
搭乗前、ラウンジの受付で「お子様は何歳ですか?」と聞かれて、一瞬固まったことはありませんか?「小学生までは無料だと思っていたら、大人料金だった」という行き違いは、実は起きやすい落とし穴です。ネットで見かける「同伴者1,100円」も空港によって違います。この記事では、空港別の年齢区分を公式情報で並べ、5人家族に当てはめた入室コストを計算します。
【結論】
- 子どもが無料になる年齢は空港で違います。羽田は0〜3歳、福岡・伊丹・鹿児島は2歳以下、新千歳は12歳以下です(エポスカード公式の同伴者料金表)。「3歳以下は無料」という一律の目安は成り立ちません
- ANAは2歳未満を同行者の人数に数えません(ANA公式)。5人家族は、夫婦とも会員でも「本人+同行者1名」が2組で4人までなので、5人目に別の手当てが必要です
- 本人だけ無料のカードで、中学生1人・小学生2人を連れた想定モデルの同伴者合計は、約1,500〜3,960円です(那覇は子どもの区分が記載されておらず、上限の想定で最大5,280円)。料金は変更され得るため、利用前に各公式で確認してください
子連れのラウンジ選びで先に知りたいのは、PP(プライオリティ・パス)の子どもの扱いと、ANA・JALの同行条件ではないでしょうか。それぞれ深く解説した記事を、先に置いておきます。
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目次
詳しく:子ども料金の「3つの型」と、年齢が分かれる理由
カードラウンジの子ども料金は、大きく3つの型に分かれます。どの型かで、同じ「小学生」でも料金がまるで変わります。
数字は、エポスカード公式の「同伴者ご利用料金」の表(https://www.eposcard.co.jp/goldcard/domestic_lounge01.html)と、羽田空港公式、福岡空港公式、ANA公式、JAL公式を、2026年10月30日時点で確認したものです。
型1:0〜3歳無料+4〜12歳は小人料金(羽田)
羽田空港公式の国内線カードラウンジ(T1・T2)は、大人1,320円(税込)、4〜12歳が660円、0〜3歳は無料です。13歳以上は大人料金なので、中学生はここで大人側に移ります。
型2:2歳以下無料+小人料金の区分(福岡・伊丹・鹿児島)
福岡は、2歳以下が無料、3歳以上11歳以下が550円です。つまり12歳は大人料金(1,100円)になります。伊丹は、2歳以下が無料、3〜17歳が622円で、高校生まで子ども料金の扱いです。鹿児島は、2歳以下が無料、3〜11歳は1名無料で、2名以上の場合は1名あたり550円という書き方になっています。
型3:12歳以下は無料(新千歳)
新千歳(スーパーラウンジ)は、12歳以下が無料と記載されています。5人家族の想定モデルでは、この差が最も大きく出ます。
区分が書かれていない空港もある
那覇(LOUNGE HANA)は、エポスの表に子どもの区分の記載がありません。広島も区分なしの記載です。こうした空港では、子ども料金があるのか、全員が大人料金なのかを、記事の側で断定できません。この記事では「確認できない」と書き、費用は上限の想定で計算します。
「何歳から大人か」が12歳・13歳・18歳でずれる
地味に効くのが、大人料金になる境目です。羽田・成田は13歳から、福岡・鹿児島は12歳から、伊丹は18歳から大人料金になります。小学6年生が12歳になると、空港によって子ども料金だったり大人料金だったりします。
なお、年齢をいつの時点で判定するか(搭乗日か入室日か)や、年齢の証明書が必要かどうかは、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。誕生日をまたぐ旅行では、事前にラウンジへ確認するのが安全です。
空港別の同伴者料金と子ども区分の一覧表
下の表は、羽田だけ羽田空港公式、ほかはエポスカード公式の同伴者料金表をもとにしています。羽田はエポスの表と羽田空港公式で子ども料金の記載が一致しないため、ここでは羽田公式の金額を使います。
| 空港(ラウンジ) | 大人 | 子どもの区分 | 無料の年齢 |
|---|---|---|---|
| 羽田(国内線カードラウンジ・T1/T2) | 1,320円 | 4〜12歳は660円 | 0〜3歳 |
| 成田(IASS Executive Lounge) | 1,430円 | 4〜12歳は550円 | 記載なし |
| 新千歳(スーパーラウンジ) | 1,500円 | 12歳以下は無料 | 12歳以下 |
| 福岡(ラウンジTIME/ノース) | 1,100円 | 3〜11歳は550円 | 2歳以下 |
| 伊丹(ラウンジオーサカ) | 1,253円 | 3〜17歳は622円 | 2歳以下 |
| 鹿児島(スカイラウンジ菜の花) | 1,100円 | 3〜11歳は1名無料、2名以上は1名550円 | 2歳以下 |
| 那覇(LOUNGE HANA) | 1,320円 | 区分の記載なし | 記載なし |
出典:羽田空港公式 https://tokyo-haneda.com/service/facilities/lounge.html /エポスカード公式 https://www.eposcard.co.jp/goldcard/domestic_lounge01.html(いずれも2026年10月30日時点)。税込。
福岡は、福岡空港公式ページにも「3歳未満は無料」「12歳未満は保護者の同伴が必要」と書かれています(https://www.fukuoka-airport.jp/service/card-lounge01.html)。ただし、年齢別の金額は公式ページに載っておらず、上の金額はエポスの表の値です。新千歳・成田・那覇・鹿児島も、空港公式の子ども料金は今回確認できていません。数字は目安として使い、行く前に各空港のラウンジ公式で確かめてください。
エポス公式の表には、函館・神戸・広島・松山・長崎・熊本・大分・セントレアなども載っています。ただ、この記事で数字を使うのは上の7空港だけです。なお、エポスゴールドの対象空港のうち、関西は「六甲」「アネックス六甲」「金剛」が2026年3月31日で営業終了し、現在は利用できるラウンジがありません。公式の一覧に関西が残っていても使えないので、「国内の対象空港」くらいの書き方にとどめています。
空港ごとの深掘りは、それぞれの記事にまとめています。羽田は羽田空港ラウンジの家族同伴料金とPPの3時間ルール、成田は成田空港ラウンジのカード別対応表、伊丹は伊丹空港ラウンジの同伴者1,253円・子ども622円の費用、福岡は福岡空港ラウンジの条件と同伴者料金、新千歳は新千歳空港ラウンジの同伴者料金と冬の使い方、那覇は那覇空港ラウンジのカード別条件で整理しています。
カード別:本人だけ?同伴者1名無料?エポス公式で確認できた範囲
「子どもがいくらか」の前に、そもそも「誰が無料になるか」がカードで違います。ここは、公式で確認できた範囲と、確認できなかった範囲を分けて書きます。
エポスカード:ゴールドは本人のみ、プラチナは同伴者1名まで無料
エポスカード公式の同伴者料金表には、全空港の行に「プラチナカード会員さまは同伴者1名まで無料」と記載されています(2020年10月1日に「同伴者1名様無料」から変更と同ページに記載)。一方、エポスゴールドの同伴者が無料になるという記載は、同ページにありません。つまり、ゴールドは会員本人のみ無料で、同伴者は有料と読めます。
エポスゴールドの年会費は5,000円(税込)で、招待、プラチナ/ゴールド会員の家族紹介、または年50万円以上の利用などの条件を満たすと、翌年以降は永年無料になります。ラウンジは国内の対象空港で、会員本人のみ無料です(2026年10月18日確認の内容)。
年会費の高いプラチナを「ラウンジ代のために選ぶ」のは、おすすめしません。5人家族でも、同伴者1名分の無料枠で浮くのは、後の計算のとおり1,100〜1,500円程度だからです。
エポスカードのラウンジ特典は、ゴールド以上の会員本人が対象
ゴールドは会員本人のみ無料で、同伴者は有料です。プラチナは同伴者1名まで無料になります。通常の年会費は5,000円(税込)で、条件を満たすと翌年以降は永年無料になります(条件により変動)。
※一般のエポスカードにはラウンジ特典がありません。ラウンジ代だけを理由に入会する金額ではないため、他の特典も含めて検討してください。条件は2026年10月時点の内容で、最新は公式サイトでご確認ください。
アメックス・三井住友・JAL/ANAカード:公式で確認できなかったため、数字は書かない
正直に書きます。アメックス(ゴールド・プラチナ・マリオットアメックスを含む)、三井住友カード(ゴールド・NL)、JAL/ANAカードのカードラウンジについて、同伴者の無料人数、2名目以降の料金、子どもの年齢区分は、今回の取得では公式で確認できませんでした。検索結果の要約や二次情報には同伴者の無料人数や料金の数字が出てきますが、公式の年齢区分と食い違う可能性があります。そのため、ここでは数字を書きません。
使うカードが決まっているなら、カード会社の公式ページで次の3点を確認してください。
- 同伴者は何名まで無料か(2名目以降の料金は大人と子どもで違うか)
- 子どもは何歳まで子ども料金か、何歳未満が無料か
- 家族カードの会員が、本人扱いで無料になるか
カード別のスペックは空港ラウンジが使えるクレジットカード比較で、カードの選び方は空港ラウンジを家族で無料活用する方法でまとめています。
マリオットアメックスは「PP付帯なし」に注意
私が保有するマリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(年会費82,500円・2025年8月21日改定後)には、PPは付帯していません。ラウンジを使うなら、アメックス公式で対象空港と同伴者の条件を確認する前提になります。ここでは、同伴者の子ども料金は書きません。
ANA・JALのラウンジは子どもをどう数える?
カードラウンジとは別に、ANAとJALの上級会員向けラウンジがあります。ここで大事なのは、料金より「何人まで入れるか」です。詳しい比較はANAラウンジとJALサクララウンジの子供の同伴条件にまとめたので、ここでは子どもの数え方に絞ります。
ANA:2歳未満は人数に数えない。本人+同行者1名無料、2〜4人目はマイル等
ANA公式(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/premium/service/priority-flight/detail/)では、国内線ラウンジの利用で、2歳未満のお子様は同行者の数に含まれません。国際線ラウンジも同じ趣旨の記載です。年齢をいつの時点で判定するかは、記載がありませんでした。
SFC会員の場合、本会員・家族会員それぞれが「本人+同行者1名」まで無料です。同行者の2〜4人目は、1人2,000マイル等が必要です(2026年10月2日確認)。同行者の人数は、人数が多い方のみが適用され、合算はされません。なお、同ページには、同行者の支払い方法の一つであるアップグレードポイントの提供が2026年度末で終了する旨の記載もあります。マイルで払う前提で考えるのが安全です。
使えない場面もあります。ANAラウンジがない空港やターミナルの出発、コードシェア便、混雑時、到着時は利用できません。
有料で入る方法もあります。国内線のANA LOUNGE(対象は新千歳・羽田・伊丹・福岡・那覇)は、1名4,000円(税込)で、2歳未満は無料です。小児の別料金は記載がありません。
JAL:本人+同行者1人目、2人目以降はクーポン
JAL公式(https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/service/lounge/member/)によると、国内線サクララウンジは、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ会員が、本人と同行者1人目まで利用できます。同行者2・3人目はラウンジクーポン(1枚で1人)が必要です。JMBクリスタルは、本人もクーポンが必要で、同行者は入れません。出発空港のみで、混雑時は変更があります。
ラウンジクーポンは、2026年10月4日に確認した時点で2,000マイルで1枚でした。有料利用は、1人3,000円です(https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/service/lounge/)。
ここで正直に書くことがあります。JALの幼児(3歳未満)の扱いは、サクララウンジ国内線の条件ページで確認できませんでした。ワンワールド会員向けの公式案内には「3歳未満の幼児は同行者の数に含まれません」という記載があるとされますが、国内線の条件ページの文言ではありません。ラウンジクーポンの子どもの年齢区分も、今回のページに記載がありません。「JALも3歳未満は無料」と断言せず、利用前にJALに確認してください。
プライオリティ・パスの子どもは「大人と同額が多い」
PP(プライオリティ・パス)の公式ヘルプでは、子どもを連れて入れるラウンジは多く、料金は大人と同額、一定の年齢未満は無料のラウンジもあるとされています。年齢と料金は、各ラウンジの案内で確認する、という書き方です(https://memberhelp.prioritypass.com/en/support/solutions/articles/80000782495-can-i-take-children-into-a-lounge-)。
実例を見ると、バラバラです。羽田T3のSKY LOUNGE SOUTHは、PP公式で「同伴者は1会員につき2名まで・4歳未満は無料」です。一方、羽田空港公式では、同ラウンジは同伴者がお子様の場合でも小人料金の設定がなく、大人料金とあります。PPで入る場合は、一律の子ども無料年齢が成り立たないと考えてください。
同伴者の料金は、PP公式の直接入会ページで、スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージとも同伴者1回£24と表示されています(https://www.prioritypass.com/ja-JP/join-prioritypass)。円額は確認できなかったため、換算は書きません。PPの子どもの扱いはプライオリティパスの子供の同伴ルールと料金で詳しく整理しています。
5人家族の入室コストを想定モデルで試算
ここからは、計算の時間です。条件を最初に書きます。
- 読者想定モデル:大人2人+中学生1人+小学生2人の5人家族
- 中学生の年齢は特定せず、「12歳」と「13歳以上」の2通りで計算します
- 小学生2人は「11歳以下」と置きます(小学6年生の12歳は区分が変わるため、そこは注意)
- 料金は、先ほどの表の金額(羽田は羽田公式、ほかはエポス公式の表)を使い、税込です
- 「本人は無料・同伴者は有料」のカード(エポスゴールド等)を想定します。他のカードは同伴者料金が異なる場合があります
表1:カード本人1人だけ無料、同伴は4人(妻・中学生・小学生2人)【シミュレーション例】
| 空港 | 中学生12歳 | 中学生13歳以上 | 計算の根拠 |
|---|---|---|---|
| 羽田 | 3,300円 | 3,960円 | 1,320+(660 or 1,320)+660×2 |
| 成田 | 3,080円 | 3,960円 | 1,430+(550 or 1,430)+550×2 |
| 新千歳 | 1,500円 | 3,000円 | 12歳以下は無料のため、妻1,500円+(13歳以上のみ1,500円) |
| 福岡 | 3,300円 | 3,300円 | 1,100+1,100(12歳以上は大人)+550×2 |
| 伊丹 | 3,119円 | 3,119円 | 1,253+622×3(3〜17歳は622円) |
| 鹿児島 | 2,750円 | 2,750円 | 1,100+1,100+小学生1人目は無料・2人目550 |
| 那覇 | 5,280円(上限の想定) | 5,280円 | 区分の記載がないため全員1,320円と仮定した上限 |
新千歳が突出して安いのは、12歳以下が無料だからです。逆に、羽田・成田は中学生が13歳以上になると、4人で約4,000円近くになります。
表2:夫婦それぞれが「本人」扱い、同伴は子ども3人【シミュレーション例】
夫婦とも対象カードを持つ、または本人扱いになる家族カードを持つ場合の計算です。
| 空港 | 中学生12歳 | 中学生13歳以上 |
|---|---|---|
| 羽田 | 1,980円 | 2,640円 |
| 成田 | 1,650円 | 2,530円 |
| 新千歳 | 0円 | 1,500円 |
| 福岡 | 2,200円 | 2,200円 |
| 伊丹 | 1,866円 | 1,866円 |
| 鹿児島 | 1,650円 | 1,650円 |
| 那覇 | 3,960円(上限の想定) | 3,960円 |
「本人扱い」になる条件は、カードごとに違います。エポスファミリーゴールドは、配偶者を本人扱いにする仕組みが公式で確認できています(18歳以上、高校生を除く。2026年10月時点の確認)。アメックスや三井住友の家族カードは今回確認できていないため、この表は「条件を満たす場合の計算」として読んでください。
同伴者1名まで無料のカード(エポスプラチナ等)の場合
無料枠は、金額が大きい大人に当てるのがコツです。表1から「最も高い1人分」を引きます。たとえば羽田で中学生が13歳以上なら、3,960円−1,320円=2,640円です。成田なら、3,960円−1,430円=2,530円になります。
表3:航空会社ラウンジ(国内線・同じ5人家族)【シミュレーション例】
| ケース | 計算 | 合計 |
|---|---|---|
| ANA LOUNGE有料利用(全員) | 4,000円×5人(小児料金の記載なしのため全員同額の上限の想定) | 20,000円 |
| JALサクララ有料利用(全員) | 3,000円×5人(小児・3歳未満の扱いの記載なし) | 15,000円 |
| ANA SFC本会員1人(本人+同行者1名無料) | 残り3人(2〜4人目)×2,000マイル等 | 6,000マイル等 |
| ANA SFC夫婦とも会員(それぞれ本人+同行者1名無料) | 5人目のみ2,000マイル等 | 2,000マイル等 |
| JGC等で夫婦とも会員(それぞれ本人+同行者1名) | 5人目のみクーポン1枚(2,000マイル相当) | 1枚 |
ここで見てほしいのは、下の2行です。夫婦ともANAやJALの会員でも、無料で入れるのは「本人+同行者1名」が2組、つまり4人まで。5人家族には、必ず5人目が出ます。 2歳未満の子がいれば、ANAではその子は数に入りません。一方、小学生や中学生を数えるかどうかについて、今回確認したANA公式の記載には2歳未満以外の年齢区分が見当たりませんでした。人数の扱いは、利用前にANAへ確認してください。
我が家(5人家族)に当てはめるとこうなる
我が家は、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族です。以下は、体験談ではなく、保有しているカードの条件に家族構成を当てはめた計算です。
私が持つのは、ANA SFCカードとマリオットアメックスです。ANAのラウンジは、SFC本会員の私が「本人+同行者1名」までなので、5人のうち3人に手当てが要ります。この計算は私の保有カードだけを前提にしたもので、表3の1行目(6,000マイル等)に当たります。なお、夫婦ともANAの会員資格がある場合の計算は、読者想定として表3の2行目(2組で4人まで、5人目のみ2,000マイル等)に載せています。「あと何人分」を、先に頭に入れておけます。
マリオットアメックスは、PPが付帯しないため、PPでの入室は計算に入りません。アメックスのカードラウンジの同伴者条件は、公式で確認できていないため、この記事では「うちの場合いくら」の数字を出しません。
夫婦のどちらも本人扱いになるカードを持つ場合は、表2のように「夫婦それぞれ本人」で、子ども3人分だけを払う計算になります。ご自身の家族の年齢・カードに置き換えるときは、表を左から読んで、①空港、②子どもの年齢、③本人になる人数、の順で当てはめてください。
ここは注意|子ども料金で起きやすい失敗
子ども料金には、見落としやすい落とし穴がいくつかあります。起きやすい失敗を、まとめて確認しておきます。
- 12歳の境目:小学6年生が12歳だと、福岡・鹿児島では大人料金です。同じ小学生でも、羽田・成田・新千歳では子ども料金(新千歳は無料)の扱いです
- 中学生の区分:羽田・成田は13歳から大人料金、伊丹は18歳から。中学生が1人いるだけで、表1の合計が数百円〜千円以上動きます
- 無料枠は高い大人に当てる:同伴者1名無料のカードは、金額が最も高い1人に当てると節約額が最大になります
- 2歳未満の扱いはラウンジごと:ANAは「同行者の数に含めない」ですが、カードラウンジは「0〜3歳」「2歳以下」「3歳未満」と書き方が違います。0歳・1歳でも、念のため受付で確認すると安心です
- カードを持っていないと入れない:本人のカードの提示が必要で、搭乗券の提示を求められる場合もあります(福岡公式)。忘れ物は致命的です
- 満席・時間制限・営業時間:混雑時は入れないことがあり、羽田のラウンジなどは営業時間が決まっています。早朝や深夜の便は、営業時間もあわせて確認してください
- 料金は変更され得る:同伴者料金は、カード会社や空港側の都合で変わります。ここに書いた金額も、2026年10月30日時点です
ホテルのエグゼクティブラウンジの子どもの年齢が気になる場合は、エグゼクティブラウンジで子供は何歳から?も参考になります。
FAQ
Q. 0歳・1歳は本当に無料ですか?
ANAの国内線ラウンジは、2歳未満を同行者の数に含めません。カードラウンジは施設で書き方が違い、羽田は0〜3歳無料、福岡・伊丹・鹿児島は2歳以下無料です。0歳・1歳であれば、これらの空港では無料の対象です。成田・那覇は無料年齢の記載がなかったため、各ラウンジの案内で確認してください。
Q. 中学生は子ども料金ですか?
区分は施設で違います。羽田・成田は12歳まで、福岡・鹿児島は11歳まで、伊丹は17歳までが子ども料金です。年齢を満たさなければ、大人料金になります。
Q. 家族カードの子どもは無料になりますか?
空港とカード会社で違います。エポスファミリーゴールドは、配偶者を本人扱いにする仕組みが公式で確認できていますが、18歳以上(高校生を除く)が対象です。アメックスや三井住友の家族カードは、今回確認できていません。
Q. ラウンジに入らない選択もありますか?
あります。本人だけ無料のカードなら、5人で同伴者合計が約1,500〜4,000円(上の想定モデル)になります。この金額を、ラウンジの時間・混雑・設備と見比べて判断してください。待ち時間が短いなら、入らないほうが合理的なこともあります。
Q. ANAのアップグレードポイントは使えますか?
ANAの公式ページに、2026年度末でアップグレードポイントの提供が終了すると記載があります。同行者の支払いは、マイルを主に考えるのが安全です。SFCの家族ラウンジについては、SFC家族カードは2028年からどうなる?も参考になります。
まとめ
カードラウンジの子ども料金は、羽田が0〜3歳無料、福岡・伊丹・鹿児島が2歳以下無料、新千歳が12歳以下無料と、空港で違います。5人家族の同伴者コストは、本人だけ無料のカードで、想定モデルだと約1,500〜3,960円(那覇は上限の想定で最大5,280円)でした。ANA・JALは夫婦とも会員でも4人までなので、5人目の手当てを先に決めておくのがコツです。
アメックス・三井住友・JAL/ANAカードの同伴者条件は、今回は公式で確認できなかったため数字を書いていません。利用前に、各社の公式で最新の条件を確認してください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!
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