マイル攻略

【2026年9月版】シルバーウィークに間に合うJALカード逆算タイムライン|5人家族の父が「今から作って何が得か」を正直に計算

「2026年のシルバーウィークは5連休らしい。今からJALカードを作れば、家族分の航空券をマイルでまかなえるんじゃないか?」

——そう思って調べ始めた方、まずお伝えしたいことがあります。

結論から言うと、今から貯め始めて9月のシルバーウィークに「家族全員分の特典航空券を無料で」は、まず間に合いません。 数字を並べると理由は一目瞭然で、後ほど計算をお見せします。

ただし、だからといって「じゃあ何もしなくていい」かというと、そうでもないんです。むしろ2026年の9月は、JALマイルを貯める人にとって珍しく"時限的な論点が2つ重なる月"でして、私はここを逃すのはもったいないと考えています。

私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、マイルとホテルポイントで家族旅行を組み立てているTKCです。ANA側はSFCを保有していて、JAL側はJGCを目指してLife Statusポイントを積んでいる最中。つまり「JAL側は後発で追いかけている立場」なので、"今から作る人"の目線がまだ生々しく残っています。

この記事では、夢のある話を書く代わりに、カード到着日から逆算した現実的なタイムラインと、間に合わないなら今月何をやるのが一番リターンが大きいのかを、素直に計算していきます。

目次

この記事でわかること

  • 2026年のシルバーウィークは何連休で、いつまでに動けば「カードが手元にある」状態を作れるのか(発行日数から逆算)
  • 「今から貯めてシルバーウィークに特典航空券」がなぜ間に合わないのか、5人家族の必要マイル数で検証
  • それでも2026年9月に動く価値がある、時限的な理由2つ
  • 間に合わなかった人が、シルバーウィークの出費を"次の連休のマイル"に変える3ステップ

【結論】9月に間に合わせたいのは「特典航空券」ではなく「決済の器」

先に結論を3行でまとめます。

  1. シルバーウィークの特典航空券をマイルで取るのは、今から始める人には間に合わない(必要マイルが桁で足りない・座席在庫も5人分は現実的でない)
  2. 間に合わせる価値があるのは「旅行費用を受け止めるカード」のほう。シルバーウィークは家族の年間支出でも上位に来る大型出費で、これを2倍のレートでマイルに変えられるかどうかで数千マイル差がつく
  3. カードの申し込みは、遅くとも8月中が実質の締め切り。JALカードの発行目安は約1〜3週間(オンライン口座振替を使えば約1〜2週間)で、旅行前の決済シーズンに間に合わせるにはここが分岐点

つまり、「シルバーウィークにマイルで飛ぶ」から「シルバーウィークでマイルを仕込む」へ、目的を切り替えるのが今月の正解だと私は考えています。

そもそも2026年のシルバーウィークはいつ?「5連休」の中身

まず日程を確認しておきましょう。

日付曜日内容
2026年9月19日土曜
2026年9月20日日曜
2026年9月21日敬老の日
2026年9月22日国民の休日
2026年9月23日秋分の日

敬老の日(9月21日・月)と秋分の日(9月23日・水)に挟まれた9月22日(火)が「国民の休日」になるため、土曜から水曜までの5連休が成立します。さらに9月24日(木)・25日(金)に有給を足せば9連休。この形の大型シルバーウィークは久しぶりで、旅行需要が集中するのはほぼ確実です。

そして、これは裏を返すと「特典航空券の空席は、とっくに争奪戦が終わっている時期」でもあります。ここが次の話につながります。

「今から貯めてシルバーウィークに特典航空券」が間に合わない理由

夢のない話で恐縮ですが、数字で見るのが一番はっきりします。

① 必要マイル数が桁で足りない

JAL国内線特典航空券の必要マイル数は路線帯(ゾーン)で決まります。目安として、東京〜那覇は片道9,500マイル、東京〜札幌・福岡は片道8,500マイル、東京〜大阪は片道6,500マイルあたりが基本マイル数の水準です(2025年6月改定後の水準。実際の必要マイル数は日程で変わるため、必ずJAL公式の空席照会でご確認ください)。

これを我が家の5人家族に当てはめると——

シミュレーション例:5人家族で東京〜那覇を往復
9,500マイル × 往復2区間 × 5人 = 95,000マイル

95,000マイル。これが「基本マイル数で取れた場合」の話です。

しかもシルバーウィークのような超繁忙期は、基本マイル数の席が残っていないケースがほとんど。その場合は特典航空券PLUS(予測残席に応じて追加マイルを払えば予約できる仕組み)が発動し、必要マイルはさらに上振れします。

一方、今からJALカードを作って9月までに貯まるマイルは、後ほど計算しますが現実的には1万マイル前後。桁がひとつ違います。「頑張れば届くかも」ではなく、構造的に届きません。

② 座席在庫の面でも遅すぎる

JAL国内線特典航空券は、搭乗日の360日前の午前0時から予約できます。つまりシルバーウィークの便は、2025年のうちから予約受付が始まっていた計算になります。

家族5人が同じ便に並んで乗るには、5席分の特典枠が同時に空いている必要があります。繁忙期にそれが8月時点で残っている可能性は、正直かなり低い。「マイルが足りていたとしても、席がない」——これが2つ目の壁です。

(この壁をどう越えるかは、JAL特典航空券を家族分まとめて取る方法で、予約開始日の張り込み方も含めて詳しく書いています。次の連休に向けての予習にどうぞ)

③ それでも「行き先を選ばなければ」という抜け道はある

ひとつだけ補足を。行き先にこだわらないなら、「どこかにマイル」(行き先はJAL側が提示する4候補から抽選で決まる代わりに、通常より少ないマイル数で国内往復できる仕組み)という選択肢があります。空席の残り方が通常の特典航空券とは違うため、直前でも成立することがあります。

ただしこれも、家族5人が同時に申し込める条件や必要マイル数の確認が要りますし、そもそも手元にマイルがなければ話が始まりません。詳しくはどこかにマイルを子連れで楽しむ活用術にまとめています。

それでも2026年9月に動く価値がある、時限的な理由2つ

ここからが本題です。「間に合わないなら来年でいいや」と閉じてしまう前に、9月特有の論点を2つだけ押さえてください。

理由①:2026年10月1日発券分から、国内線特典航空券の必要マイル数が変わる

JAL公式は、2026年10月1日(木)発券分から、JAL国内線特典航空券の必要マイル数を変更すると告知しています。対象は普通席・クラスJ・ファーストクラスのPLUS利用時の必要マイル数です。

ここで大事なのは、「発券日」が基準だという点です。搭乗日ではありません。つまり——

年末年始やお正月の便を特典航空券PLUSで取るつもりなら、「9月30日までに発券する場合」と「10月1日以降に発券する場合」で必要マイル数が変わる可能性がある

ということになります。

正直に書きますが、引き上げなのか引き下げなのか、私は本稿執筆時点(2026年8月10日)で公式の新旧対比表そのものを確認できていません(該当ページが機械的な取得を拒否するため)。ですので「改悪だから急げ」とは書きません。書けるのは、「年末年始をPLUSで狙う予定があるなら、9月中に一度、希望日程の必要マイル数を空席照会で確認し、10月以降の表と見比べる価値がある」という、事実に基づいた一点だけです。

ここは各自でJAL公式の必要マイル数ページを必ずご確認ください。数字の当てずっぽうを書くほうが、よほど害があります。

理由②:入会キャンペーンは「常時開催」ではなく、サイクルで入れ替わる

JALカードの新規入会キャンペーンは、ほぼ通年で何かしら実施されていますが、2〜4ヶ月ごとにサイクルが入れ替わる構造です。そして本稿執筆時点で公式の新規入会キャンペーンページが表示している内容は、次のとおりでした。

項目記載内容(2026年8月10日確認)
キャンペーン名JALカード 新規入会キャンペーン 最大40,000マイル獲得チャンス
Web受付期間2026年6月1日〜2026年8月7日
入会期間2026年6月1日〜2026年9月30日
参加登録・カード利用期間入会月の3ヶ月後の月末まで
必須条件JALカードショッピングマイル・プレミアムへの同時入会
ブランド別の上限JAL・Visa 最大40,000マイル/JAL・Mastercard 最大30,000マイル/JAL・ダイナースクラブ 最大28,000マイル/JALカードSuica 最大15,500マイル+JRE POINT最大10,000pt/JAL・JCB、JAL アメリカン・エキスプレス®、JALカードOP 各8,500マイル

注目してほしいのはWeb受付が8月7日で締まっているという点と、ブランドによって上限が5倍近く違うという点です。

前者については、次のサイクルが始まっているかどうかを申込前に必ず公式で確認してください(受付状況は日々変わります)。後者は、「どのブランドで申し込むか」を何となく決めると、それだけで数万マイル分の差が出るという話です。キャンペーンの数字は時期により変動しますし、上限額は「所定の利用金額に達した場合」の条件付きなので、自分の年間利用額で現実的に届く水準はどこかを見てから選ぶのが正解です。

なお、これらの最大マイル数は条件達成時の上限値であって、入会するだけでもらえる数字ではありません。ここを混同すると確実にがっかりします。

逆算タイムライン:いつまでに申し込めば「9月上旬に手元にある」か

では、実務の話に入ります。カードは申し込んだ瞬間に使えるわけではありません。

JALカードの公式FAQによれば、発行期間の目安は次のとおりです。

手続き発行期間の目安
新規申し込み・提携ブランド変更約1〜3週間(オンライン口座振替サービス利用時は約1〜2週間
家族会員カードの追加約1〜3週間
カード種別の変更(CLUB-Aへ)約2週間
カード種別の変更(CLUB-Aゴールド以上へ)約1〜3週間

※審査や郵便事情により前後します。連休が続く時期はさらにかかる場合があります。
出典:JALカード よくあるご質問「カード発行期間の目安は?」

ここから逆算します。狙いは「シルバーウィークの旅行費用の決済が始まる前に、カードが手元にあること」です。家族旅行の支払いは当日だけではなく、出発の2〜3週間前からホテル残金・ツアー代金・レンタカー・新幹線などが動き出すのが実感値です。

逆算の目安
9月19日(土)出発 → 決済が動き出すのは9月上旬
↓ カード到着まで最大3週間
申し込みは8月中旬〜8月末が実質の締め切り

オンライン口座振替を使えば1〜2週間に縮められるので、9月頭の申し込みでもギリギリ届く可能性はある(ただし賭け)

もうひとつ、入会搭乗ボーナスという要素があります。JALカードは入会後の初回搭乗でボーナスマイルが付く仕組みで、券種によって水準が違います(普通カードで1,000マイル、CLUB-A/CLUB-Aゴールドで5,000マイル前後)。シルバーウィークにJAL便に乗る予定があるなら、その搭乗を"入会後の初回搭乗"にできるかどうかで、もらえるボーナスが変わってきます。ここを取りに行くなら、なおさら早い申し込みが有利です。

(券種ごとのボーナスマイルの違いは、JAL系カード全種類を家族カード視点で比較した記事に一覧表でまとめています)

券種の選び分け:3本柱で考えると迷わない

「結局どれを選べばいいの?」に対しては、判断軸を3つに絞るのがおすすめです。細かい比較は別記事に譲って、ここでは決め方だけ書きます。

柱1:ショッピングマイル・プレミアムに入るか(=マイルが2倍になるか)

JALカードの通常のショッピングマイルは200円=1マイル。ここにJALカード ショッピングマイル・プレミアム(年会費4,950円・税込)を足すと、100円=1マイルになります。単純に倍です。

そして重要なのが、CLUB-Aゴールドカード・JALダイナースカード・プラチナ・プラチナPro・JAL CLUB EST会員は自動入会で年会費無料という点。つまり上位カードは、この4,950円が実質カード年会費に内包されている構造になっています。

損益分岐点の考え方
年会費4,950円を払って100円=1マイルにする → 年間49.5万円の決済で4,950マイル分が"追加"で入る計算
年間50万円くらいカードを使う家庭なら、まず元が取れる水準
(5人家族の生活費決済を1枚に寄せると、この水準は普通に超えます)

柱2:年会費とボーナスマイルの釣り合い

主要券種のざっくり比較です(金額は税込)。

券種本会員年会費家族会員年会費入会搭乗ボーナス毎年初回搭乗ボーナス搭乗ごとボーナスショッピングマイル・プレミアム
普通カード2,200円(初年度無料)1,100円1,000マイル1,000マイルフライトマイル+10%別途4,950円で加入
CLUB-Aカード11,000円3,850円5,000マイル2,000マイルフライトマイル+25%別途4,950円で加入
CLUB-Aゴールドカード17,600円8,800円5,000マイル2,000マイルフライトマイル+25%自動入会・年会費無料

※年会費・特典は改定される場合があります。申込前に必ずJALカード公式サイトで最新の条件をご確認ください。

私がよく聞かれるのが「普通カード+ショッピングマイル・プレミアム(2,200円+4,950円=7,150円)と、CLUB-Aゴールド(17,600円)の差額約1万円は何なのか」という質問です。答えは、ボーナスマイルの厚み(入会搭乗+4,000/毎年初回+1,000/搭乗ごと+15%)と、空港ラウンジなどの付帯サービス。年に何度も飛ぶ家庭なら回収できますし、年1〜2回なら普通カード+プレミアムのほうが素直です。

詳しくはCLUB-Aゴールドカードは持つべきかJALカードの選び方(家族目線)で数字を細かく追っています。

柱3:国際ブランド(=入会キャンペーンの上限が変わる)

前述のとおり、同じキャンペーンでもブランドごとに上限マイルが大きく違います。ブランドは後から変更もできますが、変更手続きにも発行日数がかかるので、最初から狙いを定めて申し込むほうが早いです。

マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カードの券面

カード発行が間に合わない人ほど、"すでにあるポイント"を確認してほしい

シルバーウィークに間に合わせる最短ルートは、実は「新しく貯める」ではなく「別の場所に貯まっているものを動かす」です。マリオットボンヴォイのポイントは3ポイント=1マイルでJALマイルへ交換でき、60,000ポイント単位で交換するとボーナス5,000マイルが加算されます(60,000ポイント→25,000マイル)。ホテル宿泊とカード決済の両方でポイントが貯まるため、家族旅行と相性がいいルートです。

マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは年会費82,500円(税込)と決して安くありませんが、入会時にゴールドエリート資格が自動付与され、家族カードは1枚目無料。ご紹介プログラム経由なら入会特典は最大111,000ポイント(条件達成時・時期により変動)です。※2025年8月改定後のスペックです。

ご紹介プログラム限定の入会特典(最大111,000ポイント)を受け取る

※ご紹介プログラム経由。年会費82,500円(税込)。2026年10月5日(月)までの申込+入会後6ヶ月以内に合計150万円以上の利用が条件。時期により変動。

マリオットポイントからマイルへの交換手順や、他社マイルとの比較はマリオットポイント→ANA/JALマイル移行 完全ガイドに、カード自体の詳細はマリオットアメックスプレミアムの解説記事にまとめています。

間に合わなかった人が、シルバーウィークを"次の連休の種火"に変える3ステップ

ここからが、この記事で一番お伝えしたいパートです。シルバーウィークは「マイルを使う機会」ではなく「マイルを仕込む機会」に切り替える。具体的には3ステップです。

ステップ1:旅行に関わる支払いを、1枚に全部寄せる

家族5人の旅行は、思っている以上に決済ポイントが分散します。航空券・宿・ツアー残金・レンタカー・高速代・現地の食事・お土産・帰宅後のクリーニングまで。これをバラバラのカードで払うと、マイルが溜まる池が分かれてしまうんですね。

わが家の感覚値ですが、5人で2泊3日の国内旅行をすると、交通費込みで20〜40万円あたりに着地します。仮に40万円を100円=1マイルのレートで払えば4,000マイル。200円=1マイルなら2,000マイル。この2,000マイルの差が、ショッピングマイル・プレミアムの年会費4,950円を1回の旅行で半分回収する計算になります。

「たかが2,000マイル」と思うかもしれませんが、東京〜大阪の片道が6,500マイル水準であることを思い出すと、旅行1回で片道の3分の1が積み上がるわけです。地味に効きます。

ステップ2:ショッピングマイル・プレミアムの要否を、年間決済額で決める

ステップ1の裏返しです。判断はシンプルで、年間のカード決済額が50万円を超えるなら加入、超えないなら見送り。CLUB-Aゴールド以上を選ぶなら自動入会なので、この判断自体が不要になります。

なお入会キャンペーンの多くはショッピングマイル・プレミアムへの同時入会が必須条件になっているため、「キャンペーン狙いだけど年会費は払いたくない」は基本的に両立しません。ここは割り切りポイントです。

ステップ3:家族のマイルを1つの財布にまとめる

これが最後で、かつ一番効きます。JALカード家族プログラムに登録すると、家族それぞれが貯めたマイルを合算して特典交換に使えるようになります。バラバラだと使い道のない端数マイルが、合わせれば立派な1枚の特典航空券に化けます。

我が家のように子どもが3人いる家庭では、この「合算できるかどうか」がマイル戦略の生死を分けます。登録は無料でできるので、カードが届いたらその日のうちにやっておくべき手続きです。手順はJALマイルを家族で合算する方法 完全マニュアルにスクリーンショット付きでまとめました。

シルバーウィークの宿・ツアーが未確定なら、先に押さえてから逆算する

5連休は宿の在庫が先に枯れます。カードの到着を待って予約を後ろ倒しにすると、そもそも泊まる場所がないという本末転倒になりがち。旅程を先に確定させて、決済のタイミングだけカード到着に合わせるのが現実的な順序です。国内ツアーやJR+宿のセットは、家族5人だと個別手配より総額が下がることが多く、検討する価値があります。

JTB国内ツアー・宿泊|シルバーウィークの空き状況を確認する

※料金・在庫は変動します。詳細は予約サイトでご確認ください。

我が家(5人家族)の場合:今年のシルバーウィークをこう組み立てた

参考までに、我が家の実際の考え方を書いておきます。

我が家はANA側でSFCを持っているため、家族旅行の軸は基本的にANAです。それでも私がJAL側を並行して育てているのは、「特典航空券の在庫は、片方の航空会社だけ見ていると詰む」という単純な理由からです。5人分の座席を同じ便で確保しようとすると、ANAだけで完結しないケースが本当に多い。

その前提で、今年のシルバーウィークについて我が家が決めたのは次の3つでした。

  1. 9月の便を特典航空券で取るのは最初から諦めた。5人分の在庫を探す時間と、上振れしたPLUSのマイル消費が釣り合わないと判断
  2. 旅行費用の決済は1枚に集約する。分散させると、あとで「どこに何マイル入ったか」が追えなくなるため
  3. 年末年始の特典航空券の必要マイル数を、9月中に一度チェックする。10月1日発券分からPLUS利用時の必要マイル数が変わると公式が告知しているため、見比べるだけでもやっておく

3つ目は、正直やらなくても大きな損はしないかもしれません。でも「見比べるだけ」なら5分で終わるので、やらない理由がないという判断です。

なお、JAL側のマイルとステータスをどう積んでいるかは、JGC修行を家族連れで検証した記事JAL PayとLife Statusポイントを損得計算した記事に書いています。JGCを狙う方はそちらもどうぞ。

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カードだけでは足りない分は「日常の買い物」から積む

マイルの原資は、カード決済だけではありません。ネットショッピングや各種サービスの申し込みをポイントサイト経由にすると、その分がポイントとして戻り、JALマイルへの交換原資になります。旅行の予約・日用品のまとめ買い・回線の乗り換えなど、どうせ使うお金を経由させるだけなので、家族の年間支出が大きい家庭ほど効きます。登録は無料です。

モッピーに無料登録して、日常の支出をマイル原資に変える

カード発行そのものをポイントサイト経由で申し込む場合は注意が必要です。ポイントサイト経由でのJALカード申込は、JALカードが実施する入会キャンペーンのキャンペーンマイルが対象外になります。また掲載案件はVISAブランドのみ対象、かつ現在JALカードを保有中の方・過去に保有していた方(家族カード含む)は対象外です。カード発行はどちらのルートが得か状況によって変わるため、必ず各サイトの案件条件をご確認ください。

ポイントサイトの使い分けはモッピーを家族で使い倒す戦略に、JALマイルへの交換ルート全体像はポイントサイトからJALマイルへの交換ルートまとめにまとめています。

注意点・よくある失敗

最後に、私や周囲が実際にやらかしたパターンを挙げておきます。

失敗1:キャンペーンの「最大◯万マイル」を入会特典だと思い込む

最大40,000マイルは、所定の利用条件を達成した場合の上限値です。CLUB-Aゴールドで年150万円クラスの決済をして届く水準、という理解が実態に近い。入会しただけで4万マイルが降ってくるわけではありません。ここを勘違いすると「思ってたのと違う」になります。

失敗2:ブランドを何となく選んで、上限が5分の1になる

同じキャンペーンでもブランド別の上限差が大きいことは前述のとおりです。手持ちの他カードとの兼ね合いもありますが、「何も考えずにいつものブランド」は数万マイル分の機会損失になり得ます。

失敗3:カードが届いてから家族プログラムの登録を忘れる

これが一番もったいない。合算していないと、家族それぞれの口座に数千マイルずつ散らばったまま、有効期限を迎えます。届いた日に登録を強くおすすめします。

失敗4:出発直前に申し込んで、旅行中にカードが届かない

発行目安は約1〜3週間。しかも9月は連休で郵便が動きにくい期間を含みます。旅行の決済に間に合わせたいなら8月中、と割り切るのが安全です。

失敗5:ショッピングマイル・プレミアムの年会費だけ見て判断する

4,950円という金額だけ見ると高く感じますが、判断すべきは年間決済額との釣り合いです。年50万円が分岐点。5人家族の生活費を集約するなら、まず超えます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 今から申し込んで、シルバーウィークの旅行に間に合いますか?

A. 8月中の申し込みなら現実的に間に合う可能性が高いです。発行目安は約1〜3週間(オンライン口座振替の利用で約1〜2週間)。9月に入ってからの申し込みは、旅行前の決済に間に合わない可能性が出てきます。ただし審査・郵便事情で前後するため、確約はできません。

Q2. シルバーウィークの特典航空券は、まだ取れる可能性はありますか?

A. 5人分をまとめて、という条件だとかなり厳しいです。国内線特典航空券は搭乗日の360日前から予約が始まるため、繁忙期の席は早い段階で動いています。ただしキャンセルによる空席復活はあるので、空席照会をこまめに見る価値はあります。行き先を選ばないなら「どこかにマイル」も選択肢に入ります。

Q3. 普通カードとCLUB-Aゴールド、どちらを選ぶべきですか?

A. 年に何度もJAL便に乗るならCLUB-Aゴールド、年1〜2回なら普通カード+ショッピングマイル・プレミアムが素直です。差額の約1万円は、ボーナスマイルの厚み(入会搭乗+4,000マイル・搭乗ごと+15%)と付帯サービスの対価と考えてください。詳しい損益分岐はCLUB-Aゴールドの検証記事へ。

Q4. 家族全員がJALカードを持つ必要はありますか?

A. 必ずしも必要ありません。家族会員カード(本会員より年会費が安い)を使う方法と、家族プログラムで各自のマイルを合算する方法があり、目的によって使い分けます。両者は名前が似ていて混同しやすいので、家族で合算する方法の解説記事で違いを確認してみてください。

Q5. 2026年10月1日の必要マイル数変更は、何をすればいいですか?

A. 年末年始などの繁忙期を特典航空券PLUSで取る予定があるなら、9月中に希望日程の必要マイル数を空席照会で確認しておいてください。変更は「発券日」基準です。ただし変更が有利に働くか不利に働くかは公式の新旧表で確認が必要なので、数字を見てから判断することをおすすめします。

Q6. ANAマイルとJALマイル、どちらを優先すべきですか?

A. 家族の人数が多いほど「両方持っておく」ほうが有利、というのが我が家の結論です。5人分の座席を同じ便で確保しようとすると、片方だけでは詰むことが本当に多い。詳しくはANA vs JAL マイル徹底比較をどうぞ。

まとめ:9月の正解は「使う」ではなく「仕込む」

長くなったので、要点を整理します。

  • 2026年のシルバーウィークは9月19日(土)〜23日(水)の5連休。9月24日・25日に有給を足せば9連休
  • 今から貯めてシルバーウィークの特典航空券は間に合わない。5人家族の東京〜那覇往復で95,000マイル水準、しかも繁忙期はPLUSで上振れする
  • 間に合わせるべきは「旅行費用を受け止めるカード」。発行目安は約1〜3週間(オンライン口座振替で約1〜2週間)なので、申し込みは8月中が実質の締め切り
  • 券種は①ショッピングマイル・プレミアムの要否 ②年会費とボーナスマイルの釣り合い ③国際ブランド別のキャンペーン上限の3軸で決めると迷わない
  • 2026年10月1日発券分から国内線特典航空券のPLUS利用時必要マイル数が変更される告知が出ている。年末年始をPLUSで狙うなら9月中に必要マイル数を確認しておく
  • カードが届いたら、その日のうちに家族プログラムの登録を。合算しないと端数マイルが死にます

「シルバーウィークにマイルで飛ぶ」は今年は叶わなくても、この5連休の出費を全部マイルに変換しておけば、来年のゴールデンウィークや夏休みの選択肢は確実に広がります。私自身、JAL側はまさにその積み上げの最中です。

参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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