
「マリオットアメックスプレミアムの年会費82,500円、本当に元が取れてるの?」と一度でもモヤッとしたことありませんか?
私もまさにそうでした。2025年8月21日の大規模改定で年会費が49,500円から82,500円へ。請求が来たときに「これ、ちゃんとペイしてるんだっけ?」と一瞬手が止まったんです。ダイヤモンドZAiの記事を読んでも「継続を検討すべき」としか書いてない。じゃあ自分で計算しよう、とExcelを開いたものの、無料宿泊・プラチナエリート・15泊継続特典の「家族での実勢価値」をいくらで見積もるかで詰まってしまいました。
しかも世の中の損益分岐シミュレーション記事は、年400万円や年500万円の試算は多いのに、年300万円帯(無料宿泊未達ライン)の損益分岐をきちんと数字で語っている記事がほとんどない。家族4〜5名で1室に泊まる無料宿泊の実勢価値も、なかなか見えてきません。
そこで本記事では、私(5人家族の父・マリオットアメックスプレミアム保有中)が、2025年8月改定後の現行スペックだけを使って、年間決済300万円・400万円・500万円の3パターンで損益分岐を電卓で検証しました。結論から言うと、年300万円=+25,500円、年400万円=+221,500円(経過措置中)、年500万円=+242,500円。経過措置の期限2026年10月26日までに「年400万円に届くか/届かないか」で判断が真っ二つに分かれますという結論に至りました。
数字に当てはめれば、フィーリングの「なんとなく改悪だから解約」「なんとなく無料宿泊が惜しいから継続」から卒業できます。ご自身の家計データを片手に読んでみてください。
※本記事のマリオットアメックスプレミアムの数字は、すべて2025年8月改定後の現行スペックです。入会キャンペーンやポイント条件は時期により変動するため、最新値は公式サイトで必ずご確認ください。
この記事でわかること
- 年300/400/500万円決済の3パターンでの損益分岐シミュレーション(正味リターン込み)
- 損益分岐ラインが「カード利用のみ年275万円」「無料宿泊フル活用で年126万円」まで下がる仕組み
- 2025年8月改定後の最新スペック早見表(年会費・無料宿泊P・プラチナ条件・新設特典)
- 1P=0.7円・無料宿泊9万円相当・プラチナ年10万円相当で保守的に試算した根拠
- 我が家(5人家族)が年400万円で経過措置を取りに行く判断ロジック
- 損益分岐の落とし穴5つ(プライオリティパス・家族カード・改悪部分など)
【結論】年300/400/500万円で年間リターンはこう変わる|損益分岐サマリー

結論から言うと、マリオットアメックスプレミアムの損益分岐は、年間カード決済額をどこまで詰めるかでリターンが劇的に変わります。私が試算した3パターンの正味リターンが、こちらです(すべて2025年8月改定後の現行スペック・保守的な試算値・時期により変動)。
| 年間決済額 | 2年目以降の正味リターン | 初年度(紹介経由145,000P込み) | プラチナ達成 |
|---|---|---|---|
| 300万円 | +25,500円 | +127,000円 | ✕(ゴールドのみ) |
| 400万円(経過措置中) | +221,500円 | +323,000円 | ◯(経過措置で達成) |
| 400万円(新規ルール) | +136,500円 | +238,000円 | ✕(ゴールドのみ) |
| 500万円 | +242,500円 | +344,000円 | ◯(新規ルールで達成) |
ぱっと見て分かるとおり、年300万円では小幅プラス、年400万円から一気にリターンが跳ね上がる構造です。この「跳ね」の正体は、年400万円に到達すると無料宿泊特典(最大75,000P相当)が発動し、さらに経過措置中ならプラチナエリート資格まで取れるから。年会費82,500円という重い数字も、ここに乗ると一気に軽く見えてきます。
損益分岐ラインを別の角度から整理すると、こうなります。
| シナリオ | 損益分岐ライン |
|---|---|
| カード利用のみ(無料宿泊・プラチナを完全に無視) | 年275万円 |
| 紹介経由入会の初年度 | 年175万円 |
| 無料宿泊フル活用(年400万円達成・90,000円相当で計算) | 年126万円 |
| プラチナ+無料宿泊フル活用(年500万円達成) | 年36万円 |
つまり、家族4〜5名で年2泊以上マリオット系に泊まる人なら、損益分岐ラインはかなり低い位置まで下がるということ。逆に「ポイント還元だけで元を取る」と考えると年275万円という高めのラインになります。この差を理解しておくのが、判断の第一歩です。
そして忘れてはいけないのが、経過措置の年400万円プラチナエリート達成ルールには2026年10月26日という期限があること。2025年8月20日までに保有または申込していた人だけが対象で、それを過ぎると新規ルールの年500万円ハードルに切り替わります。年400万円帯の人は、この期限を強く意識してください。
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2025年8月改定後の現行スペック前提・年会費82,500円・プラチナエリート達成条件500万円(経過措置は400万円・2026年10月26日まで)。最新の入会条件は公式サイトでご確認ください。
⇒ 公式紹介ページでマリオットアメックスプレミアムを確認する
アメリカン・エキスプレス公式紹介プログラム / 入会キャンペーン情報は時期により変動
マリオットアメックスプレミアム 改定後スペック早見表(2025年8月21日改定後)
損益分岐を計算する前に、土台となる現行スペックを1表で押さえます。「古い数字で計算して結論を間違える」のが一番もったいないので、ここは2025年8月改定後の値だけを使います(公式の最新案内は時期により変動するため、申込前に必ずご確認ください)。
改定前後の差分|何が変わったのか
| 項目 | 改定前 | 改定後(2025年8月21日〜) |
|---|---|---|
| 年会費(本会員) | 49,500円 | 82,500円 |
| 家族カード(1枚目) | 24,750円 | 無料 |
| 家族カード(2枚目以降) | 24,750円 | 41,250円 |
| 入会時付与ステータス | ゴールドエリート | ゴールドエリート(据え置き) |
| プラチナエリート達成条件 | 年400万円 | 年500万円(経過措置:年400万円・2026年10月26日まで) |
| 無料宿泊上限 | 50,000P相当 | 75,000P相当(保有P15,000Pまで合算で最大90,000P相当) |
| 無料宿泊取得条件 | 年150万円 | 年400万円 |
| 継続特典(宿泊実績) | なし | 新規入会+更新時に15泊分プレゼント |
| ポケットコンシェルジュ | なし | 年間最大1万円まで20%キャッシュバック |
| 公共料金還元率 | 通常還元 | 低下 |
| 事業用決済 | 対象 | 対象外 |
ざっくり言うと、「家族で滞在数が多い人」には拡充、「個人で家計の元取りだけ狙う人」には改悪という改定です。家族カード1枚目無料・無料宿泊上限75,000P・15泊継続特典は、明らかにファミリー層を取りに来た内容。一方で年会費が33,000円上がり、無料宿泊取得条件が150万円→400万円になったことで、旧来の「少額決済で元取り」モデルは通用しなくなりました。
プライオリティパスは付帯しない|ここは多くの人が誤解しています
ここで一つ、絶対に押さえておいてほしい事実があります。
マリオットアメックスプレミアムには、プライオリティパス(PP)は付帯していません。同クラスのアメックス系カードはPPが付くものが多いので「このカードにも付いてるはず」と思い込みがちですが、それは誤りです。
その代わりに、国内外29空港のカードラウンジが、同伴者1名まで無料で使えます(空港数・同伴条件は公式の最新案内をご確認ください)。世界中の空港ラウンジを使い倒したい人は、別途プライオリティパスが付帯するカード(アメックスプラチナやセゾンプラチナビジネスなど)との併用が前提になる、と理解しておきましょう。損益分岐を計算するうえでも、「PPが付くから年会費分の価値がある」という前提を置いてはいけません。
新設された2つの特典|15泊継続特典とポケットコンシェルジュ
改定で新しく加わった特典が2つあります。損益分岐に直接効くので、ここも押さえておきます。
- 15泊継続特典:新規入会+カード更新時に、15泊分の宿泊実績がプレゼントされます。プラチナエリート達成(年75泊が一つの目安)への助走として効きます。
- ポケットコンシェルジュ20%キャッシュバック:ポケットコンシェルジュ経由の高級レストラン予約決済で20%キャッシュバック。年間最大1万円まで(半年5,000円上限)。年5万円分のレストラン利用で上限フル活用できる計算です。
この2つを「いくらの価値」として損益分岐に組み込むか。次のセクションで、私が採用した保守的な試算値を全部開示します。
損益分岐の計算前提|なぜ1P=0.7円・プラチナ年10万円で見るのか
損益分岐シミュレーションって、結局「特典をいくらで見積もるか」で結論がガラッと変わります。だから本記事では、保守的な値で統一して、誰が読んでも納得できる試算にしました。ここを透明にしておかないと、数字の信頼性はゼロですからね。
マリオットボンヴォイポイントは1P=0.7円で保守採用
世の中には1P=1.5円換算で「お得!」と訴求する記事もありますが、本記事では1P=0.7円で保守的に試算します。これは旧SPGアメックス時代から旅クレ系で広く使われてきた保守値で、実勢還元率に直すと約2.1%相当(100円=3P付与)。ANAマイル交換や宿泊価値の中央値を踏まえても、これくらいで見ておくと「思ったより得しなかった」というガッカリが起きにくいです(実際の価値は交換先・時期・ホテルにより変動します)。
「自分は1.0円や1.5円で換算したい」という人向けに、後ほど倍率表も置きます。
無料宿泊75,000Pは9万円相当で保守採用
無料宿泊特典(最大75,000P相当)を、本記事では9万円相当で見積もります。家族4〜5名で1室に泊まる前提(大人2+子3・添い寝想定)で、リッツ・カールトン日光やJW沖縄などカテゴリ6〜7のホテルに泊まると、現金単価レンジは8万〜15万円ほど。その中央よりやや下の9万円を保守値として採用しました。15,000P合算で最大90,000P相当まで引き上げれば、カテゴリ7上位の高単価ホテルにも届きます(繁忙期は使えない期間があるため、価値は時期により変動)。
プラチナエリート資格は年10万円相当で保守採用
プラチナエリート資格の年間価値は、年10万円相当で見積もります。内訳はこんなイメージです(5人家族で年2〜3滞在を想定)。
| プラチナ特典 | 想定価値 |
|---|---|
| 朝食無料(大人2+子3・年2滞在) | 約27,000円 |
| クラブラウンジアクセス | 15,000〜30,000円 |
| スイートナイトアワード5枚(要申請) | 30,000〜60,000円 |
| 16時レイトチェックアウト | 5,000〜15,000円 |
| 客室アップグレード(空室時) | 20,000〜40,000円 |
| 75%ボーナスポイント(年20泊で約15,000P追加) | 約10,500円 |
合計すると年8万〜13万円相当のレンジになりますが、保守的に年10万円で統一します(家族構成・滞在頻度・空室状況により変動)。プラチナエリート特典の詳細はマリオット公式の特典ページで最新内容をご確認ください。
15泊継続特典・ポケットコンシェルジュの価値
- 15泊継続特典:プラチナエリート達成への貢献分として、年2万円相当で計上(プラチナチャレンジ受験費用相当の負担軽減効果)。
- ポケットコンシェルジュ:年5万円のレストラン利用を仮定して年1万円相当(利用がない場合は0円)。
これらの保守値を全部使って、いよいよ3パターンの損益分岐を計算します。
【パターンA】年間300万円決済|無料宿泊・プラチナ未達でも継続して得する条件
まずは、競合記事がエアポケットになりがちな年300万円帯から。ここは無料宿泊(年400万円必要)にもプラチナ(年500万円必要)にも届かないゾーンですが、それでもプラスにできるのか、電卓で検証します。
年300万円の正味リターン
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年会費 | -82,500円 |
| 基本還元(300万円×2.1%・1P=0.7円換算) | +63,000円 |
| 15泊継続特典価値 | +20,000円 |
| ポケットコンシェルジュ(年5万円利用前提) | +10,000円 |
| 無料宿泊特典(年400万円未達) | 0円 |
| プラチナ資格(年500万円未達・ゴールドのみ) | 0円 |
| ゴールドエリート資格(朝食割引・アップグレード可能性) | +15,000円 |
| 正味(2年目以降) | +25,500円 |
| 正味(初年度・紹介経由145,000P込み) | +127,000円 |
年300万円では、無料宿泊もプラチナも発動しないので、2年目以降は+25,500円の小幅プラスにとどまります。正直、これだけ見ると「わざわざ82,500円のカードを持つ意味ある?」と感じる水準です。
ただし、初年度は話が違います。紹介経由で入会すれば最大145,000P相当(1P=0.7円換算で約101,500円相当)の入会・紹介ボーナスが乗るので、初年度は+127,000円まで一気に跳ね上がります(条件達成時・時期により変動)。つまり年300万円帯は「初年度の入会ボーナスでガッツリ取って、2年目以降は年400万円への引き上げを狙う」のが現実的な設計になります。
5人家族の月25万円決済のリアル
「年300万円って、月いくら使えば届くの?」というと、月25万円ペースです。私のような5人家族なら、内訳はこんな感じでイメージできます。
- 食費:約12万円
- 光熱費・通信費:約3万円
- 教育費:約3万円
- 日用品・旅行・その他:約7万円
家族の生活費をカードに集約すれば、月25万円=年300万円は決して非現実的な数字ではありません。年300万円の決済を作る具体的な方法は、別記事のマリオットアメックスプレミアム入会95,000P+紹介50,000Pキャンペーン完全ガイドでも触れているので、あわせてどうぞ。
そして、ここからあと月8万円積み増せば年400万円。公共料金・旅行費・教育費の支払いをこのカードに寄せていけば、十分に手が届くラインです。なぜ年400万円を目指すと景色が変わるのか。次のパターンBで見ていきましょう。
【パターンB】年間400万円決済|経過措置中なら無料宿泊+プラチナで圧倒的に得
ここが本記事の最重要セクションです。年400万円帯こそ、マリオットアメックスプレミアムの主戦場。なぜなら、年400万円に到達すると無料宿泊特典が発動し、さらに経過措置中ならプラチナエリート資格まで取れるからです。
年400万円の正味リターン(経過措置中と新規ルールの2列)
| 項目 | 経過措置中(2026年10月26日まで) | 新規ルール(2026年10月27日以降) |
|---|---|---|
| 年会費 | -82,500円 | -82,500円 |
| 基本還元(400万円×2.1%) | +84,000円 | +84,000円 |
| 15泊継続特典価値 | +20,000円 | +20,000円 |
| ポケットコンシェルジュ | +10,000円 | +10,000円 |
| 無料宿泊特典(年400万円達成) | +90,000円 | +90,000円 |
| プラチナ資格 | +100,000円(経過措置で達成) | 0円(新規は500万円必要) |
| ゴールド/プラチナ補正 | プラチナフル | +15,000円(ゴールドのみ) |
| 正味(2年目以降) | +221,500円 | +136,500円 |
| 正味(初年度・紹介経由145,000P込み) | +323,000円 | +238,000円 |
数字を見てください。経過措置中なら+221,500円。年会費82,500円を払って、年22万円ものリターンが返ってくる計算です。無料宿泊(9万円相当)とプラチナ資格(10万円相当)が両方乗るので、年300万円帯とは別世界の景色になります。
そして重要なのは、経過措置の期限が切れた後でも+136,500円のプラスは確保できること。新規ルールに移行してプラチナが外れても、無料宿泊と基本還元だけで十分に年会費を回収できます。「経過措置が切れたら一気に赤字」というわけではないので、その点は安心してください。
年400万円達成の決済内訳(5人家族の月33万円)
年400万円は、月33万円ペース。年300万円のベース(月25万円)に、公共料金・旅行費・大型の教育費・家電などをすべて寄せて月8万円上乗せするイメージです。事業用決済が改定後に対象外になった点には注意が必要ですが、純粋な家計決済だけでも、支払いを徹底集約すれば届く家庭は少なくありません。
家族2泊で実感するプラチナ価値
プラチナエリート資格は、数字以上に「体感価値」が大きい特典です。家族でマリオット系に年2泊するだけでも、朝食無料(大人2+子3で約27,000円)、スイートナイトアワードでの客室グレードアップ(約30,000円)、レイトチェックアウトで子連れでもゆったり過ごせる――こうした積み重ねが、「次の旅行もマリオット系にしよう」と思える満足度につながります。
年400万円帯で迷ったら、解約・継続・乗換の3パターン判定フローをまとめたマリオットアメックスプレミアム 解約 vs 継続 vs 乗換の判断ガイドも参照すると、ご自身の立ち位置がよりクリアになります。
💡 経過措置を取りに行くなら紹介経由での入会がセオリー
年400万円でプラチナエリートを取りに行くなら、経過措置の2026年10月26日期限を意識しつつ、紹介経由で入会+紹介ボーナスを上乗せする設計が最も効率的です。条件達成時、入会+紹介経由で最大145,000P相当(約101,500円相当)を狙えます(2026年5月時点・条件達成時・時期により変動)。
2025年8月改定後の現行スペック前提・最新の入会条件と経過措置の適用可否は公式サイトでご確認ください。
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【パターンC】年間500万円決済|新規ルールでもプラチナ完全達成のフル活用ライン
最後は年500万円帯。ここまで来ると、新規ルールでも経過措置でも関係なく、プラチナエリートを完全に達成できます。マリオットアメックスプレミアムの真価を引き出せる、フル活用ラインです。
年500万円の正味リターン
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年会費 | -82,500円 |
| 基本還元(500万円×2.1%) | +105,000円 |
| 15泊継続特典価値 | +20,000円 |
| ポケットコンシェルジュ | +10,000円 |
| 無料宿泊特典(年400万円達成) | +90,000円 |
| プラチナ資格(年500万円達成・新規ルール) | +100,000円 |
| 正味(2年目以降) | +242,500円 |
| 正味(初年度・紹介経由145,000P込み) | +344,000円 |
年500万円決済できる人なら、2年目以降で+242,500円。年会費82,500円の約3倍のリターンです。しかも経過措置の期限を気にする必要がないので、2026年10月27日以降の新規申込者にとっては、これが「プラチナを確実に取りに行く最低ライン」になります。
ただし「事業用決済は対象外」に注意
ここで一つ、ここだけは注意してほしい落とし穴があります。改定後は事業用決済が対象外になりました。個人事業主や法人決済を混ぜて年500万円を作ろうとしても、事業用分はカウントされない可能性があります。年500万円は純粋な個人決済で組む前提で考えてください。また、公共料金の還元率も改定で低下しています。「公共料金をガンガン回して達成」という設計は、改定前ほどの効率は出ません。
年500万円超の人がさらに上を狙うなら
年500万円を余裕で超える決済力がある人は、アメックスプラチナなど上位カードとの併用も視野に入ります。ただし、アメックスプラチナのような上位カードは当サイトのアフィリエイト取扱対象外のため、本記事では具体的な訴求はしません。あくまで「マリオット系の特典を最大化するなら、まずこのカードでプラチナを取り切る」のが王道です。
我が家(5人家族)の場合|年400万円で経過措置を取りに行く判断

ここからは、私自身のリアルな話です。我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族。マリオットアメックスプレミアムを保有中で、実際にマリオット系列ホテルにも泊まっています。
我が家の年間決済内訳
正直にお伝えすると、家計集約での決済額は月20〜25万円、年間240〜300万円ペースです。事業用決済が改定後に対象外になったので、純粋な家計決済だけで考えると、年300万円程度がリアルなライン。この決済額だと、改定後の年500万円プラチナ条件には届きません。
だからこそ、我が家の最大の検討事項は「経過措置の年400万円ルールを2026年10月26日までに使い切れるか」です。年300万円のベースに、年払いの保険・固定資産税・大型家電・年2回の家族旅行費を全部このカードに寄せれば、年400万円は十分に射程圏。経過措置を使ってプラチナを取りに行く、というのが今の方針です。
年2回のマリオット系利用で感じるプラチナ価値
我が家は年2回ほどマリオット系列ホテルに泊まります。家族5人で1室に泊まるとき、朝食無料とクラブラウンジアクセスは本当に大きい。子ども3人を連れての旅行で「朝食どうしよう」「夕方の小腹をどう満たそう」という悩みが、プラチナ特典でまるごと解決します。沖縄のマリオット系列に泊まったときは、レイトチェックアウトのおかげで最終日もプールで遊べて、家族から「また来たい」の声。数字に出ない満足度こそ、プラチナ資格の本当の価値だと感じています。
ちなみに、我が家はANA SFCは保有していますが、ヒルトンやハイアットなど他系列の上級会員は持っていません。だからホテルポイントはマリオットボンヴォイに集約していて、その汎用性(ANA・JAL等マイルへの交換ルートの豊富さ)が、家族5人での特典航空券狙いにもピタッとハマっています。年300万円から年400万円への引き上げ実例も、入会95,000P+紹介50,000Pキャンペーン完全ガイドで詳しく書いています。
損益分岐の落とし穴|5つの注意点(プライオリティパス・家族カードなど)
ここまでプラスの面を中心に見てきましたが、損益分岐を語るうえで見落とすと数字がズレる注意点が5つあります。ここをスルーすると「想定より得しなかった」になりかねないので、しっかり押さえてください。
注意1|プライオリティパスは付帯しない
繰り返しになりますが、これは最重要なので改めて。マリオットアメックスプレミアムにプライオリティパスは付帯していません。代わりに国内外29空港のカードラウンジが同伴者1名まで無料です(空港数・条件は公式でご確認ください)。「PP分の価値で年会費がペイする」という前提は成り立たないので、損益分岐の計算からPPは完全に除外してください。世界中のラウンジを使いたいなら、別のPP付帯カードとの併用が必要です。
注意2|家族カード2枚目以降は41,250円の追加コスト
家族カードは1枚目が無料になりましたが、2枚目以降は1枚あたり41,250円かかります。夫婦+子どもの分で複数枚発行すると、年会費負担が一気に膨らみます。損益分岐を計算するときは、必要な家族カード枚数を前提に置きましょう。1枚目無料を最大限活かして、2枚目以降は本当に必要かを吟味するのが賢い使い方です。
注意3|公共料金還元率の低下・事業用決済の対象外
改定で公共料金の還元率が下がり、事業用決済が対象外になりました。「公共料金や事業決済をガンガン回して年400万円達成」という設計は、改定前より効率が落ちます。年間決済額の見積もりは、これらを差し引いて保守的に見ておくと安全です。
注意4|無料宿泊には繁忙期の使用制限がある
無料宿泊特典(最大75,000P相当)は、年末年始やお盆などの繁忙期に使えない期間がある場合があります。「ハイシーズンの家族旅行に使おう」と思っていたら使えなかった、というのは避けたいところ。予約可能期間は事前に公式アプリで確認してから、旅行計画を立てましょう。
注意5|15泊継続特典とプラチナチャレンジ16泊を混同しない
15泊継続特典(カード由来)と、プラチナチャレンジの16泊(マリオット側の別制度)は、別物です。混同すると「あと何泊でプラチナか」の計算が狂います。15泊継続特典はあくまで宿泊実績への加算で、プラチナチャレンジは「16泊で2年間プラチナ」というマリオット独自の挑戦制度。両者を正しく区別して、宿泊数の戦略を組んでください。
FAQ|年会費82,500円の損益分岐 よくある質問5問
Q1|年200万円決済なら解約すべき?
A. 年200万円帯は、損益分岐の観点では厳しいゾーンです。無料宿泊取得条件の年400万円にもプラチナ条件にも届かず、基本還元と新特典だけでは年会費82,500円の回収が難しくなります。年200万円帯で迷っている方は、解約・継続・乗換の3パターンを整理した解約 vs 継続 vs 乗換の判断ガイドで、ご自身のケースを確認してみてください。乗換や年会費無料カードへのダウングレードも有力な選択肢です。
Q2|経過措置の2026年10月26日を過ぎたらプラチナは取れない?
A. 経過措置の年400万円プラチナエリート達成ルールは2026年10月26日までで、それ以降は新規ルールの年500万円が条件になります(最新値は公式で要確認)。経過措置の対象は「2025年8月20日までに保有または申込していた方」。期限を過ぎても無料宿泊(年400万円達成)は引き続き取れますが、プラチナを狙うなら年500万円が必要になる、と理解しておきましょう。
Q3|家族カード2枚目を追加する損益分岐は?
A. 家族カード2枚目以降は1枚41,250円。これを回収するには、その家族カード単独で年250万円以上の追加決済(年250万円×2.1%≒52,500円)があるかが目安になります。決済を分散させたいだけなら、まず1枚目無料の枠を使い切るのが先。2枚目は「明確に追加の決済需要がある」場合に絞るのが、損益分岐的に正解です。
Q4|紹介経由で入会すると何P変わる?
A. 紹介経由だと、公式の入会キャンペーン(条件達成時 最大95,000P)+紹介された側のボーナス(最大50,000P)で、合計最大145,000P相当を狙えます(2026年5月時点・条件達成時・時期により変動)。1P=0.7円換算で約101,500円相当。初年度の損益分岐を一気に黒字側へ押し上げる、最も効率的な入会方法です。最新の条件は公式紹介ページでご確認ください。
Q5|1P=1.5円で換算したら数字はどう変わる?
A. 本記事は保守的に1P=0.7円で試算していますが、より強気に換算するとリターンは大きくなります。年400万円(経過措置中)を例にすると、参考までにこんなイメージです。
| 換算レート | 基本還元(400万円分) | 印象 |
|---|---|---|
| 1P=0.7円(本記事の保守値) | +84,000円 | 堅実 |
| 1P=1.0円 | +120,000円 | 標準的 |
| 1P=1.5円 | +180,000円 | 高カテ宿泊フル活用時 |
高カテゴリのホテル宿泊にポイントを集中させれば1P=1.5円も現実的ですが、「確実に得した」と言える保守ラインで判断したいので、本記事は0.7円を採用しています。ご自身の使い方に合わせて換算し直してみてください。
🏨 経過措置の2026年10月26日までに動くなら紹介経由がセオリー
年400万円帯でプラチナエリートを取りに行くなら、経過措置の期限2026年10月26日が一つの節目です。これから入会するなら、紹介経由で入会+紹介ボーナスを取りに行く設計で、最大145,000P相当(約101,500円相当)を狙えます(2026年5月時点・条件達成時・時期により変動)。
2025年8月改定後の現行スペック前提・最新の入会条件と経過措置の適用可否は公式サイトでご確認ください。
アメリカン・エキスプレス公式紹介プログラム / 入会キャンペーン情報は時期により変動
まとめ|「年400万円×経過措置2026年10月26日まで」の人は最速で動きたい

マリオットアメックスプレミアムの損益分岐は、フィーリングではなく数字で機械的に判定できます。本記事のポイントを整理します。
- 年300万円=+25,500円(2年目以降)・年400万円=+221,500円(経過措置中)・年500万円=+242,500円。年400万円から一気に跳ねる
- 損益分岐ラインは「カード利用のみ年275万円」「無料宿泊フル活用なら年126万円」まで下がる
- 2025年8月改定後の年会費は82,500円・プラチナ達成は年500万円(経過措置は年400万円)
- 経過措置の年400万円ルールは2026年10月26日まで。それ以降は新規の年500万円ルールに統合
- プライオリティパスは付帯しない。代わりに国内外29空港のカードラウンジが同伴者1名無料(公式でご確認を)
- 1P=0.7円・無料宿泊9万円・プラチナ年10万円の保守値でも、年400万円以上ならしっかり黒字
- 初年度は紹介経由145,000P相当(約101,500円相当)で、どのパターンも一気に黒字側へ(条件達成時・時期により変動)
私(5人家族の父)は、経過措置の期限2026年10月26日までに年400万円を作ってプラチナを取りに行く、という方針を取っています。年間決済額・滞在数・家族のライフステージで最適解は変わるので、本記事のシミュレーション数字を、ぜひご自身の家計データに当てはめてみてください。
そして、これから入会するなら――初年度の入会ボーナスは、損益分岐を一気にプラス側へ押し上げる最大のレバレッジです。経過措置を使える期間も限られているので、迷っているなら早めに動くのが得策。最新の入会条件は必ず公式でご確認ください。
参考になれば幸いです。良いマイルライフを!
💳 損益分岐を黒字化する最速ルートは紹介経由145,000P相当の入会
マリオットアメックスプレミアムをこれから持つなら、紹介経由で入会+紹介ボーナスを取りに行く設計が、改定後の年会費82,500円を回収する最短ルートです。条件達成時、入会+紹介経由で最大145,000P相当(約101,500円相当)を狙えます(2026年5月時点・条件達成時・時期により変動)。
2025年8月改定後の現行スペック前提・年会費82,500円・プラチナエリート達成条件500万円(経過措置は400万円・2026年10月26日まで)。最新値は公式で要確認のうえ、本記事の損益分岐シミュレーションを使ってご自身の家計に合った判断を。
⇒ マリオットアメックスプレミアム紹介経由145,000P相当を確認する
アメリカン・エキスプレス公式紹介プログラム / 入会キャンペーン情報は時期により変動
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