マイル攻略

【2026年10月24日時点】ANA・JAL燃油サーチャージが2026年11月発券分から値上げ|10月中の発券なら5人家族でいくら違う?

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来年の春休みや夏休みの家族旅行を、マイルで押さえようと考えていませんか? ANAとJALの国際線の燃油サーチャージが、2026年11月1日発券分から引き上げられる予定です。特典航空券でも燃油は同額かかり、5人で往復すると10区間分。1人あたりの差が小さく見えても、家族だと効いてきます。公式の額表をもとに「10月中に発券した場合との差額」を方面別に計算しました(2026年10月24日時点)。

【結論】

  • 2026年11月1日〜12月31日発券分から、ANA・JALとも国際線の燃油サーチャージが全方面で上がる予定です(ANA公式は「政府認可申請中」。認可条件で変更の可能性があります)。基準は搭乗日ではなく発券日で、特典航空券も同額です
  • 5人家族(往復10区間・2歳以上は全員同額)の想定で、10月31日までに発券した場合との差額は、ハワイがJAL76,000円・ANA27,000円、北米・欧州がJAL120,000円・ANA70,000円、韓国が6,000〜12,000円です(燃油のみ・想定モデル)
  • 特典はJALが「予約が完了した時点で発券」、ANAが「全区間の予約が取れ次第発券」。空席待ちの間は未発券です。発券後に日程を変えると変更日の額で差額が調整され、10月に押さえた得が消えることもあります
  • 2027年1月発券分以降の額は未発表です。この記事に予想は書きません

「燃油がかからない特典もある」という話と、「席が取れない間は発券されない」という話は、先にこの2記事を見ておくと判断が早くなります。

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目次

詳しく:11〜12月発券分の燃油サーチャージ早見表(ANA・JAL)

先に数字の見方です。ANAもJALも、公式の額表は「1区間片道」あたりの金額です。報道には往復に換算した数字(欧米124,000円など)も出ていますが、この記事は公式の片道額を基にして、往復は2倍にした当記事の計算として書いています。

公式の更新日は、ANAが2026年10月16日、JALが2026年10月15日です(取得は2026年10月24日)。

方面(ANAの区分名)ANA 10月31日までANA 11〜12月JAL 10月31日までJAL 11〜12月
欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア55,000円62,000円50,000円62,000円
ハワイ・インド・インドネシア35,800円38,500円30,900円38,500円
タイ・シンガポール・マレーシアなど27,300円32,000円26,000円33,200円
ベトナム・グアム・フィリピン・パラオなど19,300円21,500円17,500円21,500円
東アジア(中国・香港・台湾など)14,300円15,100円12,400円16,000円
韓国(JALはソウル・釜山・済州ほか)6,500円7,100円5,900円7,100円

(ANA公式「燃油特別付加運賃」、JAL公式「燃油特別付加運賃」。いずれも日本発・1人・1区間片道、2026年10月24日取得。JALの「10月31日まで」は公式表の「10月1日〜10月31日発券」の列です)

表から読み取れることは3つあります。

  • 全方面で上がります。 6区分すべてで、11〜12月の額が10月までを上回っています
  • 10月までJALが安かった4区分は、11月からANAと同額になります。 欧州・北米、ハワイ、ベトナム・グアムなど、韓国です。この4区分では「燃油の安さで航空会社を選ぶ」理由が薄くなります
  • タイ・シンガポールなどと東アジアは、11〜12月でもANAが安いです。 タイ等はANA32,000円・JAL33,200円、東アジアはANA15,100円・JAL16,000円です

ここだけは注意してください。ANAとJALで区分の中身が少し違います。 ANAの「東アジア」は韓国を除く中国・香港・台湾などですが、JALの「東アジア」は、日本とソウル・釜山・済州・ウランバートルの間、沖縄と台北・高雄の間を除いた区分で、その除かれた路線は表の最下段(韓国と同じ額)に入ります。東南アジアも、ANAはミャンマー・カンボジア、JALはブルネイなどが入ります。台湾など境目の路線は、両社の公式の区分表で自分の路線がどこに入るかを確認してください。

「政府認可申請中」と、額が1段階低く抑えられている点

ANA公式の11〜12月分の見出しには、「政府認可申請中」とあり、額は「関係国政府の認可条件により予告なく変更される場合がある」という注記もあります。JAL公式にも、適用額や期間が予告なく変更される場合がある、という同じ趣旨の注記があります。JALは報道(Aviation Wire)で2026年10月15日に国土交通省へ申請したと伝えられていますが、JAL公式ページの本文には、2026年10月24日時点で「申請中」の表示を確認できませんでした。

つまり、この記事の11〜12月の額は「確定額」ではなく、公式が示している現時点の額です。最新の数字は必ず公式ページで確認してください。

もうひとつ、報道(トラベルWatch、TRAICY、トラベルボイスなど)によると、今回は中東情勢を踏まえた政府の激変緩和措置による航空機燃料の補助効果を反映し、本来より1段階低いテーブルが適用されています。事実として書けるのは「今回の額は本来より1段階低い」という点までです。この措置がいつまで続くのか、終わったあとに額がどうなるのかは、確認できる情報がありません。

見落としがちな注意が2つあります。

  • 乗り継ぐ旅程:ANA公式には、国際線を乗り継ぐ旅程では上の額が適用されない場合がある、という注記があります
  • 燃油とは別の料金:JALは日本で購入する場合、航空保険特別料金が1区間片道600円かかります(5人往復なら計算上6,000円)。ANA分の額は確認できていないので、公式でご確認ください

5人家族でいくら違う?10月31日までの発券との差額(想定モデル)

ここからは想定モデルで計算します。前提は次のとおりです。

  • 大人2人+子ども3人(中学生1人・小学生2人)の5人、全員2歳以上で座席を使う
  • 往復=片道の10区間分。公式の片道額を10倍にした単純計算
  • 燃油サーチャージだけの比較(運賃・税・空港使用料・マイルは含みません)
方面航空会社10月31日までの発券(5人往復)11〜12月の発券(5人往復)差額
北米・欧州ANA550,000円620,000円+70,000円
北米・欧州JAL500,000円620,000円+120,000円
ハワイANA358,000円385,000円+27,000円
ハワイJAL309,000円385,000円+76,000円
タイ・シンガポールなどANA273,000円320,000円+47,000円
タイ・シンガポールなどJAL260,000円332,000円+72,000円
グアム・ベトナムなどANA193,000円215,000円+22,000円
グアム・ベトナムなどJAL175,000円215,000円+40,000円
東アジア(中国・香港・台湾など)ANA143,000円151,000円+8,000円
東アジア(同)JAL124,000円160,000円+36,000円
韓国ANA65,000円71,000円+6,000円
韓国(ソウル・釜山・済州)JAL59,000円71,000円+12,000円

数字で語ると、こうなります。

  • JALのハワイは、10月までなら5人往復で309,000円、11〜12月は385,000円で76,000円の差です。1人の往復では15,200円の差になります
  • ANAのハワイは、358,000円が385,000円になり、差は27,000円(1人往復で5,400円)です
  • 欧米はJALが差120,000円、ANAが差70,000円。11〜12月の合計は、どちらも620,000円です。燃油だけで、5人家族の海外旅行の予算が大きく動く水準です
  • 韓国は、ANAが6,000円、JALが12,000円の差で、金額としては小さい部類です

差額が大きいのは、10月までの額が低かったJALの欧米・ハワイです。ANAはもともとの額が高めだった分、値上げ幅は小さめですが、11〜12月の合計額で並ぶと、4区分では航空会社による燃油の差はなくなります。

子どもは安くなる?

2歳以上なら、子どもも大人と同額です。ANAは「大人・小児・幼児は同額」、JALも座席を使う幼児を含めて同額としています。対象外になるのは、座席を使わない幼児(ANAは座席を使用しない2歳未満)です。我が家(5人家族)の娘3人は中学生1人と小学生2人なので、子ども割引は期待できず、5人分まるごと計算する形になります。


特典航空券でも燃油は同額|いつ「発券」になる?

「マイルで行くから燃油は関係ない」と思っていると、ここで落とし穴があります。ANAもJALも、公式ページで特典航空券の燃油は同額と明記しています。ANAは「AMCマイレージ特典航空券を利用する場合も同額」、JALは「JALマイレージバンク国際線特典航空券でも同額」です。

基準は発券日です。JAL公式は「航空券発券時に有効な額」と書いています。ANAの公式見出しには「購入分」という表記もありますが、この記事ではJALの書き方に合わせて「発券日」で統一します。正確な表記は公式ページで確認してください。

では、特典航空券はいつ発券になるのでしょうか。

JAL:予約が完了した時点で発券

JAL公式の特典航空券の申込ページには、予約が完了した時点で特典航空券の発券と必要マイル数の引き落としを行う、とあります(キャンセル待ちを除く)。席が確保できて予約が完了すれば、その日が発券日です。申込時点で、必要マイルが口座にある必要があります。また、同じページには、国際線特典のキャンセル待ちはファーストクラスのみ、という記載があります。

ANA:全区間の予約が取れ次第、発券

ANA公式の国際線特典航空券の申込ページには、旅程の全区間の予約が取れ次第、発券する、とあります。発券しないと予約は自動で取り消され、マイルは発券と同時に減算されます。空席待ちの場合は、席が取れたあとで別途案内される発券期限までに発券します。

空席待ち(キャンセル待ち)中はどうなる?

ここは留保をつけて書きます。燃油は発券日の額が適用されるのが公式の原則なので、空席待ちが取れて発券した日の額になる、と考えるのが自然です。ただ、空席待ち中の燃油の扱いについて、公式に明文の例はありません。10月31日までに席が取れなかった場合は、新しい額になりうると見ておくのが堅実です。

空席待ちそのものの考え方(5人家族は一括か分割か)は、ANA・JAL特典航空券のキャンセル待ちの記事にまとめています。


10月中に押さえられる旅行日はいつまで?予約開始日から逆算

10月中に発券するといっても、予約が開始されていない日程は押さえられません。特典航空券の予約開始日(公式)から逆算します。

航空会社予約開始(公式)10月31日に予約が開いている旅行日(当記事の計算・目安)
ANA搭乗日の355日前 午前9時(日本時間)。往復は復路の搭乗日が基準復路の搭乗日が2027年10月21日まで
JAL搭乗日の360日前 午前0時(日本時間)搭乗日が2027年10月26日まで

(ANA・JAL公式の特典航空券の申込ページ、2026年10月24日取得。右列は10月31日に355日・360日を単純に足した当記事の計算で、目安です)

  • 2027年の春休み・GW・夏休みの旅行は、特典航空券なら10月中に発券できる範囲です。 席があれば、ですが
  • 2027年末から2028年始の旅行は、10月31日の時点ではまだ予約が開いていません。 その旅行の燃油は、予約が開く時点(2027年)の額で決まります
  • この年末年始(2026年末〜2027年初)に行く人は、まだ発券していなければ、10月31日までに発券するかどうかが分かれ目になります

現金で買う航空券の発売範囲は確認できていないので、この記事では断定しません。10月31日の何時までが「10月の発券」になるのかも、公式に時刻の記載がありません。「23時59分まで」のような書き方は避け、余裕を持って10月中に、と考えるのが安全です。

ポイントからマイルへの交換が必要な場合は、日数もかかります(たとえばエポスポイントからANAマイルは2〜3日)。発券にはマイルが口座に必要なので、10月末ぎりぎりに動くと間に合わないことがあります。

取れる日程が決まっていない人は、先にANA国際線特典航空券のシーズン別の記事で、2027年の必要マイルから日程の候補を絞ると進めやすくなります。


発券後の変更・払戻しはどうなる?「10月に押さえた得」が消えるケース

10月に発券すれば得、と言い切れない理由がこの章です。発券後に変更すると、変更日の額で差額が調整されます。ANA・JAL公式ページ(2026年10月24日取得)の内容を整理すると、次のとおりです。

場面燃油の扱い
発券後に変更しない差額の調整はなし(発券時の額のまま)
未使用の航空券を変更する既払額と、変更日に適用される額との差額を調整
一部使用済みの航空券を変更する差額の調整はなし
払戻し燃油特別付加運賃は全額払戻し(ANAは取消手数料・払戻手数料なしと記載)

ここでいう「変更」には、日付の変更だけでなく、同じ旅程のまま便名を変えることや、オープン航空券への新規予約も含まれます。

たとえば、10月中にJALでハワイの特典を5人分発券して、その後に日程を変えたとします。変更日が11〜12月なら、変更日の額(1区間38,500円)で差額が調整されると読めます。10月発券の得を保てるのは、変更しないで使い切った場合です。子連れの旅行は、学校行事や体調で日程が動くことが珍しくありません。変更の可能性が高い家族ほど、10月に慌てて発券するメリットは小さくなります。

払戻しは、燃油の部分は全額返金というのが公式の案内です。ただ、特典航空券そのものの取消手数料やマイルの戻り方は別のルールなので、子連れ旅行の急なキャンセルとANA・JAL特典航空券の払戻・変更ルールで確認してください。


今やること・やらなくていいこと|判断フロー

家族の状況別に整理します。煽るつもりはありません。 発券を急ぐかどうかは、日程の動きやすさ次第です。

ケースA:日程がほぼ確定していて、変更しにくい

旅行日が2027年10月下旬までに収まり、学校の長期休みなどで日程を動かしにくく、席が今押さえられる状況なら、10月中の発券を検討する価値があります。差額が大きいのは、JALの欧米(5人往復で120,000円)とハワイ(同76,000円)です。ANAのハワイ(27,000円)や韓国(6,000〜12,000円)は差額が相対的に小さく、無理に急ぐ理由は弱くなります。

ケースB:日程が動きそう・変更の可能性が高い

発券後に変更すると変更日の額で差額が調整されます。無理に急がないほうが、結果として安いこともあります。 日程が固まってから、その時点の額で発券する判断です。

ケースC:席が取れない、または旅行日がまだ予約開始前

10月31日までに発券できない場合は、11〜12月の額(表の右列)で5人分の予算を組みます。燃油だけで、ハワイなら5人往復385,000円、欧米なら620,000円です。マイルが足りるかだけでなく、現金で払う分も含めた総額で見ておくと、あとで慌てません。11月に発券しても12月に発券しても、表のとおりなら額は同じです。2027年1月以降の額は未発表なので、「待てば下がる」「待てば上がる」とは言えません。

燃油がかからない選択肢も並べる

額が気になる家族は、燃油がかからない特典を比べる手もあります。デルタ航空などの特典は燃油サーチャージ0円の特典航空券で家族ハワイに「マイル+現金の総額」で整理しました。ハワイ線なら、JALマイルでアラスカ航空の特典に乗る方法もあります。

行き先ごとの全体像は、次の記事が役に立ちます。

国内線の燃油は、この記事の対象外です。国内線の燃油サーチャージの記事にまとめています。


我が家(5人家族)ならこう動く(想定)

私と妻、娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族が、来年の夏休みにANAかJALの特典航空券でハワイへ行く計画を立てたら、どう動くか。これは体験談ではなく、ここまでの整理から組み立てた想定です。

  1. 予約開始日を確認する。 夏休みの旅行日は、10月31日の時点で予約が開いている範囲に入るので、10月中の発券が「できるかどうか」を最初に見る
  2. 席が5人分そろうかを確認する。 取れるなら、10月発券の燃油は5人往復でJAL309,000円、ANA358,000円。11〜12月の額との差は、JALで76,000円、ANAで27,000円
  3. 日程の動きやすさと、マイルが足りるかを見る。 学校行事や部活で日程が変わりそうなら、差額調整の可能性を考える。発券と同時にマイルが引き落とされるので、ポイント交換に日数がかかる場合は早めに動く
  4. 取れなかった場合は、11〜12月の額で予算を組む。 5人往復385,000円を前提に、現金の総額を見積もる

「差額いくらまでなら、日程を縛って10月に発券するか」の線を、家族で先に決めておくことが、いちばんの準備だと考えています。


よくある質問(FAQ)

Q1. 搭乗日が2027年でも、10月に発券すれば10月の額ですか?

はい。公式の基準は発券日です。搭乗日が11月以降、来年であっても、10月31日までに発券すれば10月の額です。すでに発券済みの航空券には、この値上げは影響しません。

Q2. 子どもは燃油が安くなりますか?特典航空券でも燃油はかかりますか?

2歳以上なら大人と同額で、特典航空券でも同額です(ANA・JALとも公式に記載)。座席を使わない幼児(ANAは座席を使用しない2歳未満)は対象外です。

Q3. 2027年1月以降の燃油はいくらになりますか?

未発表です。2026年10月24日時点で、公式に発表されている額は、11月1日〜12月31日発券分までです。最新の情報は各社の公式ページで確認してください。

Q4. 11〜12月の額は確定ですか?

確定とは言えません。ANA公式は「政府認可申請中」と明記しており、JALも公式ページに、適用額や期間が予告なく変更される場合がある、という注記があります。


まとめ|期限は発券日。ただし「急ぐかどうか」は日程の動きやすさで決まる

  • 2026年11月1日〜12月31日発券分から、ANA・JALとも国際線の燃油サーチャージが全方面で上がる予定です。基準は発券日で、特典航空券も同額。ANAの額は「政府認可申請中」、2027年1月以降は未発表です
  • 5人家族の想定では、10月31日までの発券との差額はハワイがJAL76,000円・ANA27,000円、北米・欧州がJAL120,000円・ANA70,000円です。発券後に変更すると変更日の額で調整されるので、日程が動きそうな家族は急がない選択もあります

出典(いずれも2026年10月24日取得):

制度や額は変わることがあるので、発券の前には、ANA・JALの公式ページで最新の額を確認してください(2026年10月24日時点)。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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