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【2026年10月】マリオット ナイトリーアップグレードアワード(旧スイートナイトアワード)|5人家族は定員確認が先

公開日: 2026年10月18日 更新日:

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「プラチナになったのに、スイートに上がったら5人で寝られなかった」。マリオットの上級会員になった子連れ家族が、いちばんモヤっとするのがこのパターンではないでしょうか。

しかも、50泊や75泊に届くと選べる「スイートナイトアワード」は、確定してしまうと予約ごとキャンセルしないと外せません。さらに、アップグレード後の客室の定員について、私が確認した範囲の公式規約には規定が見当たりませんでした。

「スイートナイトアワード」は2023年までの呼び名で、現在の正式名称は「ナイトリーアップグレードアワード」です。名前が変わっただけでなく、確認開始のタイミングなど細かい仕様も動いてきたので、古い記事の情報はそのまま信じないほうが安全です。

私は妻と娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。ただ、この記事は「私がアワードを使ってこうなった」という体験談ではありません。2026年10月18日時点でマリオット公式の規約・FAQ・特典ページを読み直し、5人家族だとどう判断するかを整理したものです。家族の人数や年齢の話は「想定モデル(大人2人+子ども3人)」として扱います。

【結論】

  • 旧「スイートナイトアワード」は現行のナイトリーアップグレードアワードの前身。1室1泊につき1枚必要(5泊目無料の予約でも5枚)
  • 確定後は予約ごとキャンセルしないとアワードだけ戻せません。アップグレード後の客室の定員は、確認した範囲の公式規約に規定が見当たりませんでした
  • 5人家族は申請前にホテル公式ページで客室ごとの定員・ベッド構成を確認し、5人が寝られる客室だけに絞る(確認が取れなければ使わない、も正解)
目次

詳しく:旧スイートナイトアワードは「ナイトリーアップグレードアワード」。家族は「枚数」より「確定後の定員」で決める

結論から言うと、押さえるべきは次の3点です。

  1. 名前が変わっただけで、同じ特典の後継です。 マリオット公式FAQに「2023年までは『スイートナイトアワード』と呼ばれていました」とあります(2026年10月18日取得)。
  2. 1室1泊につき1枚が必要です。 50泊達成の選択肢で「ナイトリーアップグレードアワード5泊分」を選ぶと5枚。5泊の滞在なら1室で使い切る計算になります。
  3. 確定後に外したくなったら、予約全体をキャンセルするしかありません。 公式FAQによると、確定した後にアワードだけを戻す方法はなく、予約ごとキャンセルした場合に限ってアワードが戻ります。

そしてここだけは注意してほしいのが、アップグレード後の客室の定員や添い寝の扱いが、確認した範囲の公式規約・FAQには書かれていないことです。「スイートなら家族全員が寝られるはず」と思い込むと、確定後に取り返しがつきません。

だから5人家族の鉄則はシンプルです。申請画面で客室を選ぶ前に、そのホテルの公式ページで客室ごとの定員・ベッド構成を確認し、5人が寝られる客室だけに絞る。この判断フローを「5人家族の判断フロー」の節で具体的に整理します。

ナイトリーアップグレードアワードとは?旧スイートナイトアワードとの違い

ナイトリーアップグレードアワードは、1泊分の、事前に確定できる「プレミアムルームまたはスイート」へのアップグレード権です。対象になる客室は各ホテルが指定します。公式FAQには、ベーシックスイート、スペシャルティスイート、オーシャンフロントやバルコニー付きなどのプレミアムルームが例として挙がっています。一方で、一部のスイートは対象外とされています。

なお、二次情報(ホテル系情報サイトのhoteldigなど)では、改称のタイミングで対象ブランドが広がり、リッツ・カールトンやEDITION、アロフト、エレメントなどが加わったとされています。ただし、これは公式で直接確認できていないので、「そういう話もある」程度に受け止めてください。

ややこしいのが、プラチナエリートが持つ本来の客室アップグレードとの違いです。

プラチナ本来のアップグレードナイトリーアップグレードアワード
性質公式は「最善の努力で対応」。空室状況に基づく事前にリクエストして、確定すればメールで通知
タイミング主に到着時の空室次第到着5日前〜前日14時ごろ(詳細は後述)
対象者会員ご本人のお部屋に限る会員名義の予約が前提(譲渡・贈与は不可)
保証なし空室次第で確定できないこともある(その場合はアワードが返却される)
使い所チェックイン時の運任せ旅行の何日か前に「ほぼ見通しを立てたい」とき

つまり、到着してみないとわからない通常アップグレードに対して、事前に結果がわかるのがこのアワードの強みです。チェックイン時のアップグレードの考え方は、子連れのマリオットチェックインとプラチナ特典の使い方で詳しく整理しています。通常アップグレードで「夫婦想定の部屋に上がってベッドが足りない」という落とし穴があるのは、このアワードでも同じです。

もらえる条件|年間50泊・75泊の年間チョイス特典と選択期限

ナイトリーアップグレードアワードは、1暦年に「エリートナイトクレジット」を50泊達成すると選べる年間チョイス特典の選択肢のひとつです(2026年10月18日時点・マリオット公式)。50泊はプラチナエリートの条件でもあります。

50泊で選べるもの(公式チョイス特典ページの表記)

選択肢内容
ナイトリーアップグレードアワード5泊分
ベッド$1,000割引詳細は公式チョイス特典ページで確認
シルバー贈呈詳細は公式チョイス特典ページで確認
寄付$100(ユニセフ・WWF・チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク)
翌年用のエリートナイトクレジット5泊分

75泊では2回目の選択が追加

75泊に到達すると2回目の選択ができ、上記に加えて「無料宿泊1泊分(最大40,000ポイント相当)」「ゴールド贈呈」が選択肢に増えます。各達成時に1つずつ選ぶ仕組みなので、50泊と75泊の両方でナイトリーアップグレードアワードを選べば、計算上は年に最大10枚(5枚×2回)になります。「10枚」という数字そのものは公式に明記されたものではなく、各達成時に選ぶ仕組みからの算術です。

2026年達成分の選択期限は「日本時間2027年2月2日13時59分」

見落としやすいのが期限です。

  • 公式チョイスページの表記:2027年2月1日
  • 規約の表記:資格獲得期間の翌年の日本時間2月2日13時59分(米国東部時間2月1日23時59分)

つまり日本時間では2027年2月2日の13時59分までに選ぶ必要があります。ここで地味に効いてくるのが、期限までに選ばないと、ナイトリーアップグレードアワード5泊分が自動で付与される点です。「他の特典に変えたいのに放置してしまった」と「別にこれでいい」とでは大違いなので、50泊に届いたら早めに選択画面を確認しておきましょう。

50泊に届くための泊数の稼ぎ方はエリートナイトクレジットの貯め方を家族目線でまとめた記事で、そもそもプラチナ到達までの流れはマリオットのステータス比較と家族での考え方で整理しています。

ハピタスとは? 経由するだけでポイントが貯まる仕組み(ハピタス公式紹介用素材)

50泊への泊数づくりに、カードの宿泊実績を足すなら

マリオット ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードには、新規入会時とカード更新時に15泊分の宿泊実績が加算される特典があります(2025年8月改定後の内容)。年会費は82,500円(税込)です。ポイントサイト「ハピタス」「モッピー」の案件ページを経由して申し込むと、条件を満たした場合に各サイトのポイント(1pt=1円相当)が付きます。ポイント数は時期により変動します。現在のポイント数は各サイトの案件ページでご確認ください。ポイントサイト経由の申込は、公式の入会キャンペーンや紹介特典と併用できない場合があります。紹介経由の特典もあわせて比べたい方は、カードの解説記事で確認してからお選びください。

ハピタスでマリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアムの案件を確認する

モッピーで同じカードの案件を確認する

※対象は初めて同カードを申し込む方です。過去に同カードを申し込んだことがある方、家族カード・追加カードの申込は対象外です。モッピー経由の場合も、案件ページ以外からの申込や家族カード・追加カードは対象外です。15泊分の宿泊実績が年間チョイス特典(50泊)の判定にどう数えられるかは、マリオット公式でご確認ください。ポイントの条件は申し込み前に各案件ページでご確認ください。ハピタス未登録の方は、登録画面で紹介コード QYMTVB を入力すると紹介経由の登録になります。

枚数・有効期限・使えないケース(対象外ブランド)

1室1泊につき1枚

ルールの核心はここです。

  • 1室1泊につき1枚必要。
  • 滞在する全泊分が必要で、一部の泊だけに使うことはできない。
  • 譲渡・贈与は不可。
  • 購入はできない(アップグレード自体は、空室があればMarriott.com・アプリ・電話・チェックイン時に購入できる場合がありますが、アワードとは別物です)。

たとえば3泊するなら3枚。5枚を持っていても、3泊のうち2泊だけに使うことはできません。

有効期限は「付与された年の翌年12月31日」

公式の表記は「アワードが付与された年の翌年の12月31日」で、延長はできません。公式の例として、2024年に獲得したアワードは2025年12月31日までと書かれています。

ここで注意したいのは、期限が「使い始める日」ではなく滞在日(宿泊日)がこの日までに収まる必要があると読めることです(二次情報のrikei-milerなども、この読み方で注意しています)。

公式の例を2026年達成分に当てはめると2027年12月31日が目安になりそうですが、選択が翌年2月になる点との関係は、条文から断定できません。ご自身のアカウント(マイトリップ/アワード欄)に表示される有効期限が正と考えてください。

使えないケース

公式FAQ・規約では、次のようなものが対象外とされています(2026年10月18日取得)。

対象外
オールインクルーシブ リゾート
リッツ・カールトン・リザーブ/ザ・リッツ・カールトン・クラブ/同レジデンス/同ヨットコレクション
各種バケーションクラブ(マリオット・ウェスティン・シェラトン)
マリオット・エグゼクティブ・アパートメント/StudioRes/Trailborn/Outdoor Collection
一部のDesign Hotels/MGMコレクション/Delonix提携のトリビュート物件
Bonvoy非参加施設

加えて、旅行会社・オンライン予約サイトなどの第三者チャネル経由の予約は、規約上「非対象レート」とされ、会員レベルの特典の対象外です。ナイトリーアップグレードアワードは「対象となる宿泊」が前提なので、第三者サイト経由の予約でアワードが使えると期待しないほうが安全です。アワード個別の明文は確認できていないので断定はしませんが、使うつもりならMarriott.comやアプリでの直接予約が前提と考えておくのが無難です。

また、日本国内の個別ホテルがどの客室タイプを対象にしているかは、公式に公開されている一覧が見当たりません。対象客室は、予約後の申請画面で初めてわかるものとして計画を立ててください。

ポイント宿泊・無料宿泊特典でも使える?5泊目無料でも5枚いる

「ポイントで泊まる予約にも使えるの?」という疑問は多いと思いますが、使えます。マリオット公式のナイトリーアップグレードアワードのページには、有料の宿泊、無料宿泊特典を利用した滞在、キャッシュ+ポイントを利用した滞在に利用できると書かれています。規約にも「アワード交換による滞在」が対象に含まれています。

ただし、公式FAQの冒頭に「無料宿泊特典ではなく」という表現が出てきて、読むとギョッとします。

これは「ナイトリーアップグレードアワード自体は無料宿泊ではない」という趣旨の説明で、ポイントで泊まる予約を排除する意味ではないと読めます。公式ページ間で表現にゆれがあるので、予約後にアップグレードのリクエストを開始できるか、実際の画面で確認するのが確実です。無料宿泊特典の使い方そのものはマリオットの無料宿泊特典を2026年版で整理した記事にまとめています。

5泊目無料の予約でも「5枚」

もうひとつ、見落としやすいポイントがあります。ポイント宿泊で「5泊目無料」を使い、4泊分のポイントで5泊する場合でも、規約は「無料宿泊日を含め、滞在中のすべての宿泊日」に必要としています。つまり、

  • 5泊予約(5泊目無料)→5枚
  • ポイントは4泊分でも、アワードは5泊分

となり、50泊で選んだ5泊分を1回の旅行で使い切る計算です。

申請タイミングと確定の仕組み|到着5日前〜前日14時

流れ自体はシンプルです。

  1. ホテルの予約を取る(直接予約)
  2. 予約確認ページ/マイトリップ(アプリでは「トリップ」)から「アップグレードリクエストを開始」
  3. 対象の客室を選んでリクエスト
  4. 到着の5日前から空室確認が始まり、見つからなければ到着前日の14時ごろまで毎日確認
  5. 確定するとメールで通知(メールが届くまでは確定ではない)
  6. 確定できなければアカウントに返却

細かいところを整理します。

  • 確認開始は到着の5日前。ただし、EDITION、ザ・リッツ・カールトン、セント レジスだけは3日前です。
  • 追加・取下げ・変更は、ホテル現地時間で到着前日の午後2時まで。
  • チェックイン時の利用はできません。ホテルのフロントでは処理できず、公式サイトか会員サポートが窓口です。
  • 確定後は予約全体のキャンセルでないとアワードは戻りません。前日14時以降に確定済みの予約をキャンセルすると、その予約のアワードはすべて無効になります。
  • チェックイン後は適用できません。早期チェックアウトした場合、確定済みで未使用の分は失効します。延泊分は別予約・別途申請です。
  • アワードの適用日の前後に別の連泊がある場合、客室の移動が必要になることがあります。家族の荷物移動が発生するので、日程を組むときに意識しておきたい点です。

古い記事の「3日前」に注意

ここで1つだけ落とし穴があります。確認開始の日数は過去に変更されていて、二次情報(AwardWallet)によると、2024年初に5日前から3日前へ短縮され、2024年12月に多くのブランドで5日前に戻ったとされています。検索で当たる古い記事に「3日前」とあっても、現行の公式FAQの記載は5日前(EDITION・リッツ・セント レジスのみ3日前)です。公式サイトにも古いページが残っているようなので、記事を読むときは更新時期を意識してください。

「確率」の正直な話|公式に数字は無い。通りやすくする5つのコツ

「結局、何%通るの?」とモヤっとしますよね。正直に言うと、公式にも、私が確認した二次情報にも、定量的な承認率のデータはありません。なので、この記事でも「○割通る」と書くことはしません。確実に言えるのは、保証ではなく、空室次第ということだけです。

その前提で、公式と二次情報から拾える「通りやすくする工夫」を整理します。

公式FAQにある3点

  1. 複数の客室を選ぶ
  2. 繁忙期以外にリクエストする
  3. 予約直後に申請する

二次情報で言われていること(出典:hoteldig・2026年7月公開)

  • 滞在日数が短いほど通りやすいとされる
  • 「プレミアムビュー」などを外してスイートだけを選ぶ(全部にチェックを入れると、小さなアップグレードにアワードが消費されることがある)
  • アジアは北米より承認率が高いとされる(定量データなし。日本の個別ホテルに当てはまるかは不明)
  • ホテルがアワード用の在庫を限定していて、公式サイトでスイートが販売中でも否認されることがある

注意したいのは、公式の「複数の客室を選ぶ」と、二次情報の「スイートだけを選ぶ」は、方向が逆だということです。実際、一般論として候補を絞るほど通る余地は狭くなります(これは公式の数字ではなく、論理的な話です)。5人家族は、この「絞る」判断を定員の観点で行う必要があります。次の節がその核心です。

【核心】5人家族の判断フロー|確定後はアワードだけ戻せない、定員は規約に無い

ここからが、この記事でいちばん伝えたい部分です。想定モデルは大人2人+子ども3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。

ステップ1:確定後は「予約ごとキャンセル」でしか戻せない、と理解する

公式FAQによると、未確定のうちなら到着前日14時まで取下げができます。しかし確定してしまったら、アワードを戻せるのは予約全体をキャンセルする場合だけです。「やっぱり部屋が合わないから、アワードだけ返して通常の部屋に戻す」という都合のいい操作は、確認した範囲では用意されていません。

ステップ2:規約に「アップグレード後の定員」の規定が無いことを知る

私が確認した範囲(プログラム規約、ナイトリーアップグレードアワードのFAQと概要ページ、プラチナエリートの特典ページ)では、アップグレード適用後の人数や添い寝、エキストラベッドの扱いに関する規定は見当たりませんでした。

だから、次のような書き方は私はしません。

  • 「スイートなら5人でも泊まれる」
  • 「アワードを使えば定員が緩和される」
  • 「定員を超えても大丈夫」

規定がない=緩和されるという意味ではなく、わからないという意味です。わからないものを、確定後に外せないアワードに賭けるのは危険です。

ステップ3:申請前にホテル公式ページで、客室ごとの定員とベッド構成を確認する

予約を取ったら、アップグレードのリクエスト画面を開く前に、

  1. そのホテルの公式サイトで、スイートやプレミアムルームの客室ごとの定員・ベッド構成・添い寝の条件を見る
  2. 「最大宿泊人数」の表記が何を意味するかを確認する(大人換算なのか、子どもの人数が含まれるのか)
  3. 5人が寝られる客室だけにチェックを入れる

という順番で進めます。「最大宿泊人数5名」という表示が、大人換算の人数を指すことがあり、子ども3人が追加料金なしで寝られることまでは保証しないという点は、5人家族の添い寝と3人一室の考え方で整理しています。

ステップ4:怪しいときはホテルに事前確認する

公式サイトの定員表記では判断しきれなければ、ホテルに直接確認するのが確実です。予約にメモを残す、問い合わせフォームや電話で聞くなど、「申請を出す前」に済ませるのがポイントです。ホテルがアワード用に出している客室が、そもそも5人向けではない可能性もあります。

ステップ5:候補が見つからなければ「使わない」という選択も正解

5人が寝られる客室が候補に出てこない、または確認が取れないなら、その旅行ではアワードを申請しないのも立派な判断です。確定後に外せないものは、確認が取れてから使えば間に合います。

東京都内のホテルで、定員と家族構成の組み合わせをどう見るかは東京のマリオット系ホテルを子連れで選ぶときの定員の見方も参考になります。

判断フローをまとめると

ステップやること判断
①予約を直接予約で確定第三者サイト経由は避ける
②対象客室の定員・ベッド構成を公式ページで確認5人が寝られる客室があるか
③あるならそれだけにチェックしてリクエスト候補が絞られるぶん、通る余地は狭まる
④不明ならホテルに事前確認確認が取れなければ使わない
⑤確定メールが届いたら、定員がOKかもう一度確認外すなら予約ごとキャンセルになる

枚数の配分シミュレーション|5枚をどう使い切るか(想定モデル)

50泊で選んだ5枚をどう使うかを、想定モデル(大人2+子ども3の5人家族)で3パターン整理します。

パターン内容必要枚数ポイント
A1室で5泊5枚5泊目無料の予約(4泊分のポイント)でも5枚。1回の旅行で使い切る
B会員名義で2室を別予約、各2泊4枚(1枚残る)複数室予約の一部としては使えないが、会員本人が滞在する間の「1室ごとの追加予約」には使える
C1〜2泊の短い滞在を複数回例:2泊+2泊+1泊で5枚滞在が短いほうが通りやすいとされる(二次情報)

それぞれのクセはこうです。

  • A(1室5泊):5枚をまとめて使えるが、全泊分が必要で「途中だけ」には使えない。5人全員が同じスイート系の客室に入れるかは、前節の定員確認が前提。
  • B(2室を別予約):5人を2室に分ければ定員の問題は小さくなるものの、2室とも通る保証はありません。アワードが確定した部屋と通常の部屋の組み合わせになる可能性もあります。
  • C(短い滞在を複数回):通りやすいとされる一方で、旅行の回数ぶんだけ定員確認の手間が増えます。

家族で特に気をつけたい3点

  • 有効期限:2026年達成分は、選択期限(日本時間2027年2月2日13時59分)と、アカウント上の有効期限の両方を確認。
  • 早期チェックアウト:確定済みで未使用の分は失効します。家族旅行は子どもの体調などで日程が動きやすいので、変更リスクを意識しておきたいところです。
  • 客室の移動:アワードの適用日の前後に別の連泊があると、客室移動が必要になることがあります。荷物が多い家族旅行では地味に響きます。

価値の見積もりはホテル公式の同日料金で

「5泊使えば何円分お得?」の計算は、同じ日・同じホテルの通常客室とスイートの料金差をホテル公式サイトで見て、泊数をかけるのが基本です。この記事では、差額の数字は創作せず、計算の方法だけをお伝えします(料金は日付と時期で大きく変わるためです)。

50泊で何を選ぶ?NUAと他の選択肢の比べ方(家族の場合)

50泊に届いたとき、ナイトリーアップグレードアワード(NUA)を選ぶべきかを、家族向けに整理します。

選択肢向いている家族家族ならではの注意
ナイトリーアップグレードアワード5泊年内に宿泊予定が確定していて、5人が寝られるスイート系の客室が候補にあるとき定員確認の手間と、確定後は外せない仕組み
翌年用のエリートナイトクレジット5泊翌年も上位ステータスを狙う予定で、泊数がギリギリのとき旅行の計画がなくても価値が残る
無料宿泊1泊分(75泊で追加・最大40,000ポイント相当)75泊まで届いて、泊まりたいホテルが決まっているとき最大25,000ポイントのトップオフが可能(2026年9月20日確認)。手持ちのポイントで上乗せして使える
その他($1,000のベッド割引・シルバー贈呈・寄付)公式の表記どおり。家族で使う場面が思い浮かぶときだけ使い道が明確でなければ見送り

選ぶときの判断軸は3つです。

  1. 年間の宿泊計画が決まっているか:5枚を使い切るには、1〜2回の宿泊が必要。計画がなければ、期限までに使い切れず終わる可能性があります。
  2. 家族の定員に合う客室が候補にあるか:対象客室は申請画面でしかわからないため、確実に使える保証はありません。
  3. 確定後に外せないことを許容できるか:予約ごとキャンセルでしか戻せないリスクを、家族旅行の日程で受け入れられるか。

なお、期限までに何も選ばなければナイトリーアップグレードアワード5泊が自動付与されます。つまり、「他のものがいい」ときだけ、期限内に自分で選びにいく必要があります。マリオットのファミリー向けの全体像はマリオットのファミリー旅行ハブ記事にまとめています。

よくある質問

Q1. 「スイートナイトアワード」で検索したのですが、ナイトリーアップグレードアワードと同じですか?

同じ特典の後継です。公式FAQに「2023年までは『スイートナイトアワード』と呼ばれていました」とあります。旧URL(suite-night-awards)も、現行名のページに繋がっています。

Q2. アワードは購入できますか?

アワード自体は購入できません。アップグレードそのものは、空室があればMarriott.com、アプリ、電話、チェックイン時に購入できる場合があります(公式FAQ)。

Q3. チェックイン時に「今日、使いたい」はできますか?

できません。追加・取下げ・変更は、ホテル現地時間で到着前日の午後2時までです。チェックイン時の利用は不可と明記されています。

Q4. 確定した後でキャンセルしたら、アワードは戻りますか?

予約全体をキャンセルした場合のみ戻ります。 ただし、前日14時以降に確定済みの予約をキャンセルすると、その予約のアワードはすべて無効になります。

Q5. ポイント宿泊や無料宿泊特典でも使えますか?

使えます(公式ページに明記)。5泊目無料の予約でも、5泊分の枚数が必要です。

まとめ|5人家族は「申請前の定員確認」で、確定後に外せないアワードを安全に使う

最後に、この記事のポイントを整理します(2026年10月18日時点)。

  • 旧スイートナイトアワード=現行のナイトリーアップグレードアワード。50泊で5泊分、75泊でも選べて計算上は年最大10枚。
  • 1室1泊1枚。5泊目無料でも5枚、一部の泊だけに使うことはできない。
  • 申請は到着5日前〜前日14時。確定メールが届くまでは確定ではなく、チェックイン時は使えない。
  • 確定後は予約全体のキャンセルでしか戻せず、アップグレード後の定員に関する規定は確認できなかった。
  • 5人家族は申請前にホテル公式ページで客室ごとの定員を確認し、5人が寝られる客室だけに絞る。確認が取れなければ使わない、も正解。
  • 承認率の数字は公式にも見当たらない。保証ではなく、空室次第。
  • 2026年達成分の選択期限は日本時間2027年2月2日13時59分。何も選ばなければNUA5泊が自動付与される。

制度は細かい仕様が動くので、実際に申請する前にはマリオット公式のFAQと、アカウント上のアワード欄で最新の条件を必ず確認してください。プラチナの特典を家族目線で整理したマリオットの上級会員ステータスを5人家族で使う考え方もあわせてどうぞ。

参考になれば幸いです。良いマイルライフを!

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