
「家族でシンガポールに行きたいけど、航空券もホテルも高すぎる…マリーナベイ周辺なんて1泊10万円超えもザラだし、4人・5人で行ったら旅費がとんでもないことに」と悩んでいませんか?
私は妻+娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、マイルとホテルポイントを使った"お得な旅"を続けているTKCです。マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムを4年間メインカードとして保有し、ANAマイルとマリオットポイントを軸に、アジア圏も家族で何度も旅してきました。
結論から言うと、シンガポールこそ「マイル×ホテルポイント」の合わせ技が一番おいしい都市です。物価が高い街だからこそ、現金で払えば高額な航空券とホテル代を、ポイントで「ほぼタダ」にできたときのインパクトが桁違いに大きい。この記事では、家族でシンガポールに行くための航空券・ホテル・子連れの壁を、まるごと攻略していきます。
この記事でわかること
- ANA特典航空券でシンガポール往復に必要なマイル数(2025年6月改定後)
- シンガポールのマリオット/ヒルトン系の必要ポイント目安と狙い目ホテル
- 家族4〜5人で泊まるときの添い寝・人数ルールの落とし穴
- 航空券とホテルのポイントを最速で貯めるカード選び
【結論】家族シンガポールは「ANAマイル+ホテルポイント」の二刀流が最適解

先に結論です。家族でシンガポールに行くなら、攻略パターンはシンプルに次の2本立てです。
- 航空券 → ANA国際線特典航空券(エコノミー往復・家族分をマイルで発券)
- ホテル → マリオット or ヒルトンのポイント宿泊(高物価の宿泊代をポイントで圧縮)
シンガポールは羽田・成田から約7時間半。ANA直行便があり、特典航空券もアジア圏のなかでは取りやすい部類です。そしてホテルは、現金なら1泊3.5〜6万円が当たり前の街。ポイント1枚あたりの価値が跳ね上がるので、ここで使わずどこで使う、という都市なんです。
※我が家は5人家族のため、シンガポールでは「1室4名まで+添い寝」のルールにしばしば当たります。後述する人数制限の壁は、予約前に必ず確認してください。
⇒ 公式サイトで確認する(ANA特典航空券)
※特典航空券の空席・必要マイル数は時期により変動します。早めの確認がおすすめです
全体像:家族でシンガポールにポイントで行く4ステップ
旅の流れを整理すると、やることは4つだけです。
【STEP1】ANAマイルを貯める
ANAカード等で日常決済+ポイントサイト経由でマイル集約
↓
【STEP2】ANA国際線特典航空券を家族分おさえる
355日前〜の予約開始日に家族の席を確保(複数人は早押し勝負)
↓
【STEP3】ホテルポイントを貯める
マリオット/ヒルトンのアメックスカードで宿泊代分を準備
↓
【STEP4】現地でポイント宿泊にチェックイン
航空券もホテルも"ほぼタダ"で家族シンガポール完成
ポイントは「貯める」より「どこで使うか」で価値が決まります。シンガポールは航空券・ホテルとも単価が高いので、両方をポイント化できれば、4人家族なら現金換算で30〜50万円分を浮かせることも十分可能です。
STEP1:ANA特典航空券 シンガポール往復の必要マイル数【2025年6月改定後】
シンガポールはANA国際線特典航空券の区分でゾーン4(アジア2)に分類されます。2025年6月24日予約分以降、必要マイル数が改定されているので、最新の区分で見ていきましょう。
エコノミークラス(往復・1人あたり)
| シーズン | 必要マイル(往復) | 主な時期の目安 |
|---|---|---|
| ローシーズン | 35,000マイル | 1〜2月、平日中心の閑散期 |
| レギュラーシーズン | 40,000マイル | 多くの一般的な時期 |
| ハイシーズン | 43,000マイル | GW・お盆・年末年始・連休 |
子連れで予算を組むなら、まず狙いたいのはローシーズンの35,000マイル。家族4人なら合計140,000マイル、5人なら175,000マイルで、シンガポール往復の航空券がまるごと手に入る計算です。現金だと繁忙期は1人8〜12万円する路線なので、4人で30〜48万円分の価値になります。
ビジネスクラス(往復・1人あたり)
ビジネスクラスは2025年6月改定で全シーズン必要マイルが増加しました。改定後はおおむね往復75,000〜85,000マイル前後が目安ですが、シーズンと改定の影響で数字が動くため、発券前に必ずANA公式の最新「必要マイルチャート」で確認してください。家族全員ビジネスはマイル消費が一気に重くなるので、「親はビジネス・子はエコノミー」のミックス発券も家族では現実的な選択肢です。
💡 我が家(5人家族)の場合:アジア路線は基本「全員エコノミー+ローシーズン」で発券し、浮いたマイルを次のハワイ・ヨーロッパ旅の原資に回しています。シンガポールは飛行時間が短めなので、エコノミーでも子供たちの負担は大きくありません。
家族分の席をまとめて取るコツは、搭乗日の355日前(予約開始初日)の午前9時にログインして一気に押さえること。家族4〜5名分の連席は競争率が高いので、ANA国内線・国際線の家族特典発券のテクニックは別記事で詳しく解説しています。
⇒ 公式サイトで確認する(ANAマイレージクラブ)
※特典航空券の予約開始日・空席状況は公式サイトでご確認ください
STEP2:シンガポールのホテルポイント宿泊 必要ポイント目安【2026年版】
シンガポールのホテルは、4大チェーンとも空室連動の変動制(ダイナミックプライシング)。固定カテゴリー表は廃止されているため、以下は平日〜週末のスタンダードな目安レンジとして見てください。
マリオット系(シンガポール)
| ホテル | 必要ポイント目安/泊 | 家族向けメモ |
|---|---|---|
| フォーポイント by シェラトン リバービュー | 20,000〜35,000P | 川沿い・クラークキー徒歩圏でコスパ◎ |
| シェラトン タワーズ シンガポール | 30,000〜45,000P | ニュートン・ラグーンプールが子連れ人気 |
| ウェスティン シンガポール | 30,000〜50,000P | 高層階・眺望◎。現金なら1泊10万円級 |
| W シンガポール(セントーサ) | 60,000〜90,000P | リゾート滞在。記念日・憧れ枠 |
注目はウェスティン シンガポール。現金だと1泊10万円を超える日でも、ポイントなら30,000〜50,000P程度で抜けることがあり、1ポイント=2円超の高価値が出やすい代表例です。マリオットの無料宿泊特典(証書)とも相性が良く、後述のマリオットアメックスで得られる証書(最大75,000P相当)なら、ほとんどのシンガポール市内ホテルを1泊カバーできます。
ヒルトン系(シンガポール)
| ホテル | 必要ポイント目安/泊 | 家族向けメモ |
|---|---|---|
| ヒルトン シンガポール オーチャード | 60,000〜90,000P | 大型改装済・オーチャード直結で買い物便利 |
| コンラッド センテニアル シンガポール | 70,000〜100,000P超 | 最高峰。プール・立地◎で子連れ満足度高 |
ヒルトンは必要ポイントこそ高めですが、ヒルトン・オナーズ・アメックス・プレミアムの無料宿泊特典(ウィークエンド等の条件あり)を使えば、コンラッド センテニアルのような高級ホテルも実質無料に。オーチャード通り直結のヒルトン シンガポール オーチャードは、子連れの買い物・食事動線が圧倒的にラクで、家族旅にハマります。
マリーナベイサンズはポイント宿泊の対象外
家族旅行で憧れるマリーナベイサンズ(屋上インフィニティプールで有名)は、マリオットやヒルトンの系列ではない独立系のため、ホテルポイント宿泊の対象外です。現金宿泊だと朝食・眺望付きで1泊10万円超もザラ。「サンズは1泊だけ現金で記念に、残りはポイントで市内ホテル」と割り切るのが、家族の財布にやさしい現実解です。マリーナベイの眺望を狙うなら、独立系の「パークロイヤルコレクション マリーナベイ」も子連れに評判が良い選択肢です。
STEP3:家族で泊まる「人数の壁」と添い寝ルール
ここがファミリー最大の落とし穴です。ポイントが足りても、人数で弾かれることがあります。
- 基本は1室「定員+添い寝」まで。多くのホテルは1室4名が上限
- シンガポールの添い寝(子供の宿泊無料)は、おおむね11歳以下・ベッド台数分までが標準。ただしホテルごとに年齢・人数の条件が違う
- 予約は大人の人数で取り、子供の添い寝はコメント欄で英語申告("2 children sharing existing beds, age ○ and ○" など)するのが一般的
- 定員を超える人数はエキストラベッド代(実費)や2室目が必要になる
我が家(5人家族)の場合、シンガポールでは「ファミリールーム1室」か「2室に分けてポイント宿泊」のどちらかで取っています。セントーサ島のリゾート系(シャングリ・ラ ラサ セントーサ等)は、ソファベッドで子供2人が寝られるファミリールームを備えたホテルが多く、5人でも1室で収まりやすいのが助かります。市内の高級ホテルは1室4名上限が多いので、予約画面に実際の人数を入れて、必ず実在確認してから決めてください。
STEP4:航空券もホテルも貯まるカード選び
「シンガポールに家族でタダ旅」のゴールから逆算すると、貯めるべきはANAマイルとマリオット(またはヒルトン)ポイント。両輪を効率よく回すカードを選びましょう。
ホテルの主役:マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム
シンガポールの高物価ホテルを攻略する主力カード。2025年8月21日改定後の現行スペックは以下の通りです(※必ず最新版で判断してください)。
| 項目 | 内容(2025年8月改定後) |
|---|---|
| 年会費(本会員) | 82,500円(税込) |
| 家族カード | 1枚目無料/2枚目以降 41,250円 |
| 基本還元 | 100円=3ポイント(マリオット3%相当) |
| 入会時ステータス | ゴールドエリート自動付与 |
| 無料宿泊特典 | 最大75,000P相当(保有Pと合算で最大90,000P相当まで・年400万円利用が取得条件) |
| 継続特典 | 新規入会+更新時に15泊分の宿泊実績プレゼント |
| 入会キャンペーン | 条件達成時 最大95,000P/紹介経由を含め最大145,000P相当(条件達成時・時期により変動) |
入会でゴールドエリートが自動付与されるので、レイトチェックアウトや客室アップグレードの恩恵を初日から享受できます。子連れチェックアウトはとにかくバタつくので、レイトチェックアウトのありがたみは家族旅で特大。さらに、マリオットポイントはANAをはじめ約40社のマイルに交換可能なので、「ホテルにもマイルにも化けるポイント」を1枚で貯められるのが強みです。
⇒ 公式サイトで確認する(マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム)
※年会費82,500円・無料宿泊の取得条件(年400万円利用)を確認してから判断してください
航空券の主役:ANAマイルを貯めるカード+ポイントサイト
ANA特典航空券の原資となるマイルは、ANAカードでの日常決済+ポイントサイト経由のポイントをANAマイルへ集約するのが王道です。クレジット決済だけで家族4人分の特典航空券(14万マイル)を貯めるのは大変なので、ポイントサイトの高額案件をマイルに変える「陸マイラー」ルートを併用すると、到達スピードが一気に上がります。
⇒ 公式サイトで確認する(ANAカード)
※ANAカードの種類・マイル移行手数料は公式でご確認ください
注意点・よくある失敗
シンガポール家族旅で陥りがちな失敗をまとめます。
- ❌ 家族4〜5人分の特典航空券を直前に取ろうとする → 連席は競争率が高い。予約開始初日に一気押さえが鉄則
- ❌ ハイシーズン(GW・お盆・年末年始)前提で計画する → エコノミーでも43,000マイル。ローシーズンを狙えば1人8,000マイル節約できる
- ❌ 5人なのに「1室で全員いける」と思い込む → 定員オーバーで予約不可。人数欄で実在確認を
- ❌ マリーナベイサンズをポイントで取ろうとする → 系列外でポイント対象外。市内ホテルと使い分けを
- ❌ ポイントを地方の安宿に使ってしまう → シンガポールの高単価ホテルまで温存した方が、ポイント価値は何倍にもなる
- ❌ リゾートフィー・税金の実費を忘れる → ポイント宿泊でも別途現金が出るホテルがある
FAQ:家族シンガポール×マイル&ポイントの疑問
Q1. 子供のぶんも特典航空券は必要?
A. 必要です。座席を使う子供(おおむね2歳以上)は大人と同じ必要マイル数がかかります。膝上の幼児(2歳未満)は別運賃の扱いになるため、人数分のマイルを早めに見積もっておきましょう。
Q2. ANAマイルが家族分まとまらない…
A. ANAには家族でマイルを合算できる制度(家族会員・マイル移行)があります。配偶者や子のマイルを合算すれば、家族特典航空券に届きやすくなります。仕組みは家族会員制度の解説記事で詳しくまとめています。
Q3. ホテルのポイントが少し足りないときは?
A. 多くのチェーンで「現金+ポイント」のミックス決済や、不足分のポイント購入(セール時)が可能です。ただしポイント購入は割高になりがちなので、入会キャンペーンで一気に貯める方が結局お得です。
⇒ 公式サイトで確認する(マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム)
※入会キャンペーンは時期により変動します。最新の付与条件を確認してください
Q4. 子連れにベストなエリアは市内?セントーサ?
A. 観光メイン=市内(オーチャード/マリーナベイ)、リゾート重視=セントーサ島が基本です。我が家は「前半セントーサのプールで子供を遊ばせ、後半は市内で観光」という二拠点泊にすることが多く、どちらもポイント宿泊でつなぐと費用が大きく抑えられます。
まとめ:シンガポールは「ポイントの価値が跳ね上がる街」

シンガポールは航空券もホテルも高い。でもそれは裏を返せば、マイルとポイント1枚あたりの価値が最大化する旅先ということです。
- 航空券はANA国際線特典航空券(ローシーズン エコノミー35,000マイル)を家族分まとめて
- ホテルはマリオット/ヒルトンのポイント宿泊で高物価を圧縮
- マリーナベイサンズは1泊だけ現金で記念に、残りはポイントで賢く
まずは1枚、ホテルポイントが貯まるメインカードを決めて、入会キャンペーンで「シンガポールの1泊分」を一気に確保するところから始めてみてください。我が家もこのやり方で、現金では泊まりきれなかったホテルとプールを、家族で満喫できるようになりました。
参考になれば幸いです。良いマイル&ポイント旅を!
⇒ 公式サイトで確認する(マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム)
※年会費・特典・入会条件を確認してから判断すると後悔が減ります