
「バシネットって、航空券を取ればついてくるものだと思っていた…」「電話したら『満席で確約はできません』と言われてモヤっとした」——赤ちゃん連れで初めて国際線に乗る前、こんな戸惑いを感じたことはありませんか?
長時間フライトで赤ちゃんを寝かせられる壁掛け式ベッド「バシネット」は、子連れ国際線の最重要装備です。ところが実際に予約しようとすると、「Webでは予約できない」「電話しても確約ではない」「航空会社によって体重制限がバラバラ」と、情報を集めるほど不安が増える設計になっています。
この記事では、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父である私(TKC)が、娘たちが赤ちゃんだった頃の実体験と、2026年8月時点のANA・JAL・主要海外航空会社の公式情報をもとに、バシネットを"できるだけ確実に"確保するための予約の流れと、取れなかった時の代替策を航空会社別に整理します。
目次
この記事でわかること
- バシネットが「予約」ではなく「リクエスト」である理由と、確保率を上げる具体的な動き方
- ANA・JAL・シンガポール航空・大韓航空・キャセイパシフィック・デルタ航空など、航空会社別の体重制限・予約方法・締切の違い
- 予約が取れなかった場合に備えておくべき代替手段
- 我が家(5人家族)が実際にやっていたバシネット予約の手順
【結論】バシネットは「電話でのリクエスト」が基本。早さが命

先に結論を言うと、バシネット予約で押さえるべきポイントは3つだけです。
- Web予約はできない航空会社がほとんど。ANA・JALともに電話(またはメッセージ窓口)での事前リクエストが基本です
- 「予約できた」のではなく「リクエストが通った」という扱い。バシネット対応座席の数は機体ごとに数個〜十数個と限られており、満席になれば早くても断られます
- 航空券を確保した瞬間に動くのが最大のコツ。多くの航空会社が48〜96時間前を締切に設定していますが、実質的には「先着順」なので締切ギリギリでは手遅れになりがちです
結論として、バシネットは「予約」ではなく「早い者勝ちのリクエスト」だと捉えて、航空券を取った当日中に問い合わせる——これが確保率を上げる一番のコツです。
そしてもう1つ、家族旅行そのものの負担を軽くしておくという意味では、マイルやポイントを効率よく貯める"エンジン"を持っておくことも効いてきます。我が家はホテル側の負担を圧縮するために「マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム」を軸にしたポイント運用をしており、赤ちゃん連れの遠出でも家計への負担を分散できています。
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そもそもバシネットとは?対象年齢・体重の基本
バシネットは、機体前方の壁(バルクヘッド)に取り付ける簡易ベビーベッドです。多くの航空会社で体重10kg前後・2歳未満が目安の対象条件になっていますが、この数値は航空会社によって微妙に異なります。
- サイズはおおむね「長さ70cm台×幅30cm前後×深さ15cm前後」の箱型
- 追加料金はかからないのが一般的(無料サービス)
- 取り付けられる座席は機体の中でもバルクヘッド席(前方の壁際)のみに限られる
- 離着陸時・シートベルトサイン点灯時はバシネットに寝かせたままにできず、抱っこに切り替える必要がある
体重や身長が上限に近い場合、あるいは兄弟で2人分をリクエストする場合は、実際に利用できるかどうか予約時に必ず確認しておきましょう。
航空会社別バシネット早見表(2026年8月時点)
主要航空会社の体重制限・予約方法・締切の目安を整理しました。数値は変更されることが多いため、実際の予約時に必ず各社公式へ最新情報を確認してください。
| 航空会社 | 体重制限の目安 | 予約方法 | 締切の目安 |
|---|---|---|---|
| ANA(国際線) | 10kg前後まで | 電話・メッセージ窓口でリクエスト(Web不可) | 48時間前まで |
| JAL(国際線) | 10.5kg前後まで | 電話窓口でリクエスト(Web不可) | 早めのリクエスト推奨 |
| シンガポール航空 | 14kg前後まで | Web予約に対応する場合あり/現地窓口でも変更可 | 先着順(早いほど有利) |
| 大韓航空 | 11kg未満・身長75cm未満 | 事前座席指定で対応(Web可の場合あり) | 48時間前まで |
| キャセイパシフィック航空 | 各社基準あり(予約時に要確認) | 予約センターへの問い合わせ | 24時間前まで |
| タイ国際航空 | 10kg未満・身長67cm前後まで | 電話窓口でリクエスト | 早めのリクエスト推奨 |
| デルタ航空・ユナイテッド航空など米系 | 各社基準あり(予約時に要確認) | 電話窓口でリクエスト(Web不可のケースが多い) | 早めのリクエスト推奨 |
| LCC各社(Peach・Scootなど) | バシネットサービスなしが基本 | ー | ー |
⚠️ 上記は複数の情報源を突き合わせた目安です。体重制限・予約締切・座席数は路線・機材・時期によって変わるため、実際の予約可否は必ず搭乗予定の航空会社の窓口・公式サイトで最新情報を確認してください。
ステップ解説:バシネットを確保するための動き方
ステップ1:航空券を確保したら、その日のうちに問い合わせる
バシネット対応座席は機体1機あたり数個〜十数個しかありません。人気路線・繁忙期(夏休み・年末年始)はあっという間に埋まるため、航空券を購入したその日に問い合わせるのが最大のコツです。「締切は48時間前だから、出発の数日前でいい」と考えていると、その頃には既に満席というケースが少なくありません。
バシネットを狙うなら、便を選ぶところから始める
バシネットの数は機材と座席配置に左右されるため、どの便を取るかで確保しやすさが変わります。海外の航空会社も含めて人数を入れて検索し、候補便を決めてから問い合わせるのが確実です。
ステップ2:問い合わせ先を事前に確認しておく
Web予約に対応していない航空会社が大半なので、電話番号やメッセージ窓口を事前に控えておきましょう。
- ANA国際線:ANAの国際線予約窓口(電話)、もしくはメッセージ窓口で「バシネット希望」の旨を伝える
- JAL国際線:JALの国際線予約・案内窓口(電話)でリクエスト。Webサイトからのバシネット予約はできません
- 海外の航空会社:多くが電話予約窓口での対応。日本語窓口がない場合は、英語での問い合わせが必要になることもあります
ステップ3:赤ちゃんの体重・身長を正確に伝える
予約時に赤ちゃんの体重・身長・搭乗時点での月齢を聞かれることが一般的です。制限ギリギリの場合は特に、正直に伝えて「使える座席があるか」を確認してもらいましょう。搭乗日が数ヶ月先の場合、その時点の体重を見込みで伝える必要があるため、成長曲線から少し余裕を持った数値で相談するのが安全です。
ステップ4:座席指定とセットで手続きする
バシネット対応座席はバルクヘッド席に限られるため、通常の座席指定とは別に手続きが必要になることが多いです。同行者と離れた席になってしまうケースもあるので、「バシネット席+隣の座席」をセットで確保できるかも合わせて確認しましょう。
ステップ5:リクエストが通らなかった場合の代替策を準備しておく
満席で断られた場合に備えて、以下を用意しておくと安心です。
- 抱っこ紐(機内でも使えるタイプ)
- 授乳・寝かしつけ用のクッションやブランケット
- キャンセル待ちに切り替えてもらい、搭乗当日にもう一度確認する
- 早めのチェックインでバシネット席が空いていないか窓口に相談する
よくある失敗と注意点
- 「予約できた」と思い込んで安心してしまう:バシネットはあくまでリクエストです。搭乗当日、座席についてから改めてクルーに確認すると確実です
- 締切ギリギリに問い合わせて満席:締切日を待たず、航空券確保直後に動くのが鉄則です
- 兄弟で2人分をリクエストして、隣り合わせにならない:シンガポール航空など一部の航空会社では、複数のバシネットポイントが隣接していない場合があると案内されています。2人分必要な場合は特に早めの相談が必須です
- LCCにバシネットがあると思い込む:Peach・Scootなど一部LCCはバシネットサービス自体を提供していません。LCCで長距離を検討する場合は事前に必ず確認しましょう
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我が家(5人家族)の場合:バシネット予約はこうしていた
参考までに、5人家族(私・妻・娘3人=中学生1人・小学生2人)の我が家が、娘たちが赤ちゃんだった頃に実際にやっていたバシネット予約の流れを紹介します。
- 航空券を確保したその場で、電話でバシネットをリクエスト:確約でないと分かっていても、まず問い合わせる。座席指定も同じタイミングで済ませていました。
- 体重は少し余裕を見て伝える:搭乗日がまだ先の場合、成長を見込んで少し多めの体重を伝え、窓口で「その体重でも対応可能か」を確認していました。
- 取れなかった時のために抱っこ紐は必ず持参:一度、繁忙期で「満席・キャンセル待ち」と言われたことがあり、結局搭乗当日までバシネットは確約されませんでした。その時は抱っこ紐で乗り切り、以降は「取れなくても困らない準備」を必ずセットにしています。
- 搭乗ゲートで改めて確認:チェックイン後、搭乗口のスタッフにもう一度バシネットの有無を確認する一手間を欠かしませんでした。
よくある質問(FAQ)
Q1. バシネットは必ず予約できますか?
A. 確約ではありません。バシネット対応座席の数には限りがあり、リクエストが通らないこともあります。航空券を確保したらできるだけ早く航空会社に問い合わせ、取れなかった場合に備えて抱っこ紐など代替手段も準備しておきましょう。
Q2. Webサイトからバシネットを予約できますか?
A. ANA・JALともに、Webサイトからのバシネット予約には対応していません。電話やメッセージ窓口での事前リクエストが基本です。一部の海外航空会社(シンガポール航空など)はWeb予約や現地窓口での変更に対応している場合があります。
Q3. 兄弟で2人分バシネットを使いたい場合、隣同士になりますか?
A. 航空会社や機材によっては、バシネットポイントが隣接していない場合があります。2人分必要な場合は特に早めの相談が必須です。予約時に「2人分・隣接希望」であることを明確に伝えましょう。
Q4. バシネットが使えなかった場合、返金や代替対応はありますか?
A. バシネットは無料サービスであることが多く、使えなかった場合の返金という概念自体がないのが一般的です。あくまでリクエストベースのサービスなので、取れなかった時の対策(抱っこ紐など)を事前に用意しておくのが現実的な対処法です。
Q5. LCCでもバシネットは使えますか?
A. Peach・Scootなど一部LCCではバシネットサービス自体を提供していません。長距離をLCCで検討する場合は、予約前に必ず各社の公式サイトで確認しましょう。
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※家族旅行はホテル代がかさみやすいポイントです。宿泊側のポイント運用を整えておくと、赤ちゃん連れの遠出全体の負担を分散しやすくなります。特典は条件達成時・時期により変動するため、詳細は公式サイトでご確認ください。
まとめ:バシネットは「早いリクエスト」と「代替策」の両輪で

- バシネットはWeb予約ではなく、電話・メッセージ窓口でのリクエストが基本(ANA・JALともに)
- 体重制限・予約締切は航空会社ごとに異なる(目安は体重10〜14kg前後・2歳未満)ため、必ず公式で最新情報を確認する
- 航空券を確保したその日に問い合わせるのが確保率を上げる最大のコツ
- 満席で断られる可能性を踏まえ、抱っこ紐など代替手段を必ず準備しておく
子連れ国際線の準備は、バシネット以外にも座席選びや持ち物、機内食の予約など押さえるべきポイントが多くあります。あわせて以下の記事も参考にしてください。
- 子連れ国際線 おすすめ座席選び|ANA・JAL機材別完全ガイド
- 赤ちゃん連れフライト 持ち物リスト完全ガイド
- 幼児連れ国際線 機内食・キッズミール完全ガイド
- 子連れフライト 機内エンタメ活用術|ANA SKY CHANNEL・JAL MAGIC
- 子供のパスポート取得完全ガイド|申請の流れ・必要書類
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参考になれば幸いです。良いマイルライフを!