マイル攻略

【2026年最新】ANAトクたびマイルを家族で使う完全ガイド|7月再開の新ルールと片道3,000マイルの落とし穴

「今週のトクたびマイル、また安い路線出てるなあ…でも、これって家族全員分の席、ちゃんと取れるの?」

毎週火曜のお昼、ANAアプリで対象路線をチェックしながら、そう思ったことありませんか。片道3,000マイルという破格の数字に心は躍るのに、いざ4人分・5人分を同じ便で押さえようとすると「あれ、この日は満席…」と肩を落とす。あの残念な感じ、私も何度も味わってきました。

しかもトクたびマイルは、2026年3月にいったん休止 → 2026年7月に新ルールで再開という大きな動きがありました。「前と同じ感覚で使ったら、搭乗期間の考え方が変わっていて焦った」という声も出ています。

この記事では、ANA SFC会員で娘3人を連れて国内線をマイルで飛び回ってきた私(5人家族の父)が、トクたびマイルを"家族で"使い倒すための実践知を、再開後の新ルールと落とし穴込みでまとめました。個人の弾丸トラベル視点ではなく、「4人・5人分の席をどう確保するか」という家族目線に振り切って解説します。


この記事でわかること

  • 「今週のトクたびマイル」の仕組みと、2026年7月再開で変わった新ルール
  • 通常のANA国内線特典航空券と比べて、どれくらいお得なのか(比較表つき)
  • 家族4〜5人分の席を同じ便で取るための現実的な立ち回りと、座席バラバラ問題への対処
  • キャンセルでマイルが実質没収される落とし穴と、トクたび用マイルの貯め方

【結論】トクたびマイルは「家族の弾丸国内旅行」に最強。ただし席取りは早い者勝ち

先に結論からお伝えします。

トクたびマイルは、片道3,000マイル〜で国内線特典航空券が取れる、ANA公式の"隠れ最安ルート"です。 家族で使えば、通常の特典航空券より1人あたり数千マイル単位で節約でき、4人・5人と人数が増えるほど、その差が効いてきます。

ただし、いいことばかりではありません。家族で使ううえでは、次の3つが壁になります。

  1. 特典航空券用の座席在庫が限られる → 家族4〜5席を同じ便で押さえるのは早い者勝ち
  2. 座席が隣同士になる保証がない → 子連れには地味に痛い
  3. キャンセルすると3,000マイルは実質戻ってこない → 人数分だと損失が大きい

つまり、「思い立った週に、席が空いていて、日程を動かせる家族」にとっては神サービス。逆に「お盆・年末年始に、絶対この日、5席隣同士で」という使い方には向きません。ここを最初に押さえておくと、期待値のズレで消耗せずに済みます。

まずはトクたびに使うANAマイルの受け皿として、ANAマイレージクラブの会員登録と、マイルが貯まるカードだけは先に用意しておきましょう。

⇒ 公式サイトで確認する(ANAカード)


そもそも「今週のトクたびマイル」とは?

「今週のトクたびマイル」は、毎週発表される対象路線を、通常より少ないマイル数でANA国内線特典航空券として使える、ANAウェブサイト限定のサービスです。

通常のANA国内線特典航空券は、シーズン(ロー/レギュラー/ハイ)と距離帯によって必要マイル数が変わり、片道5,000マイルからというのが下限。ところがトクたびマイルなら、対象路線が片道3,000マイルから予約・発券できます。距離の長い路線でも一律で安く設定されることが多く、「羽田〜沖縄クラスをこの値段で!?」という掘り出し物が出ることもあります。

全体像を図でイメージする

トクたびマイルを使う流れは、ざっくりこうです。

【毎週火曜 12:00】ANA公式で対象路線が発表
        │
        ▼
対象路線・搭乗期間・必要マイル数をチェック
        │
        ▼
ANA公式サイト(Web)で予約・発券 ※電話予約は不可
        │
        ▼
指定された搭乗期間(翌週水曜〜翌々週火曜)内に搭乗

ポイントは、「安いけれど自由度は低い」という性格です。行き先も日程も向こうが決めた枠の中で選ぶことになるので、旅行の目的地を自分で決めたい人には合いません。逆に「安く飛べるならどこでもいい」「近場でいいから家族でプチ旅行したい」という人には、これ以上ないコスパになります。

必要マイル数の全体感は、ANAマイル早見表|国内線・国際線の必要マイル数一覧 と見比べると、トクたびの安さが一目で分かります。


2026年7月再開で「新ルール」に。ここが変わった

トクたびマイルは、ANAの国内旅客サービスシステム刷新にともない、2026年3月31日(火)告知分をもって一時休止していました。そして2026年7月7日(火)告知分から再開しています。

再開後にいちばん注意したいのが、搭乗期間の設定が約1週間、後ろ倒しになった点です。

休止前(〜2026年3月)再開後(2026年7月〜)
発表タイミング毎週火曜 12:00毎週火曜 12:00(変更なし)
搭乗期間の目安発表の翌週あたりから発表の翌週水曜〜翌々週火曜

つまり、「発表されたその週末にすぐ飛ぶ」という超弾丸的な使い方はしづらくなり、発表から実際の搭乗まで少し間が空く設計になりました。家族で使う立場からすると、これはむしろ朗報です。子どもの学校や習い事の予定を確認したり、宿を押さえたりする"準備時間"が生まれるからです。

※対象路線・必要マイル数・搭乗期間は毎週変わります。実際に予約する前に、必ずANA公式の「今週のトクたびマイル」ページで最新情報を確認してください。この記事の数字は仕組みを理解するための一般的な目安です。


通常の特典航空券と比べて、どれくらいお得?

「片道3,000マイルって、結局どれくらい得なの?」を、家族目線の試算で見てみましょう。

通常特典 vs トクたびマイル 比較表

項目通常のANA国内線特典航空券今週のトクたびマイル
必要マイル(片道)5,000マイル〜(シーズン・距離で変動)3,000マイル〜(対象路線は一律で低め)
予約窓口Web・電話ANA公式Web限定(電話予約不可)
対象路線ほぼ全路線毎週指定される路線のみ
搭乗期間予約可能期間内で比較的自由発表の翌週水曜〜翌々週火曜
乗り継ぎ可能不可(直行便のみ)
日程変更条件つきで可能同一区間・当初の搭乗期間内のみ無料
キャンセルマイルは戻る(手数料あり)3,000マイルは実質没収

家族4人・5人で使ったときの節約マイル

対象路線が片道3,000マイルだった場合、通常特典の下限5,000マイルと比べると片道2,000マイルの差。往復・人数をかけると、こうなります。

  • 4人家族(往復):トクたび 3,000×2×4=24,000マイル / 通常 5,000×2×4=40,000マイル → 16,000マイル節約
  • 5人家族(往復):トクたび 3,000×2×5=30,000マイル / 通常 5,000×2×5=50,000マイル → 20,000マイル節約

ANAマイルを国内線特典に使ったときの価値はおおむね1マイル2〜4円相当。20,000マイルの差は、現金価値でざっくり4〜8万円分に相当します。家族旅行1回でこれだけ浮くなら、トクたびを追いかける価値は十分ありますよね。

※ここでの試算は読者想定モデル(4人・5人家族)での一般的な計算例です。マイル価値は使い方によって変わります。マイルを「何円分」として捉えるかは 10万マイルの価値は最大150万円分|使い道別シミュレーション で詳しく解説しています。


予約の3ステップ(家族分をまとめて取る)

予約の流れ自体はシンプルです。

ステップ1:火曜12:00に対象路線をチェック
毎週火曜のお昼、ANA公式サイト(またはANAアプリ)で「今週のトクたびマイル」の対象路線・必要マイル数・搭乗期間を確認します。人気路線は発表直後から席が埋まり始めるので、行きたい路線が出たら即動くのが鉄則です。

ステップ2:ANAマイレージクラブにログインして予約
必ずANA公式のWebサイトから予約します。電話予約は対象外です。家族分をまとめて取る場合は、後述する「ANAファミリーマイル(マイル合算)」の登録が済んでいるか事前に確認しておきましょう。

ステップ3:搭乗期間内の日付で発券
指定された搭乗期間(発表の翌週水曜〜翌々週火曜)の中から日付を選び、家族全員分の座席を確保して発券します。直行便のみが対象で、乗り継ぎ旅程は組めない点に注意してください。

通常のANA特典航空券の予約テクニック(355日前予約・マイル合算など)は ANA特典航空券を家族5人で取る方法 にまとめてあります。トクたびと考え方は共通なので、あわせて読むと席取りが一段うまくなります。


【本題】家族でトクたびマイルを使い倒す3つのコツ

ここからが、個人ブログにはあまり書かれていない"家族ならでは"の実践知です。私が娘3人を連れて何度もトライして分かった、リアルな立ち回りを共有します。

コツ1:座席在庫の壁を「複数路線の同時チェック」で越える

トクたびマイルは特典航空券の座席在庫を使うため、同じ便に4〜5席まとめて空いているとは限りません。1〜2席なら取れるのに、家族全員分となると急にハードルが上がる。これが最初の壁です。

対策はシンプルで、発表された対象路線を1つに絞らず、複数を横断でチェックすること。「A路線は家族分の空きがないけど、B路線なら5席いける」というのは日常茶飯事です。行き先を固定せず「安く家族で飛べるならどこでもいい」という柔軟さが、そのまま成功率になります。火曜12:00の発表直後が最も席が潤沢なので、発表当日に勝負を決める意識で臨みましょう。

コツ2:座席バラバラ問題は「発券直後の座席指定」で先手を打つ

トクたびに限らず特典航空券全般に言えることですが、家族で予約しても座席が自動で隣同士になる保証はありません。小さい子を連れているのに、通路を挟んでバラバラ…というのは避けたいところ。

対策は、発券が完了したらすぐに座席指定画面を開き、まとまった席を自分で確保すること。時間が経つほど良い座席から埋まっていきます。特に前方や窓側の"子連れに嬉しい席"は競争率が高いので、発券直後の数分が勝負です。

コツ3:マイルが足りない家族は「ファミリーマイル」で合算する

「自分のマイルだけだと家族全員分に届かない」という場合は、ANAファミリーマイル(マイル合算)を使えば、配偶者や子のマイルを合算して発券できます。5人家族なら、家族それぞれのマイルを一つの財布のように使えるイメージです。

ただし1つ注意点があります。ANAファミリーマイルで交換した予約は、ANAウェブサイト上での変更ができず、電話対応になるケースがあります。トクたびは本来Web完結が売りなので、この"電話に回される"仕様は覚えておきましょう。ファミリーマイルの登録や使い方は ANAマイル 家族会員制度の使い方 側でも触れています。

家族分のマイルをまとめて効率よく貯めるなら、家族カード込みでポイントを一本化できるANAカードが土台になります。

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注意点・よくある失敗

家族でトクたびを使うときに、私や周りの陸マイラー仲間がやらかしがちな失敗を挙げておきます。

失敗1:軽い気持ちでキャンセル → マイルが消えた
トクたびマイルの最大の落とし穴です。片道3,000マイルで発券した航空券をキャンセルすると、取消手数料(マイル)で相殺され、手元に戻るマイルが0になることがあります。3,000マイルは通常の特典航空券より安い分、手数料に対する"クッション"が小さいのです。家族4〜5人分をキャンセルすれば、その損失は数万マイル。「取れたけど、やっぱりやめた」を安易にやらないのが鉄則です。

失敗2:搭乗期間を勘違いして予定が合わない
再開後は搭乗期間が後ろ倒しになりました。「発表された週末に飛べる」と思い込んで宿や現地の予定を先に押さえてしまうと、実際の搭乗期間とズレます。必ず対象路線ごとの搭乗期間を確認してから、宿や車の手配をしましょう。

失敗3:乗り継ぎ前提で計画してしまう
トクたびは直行便のみ。「地方空港から乗り継いで…」という旅程は組めません。自宅から直行便が飛んでいる空港を起点に考えるのが基本です。

失敗4:電話予約しようとして門前払い
トクたびはANA公式Web限定。電話では予約できません。デジタルが苦手なご家族の分も、代表者がWebでまとめて取る前提で動きましょう。


トクたびに使うANAマイルは、どう貯める?

トクたびマイルは「安く使う」ための出口。その手前で、ANAマイルという弾を家族分ストックしておくことが大前提になります。飛行機に乗らずにマイルを貯める、いわゆる"陸マイラー"の基本は次の3本柱です。

  1. ANAカードの決済で貯める … 日々の生活費をANAカードに寄せる。家族カードを使えば夫婦の決済を1本化でき、貯まるスピードが上がります。
  2. ポイントサイト → ANAマイルの交換ルート … Vポイントなどを経由して効率よくマイルに変える。詳しくは Vポイントからマイルへ交換する最適ルート(ANA60%) を参照。
  3. ソラチカルートなどの交換ルート … メトロポイント等を経由してコツコツ積み上げる王道ルート。

「まず1枚目のANAカードをどれにするか」で迷うなら、年会費と還元率のバランスが良く、家族での国内線利用と相性の良いANA JCBワイドゴールドや、東京メトロ利用者に強いソラチカカードが定番です。

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ANAとJALのどちらを主軸に貯めるか自体を迷っている場合は、ANAマイル vs JALマイル どっちがお得?5人家族父が比較 で家族視点の結論を出しています。


我が家(5人家族)の場合:トクたびは「近場のごほうび旅行」に割り切る

最後に、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族が、実際にトクたびマイルとどう付き合っているかをお話しします。

結論から言うと、我が家はトクたびを「メインの家族旅行」には使っていません。お盆や年末年始に5席を隣同士で、という条件では席が取りづらいからです。そのかわり、平日や連休の谷間に、近場へふらっと行く"ごほうび旅行"の道具として割り切って使っています。

たとえば、火曜にお得な路線が出たら夫婦2人分だけトクたびで取り、子どもの分は現金の格安航空券やスカイコインで組み合わせる、というハイブリッドもよくやります。「全員トクたびで揃える」ことにこだわらず、取れた分だけお得を拾うという発想にすると、ストレスがぐっと減りました。

スカイコインと特典航空券の使い分けは ANAスカイコイン vs 特典航空券 家族4人で結論 に詳しくまとめています。トクたびで席が揃わなかったときの"次の一手"として、あわせて読んでおくと安心です。


FAQ|ANAトクたびマイル 家族利用のよくある質問

Q1. トクたびマイルは毎週いつ発表されますか?
A. 毎週火曜日の12:00(正午)に、ANA公式サイトで対象路線が発表されます。人気路線は発表直後から席が埋まるので、家族分を確保したいなら発表当日に動くのがおすすめです。

Q2. 家族全員分の席を同じ便で取れますか?
A. 特典航空券の座席在庫を使うため、4〜5席まとめて空いているとは限りません。対象路線を1つに絞らず複数横断でチェックし、家族分の空きがある路線を狙うのが現実的です。

Q3. 子どもの分もトクたびマイルで取れますか?
A. 取れます。ただし座席が自動で隣同士になる保証はないので、発券直後に座席指定でまとまった席を確保しましょう。マイルが足りなければANAファミリーマイルで家族のマイルを合算できます。

Q4. キャンセルしたらマイルは戻りますか?
A. 片道3,000マイルで発券した場合、取消手数料で相殺され、手元に戻るマイルが実質0になることがあります。家族分だと損失が大きいので、安易なキャンセルは避けてください。

Q5. トクたびに使うマイルはどうやって貯めればいいですか?
A. ANAカードの日常決済、ポイントサイト経由の交換ルート、ソラチカルートの3本柱が王道です。家族カードで決済を一本化すると貯まるスピードが上がります。詳しくは本文の「ANAマイルの貯め方」セクションを参照してください。

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まとめ|トクたびは「安く・柔軟に飛べる家族」の最強カード

最後に要点を整理します。

  • 「今週のトクたびマイル」は、毎週火曜12:00発表・片道3,000マイル〜でANA国内線特典が取れるWeb限定サービス
  • 2026年7月に新ルールで再開。搭乗期間が約1週間後ろ倒しになり、家族には準備時間ができて使いやすくなった
  • 家族4〜5人で使えば往復で1.6〜2万マイル(現金換算4〜8万円分)の節約も可能
  • 一方で「座席在庫・座席バラバラ・キャンセル没収」の3つの壁があり、お盆年末の"絶対この日5席"には不向き
  • 成功のコツは「複数路線を横断チェック」「発券直後に座席指定」「ファミリーマイルで合算」の3点セット

トクたびマイルは、行き先と日程に柔軟さがある家族にとって、これ以上ないコスパの旅の道具です。まずはANAマイルという弾を家族分ストックしておくこと。そこさえ整えておけば、毎週火曜のお昼が、家族のプチ旅行を計画する楽しみな時間に変わりますよ。

良いマイルライフを!

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