
「気づいたらVポイントが何千ポイントも貯まっているけど、これってマイルに替えられるの?」——スマホのVポイント残高を見て、そんなふうに思ったことありませんか?
私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、毎年マイルを使って家族旅行に行くのが楽しみの陸マイラーです。コンビニや日々の買い物でコツコツ貯まるVポイントは、放っておくと「期間限定ポイントを使い切って終わり」になりがち。でも、ルートさえ知っていれば、このVポイントをANAマイルやJALマイルに化けさせて、家族の航空券に変えていくという選択肢があります。
ただし、ここには1つ落とし穴があります。Vポイントからマイルへの交換は「どのルートを通すか」でレートが50%にも70%にも変わるんです。何も考えず交換すると、本来もらえるマイルの3割近くを取りこぼすことも。
この記事では、2026年6月時点の最新ルールをもとに、Vポイントを一番おトクにマイルへ替える方法を、家族で実践する目線でまとめました。
この記事でわかること
- Vポイント→ANAマイルの最適ルートと交換レート(50% / 60% / 70%の違い)
- Vポイント→JALマイルの交換ルート(直接交換は不可・経由ルートで60%)
- 2026年1月の「JQみずほルート改悪」で何が変わったのか
- 我が家(5人家族)がどのルートで家族分のマイルを貯めているか
【結論】2026年に新しく始めるなら「Vポイント→ANAマイル 60%直接交換」が主力
先に結論からお伝えします。
- ANAマイル狙い:三井住友のANAカードを持って、Vpass経由で直接60%交換するのが、2026年に新規で始める人の現実解
- JALマイル狙い:JRキューポを経由してPonta経由で60%(増量キャンペーン時)を狙うのがベスト
- かつて最強だった70%の「JQみずほルート」は、2026年1月21日で新規参入が締め切られたため、これから始める人は60%ルートを軸に組み立てるのが安全です
おすすめ度は、ANAマイル化:★★★★★ / JALマイル化:★★★★☆。ANAは直接交換できる分シンプルで、家族みんなのVポイントをまとめやすいのが強みです。
なお、そもそもVポイントを効率よく貯める入口としては、ANAカード(三井住友)が王道です。日々の決済でVポイントを貯めつつ、そのまま60%でANAマイルに替えられるので、「貯める」と「交換する」が1枚で完結します。
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※年会費・還元率・マイル交換条件を確認してから判断すると後悔が減ります
まず整理:いまの「Vポイント」は旧Tポイントと統合済み
ルートの話に入る前に、混乱しやすいポイントを1つだけ整理させてください。
2024年4月22日に、旧TポイントとVポイントが統合され、現在は「青と黄色のVポイント」という1つのポイントに一本化されました。三井住友カードの利用で貯まるVポイントも、ウエルシアやファミマで貯まるVポイントも、いまは同じVポイントです。
つまり、家族それぞれが別々のお店で貯めたVポイントも、最終的に同じルートでマイルに交換できるということ。これは家族でポイ活をする我が家にとって、地味に効くメリットです。
基本スペック表:Vポイント→マイル 主要交換ルート(2026年6月時点)
| ルート | 交換レート | 所要期間 | 必要なもの | 新規可否 |
|---|---|---|---|---|
| Vポイント→ANAマイル(一般) | 50%(1P→0.5マイル) | 数日 | Vポイント残高のみ | ◎ |
| Vポイント→ANAマイル(ANAカード優遇) | 60%(1P→0.6マイル) | 数日 | 三井住友のANAカード+Vpass | ◎ |
| JQみずほルート(→ANA) | 70% | 約2〜3週間 | みずほマイレージクラブカード/ANA+JQ CARDセゾン | ×(2026年1月新規停止) |
| Vポイント→JALマイル(Ponta経由) | 50%/キャンペーン時60% | 約3週間 | JRキューポ・Gポイント・Ponta | ◎ |
| Vポイント→JALマイル(永久不滅経由) | 50%/キャンペーン時60% | 約5週間 | JQ CARDセゾン | ◎ |
| Vポイント→JALマイル(WAON経由) | 50%固定 | 1〜2ヶ月 | WAON POINT(最低1,000P) | ◎ |
※レート・条件は改定されることがあります。実際に交換する前に各社の公式案内で最新情報をご確認ください。
Vポイント→ANAマイルの貯め方・交換手順
① 一番シンプルな「直接交換」(50%〜60%)
VポイントはANAマイルへ直接交換できます。
- 一般の三井住友カード会員:1P=0.5マイル(50%)
- 三井住友のANAカードを持っている人:1P=0.6マイル(60%)
この60%は「ANAカード会員だけに用意された優遇ルート」で、Vpass(三井住友カードの会員サイト)から手続きする必要があります。同じVポイントでも、ANAカードを1枚持っているかどうかで2割もレートが変わるので、ANAマイルをまとまった量で貯めたい人は、ANAカードを入口にするのが断然有利です。
家族でやる場合、それぞれがANAカードを持つのが理想ですが、まずは家計の決済を担う人が1枚持って、家族のVポイントをそこへ寄せていくだけでも効果は十分あります。
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※ANAマイルを「貯める」と「60%で交換する」が1枚で完結します
② 最強だった70%「JQみずほルート」は新規終了
少し前まで、陸マイラーの間ではVポイント→JRキューポ(等価交換)→ANAマイル70%という「JQみずほルート」が王道でした。70%は破格で、私自身もこのルートにはお世話になってきました。
ところが、このルートに必須の「みずほマイレージクラブカード/ANA」が、2026年1月21日をもって新規申込を終了しました。すでにカードを持っている人は当面70%交換を継続できますが、これから新しく70%ルートを作ることはできません。
そのため、2026年に新規で始める人は、60%の直接交換を主力に考えるのが現実的です。「70%が使えなくなった=もうダメ」ではなく、60%でも十分に旅行が狙えるので、過度に悲観しなくて大丈夫です。
Vポイント→JALマイルの交換ルート
JAL派の人に大事な前提を1つ。Vポイントは、JALマイルへ直接は交換できません。 必ず他のポイントを経由する必要があります。代表的な3ルートを紹介します。
ルートA:JRキューポ→Gポイント→Ponta→JALマイル(おすすめ)
- 交換レート:通常50%/キャンペーン時60%
- 所要期間:約3週間
- 流れ:Vポイント→JRキューポ(2〜4日)→Gポイント(約1週間)→Pontaポイント(3〜4日)→JALマイル(約1週間)
JALマイルへは、年に数回(各4ヶ月ほど)Ponta→JALマイルの60%増量キャンペーンが開催されます。2026年3月には過去最高の「25%アップ」キャンペーンもありました。このキャンペーンに合わせて交換すれば、実質60%でJALマイルが取れます。
⚠️ 注意:GポイントからPonta(au PAY側)への交換には手数料3%がかかりますが、楽天市場など対象サービスを利用していれば返却されます。auを経由しないPontaは手数料5%でやや不利なので、ルート選びは慎重に。
このPonta→JALの増量キャンペーンの狙い方は、別記事【2026年】PontaポイントをJALマイルに交換する完全ガイド|2倍ルートと増量キャンペーンを家族で活用するで詳しく解説しています。
ルートB:JRキューポ→永久不滅ポイント→JALマイル
- 交換レート:通常50%/キャンペーン時60%
- 所要期間:約5週間
- 必要:JQ CARDセゾンの発行
永久不滅ポイント→JALマイルの交換に時間がかかる(3〜4週間)ため、トータルでは約5週間と長めです。急がない人向け。
ルートC:WAON POINT経由
- 交換レート:50%固定
- 所要期間:1〜2ヶ月以上
- 必要:最低1,000 WAON POINT
レートは50%固定で、所要期間も長いため、急ぐ人には不向き。ただし手順がシンプルで、特別なカードがいらないのがメリットです。
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※Vポイント以外にも、家族でポイ活してマイルの種を増やしたいなら登録は3分。今なら条件達成でポイントがもらえます
ここが良い:Vポイントルートのメリット
- 入口が広い:コンビニ・ドラッグストア・三井住友カード決済など、家族の日常で自然に貯まる
- ANAは直接交換でシンプル:余計な口座やカードを増やさずに60%交換が完結
- 家族のポイントを集約しやすい:統合後のVポイントは家族で同じ出口に流せる
- JALにも対応:直接は不可でも、Ponta経由などで60%を狙える
ここは注意:交換前に知っておきたい落とし穴
- ルートを間違えると50%以下になる:何も考えず交換すると一般50%止まり。ANAカード優遇60%やキャンペーン60%を意識するだけで取り分が変わります
- 70%ルートは新規終了済み:JQみずほルートは2026年1月21日で新規参入不可。古い情報のまま「70%が簡単に作れる」と書いた記事に注意
- 経由手数料と所要期間:JALルートは経由ポイントの手数料(Gポイント→Pontaで3%等)と、最大1〜2ヶ月の待ち時間が発生します。旅行の予約時期から逆算して早めに動くのが鉄則です
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おすすめな人 / おすすめしない人
おすすめな人
- 三井住友カード(特にANAカード)でVポイントが貯まっている人
- ANAマイルを家族旅行のためにまとめて貯めたい人
- キャンペーンを待てる計画派で、JALマイルを60%で取りたい人
おすすめしない人
- 「いますぐ・数日で」JALマイルが必要な人(経由に時間がかかる)
- ポイント残高がごく少額で、交換の手間に見合わない人(まずは貯める段階)
我が家(5人家族)の場合:どう貯めて、どう替えているか
我が家では、家計のメイン決済をANAカード(三井住友)に寄せて、日々の支払いでVポイントを貯めています。ここに、妻がドラッグストアやコンビニで貯めたVポイントも合流させて、年に1〜2回まとめて60%でANAマイルへ直接交換。
JALマイルが欲しいときは、無理に経由ルートを多用せず、Ponta→JALの増量キャンペーンが出たタイミングだけJRキューポ経由でまとめて交換するようにしています。経由ルートは「待てるときだけ使う」のがコツ。焦って手数料の高いルートを通すより、家族の旅行予定から逆算して計画的に動くほうが、結果的に多くのマイルが残ります。
5人家族だと必要なマイルも大きいですが、Vポイントを「期限切れで失効」から「家族の航空券」に変えるだけで、年間で見れば数万円分の価値が積み上がっていきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Vポイントは旧Tポイントと別物ですか?
A. いいえ。2024年4月22日に統合され、現在は同じ「Vポイント」です。旧Tポイントの残高もVポイントとして同じルートでマイルに交換できます。
Q2. ANAマイルとJALマイル、どちらが交換しやすい?
A. ANAマイルです。直接交換でき、ANAカード保有者なら60%。JALは経由が必要で、最短でも約3週間かかります。
Q3. 70%のJQみずほルートはもう使えませんか?
A. すでにみずほマイレージクラブカード/ANAを持っている人は当面70%を継続できますが、2026年1月21日で新規申込が終了したため、これから新しく作ることはできません。
Q4. 家族のVポイントを1人にまとめられますか?
A. Vポイント自体の他人への移動には制限があります。基本は「決済をメインの1枚に寄せて、その人のVポイントを育てる」形が現実的です。
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※家族でポイ活を始めるなら、紹介特典のある今のうちに登録しておくのがおトクです
まとめ:Vポイントは「替え方」を知っているだけで価値が変わる
Vポイントからマイルへの交換は、ルート選び次第で取り分が50%にも60%にも変わります。2026年6月時点でのおすすめは、
- ANAマイル:三井住友のANAカード+Vpassで60%直接交換
- JALマイル:JRキューポ→Ponta経由で、増量キャンペーン時に60%
の2本立て。かつての70%ルートが新規終了したいまは、この60%ラインを軸に組み立てるのが安全で再現性も高いです。
放っておけば失効してしまうVポイントも、出口を知っているだけで「家族の旅行の一部」に変わります。まずは自分のVポイント残高がどれくらいあるか、そしてANAカードを入口にできているかを、この機会に見直してみてください。
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※マイルの種になるポイ活の入口。家族で取り組めば、貯まるスピードが一気に上がります
参考になれば幸いです。良いマイルライフを!