
たとえば、ホノルルの空港で小学生の娘がスマホを落として、画面がバキバキに割れたら。ソウルの街なかで眼鏡を踏んで、フレームが曲がってしまったら。あるいは、スーツケースの中でノートPCが壊れていたら——。
子連れの海外旅行では、こんな「壊れた・盗られた」が起こりえます。そんなとき、「カードの付帯保険があるから大丈夫」と思っていませんか?
その前提が、JALカードでは2026年12月1日(火)出発分から変わります。私は5人家族(私・妻・娘3人〔中学生1人・小学生2人〕)で海外旅行を考える立場として、今回の改定を公式の案内から読み込んでみました。さらに、「じゃあ他のカードに乗り換えれば解決するのか?」という点も、公式のしおりで確認しています。
先に言っておくと、答えは「乗り換えれば解決」ではありませんでした。
この記事でわかること
- JALカードの携行品損害の改定内容(免責・対象外の例・適用日)と、対象になる3券種
- 子連れ海外旅行で実際に困る場面と、免責3,000円の意味
- 三井住友ゴールド(NL)・エポスカードの公式しおりで見た「対象外リスト」の違い
- 家族5人の持ち物を棚卸しして、保険の穴を見つける手順
※本記事のカード・保険の情報は、2026年10月6日時点の各社公式の案内・しおりをもとに整理したものです。使ってみた体験談ではなく、公式情報の読み解きである点をご承知ください。
目次
【結論】12月1日出発分から「スマホ・眼鏡・PCはJALカードの付帯に頼れない」。大事なのは"カード乗り換え"より"対象外リストの確認"

結論から言うと、今回の改定で押さえるべきことは3つです。
- 対象は3券種:JALカード navi/CLUB-Aカード/JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード。2026年12月1日(火)出発分から、携行品損害の免責額が1事故3,000円になり、眼鏡・スマートフォン・ノートパソコンなどが補償の対象外になります。
- 限度額は変わらない:携行品損害の限度額(naviは1旅行15万円、CLUB-A・Suica CLUB-Aゴールドは1旅行50万円。いずれも年間累計100万円)は、JALの告知上は変更なしです。
- 乗り換えれば解決、とは限らない:三井住友カード ゴールド(NL)も公式しおりで眼鏡・携帯式電子機器は対象外。エポスカードは対象外リストに記載がないものの、「補償される」と言い切れる材料ではありません。
だからこそ、家族の備えの優先順位はこうなります。
- ①まず、自分のJALカードが対象の3券種かを確認する
- ②スマホ・眼鏡・PCは「カード付帯に頼らない」前提で、対象外リストにその品目が載っていない保険や、スマホを補償する単体の海外旅行保険で補う
- ③子連れなら、誰の持ち物が誰の保険の対象になるかまで確認する
2026年10月6日時点の整理です。適用日が近い領域なので、申込や旅行の前には最新の公式案内をご確認ください。
対象外リストを自分の目で確認したい方へ
エポスカードは年会費永年無料のカードです。保険の内容(対象外の物品・利用付帯の条件・免責額)は公式の「ご利用のしおり」に載っているので、申込前に目を通して、ご家族の旅行スタイルに合うかを確かめてみてください。
※保険の補償範囲・付帯条件は、必ず最新の公式案内(ご利用のしおり)でご確認ください。
JALカードの何が変わる?改定内容を公式の告知ベースで整理
JALカードの公式告知(2026年7月24日公開)で案内されている内容を、表にまとめます。
| 項目 | 2026年12月1日(火)出発分から |
|---|---|
| 対象券種 | JALカード navi/CLUB-Aカード/JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード |
| 免責額 | 1事故につき3,000円 |
| 対象外となる品目の例 | 眼鏡・スマートフォン・ノートパソコンなど |
| 限度額 | 変更なし(navi:1旅行15万円・年間累計100万円/CLUB-A・Suica CLUB-Aゴールド:1旅行50万円・年間累計100万円) |
ここで1つ、書き方についてお断りです。ニュースサイトの一部には「免責が0円から3,000円になる」という書き方も見かけますが、JALの告知原文で確認できるのは「免責額が3,000円/1事故となります」という点です。改定前の免責額はカードによって異なる可能性もあるため、この記事では「改定後は1事故3,000円の免責」とだけ扱います。
また、対象外の品目は告知上「など」と書かれていて、眼鏡・スマホ・ノートPC以外の品目がどうなるかは、告知からは分かりません。ここは推測せず、JALカードの最新のご案内で確認してください。
いつから?「2026年12月1日出発分」の考え方
適用は「2026年12月1日(火)ご出発分より」です。11月30日出発分までは従来の扱いと読めます。基準は出発日で、航空券を買った日や旅行の申込日ではありません。
たとえば、年末年始や冬休みに海外へ行く家庭は、ほぼ全員が改定後の扱いになる計算です。逆に11月中の出発なら、従来のままです。
JALのマイルや特典をめぐっては、ほかにも2026年〜2028年にかけて複数の改定が予定されています。全体像はANA・JALの改定カレンダーにまとめているので、あわせて見ておくと「今年のうちに何を決めておくか」が整理しやすくなります。
自分のJALカードは対象?券種別チェック
告知に載っているのは3券種のみ
対象は、JALカード navi/CLUB-Aカード/JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの3つです。これ以外の券種に今回の改定が及ぶのかどうかは、告知に記載がありません。ですので、他の券種については「影響が書かれていない」としか言えません。お持ちのカードが上の3つに当てはまらない場合は、JALカードの公式サイトでご自身の券種のページを確認してください。
自分のカードの位置づけを見直すには、JAL系カード全種類の比較記事と、JALカード CLUB-Aゴールドのレビューが参考になります。
付帯条件は「自動付帯とされる」
JALの保存版PDF(2025年12月版)には、「自動付帯」や、「旅行回数・利用航空会社を問わず、カードで航空券を購入しなくても適用」という記載があります。
ただし、CLUB-Aは傷害死亡の一部に「カード利用条件分(公共交通乗用具または募集型企画旅行の代金の事前支払)」があり、携行品損害単独の付帯条件がどうなっているかまでは、私の確認した範囲では明記が見つかりませんでした。そのため「自動付帯とされる」という書き方にとどめます。条件の細かい部分は、ご自身のカードのしおりでご確認ください。
子連れ海外で実際に困る場面:スマホ・眼鏡・PCが壊れたら
こんな場面が現実に起こる
子連れの海外旅行で、携行品トラブルになりやすい場面を想像してみましょう(あくまで想定の場面です)。
- 空港や機内で、子どものスマホを落として画面が割れる
- ホテルのプールや観光地で、子どもの眼鏡を踏んで曲げてしまう
- 移動中にスーツケースの中で、ノートPCの画面が壊れる
- 観光地の人混みで、スマホやカバンを盗まれる
スマホや眼鏡は、壊れると旅行そのものが困る持ち物です。地図も、連絡も、配車アプリも、翻訳も、みんなスマホ頼み。眼鏡は代わりがなければ、その日のうちに困ります。
紛失・置き忘れは、もともと対象外のことが多い
ここで大事な前提があります。エポスカードの公式FAQや、損保ジャパンのFAQでは、携行品損害は盗難や破損のような偶然な事故が対象で、紛失・置き忘れは対象外と案内されています。カード付帯の携行品損害は、こうした形が一般的です。JALカードも、紛失・置き忘れの扱いを含め、約款でご確認ください。
つまり「壊れた」「盗られた」と「失くした」「置いてきた」では、保険の考え方が違います。子どものスマホで多いのは、実は後者かもしれません。
免責3,000円が意味すること
免責とは、自己負担になる金額のことです。携行品損害では、1事故の損害額から免責額が差し引かれて保険金が決まるのが一般的な仕組みです。損害額が免責額以下なら、保険金は出ません。
たとえば画面の小さな割れや、眼鏡のフレームの軽い調整のような小さな修理は、3,000円の免責に収まって保険金が出ないケースが考えられます。免責があるカードでは、「大きな事故が中心」と考えておくほうが安全です。
家族の場合は「誰が補償されるか」が穴になる
もうひとつ、5人家族で見落としやすいのが、そもそも誰が対象かという点です。
- JALカードnaviは、家族カードの発行がありません
- 家族特約があるのは、Suica CLUB-Aゴールドです
- CLUB-Aは、JALの比較表では家族特約が「-」になっています
- 家族特約の対象者の範囲は、カードのブランドによって定義が異なると案内されています
小中学生の娘は、自分名義のカード会員ではないので、「会員本人」としては対象になりません。対象になるとすれば、家族特約の対象者に当たる場合ですが、その範囲はご自身のカードのブランド別しおりで確認が必要です(資料により記載にゆれがあったため、年齢などの条件はここでは断定しません)。
子どもの旅行保険の考え方や、家族特約の見方は、子連れ海外旅行の保険をクレカで足りるかを整理した記事で詳しくまとめています。
代わりのカード探しの落とし穴:スマホ・眼鏡は"カード付帯の対象外"になりやすい
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。
「JALカードがダメなら、他のカードに乗り換えよう」と考えるのは自然です。でも他のカードも、スマホや眼鏡が対象外のことがあります。
三井住友カード ゴールド(NL)の公式しおりを見てみる
三井住友カード ゴールド(NL)の海外旅行保険(引受:三井住友海上)は、保険金額一覧では携行品損害20万円(免責3,000円)とされています。付帯条件は利用付帯で、出国前に公共交通乗用具や募集型企画旅行の代金をカードで支払う必要があります。
そして付帯保険のしおり(V2026.03)の、携行品損害の対象外には、次の記載があります。
- 義歯・義肢・コンタクトレンズ・眼鏡その他これらに類するもの
- 携帯式電子機器(移動電話、ノート型パソコン、タブレット端末、ウェアラブル端末等)およびこれらの付属品
つまり、スマホ・ノートPC・眼鏡を守る目的で三井住友カード ゴールド(NL)に乗り換えても、その3つは対象外です。「三井住友に替えれば安心」とは言えません。
保険会社側でも「携行品損害」の中身は真逆になる
単体の海外旅行保険でも、会社や商品によって違います。
- 東京海上日動のFAQでは、携行品損害の対象外物品の例として、携帯電話・スマートフォン・ノート型パソコン・タブレット端末・モバイルWi-Fiルーター・コンタクトレンズ・眼鏡などが挙げられています
- 損保ジャパンのFAQでは、携行品損害補償特約をセットしている場合、スマホの盗難・破損は補償の対象になり得るとされています(1つあたり10万円限度、時価額または修繕費の低い額。紛失・置き忘れは対象外)
同じ「携行品損害」という名前でも、会社・商品・特約で、スマホが対象になるかが真逆になります。だから結論は、カード名ではなく、「対象外リスト」を見る。これに尽きます。
カードの付帯方式(自動付帯/利用付帯)の全体像は、海外旅行保険付帯クレジットカードの比較記事で整理しています。
エポスカードの海外旅行保険はどう違う?公式の対象外リストと条件
エポスカード(Visa付)・エポスゴールドカードの海外旅行保険(引受:損保ジャパン)を、「ご利用のしおり」(R7.12.24修正)で見てみます。ここでは携行品損害と、その対象外リストに絞ります。保険全体の詳細はエポスカードの海外旅行保険の記事にまとめています。
保険金額と免責
| 項目 | エポスカード(Visa付) | エポスゴールドカード |
|---|---|---|
| 携行品損害の限度額 | 20万円 | 50万円 |
| 免責 | 3,000円 | 3,000円 |
| 1個・1組・1対の限度 | 10万円 | 10万円 |
| 乗車券等の限度 | 合計5万円 | 合計5万円 |
エポスゴールドカードの年会費は5,000円(税込)で、招待、またはプラチナ/ゴールド会員の家族紹介なら永年無料。年50万円以上の利用(条件達成時)で翌年以降も永年無料になります。カード自体の特徴はエポスゴールドカードのレビューに書いています。
対象外リストにスマホ・眼鏡・PCの記載はない
しおりの対象外物品には、現金・小切手・株券・手形・預金証書・免許証・定期券・クレジットカード・入歯・コンタクトレンズ・帳簿・図面・各種書類・動植物・自動車・オートバイ・船・居住施設内にあるもの、という記載があります。眼鏡・スマホ・ノートPCという品目名は、このリストには出てきません。
ただし、ここで一度立ち止まってください。「リストに載っていない」は「補償される」と同じ意味ではありません。
- 補償の対象は、盗難・破損などの偶然な事故のみ(紛失・置き忘れは対象外)
- 免責は3,000円
- 1個・1組・1対あたり10万円が限度
- ご利用のしおり全体や約款で、個別の扱いを確認する必要がある
「エポスならスマホも安心」と読めるような書き方は、私はしません。「対象外リストに載っていない。だから約款で最終確認を」が正しい書き方です。
付帯条件は「利用付帯」。そして家族は会員かどうか
エポスの海外旅行保険(Visa付エポスカード・ゴールド)は利用付帯です。FAQの文言では、条件は「旅行代金(募集型企画旅行)または公共交通乗用具の利用代金」をカードで支払うことです。個人手配の宿泊代金だけで条件を満たすかどうかは、しおりでご確認ください。
対象は原則「ご本人のみ」です。ただしFAQでは、Visa付エポスカード・ゴールド会員同士なら、代表者が旅行代金をまとめて支払えば同伴者も適用と案内されています。
5人家族の場合、小中学生の娘は会員ではないので、子どもは会員でなければ対象外になりうる点に注意が必要です。
補償の範囲を「しおり」で自分で確かめたい方へ
エポスカードはVisa付で年会費永年無料。保険の対象外リストや付帯条件は公式のしおりで確認でき、ゴールドカードは条件達成時に年会費が永年無料になる仕組みもあります。家族の旅行に合うか、公式情報をチェックしてみてください。
※補償の可否は個別の事故ごとに判断されます。最新の公式案内(ご利用のしおり)をご確認ください。
カードに頼らない選択肢:スマホ補償付きの単体の海外旅行保険を家族分
カード付帯で守れない部分は、旅行ごとに入る単体の海外旅行保険で補うという考え方があります。
ポイントは、次の3つです。
- スマホが携行品損害の対象になる商品かを確認する。商品によって、対象になるもの、対象外のものがあります(前の章のとおり)
- 対象外の品目リストを加入前に確認する。眼鏡・PC・タブレットなどの扱いも、商品で違います
- 家族それぞれが被保険者になる形にする。子どもは誰の保険の対象かが曖昧になりやすいので、家族プランや、家族全員が被保険者になる契約かを確かめます
なお、特定の商品の保険料や補償額は、この記事では取り上げていません。商品・特約・年齢・渡航先・日数で大きく変わるためです。比較するときは、各社の最新の案内でご確認ください。
家族特約と掛け捨て保険の考え方は、先ほどご紹介した子連れ海外旅行の保険の記事が詳しいです。また、保険には携行品損害のほかに、フライトの欠航・遅延に備える補償もあります。そちらは子連れフライトの欠航・遅延とカード補償の記事を参考にしてください。
比較表:改定後のJAL/エポス/三井住友ゴールド(NL)/単体保険
ここまでの内容を、スマホ・眼鏡・PCの扱いを中心に表にまとめます。
| 項目 | JALカード(navi・CLUB-A・Suica CLUB-Aゴールド)12月1日出発分から | エポスカード(Visa付)/ゴールド | 三井住友カード ゴールド(NL) | 単体の海外旅行保険 |
|---|---|---|---|---|
| 付帯条件 | 自動付帯とされる(JAL保存版PDF) | 利用付帯 | 利用付帯 | 加入時に選ぶ |
| 携行品の限度額 | navi:1旅行15万円/CLUB-A・Suica CLUB-Aゴールド:1旅行50万円 | 20万円/50万円 | 20万円 | 商品・特約で異なる |
| 免責 | 1事故3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 商品で異なる |
| スマホ・眼鏡・PCの扱い | 対象外(例示。「など」付き) | 対象外リストに記載なし(補償を保証するものではない) | 眼鏡・携帯式電子機器は対象外 | 商品・特約で真逆(対象外の商品もあれば、特約で補償する商品もある) |
| 家族の扱い | naviは家族カードなし/Suica CLUB-Aゴールドは家族特約あり | ご本人のみ(会員同士で代表者が旅行代金を支払えば同伴者も適用) | 本記事では取り上げません(公式で確認) | 家族プランなど商品による |
この表の最大のポイントは、「確実にスマホ・眼鏡・PCが守られる」と言えるカードが、表の中にないことです。だからこそ、カード名で選ぶのではなく、家族が持っていく持ち物と、各社の対象外リストを突き合わせることが大切になります。
カードを複数持つ場合に「保険担当のカードを分ける」という考え方は、クレジットカードの複数持ちと役割分担の記事が参考になります。
我が家(5人家族)の備え方:持ち物の棚卸しと「誰が補償されるか」の確認
ここでは、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族として、出発前にやっておきたいことを整理します。なお、カード各社の使い心地ではなく、公式情報から読み解いた「確認の手順」としてお読みください。
まず、考え方の前提
カード付帯の携行品損害は、改定や終了で内容が変わりやすい領域です。ですので、我が家では「カード付帯でスマホ・PCが守られる」とは決め込まず、持ち物の保険は、カードの付帯とは別に考えるという前提で整理します。
持ち物 × 誰が補償されるか チェックリスト
出発前に、次のように書き出してみるのがおすすめです。
| 持ち物 | 持ち主 | 確認すること |
|---|---|---|
| スマホ | 家族それぞれ | 持ち主の名義のカード・保険の対象外リストに入っていないか |
| 眼鏡 | 家族それぞれ | 対象外リストに入っていないか。予備はあるか |
| ノートPC・タブレット | 該当する人 | 対象外リスト(携帯式電子機器)に入っていないか |
| カメラなどの貴重品 | 該当する人 | 1個あたりの限度額(エポスなら10万円)に収まるか |
そのうえで、持ち主ごとに「誰のどの保険の対象か」を決めるのがコツです。
- 大人(私・妻):自分名義のカードの付帯保険(利用付帯なら、出国前の支払い条件)と、単体の保険を組み合わせる
- 小中学生の娘:自分は会員ではないので、家族特約の対象になるのか、単体保険の被保険者にするのかを決める
- 全員:スマホ・眼鏡が対象外なら、単体保険で補う、もしくは「壊れても困らない備え」(予備の眼鏡、スマホケース、データのバックアップ)を用意する
カードは1枚に絞らず、役割を分けるほうが現実的です。
出発前の3ステップ
- 持ち物を書き出す(スマホ・眼鏡・PCなど)
- 各社の対象外リストと突き合わせる(JALは例示のみなので、最新の案内も確認)
- 穴が見つかったら、単体保険か「壊れても困らない備え」で埋める
この3ステップだけで、「現地で初めて、対象外だと知る」という事態はかなり避けられます。
JALカードを持ち続ける?これから作る?
保険は、JALカードの価値の一部にすぎません。マイル・ラウンジ・特約・年会費を含めた総合判断になります。今回の改定は携行品損害の話で、傷害死亡・治療費用などの限度額は、告知の表の範囲では変更が示されていません(最新の公式案内をご確認ください)。
そのため、すでにJALカードを持っている方は、保険のためだけに解約や乗り換えを急ぐ必要は、基本的にないと私は考えています。スマホ・眼鏡・PCは別の手当てを足せば済む話だからです。
JALカードの選び方はJALカードの選び方の記事で、家族でのマイル負担への影響はANA・JAL改定の5人家族の年間負担の記事で整理しています。
これから作る方への注意
新しくJALカードを検討している方は、次の点だけは頭に入れておいてください。
- ポイントサイト経由で申し込む場合は、公式の入会キャンペーンのマイルが対象外になると、案件ページに記載があります
- 案件は「初めてJALカードを作る方」が対象で、現在・過去に保有していた方は対象外です
- ポイント数や条件は時期により変わるため、本記事では書きません。申込前に、案件ページの最新の条件をご確認ください
ポイントサイト経由の特典と、公式の入会キャンペーンのどちらが合うかは、条件を見比べてから決めるのが安全です。
JALカードをこれから作るなら、ポイントサイト経由という選択肢
ハピタスを経由してJALカードを申し込むと、案件の条件を満たした場合にハピタスのポイントが付くことがあります(案件の内容・条件は時期により変動します)。公式の入会キャンペーンマイルとは二者択一になるため、条件を見比べてから選んでください。
ハピタスでJALカードの案件を確認する(新規登録は紹介特典あり)
※ポイントサイト経由で発行すると、JALカード公式の入会キャンペーンマイルは対象外になる場合があります。対象は初めてJALカードを作る方のみで、現在または過去にJALカードを保有していた方(家族カードを含む)は対象外です。案件の対象はVISAに限られます。条件は申し込み前に案件ページでご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 改定はいつから?
2026年12月1日(火)出発分からです。11月30日出発分までは従来の扱いと読めます。基準は出発日です。
Q2. navi以外のJALカードはどうなる?
告知で対象とされているのは、JALカード navi/CLUB-Aカード/JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの3券種です。それ以外の券種については告知に記載がないため、各券種のページで確認してください。
Q3. スマホが壊れたら、まったく保険金は出ない?
JALカードの付帯保険では、スマホは対象外の例に挙げられています。カード付帯では出ない前提で備えるのが安全です。単体の海外旅行保険には、特約でスマホの盗難・破損を補償するものもあるため、加入時に対象外の品目リストを確認してください。
Q4. 子どもの持ち物は補償される?
子どもが会員でなければ、会員本人としては対象になりません。対象になるかは、家族特約の対象者に当たるかどうかによります。定義はカードのブランドによって異なるため、ご自身のカードのしおりで確認してください。
Q5. エポスなら安心?
エポスのしおりの対象外リストに、スマホ・眼鏡・PCの記載はありません。ただし「補償される」とは言い切れません。盗難・破損などの偶然な事故のみが対象で、免責は3,000円、1個あたり10万円が限度です。利用付帯である点にも注意が必要です。最終的には、公式のしおりと約款で確認してください。
まとめ:カード名ではなく、持ち物と対象外リストで備える

今回のJALカードの改定は、2026年12月1日(火)出発分から、携行品損害の免責が1事故3,000円になり、眼鏡・スマホ・ノートPCなどが補償の対象外になる、というものです。対象は navi/CLUB-A/Suica CLUB-Aゴールドの3券種で、限度額は告知上は変更なしです。
そして、乗り換え先の候補として挙がりがちな三井住友カード ゴールド(NL)も、公式しおりでは眼鏡・携帯式電子機器は対象外。エポスは対象外リストに記載がないものの、補償を保証するものではありません。
結局、家族の備えの中心は、次の3つです。
- 家族の持ち物を書き出す
- 各社の対象外リストと突き合わせる
- 穴が見つかったら単体保険か、壊れても困らない備えで埋める
私も「カード付帯に頼りすぎない」ことを意識して、家族の旅行の備えを考えていきます。
この記事の内容は、2026年10月6日時点の公式情報にもとづいています。適用日が近いので、申込や旅行の前には最新の公式案内をご確認ください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!
家族の「保険担当カード」を決める前に
カードの保険は、対象外リストと付帯条件を読んで初めて使いどころが決まります。エポスカードは年会費永年無料のVisa付カードで、保険の条件は公式のしおりで確認できます。家族の旅行に合うかどうか、まず公式情報から見てみてください。
※特典・保険の条件は、最新の公式案内をご確認ください。