
東京メトロの定期券で通勤していて、メトポ(東京メトロポイント)は貯まっているのに「2倍キャンペーンの存在を知らないまま終わった」。ソラチカをお持ちの方なら、こういうモヤっとした見落としは避けたいところです。
今回のキャンペーンは、条件と手順が少し複雑で、うっかり見落としやすい内容です。この記事では、公式ページ(2026年10月26日時点)をもとに、条件・期限・自分が狙えるかの判定の仕方を整理します。
【結論】
- いつまで:エントリーも対象期間(利用額・乗車回数の集計)も2026年12月15日まで。対象はソラチカカード(To Me CARD)の本会員で、エントリー必須
- 誰が得か:期間中に税込100万円以上のカード利用と東京メトロ線120回以上の乗車の両方を満たせる人。メトロ定期券で通勤している人は、乗車の条件が厳しくなりがちです
- いくら変わるか:交換は2027年3月1日〜31日に申し込んだ分だけ2倍。5人家族の想定モデルで20,000メトポを交換すると、通常18,000マイルが2倍で36,000マイル(+18,000マイル)。最大の例で、条件達成時のみです
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目次
詳しく:キャンペーンの中身と、対象になる人

公式ページに書かれている内容を、まず素直に並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | ソラチカカード(JCB発行)の本会員。エントリーはお客様番号1つにつき1回 |
| エントリー期間 | 2026年9月9日〜2026年12月15日 |
| ご利用対象期間 | 2026年9月16日〜2026年12月15日 |
| 達成条件(両方) | ①対象期間中のTo Me CARD利用合計が税込100万円以上 ②対象期間中、メトポ登録PASMOで東京メトロ線に120回以上乗車 |
| 特典 | メトポからANAマイルへの交換が2倍。最大20,000メトポ→36,000マイル |
| マイル交換比率UP期間 | 2027年3月1日〜2027年3月31日(メトポ会員サイトでの申込が必要。申込まなければ対象外) |
大事なのは「両方」という点です。100万円だけ、乗車だけでは特典になりません。また、家族会員の決済は本会員の利用として集計されますが、これはあくまでカード利用額の話です。乗車回数のほうは「メトポ登録PASMOの乗車」と書かれているだけで、家族のPASMOの乗車が本会員の120回に入るとは読み取れません。私は含まれない前提で考えるのが安全だと思います(家族の乗車が合算されるかは、公式ページには明記がなく未確認です)。
公式の詳細は、ソラチカの公式キャンペーンページ(To Me CARD 公式)で必ず確認してください。内容は予告なく変更・中止されることがあると明記されています。
条件を表で確認:100万円と120回、数えるもの・数えないもの
ここが一番の落とし穴です。「普段の生活で自然に積める」と思っていても、対象外の使い方が混ざります。
100万円(カード利用額)
| 数えるもの | 数えないもの |
|---|---|
| 対象期間中のTo Me CARD利用(エントリー前の決済も期間内なら対象) | 年会費、各種手数料(マイル移行手数料を含む) |
| 家族会員の決済(本会員分として集計) | リボ・分割・スキップ払い等の手数料、キャッシング |
| 売上データが期間内にカード会社へ到着した分 | 電子マネーチャージ(ANA Payを含む)、JCBギフトカード・QUOカードの購入 |
上の表のほかにも、JCBが定める集計対象外の利用があります。2026年9月以前の利用を、2回払い・分割・リボに変更しても対象外です。また、「売上データが期間内にカード会社へ到着した分」という書き方なので、12月上旬ぎりぎりの決済は計上が間に合わない可能性があります。余裕をもって積むのがおすすめです。
東京メトロ120回(乗車回数)
| 数えるもの | 数えないもの |
|---|---|
| メトポ登録PASMOでの東京メトロ線の乗車(1乗車1回) | 東京メトロ発売の定期券(Apple Pay PASMO定期券・モバイルPASMO(Android)定期券を除く)で乗る区間 |
| 対象期間中にPASMOを登録した場合の、登録前の乗車 | 企画券区間、休日メトロ放題 |
| PASMO電子マネーでの買い物、オートチャージ、PASMOへのチャージ |
つまり、東京メトロ発売の定期券で通っている人は、原則として乗車回数が積めません。例外はApple Pay PASMO定期券とモバイルPASMO(Android)定期券です。いまの定期券がどちらに当たるのかは、乗り換える前に公式の対象条件で確認してください。
なお、メトポ登録PASMOを複数登録した場合に乗車回数を合算できるかは、公式ページに書かれておらず未確認です。「1枚で120回」と考えておくほうが安全です。
期限表:エントリーから交換申込まで日付順
| 項目 | 日付 | ひとこと |
|---|---|---|
| エントリー開始 | 2026年9月9日 | すでに開始済み |
| ご利用対象期間 開始 | 2026年9月16日 | エントリー前の利用・乗車も、期間内なら集計 |
| エントリー期限/ご利用対象期間 終了 | 2026年12月15日 | 2026年10月26日時点で残り約50日。エントリーを忘れると0扱い |
| 条件達成の通知 | 2027年2月中旬 | メールで届く(@tokyometro.jp の受信設定が必要) |
| 交換申込期間(交換比率UP) | 2027年3月1日〜3月31日 | メトポ会員サイトで申込。申込がないと2倍にならない |
| マイルの反映 | 申込後 約1〜2か月 | 通常分とボーナス分の2回に分けて付与 |
| ボーナスマイルの有効期限 | ご利用日が属する月の36か月後の月末 | 日本時間23:59基準(下の例も参照) |
ボーナスマイルの有効期限は、公式の文言をそのまま当てはめた例で言うと、仮に利用日が2026年12月であれば2029年12月末が目安です(原文のルールを機械的に当てはめた例示で、実際の期限は公式の通知で確認してください)。通常のマイルの有効期限の延ばし方はANAマイルの有効期限を延ばす方法にまとめています。
+18,000マイルの試算:通常90%と2倍の差
ソラチカの通常のメトポ→ANAマイル交換は、100メトポ→90マイル(移行単位は100ポイント)です。1回の申込は20,000ポイントまで、毎月1回までとされています(2026年10月26日時点の公式ページ)。
20,000メトポで比べると、次のとおりです。
| 区分 | 交換ポイント | もらえるマイル |
|---|---|---|
| 通常(90%) | 20,000メトポ | 18,000マイル |
| キャンペーン(2倍) | 20,000メトポ | 36,000マイル |
| 差 | — | +18,000マイル |
公式の「最大20,000メトポ→36,000マイル」と一致する計算です。通常の交換は毎月1回・20,000ポイントまでなので、キャンペーン期間(2027年3月)に使える枠は1回分。+18,000マイルが、この制度で見込める上乗せの最大値と考えてよさそうです。1か月に移行できるポイント数の上限については、キャンペーンページに数値の記載がなく、通常の「20,000ポイントまで」と同じかどうかは未確認です。
+18,000マイルの価値は、特典航空券の使い方で変わります。換算の考え方は1マイルの価値は何円?ANAとJALを比較で整理しています。
100万円と120回、どれくらいの負荷か
- 100万円:対象期間は約3か月(2026年9月16日〜12月15日)なので、月あたり約33万円のペースです。
- 120回:約91日で120回なので、1日あたり約1.3回です。平日に往復で2回乗れば、約60日分にあたります。
2026年10月26日からこの条件を始める方は、平日の往復通勤だけで積める回数が約68回(残りの平日を約34日と見た目安)にとどまります。すでに積み上がっている回数と、100万円の進捗がカギです。実際の累計は、メトポ会員サイトで確認してください。
5人家族モデルで判定:狙える人・狙えない人
ここからは想定モデル(5人家族)での見立てです。この記事は公式情報をもとに整理したものです。「うちで試した結果」ではないので、そのつもりで読んでください。
家族の人数は5人(夫婦+子ども3人)と仮定します。家族会員の決済は本会員に合算されるので、家計のカード払いをソラチカに寄せられる家庭なら、100万円は届く可能性があります。一方で、乗車回数は本会員のメトポ登録PASMOだけで数える前提で考えます。
狙える人
- ソラチカ本会員で、東京メトロを日常的に使っている(定期券ではなくPASMOの都度利用、またはApple Pay/モバイルPASMO(Android)の定期券)
- 家計の決済(食費・光熱費・習い事など)をソラチカ(家族カード含む)に寄せられる
- すでにメトポが貯まっていて、2027年3月に20,000メトポ分を交換する予定がある
狙えない人/厳しい人
- 東京メトロ発売の定期券で通勤している(乗車回数の対象外)
- そもそも東京メトロをほとんど使わない
- 100万円を3か月で積むために、他のカードの還元やポイント計画を崩してしまう人
とくに最後は要注意です。5人家族でカード1枚に100万円を寄せるということは、他のカードで得られたはずのポイントを手放すことになります。得られる+18,000マイルと、手放す還元のどちらが大きいか。ここは金額で断定せず、ご自身の家計で比べてください。
SFCの300万円判定とは別物です
ANA SFCの判定(年300万円以上のSFC PLUS/未満はSFC LITE)に数えられるのは、券面「ANA CARD」の日本国内発行ANAカードとANA Payのみです。ソラチカカードの100万円は、この判定には数えられません。両者を混同しないようにしてください。詳しくはSFC 300万円の対象外決済Q&Aで整理しています。
見落としやすい落とし穴
- エントリー忘れ:エントリーしないと特典の対象外です。期限は2026年12月15日。
- 2027年3月の交換申込:条件を達成しても、2027年3月1日〜31日に申し込まなければ対象外です。達成通知(2027年2月中旬)を見落とさないよう、@tokyometro.jp のメール受信設定をしておきましょう。
- オートチャージ・PASMOチャージ:乗車回数には数えられません。「PASMOで電車に乗っている」ことと、「メトポ登録PASMOでの東京メトロ線の乗車」であることは別です。
- メトポ会員サイトへのTo Me CARD登録:キャンペーン終了までに必要です。登録当日は交換できず、翌日から可能です。
- 退会・利用停止・会員資格の取消・登録解除:これらがあると特典が受けられません。
- マイルの反映時期:申込から使えるまで約1〜2か月かかります。特典航空券で使いたい時期が決まっているなら、逆算して考えてください。
- 家族のPASMO:家族会員の決済は本会員に合算されますが、乗車は本会員のメトポ登録PASMOの分と考えておくのが安全です。
条件未達でも通常90%で交換できる
条件を満たせなくても、通常のメトポ→ANAマイル交換(100メトポ→90マイル)は引き続き使えます。2倍にならなかったからといって、メトポが無駄になるわけではありません。
ここは安心材料として押さえておいてください。通常交換は、ANAマイレージクラブの登録名義とTo Me CARDの本会員の名義が一致している場合に使えます。ルートの手順はソラチカルート完全ガイドにまとめています。
また、他のカードのポイントをANAマイルにつなぐルートとの比較はポイント交換ルートの全体図が参考になります。
FAQ
誰が対象ですか?
ソラチカカード(JCB発行)の本会員です。エントリーは、お客様番号1つにつき1回です。
エントリー前の利用や乗車は対象になりますか?
対象期間(2026年9月16日〜12月15日)内であれば、エントリー前の決済・乗車も集計されます。ただし、エントリー自体は2026年12月15日までに必要です。
家族カードの利用は含まれますか?
家族会員の決済は、本会員の利用として集計されます。乗車回数は、メトポ登録PASMOの乗車のみが対象です。
2倍のマイルはいつ反映されますか?
条件達成の通知が2027年2月中旬。2027年3月1日〜31日に交換を申し込み、申込から約1〜2か月で反映されます。通常分とボーナス分の2回に分けて付与されます。ボーナス分の付与日は、公式ページに記載がなく未確認です。
100万円は月いくらのペースですか?
対象期間が約3か月なので、月あたり約33万円です。
まとめ:2026年12月15日までに、自分が狙えるかを確かめる

最後に整理します。
- 対象:ソラチカ本会員。エントリー必須で、期限は2026年12月15日
- 条件:税込100万円以上のカード利用と、東京メトロ線120回以上の乗車の両方
- 特典:2027年3月1日〜31日に申し込んだ分が2倍。20,000メトポで18,000マイルが36,000マイルに(+18,000マイル。条件達成時・最大の例)
- 狙えない場合:通常90%の交換はそのまま使える
東京メトロの定期券通勤者や、他のカードで高還元を積んでいる家庭では、無理に狙わなくても大丈夫です。逆に、メトロを毎日使い、家計の決済もソラチカに寄せられる方は、エントリーだけでも先に済ませておくと安心です。
最新の条件は、必ず公式キャンペーンページで確認してください。参考になれば幸いです。良いマイルライフを!