
ローソンやau PAY、ホットペッパーでコツコツ貯まったPontaポイント。ANAで飛ぶ家族としては「これ、ANAマイルにできないの?」と思ったことはありませんか?検索すると、古い「LINE経由」のルート解説と、JAL向けの話が混ざっていて、モヤっとしてしまいますよね。
私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父で、Pontaをマイルに交換した経験はありません。この記事は体験談ではなく、2026年10月25日時点の公式情報を5人家族に当てはめた計算と判断フローです。
【結論】
- PontaポイントからANAマイルへの直接交換はありません。ANA公式の「提携ポイント」一覧にPontaの記載はなく、ANAに寄せる専用の入口は用意されていません(2026年10月25日時点)
- 実際に使える出口は2本。JALマイル(通常100pt→50マイル=50%。2026年11月1日〜12月31日は100pt→62マイル)と、Sポイントを経由するANAマイル(1,000Sポイント→250マイル=25%。Ponta→Sポイントの現行可否は要確認)
- どちらを選ぶかは「家族がどの航空会社に乗るか」で決まります。ANAに乗る家族は、Pontaの無理な移し替えより、ANAに直接つながるポイントで貯め直す方が早い場合があります
まず、同じテーマの記事を2本先に置いておきます。JALへの交換手順は専用記事に任せ、この記事は「ANA派の家族がどう判断するか」に絞ります。
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目次
詳しく:なぜPontaはANAマイルにならないのか

ANA公式の「マイルをためる」ページには、提携ポイントの一覧が載っています。ここにはSポイント、Vポイント、楽天ポイント、ヒルトン・オナーズなどが並んでいますが、Pontaポイントの記載はありません(2026年10月25日に確認。ANA公式サイト「提携ポイントからマイルをためる」)。
比較記事を見ても、結論は同じです。「PontaはANAには交換できない」と明記しているものがほとんどで、ここは安心して「直接ルートはない」と受け取って大丈夫です。
Ponta側の交換先は公式で確認を
一方、Ponta側の交換先の一覧は、公式ページで全文を確認できていません。第三者の記事では、JALマイレージバンク、電力会社のポイント、ZIPAIRの限定ポイント、Sポイントなどが挙がっていますが、これは公式の裏付けがない情報です。この記事では「ANAは含まれない」という点だけを、ANA側の一覧の不在から言い切ります。交換先の最新の一覧は、PontaWebの交換ページで確認してください。
「交換できそうで、できない」落とし穴
ポイントの世界では、「ポイントA→ポイントB→ANAマイル」という二段の経路が、片方の入口が閉じているせいで成立しないことがよくあります。実際に、PayPayポイントをVポイントに移しても、そこからANAマイルにはできない、という行き止まりの型があります。詳しくはPayPayポイントはANAマイルに交換できる?にまとめていますが、「名前を聞いたことがある2つのポイントだから、つながっているはず」は危険です。
旧ルートは終了:LINEポイント・東京メトロ経由
以前の定番は、Ponta→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル、という多段ルートでした。古い解説記事が今も検索結果に残っているので、念のため整理しておきます。
LINE公式のお知らせによると、LINEポイントからメトロポイント(東京メトロ)への交換は2019年12月27日15:00に終了しています。この区間が使えない以上、LINE経由でメトロポイントを使い、ANAマイルに寄せるルートは成り立ちません。
| 古い記事に出てくるルート | 現在の状況 |
|---|---|
| LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル | LINE→メトロの交換が2019年12月27日に終了済み(LINE公式) |
| 「ソラチカルート」という呼び名で紹介される経路 | 上記の終了で、旧来の形では使えない |
Ponta→LINEの区間の現況も、公式では確認できていません。ただ、このルートの要になるLINE→メトロが終わっているため、確認する意味はほとんどありません。古い記事を読んでいて「70%以上の高還元」と書かれていたら、まず公開日を疑ってください。
Pontaに残る2つの出口
では、今から使える出口は何でしょうか。公式で裏付けが取れているものを、表にまとめます。
| ルート | 交換率 | 確認度 | 向く家族 |
|---|---|---|---|
| Ponta→JALマイル | 100pt→50マイル(50%)。2026年11月1日〜12月31日は100pt→62マイル | JAL公式で確認 | JALに乗る/乗ってよい家族 |
| Ponta→Sポイント→ANAマイル | Ponta→S:1対1(報道ベース)、S→ANA:1,000Sポイント→250マイル(25%) | ANA側は公式で確認、Ponta側は要確認 | Sポイント会員になれる、またはすでに会員の家族 |
| Ponta→ANAマイル(直接) | なし | ANA公式の一覧に記載なし | — |
JALマイル:通常50%、11〜12月は62マイル
JAL公式のキャンペーンページによると、PontaポイントからJALマイルへの交換は、通常100ポイントが50マイル(50%)です。そして、2026年11月1日から12月31日23時59分までの交換申込分は、100ポイントが62マイル(25%アップ)になります。
- 対象は、JMB×Ponta会員、またはJMBローソンPontaカードVisaの会員
- 事前に、JMB番号とPonta IDの連携(JMB×Ponta会員登録)が必要
- 1マイル未満は切り捨て。上乗せ分は2027年1月末頃に積算される予定
- 交換後の変更・取り消しはできません
交換の細かい手順はPonta→JALマイル交換ガイドに任せます。ここで押さえたいのは、「この出口はJALに向かう」という一点です。ANA便に乗るなら、そのままでは使えません。
なお、JMBローソンPontaカードVisaは、増量の対象条件のひとつになっています。カードそのものの中身はJMBローソンPontaカードVisaのレビューで整理しているので、入会を考えている人はそちらを先に見てください。
JALに乗る家族向け:JMBローソンPontaカードVisa
JALマイルへの交換と11〜12月の増量は、カードがなくてもJMB×Ponta会員の登録で対象になります。カードが役立つのは、ローソンでの支払いもPontaに寄せたい家族です。年会費・還元率・申込条件は、公式ページで確かめてから判断してください。
JMBローソンPontaカードVisaの条件を公式で確認する※年会費・特典内容は時期により変わる場合があります。
Sポイント経由のANAマイル:25%の仕組みと注意
ANA寄りで残る道は、Sポイントを経由する方法です。ANA公式によると、Sポイントは1,000Sポイントを250マイル(25%)に交換できます。
- 交換は1,000ポイント単位、1回の上限は99,000ポイント、手数料は無料
- Sポイント会員の登録情報と、ANAマイレージクラブの会員情報の名義が一致している必要がある
- マイルをSポイントに戻すことはできない
- マイルの積算確認は、利用後約10日
問題はその手前の「Ponta→Sポイント」です。2024年3月に相互交換が始まったという報道があり、1ポイント=1ポイント、100ポイント単位とされていましたが、現行の可否・レート・条件は公式で確認できていません。しかも、報道では対象がH2Oグループ(阪急阪神百貨店など)のSポイントカード会員とされており、そのカードの会員になっていることが前提です。誰でも今日から取れる手ではない、という点に注意してください。この区間は、PontaWebとSポイントの公式案内で確認できた場合に限り、使える手段になります。
なお、Sポイントの会員になるための条件や年会費は、この記事では確認できていません。「ANAに寄せるためだけに新しく会員になる」判断は、公式の案内で条件を読んでからにしてください。
実質25%は「使える場面」が限られる
仮にPonta→Sポイントが1対1でそのまま使えたとしても、ANAマイルへの変換は25%です。JAL直接の50%の、半分にとどまります。「どうしてもANAマイルに集めたい」場合の端数の補充には向いていますが、ANA旅行の主力にするには効率が足りません。この点は、次の試算で数字にして確認します。
5人家族の想定モデルで計算する
ここからは、実際に数字を置いて比べます。条件は、すべて私が置いた想定モデルです。根拠のある実績値ではなく、読者のみなさんが自分の数字に置き換えるための入れ物として使ってください。
想定モデルの前提
- 家族は5人(大人2人+中学生1人+小学生2人)
- 家族全体で、Pontaポイントが年間40,000ポイント貯まる(仮置き)
- 交換はJALマイル(通常/増量)、またはSポイント経由のANAマイルの3パターン
ルート別:年間でいくつマイルになる?
| ルート | 計算 | 年間のマイル |
|---|---|---|
| JAL通常(50%) | 40,000pt × 50% | 20,000マイル |
| JAL増量(11〜12月・100pt→62マイル) | 100pt × 400口 → 62 × 400 | 24,800マイル |
| Sポイント経由のANA(25%・Ponta→Sは1対1と仮定) | 1,000Sポイント → 250マイル × 40口 | 10,000マイル |
同じPontaポイントなのに、JALとANAでマイル数が2倍以上ちがいます。ただし、マイル数の多い方が「得」とは限りません。家族が乗らない会社のマイルは、何万マイルあっても使い道が生まれないからです。
ANA国内線の特典に換算すると
ANAのマイルが10,000マイル貯まった場合、国内線特典航空券でどこまで行けるかを見ます。ANA公式の必要マイル数(片道・1区間、2026年9月26日確認)を使います。
| 区間距離 | Lシーズン | Regular | High |
|---|---|---|---|
| 0〜300マイル | 6,000 | 6,500 | 9,000 |
| 301〜800マイル | 7,000 | 8,500 | 10,500 |
| 801〜1,000マイル | 8,000 | 9,500 | 12,000 |
| 1,001〜2,000マイル | 9,500 | 10,500 | 13,000 |
年間40,000ポイントをSポイント経由でANAに寄せた10,000マイルは、301〜800マイル区間のLシーズンなら大人1人分の片道(7,000マイル)で、3,000マイルが余る計算です。5人分の片道を取るには、同じ区間・同じシーズンで35,000マイルが必要です。Sポイント経由で35,000マイルを作ると、必要なPontaは140,000ポイントになります。
家族の旅行を支える量としては、Ponta単独では足りません。年間40,000ポイントなら、3年半分に相当します。往復で考えれば、必要なマイルはさらに2倍の70,000マイルです。ANAの国内線特典は、搭乗日の355日前の午前9時(日本時間)から予約が始まります。取りたい日が決まっているなら、その日までにマイルを貯め終えていないと、希望の便を押さえにくくなります。
「同じ35,000マイル」を貯める入口の差
ANAとJALのマイルは別物なので、ここでは「マイル数だけ」を並べます。必要な数字は、あくまで目安です。
| ルート | 35,000マイルに必要なPonta |
|---|---|
| JAL通常(50%) | 70,000ポイント |
| JAL増量(62マイル) | 約56,500ポイント(100pt単位で565口→35,030マイル) |
| Sポイント経由のANA(25%) | 140,000ポイント |
ここで比べているのは交換率だけで、特典に必要なマイル数はJALとANAで同じではありません。JALの国内線特典に必要なマイル数は、JAL公式で別に確認してください。この記事では、確認していない数字を載せません。マイルの価値そのものの考え方は1マイルの価値を計算した記事も参考になります。
判断フロー:ANAに乗る?JALに乗る?
数字を見た上で、家族がどう動くかを順番にたどれるフローにしました。YESかNOで進んでください。
ステップ1:次の1〜2年の家族旅行は、ANAとJALのどちらが多い?
- ほとんどANA → ステップ2へ
- JALに乗ることも多い、または出発地がJALの強い空港 → ステップ4へ
ステップ2:すでにSポイントの会員(または作れる事情)がある?
- YES → ステップ3へ
- NO → ステップ5へ(Sポイントのためだけに会員になるのは遠回り)
ステップ3:PontaWebとSポイントの公式案内で、Ponta→Sポイントが今も使える?
- 使える → 実質25%で、ANAマイルの端数補充として使う(主力にはしない)
- 使えない/条件が合わない → ステップ5へ
ステップ4:JAL特典を使う予定がある?
- YES → 100pt→50マイル(11〜12月は62マイル)で貯めて、JALの特典で使う
- NO → ステップ5へ
ステップ5:Pontaの外で貯め直す方が早い?
- Pontaは日常で使い切り、旅行用はANAに直接つながるポイントに集約する。たとえばVポイントはVポイントからマイルに替えるルートで、ポイントサイト経由ならポイントサイトからANAマイルを貯める方法で整理しています。同じ型の「直接ルートなし」の姉妹記事として、dポイントはANAマイルに交換できる?もあります

旅行用のポイントを、Pontaの外で貯める入口
ポイントサイトを経由して買い物やサービスの申込みをすると、マイルへの交換に回せるポイントを増やせる場合があります。ANAマイルまでの交換ルートやレートは時期で変わるので、公式でご確認ください。登録は無料です。
5人家族ならではの注意
家族で使う場合、名義が壁になります。ANAのSポイント交換は、Sポイント会員とANAマイレージクラブの名義が一致している必要があります。JALも、特典を使える人は会員本人、配偶者、二親等以内の親族などに決まっています(JAL公式)。ポイントは1人の名義に集めて、5人分の特典を取る組み立てになります。どの名義にPontaを集めるかは、交換前に家族で決めておきましょう。
いつ交換するか:JAL増量の期限と実績
JALに寄せると決めた人が気にするのは、タイミングです。ここでは「事実として確認できた期限と実績」だけを書きます。次にいつ開催されるかの予想は書きません。
直近のキャンペーン(JAL公式・2026年10月25日確認)
- 期間:2026年11月1日〜12月31日(12月31日23時59分までの交換申込分)
- 内容:100ポイント→62マイル(25%アップ)
- 条件:JMB×Ponta会員、またはJMBローソンPontaカードVisa会員
- 上乗せ分の積算:2027年1月末頃
過去の実績(確認できたもの)
- 2026年3月:25%アップ(100pt→62マイル)。JMB×Ponta10周年として告知
通常レートは50%で、増量中との差は12マイルです。想定モデルの40,000ポイントなら、24,800マイルと20,000マイルで、4,800マイルの差になります。あくまで、増量が実施されている間の話です。
有効期限と、急がない選択肢
ポイントの有効期限の一般ルールは公式で確認できていないので、この記事では数字を書きません。PontaWebで自分のアカウントの期限を見てください。期限が迫っていないなら、無理に期限内に交換する必要はありません。交換後の取り消しはできないので、どの航空会社の特典を取るか決まるまで待つのも立派な選択です。
FAQ:よくある質問
Q1. PontaポイントはANAマイルに直接交換できますか?
できません。ANA公式の提携ポイント一覧にPontaの記載はありません(2026年10月25日時点)。ANAに寄せる場合は、Sポイントなど別のポイントを経由するか、ANAに直接つながるポイントで貯め直すことになります。
Q2. PontaをJALマイルにして、そこからANAマイルにできますか?
できる公式ルートは確認できていません。ANA公式の提携ポイント一覧にJALマイルはありません。JALマイルにした後は、JALの特典やサービスで使う前提で考えてください。
Q3. 交換した後に元のポイントへ戻せますか?
戻せません。JALへの交換は、キャンペーン条件で「交換後の変更・取り消しはできない」とされています。Sポイント→ANAマイルも、マイルをSポイントに戻すことはできません。
Q4. ローソンなどでそのままPontaを使うのと、マイルにするのはどちらがお得ですか?
Pontaの使い道ごとに価値が変わるため、「1ポイントいくら」と断言はできません。マイルの価値は、特典の取り方次第で変わります。家族旅行で飛行機に乗る予定がなく、日常の買い物で使い切る方が合っている家族もいます。
Q5. JALの増量キャンペーンは、ANAに乗る家族にも意味がありますか?
JALの便に乗る予定がないなら、意味はほとんどありません。増量で貯まるのはJALマイルで、ANAの特典には使えないからです。「62マイルだからお得」と見える数字でも、乗らない会社のマイルは使い道が生まれにくい点に注意してください。
まとめ:ANA派は「貯め直し」を先に考える

PontaポイントからANAマイルへの直接交換はなく、現実的な出口は「JALマイル」と「Sポイント経由のANAマイル」の2本でした。
- JALは、通常50%、2026年11月1日〜12月31日は62マイル。JALに乗る家族なら、増量中に集約する価値があります
- ANAは、Sポイント経由で25%。Ponta→Sポイントの現行可否を確認できる人だけの、端数補充の手段です
- 想定モデルでは、Sポイント経由の10,000マイルは、大人1人分の国内線片道に3,000マイルを足した程度でした。5人分の片道には35,000マイルが必要です
- ANAで飛ぶ家族は、Pontaは日常で使い切り、旅行用のポイントはANAに直接つながる経路へ集約する方がシンプルです
私自身はPontaをマイルにした経験がないので、実際に交換する人のために、公式で確認できる事実だけを整理しました。ご自身の家族の数字に置き換えて、乗る航空会社から逆算してみてください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!