミー | 85,000×2+40,000×3 | 290,000 |
| 大人ビジネス+子どもPY | 85,000×2+58,000×3 | 344,000 |
面白いのは、「全員PY」と「大人ビジネス+子どもエコノミー」が、どちらも290,000マイルになることです。大人がビジネスで子どもが後ろのエコノミーに座るのと、家族みんなでPYに座るのと、マイルは同じ。どちらが家族に合うかは、好みが分かれるところです。なお、クラスを混ぜて予約できるか、同じ便で枠が揃うかは、公式の予約画面で確かめる必要があります。
ビジネスの取り方を詳しく知りたい場合は、ANAでハワイのビジネスに家族で行くマイルの記事が参考になります。
取れるか問題:予約開始日と座席枠
マイルが足りても、席が取れなければ意味がありません。予約の開始日は、次のとおりです。
- ANA:搭乗日の355日前(出発日を含まず)の午前9時(日本時間)。国際線の往復は、復路の搭乗日が基準です
- JAL:搭乗日の360日前の午前0時(日本時間)
ANAの開始は「9時」、JALは「0時」で、時刻が違います。JALのほうが5日早く始まります。
一方で、PYの座席枠が何席あるのか、どの便にPYがあるのかは、今回の確認では取れていません。2019年のANAのお知らせには「座席数が制限されているため、特典航空券をご予約いただけない場合があります」とありました。現在の枠の数や取りやすさは公式で確認できないため、「取れる」「取りにくい」とは書きません。席が空かなかった場合の動き方は、キャンセル待ちの記事にまとめています。
我が家(5人家族)の場合:想定モデルで決める手順
私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父です。ここでは、体験談ではなく、「この条件ならこう決める」という計画の立て方を書きます。
まず、行き先を決めます。ハワイなら、5人の往復が通常期(R)で、エコノミーが200,000マイル、PYが290,000マイルです。そこに燃油385,000円が乗ります。北米なら、ANAのR・PYで360,000マイル、燃油620,000円です。
判断は、次の4ステップで考えます。
- 手持ちのマイルを確認する。 家族のマイルを集められる範囲で、合計を出します。足りなければ、全員エコノミーにするか、人数を絞るかを考えます
- エコノミーとPYの差を出す。 ハワイ・Rなら90,000マイルです。この差を出せるなら、PYを候補に入れます
- 現金の準備を確認する。 燃油は人数分かかります。クラスで変わらないので、PYにしても現金は増えません
- 予約開始日に合わせる。 ANAは355日前の午前9時、JALは360日前の午前0時。旅行の日程から逆算します
「全員PY」にするか「大人だけPY」にするかは、手持ちのマイルと、長時間のフライトで誰がいちばん疲れそうかで決める、というのが私の整理です。大人だけPY・子どもエコノミーなら、全員PYより54,000マイル少なく済みます(290,000−236,000)。
5人分のマイルを貯める全体像は、5人家族が旅行に必要なマイルをANA・JALで試算した記事にまとめています。

ANAアメックス・ゴールドをポイントサイト経由で申し込むという選択肢
ANAカードファミリーマイルで家族のマイルを合算するには、親会員がANAカード本会員であることが必要です。これからANAカードを作る方は、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをポイントサイト「ハピタス」の案件ページ経由で申し込むと、条件を満たした場合にハピタスのポイント(1pt=1円相当)が付きます。ポイント数は時期により変わるため、現在のポイント数はハピタスの案件ページでご確認ください。ポイントサイト経由の申込は、公式の入会キャンペーンや紹介特典と併用できない場合があります。条件を見比べてお選びください。
※対象は初めて申し込む方です。同カードをお持ちの方、過去に同カードを申し込んだことがある方は対象外です。年会費・入会条件は公式サイトで、ポイントの条件は案件ページでご確認ください。特典航空券の予約・発券は、カードとは関係なくANA・JAL公式で行います。 ハピタス未登録の方は、登録画面で紹介コード QYMTVB を入力すると紹介経由の登録になります。
よくある失敗
PYの特典航空券で、つまずきやすい点を4つ挙げます。
- JALのPLUSを基本マイルと読み違える。 表の数字は基本マイルで、席がなければ増えます。最大は上限であって、通常額ではありません
- 往復でシーズンをまたぐ。 ANAは往路と復路をそれぞれ半分にして合算します。復路だけHになると、思ったより増えます
- 燃油を搭乗日基準だと思う。 燃油は発券日で決まります。2か月ごとに見直され、予告なく変わります
- PYの設定がない路線を調べてしまう。 ANAのゾーン2(韓国・ロシア1)や、JALの北京・ソウル・グアムなどにPYはありません
FAQ
プレミアムエコノミーとエコノミーの違いは?
マイルの面では、ハワイ・北米・欧州・オセアニアの長距離なら、ANAもJALも、エコノミーの約1.35〜1.65倍が必要です(アジアの近距離は約1.45〜1.92倍と開きます)。機内の座席の広さやサービスの違いは、今回は公式で数字を確認していません。数字で比べたい場合は、各社の公式の座席ページを見てください。
子どもは大人と同じマイルですか?
ANAの小児・幼児のマイル数は、今回の公式確認では取れていません。大人と同額と決めつけず、予約画面で確認してください。JALは、座席を使わない幼児が、同伴の大人と同じ特典種別なら大人の10%です。
JALとANA、どちらがお得ですか?
路線次第です。ハワイ往復のPYは、ANAのL・R・Hが53,000/58,000/88,000マイル、JALのホノルルが基本60,000マイル(PLUSで上限あり)です。ANAは時期で変わり、JALは基本が一定でも席状況で上がります。出発日と、どのクラスの席が出ているかで判断します。
ビジネスとPYで、燃油は変わりますか?
変わりません。燃油サーチャージは座席のクラスに関係なく同額です。ただし、2026年11〜12月発券分の値で、発券日によって変わります。
税金・空港使用料はいくらですか?
路線によって異なり、燃油とは別にかかります。路線別の金額は今回確認していないため、予約画面で確かめてください。
まとめ
プレミアムエコノミーの特典航空券は、2026年10月31日時点で、ANAのハワイ往復が1人53,000/58,000/88,000マイル、JALのホノルルが往復60,000マイル(基本)です。長距離ならエコノミーの約1.35〜1.65倍、ビジネスの約59〜73%が目安になります。
5人で見ると、ハワイ往復(ANA・R)でエコノミー200,000マイル、PY290,000マイル、ビジネス425,000マイル。燃油は座席のクラスで変わらず、ハワイなら5人で385,000円です。JALの表は基本マイルなので、PLUSの上限も頭に置いてください。
あとは、手持ちのマイルと、予約開始日の355日前(ANA)・360日前(JAL)から逆算するだけです。数字は変わることがあるので、予約の前に公式で最新の値を確かめてください。良いマイルライフを!
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