
「アメックスって憧れるけど、いきなり年会費4万円、8万円のカードは怖い」——そう思ったことありませんか?
マイルやポイ活に興味は出てきたものの、ゴールドプリファードやプラチナはハードルが高い。かといって年会費無料カードだと、アメックスらしい特典(プライオリティ・パスやマイル移行)には手が届かない。そんな「試してから決めたい」という人にちょうどいい選択肢があります。
それがアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(通称:アメックスグリーン)です。2022年のリニューアルで月会費制になり、月1,100円という少額から始められるようになりました。この記事では、月額制だからこそ検討しやすいアメックスグリーンの実力を、家族カード視点で整理します。
目次
この記事でわかること
- アメックスグリーンの月会費・還元率・ANAマイル移行レートなど最新スペック
- プライオリティ・パスが「無料登録・都度課金」で使える仕組み
- 上位カード(ゴールドプリファード・プラチナ)との違いと使い分け
- 2026年8月時点の入会キャンペーン内容
- おすすめできる人/おすすめしない人の見極め方
※本記事の運営者(TKC)はマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを保有するマリオット派で、アメックスグリーンは検討者の立場として公式情報・公開情報をもとに執筆しています。
【結論】「まず月額で試したい」陸マイラー予備軍におすすめ度★★★☆☆

先に結論からお伝えします。
アメックスグリーンは、「アメックスのステータス・特典体験を、まずは低コストで試したい人」に向いているカードです。年会費一括ではなく月会費制なので、「今月だけ使って、合わなければ翌月解約」という判断がしやすいのが最大の特徴です。
- 家計への負担を抑えつつプライオリティ・パスを持ってみたい人
- ANAマイルへの移行ルートがあるカードを、まずは1枚試したい人
- ゴールドプリファードやプラチナへのステップアップ前に、アメックスの使い勝手を確認したい人
にはハマりますが、年会費が高い上位カードほどコスパが良くなるというアメックス特有の構造があるため、「本気でマイルを貯めたい」「無料宿泊特典が欲しい」という人には、後述するゴールドプリファードやプラチナの方が向いています。
最新の年会費・特典・入会キャンペーンは、公式サイトで確認するのが一番確実です。
🌿 アメックスグリーンを公式サイトで確認する
月会費・特典・入会キャンペーンは時期により変動します。申し込み前に最新情報を公式サイトで確認すると後悔が減ります。
アメックスグリーン 基本スペック(2026年8月時点)
数字は2026年8月時点の公式情報・公開情報をもとにしています(会費・特典は改定されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード |
| 会費形態 | 月会費制(2022年9月〜) |
| 月会費(本会員・税込) | 1,100円(年会費換算13,200円) |
| 家族カード月会費(税込) | 550円 |
| 基本ポイント還元率 | 100円=1ポイント(1.0%相当) |
| ボーナスポイントパートナーズ | 対象加盟店の利用は100円=3ポイント(1.0%+ボーナス2.0%=3.0%相当) |
| メンバーシップ・リワード・プラス(任意) | 年間参加費3,300円(税込・2年目以降自動更新) |
| メンバーシップ・リワード ANAコース(任意) | 年間参加費5,500円(税込・2年目以降自動更新) |
| ANAマイル移行レート | メンバーシップ・リワード・プラス登録時:1,000ポイント=1,000マイル |
| プライオリティ・パス | スタンダード会員へ年会費無料(通常99米ドル)で登録可。利用ごとに35米ドル(同伴者も1名35米ドル)。家族カードは対象外 |
| 海外旅行傷害保険(最高) | 5,000万円 |
| 国内旅行傷害保険(最高) | 5,000万円 |
| 申込資格 | 20歳以上で本人に安定した収入のある方 |
一番の特徴は、月1,100円という支払いやすさで、プライオリティ・パスやANAマイル移行といった「アメックスらしい特典」にアクセスできることです。ただし、後述する上位カードと比べると還元率・移行レートの「率」自体は同じ土俵にあるため、差はむしろ「無料宿泊特典の有無」や「上限マイル数」に出てきます。
ここが良い①:月会費制だから「お試し」しやすい
年会費一括のカードは、入会した瞬間に数万円のコストが確定します。一方アメックスグリーンは月会費1,100円なので、
- 今月だけ使って合わなければ翌月に解約する、という判断がしやすい
- 家計への影響が「一括数万円」ではなく「月1,100円」という単位で見える
- 家族カードも月550円と、追加コストが小さい
という特徴があります。まずはアメックスという世界を体験してみたいという人にとって、心理的なハードルの低さは大きなメリットです。
ここが良い②:プライオリティ・パスが無料登録できる
アメックスグリーンには、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスのスタンダード会員資格が、年会費無料(通常99米ドル)で登録できる特典が付いています。
ただし、注意点もあります。
- 登録は無料でも、ラウンジを利用するたびに1回35米ドルの利用料がかかる(都度課金制)
- 同伴者も1名につき35米ドル
- 家族カードでは登録できない(本会員のみの特典)
つまり「年会費無料でラウンジが使い放題」ではなく、「登録費用(年99米ドル)だけが無料になり、利用は都度払い」という仕組みです。年に1〜2回しか海外旅行をしない人にとっては、都度35米ドル払っても登録費用がかからない分お得ですが、頻繁に空港ラウンジを使う家族には、後述する無料回数付きの上位カードの方が向いています。
ここが良い③:ANAマイルへの移行ルートがある
アメックスグリーンは「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間参加費3,300円)と「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年間参加費5,500円)の両方に登録することで、1,000ポイント=1,000マイルのレートでANAマイルに移行できます。
年会費無料の還元率特化カードにはない「マイルという出口」が最初から用意されているのは、陸マイラー入門としては心強いポイントです。ただし、この移行レートを使うには年間8,800円(3,300円+5,500円)の追加コストがかかる点は必ず織り込んで検討しましょう。月会費(年換算13,200円)と合わせると、マイル移行込みの実質コストは年間約22,000円になります。
✈️ マイル移行のコストも含めて検討したい人へ
「マイル移行込みでいくらかかるか」まで含めて判断したい方は、まず公式サイトで最新の会費・特典条件を確認してみてください。
ここは注意|上位カードほど「元が取りやすい」構造
アメックスグリーンで注意したいのは、上位カードに比べて「無料でもらえる特典」が少ないという点です。
- 無料宿泊特典(フリー・ステイ・ギフト):グリーンにはなし(ゴールドプリファード以上で付帯)
- 空港ラウンジの無料利用回数:グリーンは都度課金(ゴールドプリファードは年2回無料)
- プライオリティ・パスの家族カード登録:グリーンは対象外
つまり、「会費は安いが、無料でもらえるものも少ない」のがグリーンの立ち位置です。マイルを本気で貯めたい、無料宿泊を年に1回は取りたいという人には、月会費換算で見劣りしないゴールドプリファードやプラチナの方が「元を取りやすい」構造になっています。
「まずはアメックスを体験してから、必要に応じてゴールドプリファードやプラチナにステップアップする」という使い方が、このカードの現実的な位置づけと言えるでしょう。
上位カードとの比較
同じアメックスの陸マイラー向けカードとして、ゴールドプリファード・プラチナと並べてみます。
| 項目 | グリーン | ゴールドプリファード | プラチナ |
|---|---|---|---|
| 会費形態 | 月会費1,100円 | 月額換算3,300円(年会費39,600円) | 年会費165,000円 |
| プライオリティ・パス | 登録無料・都度35米ドル | 年2回無料、以降35米ドル | 無料・無制限 |
| 無料宿泊特典 | なし | 年100万円以上の利用で1泊 | 付帯あり |
| 家族カード | 550円/月 | 2枚まで無料 | 無料 |
会費が上がるほど「無料でもらえる特典」が手厚くなるのがアメックスの構造です。まずはグリーンで試して、旅行・カード利用額が増えてきたタイミングでゴールドプリファードへのアップグレードを検討する、という段階的な使い方がおすすめです。上位カードの詳細は以下の記事もあわせてご覧ください。
- アメックス・ゴールド・プリファード レビュー|年会費39,600円の元は取れる?家族カード視点で検証
- アメックスプラチナは年会費16.5万円の元が取れる?家族5人で使い倒すメリット・デメリット
- 空港ラウンジが使えるクレジットカード比較|家族同伴で無料になるカード厳選
2026年8月時点の入会キャンペーン
2026年8月時点、アメックスグリーンでは以下の入会キャンペーンが実施されています(内容は変動するため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください)。
- 初月の月会費(1,100円)が無料
- 入会後3ヶ月以内に合計20万円以上の利用で5,000ポイント
- 入会後6ヶ月以内に合計50万円以上の利用で15,000ポイント
- 入会後8ヶ月以内、対象加盟店(グリーン・オファーズ対象店)での利用1,000円ごとに150ボーナスポイント(上限15,000ポイント)
条件をすべて達成した場合、合計最大35,000ポイントが獲得できる計算です。
⚠️ なお、大学・大学院・短期大学・専門学校在学中で2026年4月1日以降の入社が内定している方向けの「卒業前にアメックス」キャンペーンでは、月会費6ヶ月分無料+入会後3ヶ月以内に合計50万円以上の利用で合計40,000ポイントという、対象条件の異なる別枠のキャンペーンが用意されています。該当する方は対象条件を公式サイトで確認してみてください。
🌿 最新の入会キャンペーン条件は公式サイトで確認を
獲得ポイント数・達成条件・期間は時期により変動します。申し込み前に公式サイトで最新情報を確認すると後悔が減ります。
おすすめな人・おすすめしない人
アメックスグリーンがおすすめな人
- アメックスを一度試してみたいが、いきなり高年会費のカードは避けたい人
- プライオリティ・パスを「登録だけでも」無料で持っておきたい人
- ANAマイルへの移行ルートを持つカードを、まず1枚欲しい人
- 家族カードを月550円という低コストで追加したい人
アメックスグリーンがおすすめしない人
- 空港ラウンジを頻繁に利用する人(都度35米ドルが積み重なるため)
- 無料宿泊特典など「持っているだけでもらえる」特典を重視する人
- 最初から本気でマイルを貯めたい・年会費の高いカードにも抵抗がない人(ゴールドプリファード以上が有利)
よくある質問(FAQ)
Q1. アメックスグリーンは年会費無料カードと比べて何が違いますか?
A. 最大の違いは、プライオリティ・パスの無料登録とANAマイルへの移行ルートが用意されている点です。年会費無料カードにはこれらの特典が付かないことが多く、「月1,100円でアメックスらしい特典にアクセスできる」のがグリーンの立ち位置です。
Q2. 家族カードでもプライオリティ・パスは使えますか?
A. いいえ、プライオリティ・パスは本会員のみの特典で、家族カードでは登録できません。家族全員で空港ラウンジを使いたい場合は、家族カードにも特典が及ぶ上位カードの検討をおすすめします。
Q3. ANAマイルに移行するのに追加費用はかかりますか?
A. はい。1,000ポイント=1,000マイルのレートで移行するには、「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間参加費3,300円)と「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年間参加費5,500円)への登録が必要です。月会費と合わせた実質コストは年間約22,000円になる点を織り込んで検討しましょう。
Q4. ゴールドプリファードやプラチナへの切り替えはできますか?
A. アメックスの「商品切替」制度を使えば、新規申し込みをせずに切り替えられる場合があります。切替時の入会キャンペーン適用可否は時期により条件が変わるため、検討する際は公式サイトまたはカスタマーサービスで最新条件を確認してください。

🏨 グリーンのアップグレード先とは別の「第4の選択肢」
ここまで見てきた通り、グリーンからのアップグレード先はゴールド系のカードが中心です。ただ、マイルではなく「無料宿泊特典」を軸に考えるなら、それらとは別枠のホテル系カード、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムも候補に入ります。私自身はグリーンではなく、こちらのカードをメインに使っています。
ご紹介プログラム限定の入会特典(最大111,000ポイント)を受け取る
※紹介プログラム経由の申込です。特典内容は変動する場合があるため、お申込み前に最新情報をご確認ください。
我が家(5人家族)ならどう判断するか
我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、ホテル系カードはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムをメインに使っています。マリオットアメックスプレミアムに申し込む前、「そもそもアメックスってどんな使い心地なんだろう」と迷った時期があり、その時に候補に挙がったのがこのグリーンカードでした。
結果的には家族旅行の頻度・決済額から考えて、最初から無料宿泊特典のあるカードを選びましたが、「アメックスを試してみたいが、いきなり高年会費は不安」という段階の家庭には、月1,100円のグリーンから始めるのは十分理にかなった選択だと感じます。特に家族カードが月550円というのは、夫婦で一緒に試したい場合のハードルの低さとして魅力的です。
まとめ

アメックスグリーンの特徴をまとめると、次のようになります。
- 月会費1,100円制。家族カードは月550円で追加できる
- プライオリティ・パスが無料登録可(利用は都度35米ドル・家族カード対象外)
- ANAマイルへの移行ルートあり(1,000ポイント=1,000マイル・要追加登録費用)
- 無料宿泊特典など「持っているだけでもらえる」特典は上位カードに劣る
- 2026年8月時点は初月月会費無料+条件達成で最大35,000ポイントの入会キャンペーンを実施中
「いきなり高年会費のアメックスは不安だけど、プライオリティ・パスやマイル移行は体験してみたい」という人にとって、アメックスグリーンは低リスクで試せる入口になります。使ってみて物足りなければ、ゴールドプリファードやプラチナへのステップアップを検討するのが賢い進め方です。
最新の会費・還元率・入会キャンペーンは変動する可能性があるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!
🏨 我が家がグリーンではなくこちらを選んだ理由
本文でも触れた通り、我が家はグリーンではなくマリオットボンヴォイアメックスプレミアムをメインに使っています。マイル軸のステップアップカードとは別枠で、「無料宿泊特典」を軸にしたホテル系カードとして検討する価値があります。家族旅行でホテル代を浮かせたい方は、こちらも比較検討してみてください。
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