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【2026年5月】成田空港ラウンジ完全ガイド|カード別アクセス可能ラウンジを家族目線で整理

「成田空港のラウンジって、結局自分のカードでどこに入れるの?同伴の子供は料金かかるの?」

家族で海外旅行に行くたびに、こんなモヤモヤを抱えていませんか?

成田空港のラウンジは、大きく分けて 「カードラウンジ(IASSエグゼクティブラウンジ系)」「航空会社の上級ラウンジ(ANA/JAL)」「プライオリティパス対応ラウンジ&レストラン」 の3系統に整理できます。それぞれ「同伴者が無料で入れるか」「子供は何歳から有料か」「ターミナル間を移動できるか」のルールがまったく違うので、カード選びの前にここを押さえないと、年会費を払ったのに家族でラウンジを楽しめないという事故が起きます。

特に成田は、保安検査後の制限エリアに入ると 第1ターミナルと第2ターミナルの間を物理的に移動できないという構造上の制約があります。羽田と違って「とりあえずどこかのラウンジ」では済まない空港なのです。

私(5人家族の父・成田国際線利用 年5〜8回)が実際に家族で空港を出入りして検証した結果を、2026年5月時点の最新情報でまとめました。本記事では検索ボリュームが最大の 4人家族(夫婦+子2人)想定 をベースに、我が家(5人家族)の実例も後半でお伝えします。

この記事でわかること

  • 成田空港の全ラウンジを「3系統 × 3ターミナル」マップで整理
  • IASSエグゼクティブラウンジの同伴者・子供料金とゴールドカード共通ルール
  • ANAラウンジ・JALサクララウンジの家族同伴可否と「ターミナル分離問題」
  • プライオリティパス対応の全9施設(ラウンジ+レストラン+仮眠施設)
  • 家族構成別に「結局どのカードを持つべきか」の判断軸

【結論】成田を家族で使うなら、この3パターンに集約される

先に結論からいきます。成田空港を家族で使う場合の最適解は、利用頻度と路線で3パターンに分かれます。

利用頻度おすすめカード入れるラウンジ同伴コスト
年5回以上・国際線中心アメックス・プラチナ(夫婦保有)IASS全種+PP対応9施設すべて家族4人で実質無料〜数千円
年2〜4回・たまに国際線三井住友カード ゴールド(NL)/JCBゴールド系IASSエグゼクティブラウンジ1/2(本人無料・同伴有料)大人1,100〜1,650円程度/子供半額
ANA/JAL の上級会員を狙うANA SFC/JAL JGC(修行で取得)ANA LOUNGE/サクララウンジ+IASS同行者1名無料

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プラチナ系の年会費が重い家族向けの現実解となるのが マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム(年会費82,500円・2025年8月改定後)。マリオット系列ホテル特典+家族カード1枚目無料+ゴールドエリート資格を1枚に集約できます。空港ラウンジは国内外29空港のカードラウンジで本会員+同伴者1名無料を活用する設計です。

  • 国内外29空港のカードラウンジが本会員+同伴者1名無料(IASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2含む)
  • 入会時自動でゴールドエリート資格(マリオット系列ホテル朝食無料・12歳以下無料)
  • 家族カード1枚目無料・2枚目以降41,250円(夫婦でカードラウンジ本人扱いに格上げ可能)
  • 100円=3ポイント・マリオット系列で6ポイント・年間400万円利用で最大75,000P相当の無料宿泊特典
  • 入会キャンペーン最大145,000P相当(条件達成時・時期により変動)

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※2025年8月改定後の現行スペック。プライオリティパスは付帯しません(PP戦略を組む場合は別カードで対応)。プラチナエリート達成は新規申込で年間500万円(2025年8月20日までに保有・申込済みは経過措置で年400万円)。条件達成時・時期により変動。

※年会費・特典は2026年5月時点。「年会費が高ければ高いほど家族で得」とは限らないので、年間の家族空港利用回数で逆算するのが鉄則です。

なぜこの3パターンに収束するのか。順番に解説していきます。

成田空港ラウンジは「3系統」で頭を整理する

成田にあるラウンジを「ターミナル別」で覚えようとすると混乱します。まず以下の3系統に分類するのが整理の早道です。

系統①:IASS系カードラウンジ(ゴールド以上で本人無料)

成田空港のカードラウンジは 株式会社アイ・エー・エス・エス(IASS) が運営する IASS EXECUTIVE LOUNGE 1(第1ターミナル)/IASS EXECUTIVE LOUNGE 2(第2ターミナル) が主力です。

特徴

  • 軽食はソフトドリンクとアルコール(ビール)、おつまみ程度
  • 同伴者は有料(後述)
  • ゴールドカード以上の付帯特典で本会員は無料
  • IASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2 はプライオリティパスにも対応(PP保有者は同伴者35米ドル)

系統②:航空会社の上級ラウンジ(ステイタスか上位クラス搭乗必須)

ANA/JAL がそれぞれ運用する ANA LOUNGE/ANA SUITE LOUNGE/JAL サクララウンジ/JAL ファーストクラスラウンジ がここに該当します。

特徴

  • 食事の充実度が段違い(温かい料理・カレー・寿司・アルコール飲み放題)
  • 入室にはステイタスかファースト/ビジネス搭乗券が必要
  • 同伴者は基本「同行者1名まで無料」
  • ANAスイートラウンジは有償入室不可(ステイタス必須・お金を出しても入れない)

系統③:プライオリティパス対応ラウンジ&レストラン

国際的なラウンジネットワーク「Priority Pass(PP)」が使える施設。成田では 2026年5月時点で全9施設(ラウンジ3+レストラン4+仮眠施設1+その他1)が PP に対応しています。

特徴

  • IASS 2施設に加えて、レストランで「PP1回利用=3,400円相当の専用メニュー」が食べられる施設あり
  • 同伴者は1名あたり35米ドル(約5,400円)
  • 2023年から KALラウンジは大韓航空便搭乗者限定になり、PP からは事実上外れた点に注意

この3系統を頭に入れてから、ターミナル別のラウンジ一覧を見ると一気に整理がつきます。

ターミナル別ラウンジ完全マップ(2026年5月時点)

第1ターミナル(T1:ANA・スターアライアンス系/スカイチーム系)

ラウンジ/施設名系統場所主な対象
IASS EXECUTIVE LOUNGE 1カード+PP中央ビル4階(出国前)ゴールド以上/PP
肉料理 やきすき やんまPP対応レストラン中央ビル4階プライオリティパス
ラウンジ希和PP対応第1ターミナルプライオリティパス
Japanese Grill & Craft Beer TATSUPP対応レストラン第1ターミナルプライオリティパス
ANA LOUNGE(第2サテライト/第5サテライト)航空会社制限エリア内ANA上級会員、ビジネス搭乗者
ANA SUITE LOUNGE航空会社制限エリア内ANAダイヤモンド、ファースト搭乗者
KALラウンジ航空会社(旧PP対応)制限エリア内大韓航空便搭乗者限定(2023年以降)

営業時間の目安:IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 は通常 7:00〜21:00、ANA LOUNGE 第5サテライトは 7:00〜最終便出発まで。

ここに注意(2026年5月時点)

  • KALラウンジは2023年からプライオリティパスでの入室不可に。大韓航空便搭乗者のみ利用可能に変更されたので、「成田T1でPPが使える航空会社系ラウンジ」は基本的にゼロと覚えてください
  • 肉料理 やきすき やんま は2026年1月29日から時間帯制限が解除され、10:00〜19:30まで終日利用可能に。PP専用メニュー(やきすき+ミルクプリン・3,400円相当)が無料で食べられます

第2ターミナル(T2:JAL・ワンワールド系)

ラウンジ/施設名系統場所主な対象
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2カード+PP本館4階(出国前)ゴールド以上/PP
I.A.S.S Superior Lounge 虚空 -KoCoo-PP対応本館プライオリティパス
鉄板焼 道頓堀 くり田PP対応レストラン第2ターミナルプライオリティパス
ナインアワーズ成田空港PP対応仮眠施設第2ターミナルプライオリティパス
JAL サクララウンジ航空会社制限エリア内(本館・サテライト)JGC/サファイア以上、ビジネス搭乗者
JAL ファーストクラスラウンジ航空会社制限エリア内本館ダイヤモンド/プレミア、ファースト搭乗者

営業時間の目安:IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 は通常 7:00〜21:00、JAL サクララウンジ本館は早朝便から最終便出発帯まで広くカバー。

ここに注意(2026年5月時点)

  • 虚空 -KoCoo- は2024年12月末に大規模リニューアルで席数とメニューが大幅増。昭和の喫茶店風内装で、ナポリタンやメロンソーダ、プリンアラモードといった「日本らしい」軽食が無料で楽しめます。家族旅行の出発前に子供が喜びやすい施設です
  • ナインアワーズ成田空港は仮眠カプセルとして PP対応。深夜便・早朝便の家族待機に活用できますが、子供の入室制限があるので事前確認必須

第3ターミナル(T3:LCC専用)

ラウンジ/施設名系統備考
ラウンジは基本なしLCC専用ターミナルのため、カードラウンジ・航空会社ラウンジは設置されていない

ここに注意:ジェットスター・春秋航空日本などのLCCで成田を利用する場合、保安検査前の出発エリアにフードコート的な共用スペースしかありません。ラウンジ利用前提の家族旅行であれば、出発をT1/T2発のレガシーキャリアに合わせるのが現実的です。

ターミナル間の「制限エリア分離」問題

成田で家族旅行する時に必ずハマるのが、T1とT2の制限エリアは物理的に往来できないという構造的制約です。

  • 第1ターミナルから出発する航空会社(ANA・ユナイテッド・ルフトハンザ等)を利用している場合、第2ターミナルの JAL サクララウンジには入れない
  • ターミナル間のシャトルバスは 保安検査前のエリアでのみ運行
  • 制限エリアに入ったら、そのターミナル内の施設で過ごすしかない

つまり「PPで虚空 -KoCoo- を使いたい」「サクララウンジで食事したい」場合は、T2発の便を選ぶ必要があるということ。家族旅行のカード戦略を立てる前に、利用航空会社で T1/T2 のどちらに集中しているかを必ず確認してください。

IASSエグゼクティブラウンジの同伴者・子供料金

家族でラウンジを使うときに一番重要なのが、同伴者料金です。成田空港の IASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2 では、ゴールドカード会員の同伴者料金がカード会社によって異なります。代表的な相場は以下のとおりです。

区分料金(税込・目安)
大人(13歳以上)1,100〜1,650円
子供(4〜12歳)大人料金の半額(550〜825円)
幼児(3歳以下)無料

※カード会社・契約条件により金額は変動します。利用前に必ずお持ちのカード会社の公式ページで確認してください。

4人家族・5人家族での実費シミュレーション

読者想定モデル(4人家族・夫婦+小学生2人)の場合

夫がゴールドカード会員なら、本人は無料・妻が大人料金(約1,320円)・子供2人が各660円。1回あたり約2,640円 が同伴料金として発生します。年5回往復すれば年間約2.6万円が IASS の同伴料金として消えます。

我が家(5人家族・夫婦+娘3人[中学生1人・小学生2人])の場合

私がカード本人無料・妻+中学生1人が大人料金(各約1,320円)・小学生2人が各660円。1回あたり約3,960円。年5回往復すれば約2万円。

これを回避するには 「同伴者1名無料」 または 「家族カードで本人扱い無料化」 ができるカードが必要です。

同伴者1名無料になる代表カード

  • アメックス系(プロパーゴールド以上):同伴者1名まで無料
  • 三井住友カード プラチナ:同伴者1名まで無料
  • JCB ゴールド ザ・プレミア/プラチナ:同伴者1名まで無料
  • ダイナースクラブカード:同伴者1名まで無料

家族カードで実質無料化する裏ワザ

ゴールドカード以上の家族カードを夫婦で持てば、それぞれが「本人無料」扱いになります。たとえば三井住友ゴールド NL の家族カード(年会費無料)を妻が持てば、夫婦は2人とも本人扱いで無料。残るは子供2人分(合計660〜1,320円程度)だけになります。

このパターンは家族カード年会費が無料か少額のカードを選ぶのが鉄則です。詳しくは関連記事【2026年5月】羽田空港ラウンジ完全ガイド|カード別アクセス可能ラウンジを家族目線で整理で羽田 POWER LOUNGE の同伴料金も合わせて深掘りしています。

※家族カードは18歳以上の配偶者・親・子が対象。発行可否はカード会社の審査基準により異なります。家族カード年会費が無料か少額のゴールドカードは複数あるので、ご利用中のカードの公式サイトで条件を確認してください。

ANA/JAL の上級ラウンジ:家族同伴のリアル

IASS と決定的に違うのが、ANA/JAL の上級ラウンジです。「お金を出しても入れない」ラウンジがあるので、家族で使う前提なら事前に理解しておく必要があります。

ANA LOUNGE(プラチナ/ダイヤモンド/SFC/ビジネス搭乗)

  • 対象:ANAプレミアムメンバー(プラチナ/ダイヤモンド)、SFC会員の対象便、ビジネス/ファースト搭乗者
  • 同伴者:本人+同伴者1名まで無料
  • 成田T1の 第2サテライト第5サテライト に配置
  • 2歳未満は同伴者数に含まない

SFC(ANA Super Flyers Card)会員は、ANA便またはスターアライアンス便利用時に ANA LOUNGE を利用可。家族で乗るなら同行者1名まで連れて入れます。SFCの取得については関連記事SFCとは何か?修行ガイドと家族視点での評価で詳しく解説しています。

ANA SUITE LOUNGE(最上位・有償入室不可)

  • 対象:ANAダイヤモンドサービス会員、ANAファーストクラス搭乗者、Million Miler「Lounge Access Card」保有者
  • 同伴者:本人+同伴者1名まで
  • 有償入室は一切不可(ステイタスかファースト搭乗券が必須)
  • 2歳未満の子供は同伴者数に含まない

「ANAダイヤ+家族4人」というケースだと、自分+同伴者1名で入れるのは1名のみ。残りの家族は ANA LOUNGE または IASS 側で待ってもらう構図になります。

JAL サクララウンジ(成田T2本館・サテライト)

  • 対象:JMBダイヤモンド/JGCプレミア/JGCサファイア、JALグローバルクラブ会員、ファーストクラス搭乗者
  • 同伴者:同行者1名まで無料、2人目・3人目はラウンジクーポン1枚で利用可
  • ファーストクラス利用者の同伴1名も無料

サクララウンジは ANA と違って 同行者2名以降にもラウンジクーポンで対応できる柔軟性があります。JGC を持つ親と、まだステイタスのない配偶者・子供で家族旅行する場合、クーポンが事前手配できれば全員入室も現実的です。

JAL ファーストクラスラウンジ(成田T2本館)

  • 対象:JMBダイヤモンド/JGCプレミア、ファーストクラス搭乗者
  • 同伴者:同行者1名まで無料
  • 有償入室不可

サクララウンジと違って、こちらは有償入室ができません。最上位ステイタスかファースト搭乗券が必須です。

家族で空港に行く運用のリアル

5人家族で成田を使う場合、夫婦のいずれかが SFC か JGC を持っていても、家族全員が ANA LOUNGE/サクララウンジに入るのは構造的に難しいことが分かります。我が家の運用は次のようにしています。

  • 私(SFC または JGC 保有想定)+妻 → ANA LOUNGE もしくはサクララウンジ
  • 残りの娘3人 → IASS EXECUTIVE LOUNGE(家族カードで全員無料化済)

ラウンジを分けて使うのは寂しいですが、子供たちは IASS のジュースとお菓子で十分満足してくれます。長時間待つ場合のみ、夫婦が交代で子供側に合流する形が現実的です。

プライオリティパス対応9施設の使い分け

国際線利用なら、プライオリティパス(PP)は成田で大きな武器になります。2026年5月時点で対応施設は全9施設まで増えており、「PPは食事もできる」というのが成田の特徴です。

第1ターミナルのPP対応施設(4施設)

施設名カテゴリおすすめ用途
IASS EXECUTIVE LOUNGE 1カードラウンジ軽く休憩・出発前の電源確保
肉料理 やきすき やんまレストランしっかり食事(PP専用やきすき+ミルクプリン3,400円相当)
ラウンジ希和ラウンジ静かに過ごしたい時
Japanese Grill & Craft Beer TATSUレストランクラフトビール+和食ディナー

第2ターミナルのPP対応施設(4施設)

施設名カテゴリおすすめ用途
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2カードラウンジ軽く休憩・JAL便出発前の定番
I.A.S.S Superior Lounge 虚空 -KoCoo-ラウンジ昭和喫茶風・子供連れに最適
鉄板焼 道頓堀 くり田レストラン鉄板焼を家族でしっかり食事
ナインアワーズ成田空港仮眠施設深夜便前後の仮眠(年齢制限あり)

家族で PP を使うコスト

家族で PP を使う場合、本人以外は1名35米ドル(約5,400円)。家族4人で全員ラウンジに入ろうとすると、本人以外3人で 約16,200円 が PP同伴料として発生します。

これを回避できるのは 家族カードまでプライオリティパス無料発行可能なプラチナクラスのカード のパターンが現状ほぼ唯一の解です。代表例はアメックス・プラチナ(年会費165,000円)で、その他の主要カードでは家族カード分まで含めたPP無料発行は限定的です。マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム(年会費82,500円)はプライオリティパス付帯ではないものの、国内外29空港のカードラウンジ+同伴者1名無料を活用する別軸の選択肢になります。

※アメックス・プラチナの年会費は165,000円(2026年5月時点)。年会費の元を取るには「家族で PP対応ラウンジ+レストランを年複数回使う」前提が必要です。プラチナ以外で家族カードまでPP無料発行が可能なカードは限定的なので、家族のPP戦略を立てるなら年会費と利用頻度の損益分岐を厳密に確認してから判断するのが安全です。

PPの「ラウンジより外食施設」が成田の正解パターン

成田の PP対応施設は レストランが4軒もあるのが特徴です。家族4人で利用する場合、「やきすき やんま」「鉄板焼 道頓堀 くり田」のような PP1回で3,000〜3,400円相当の食事が無料になる施設を選ぶと、ラウンジで時間を潰すよりコスト効率が良くなります。

ラウンジ系で家族同伴35米ドル×3人を払うより、全員分の PP特典料金で外食する方が満足度が高いというのが我が家での実感です。

家族構成別おすすめカード選びの判断軸

ここまでをふまえて、家族構成別に「結局どのカードを持てばよいか」を整理します。

パターンA:年2〜4回・国内線+たまの国際線(夫婦+小学生2人)

  • 三井住友カード ゴールド(NL)+家族カード(無料)
  • JCB ゴールド+家族カード(無料)
  • エポスゴールド(招待制で年会費永年無料)

理由:IASS EXECUTIVE LOUNGE が無料利用できれば十分。夫婦が家族カードで「本人扱い無料」になれば、追加コストは子供2人分の同伴料金(合計1,000〜1,500円程度)だけで済みます。

パターンB:年5回以上・国際線が中心の家族

  • アメックス・ゴールド・プリファード(家族カード1枚無料)
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(PP発行可・コスパ重視)

理由:IASS 同伴者1名無料+PP発行で国際線の食事ラウンジにも対応。年会費とPP同伴コストのバランスが取れます。

パターンC:マイル戦略中心の家族

  • マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム(家族カード1枚目無料・国内外29空港のカードラウンジ+同伴者1名無料)
  • ANA AMEX ゴールド/JAL カード CLUB-A ゴールド

理由:マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム(2025年8月21日改定後・年会費82,500円)は、入会時自動でゴールドエリート資格付与、年間400万円以上の利用で最大75,000ポイント相当の無料宿泊特典が取れます。プラチナエリート達成条件は新規申込で年間500万円(2025年8月20日までに保有・申込済みの方は経過措置で年400万円)です。空港ラウンジは国内外29空港のカードラウンジ+同伴者1名無料で対応。詳細はマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム解説を参照してください(条件達成時・時期により変動)。

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※2025年8月21日改定後の現行スペック。入会キャンペーンは時期によって変動するので、申し込み前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

パターンD:年10回以上・上級ステイタスを取りに行く家族

  • ANA SFC(修行で取得・年会費14,300円〜)
  • JAL JGC(修行で取得・年会費13,200円〜)
  • アメックス・プラチナ(PP家族カード対応)

理由:このレベルの利用頻度なら、ANA LOUNGE/サクララウンジへのアクセスが圧倒的に価値を生みます。SFC修行についてはSFCとは何か?修行ガイド、JGC修行についてはJGC修行ライフステータスやめた方がいい?で詳しく解説しています。

我が家(5人家族)の場合:実際に使ってる成田ラウンジ運用

参考までに、私(5人家族の父)が実際に使っている成田ラウンジ運用を公開します。

保有カードの組み合わせ

  • 私(本会員):マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアム+ANA SFC(スーパーフライヤーズカード)
  • 妻(家族会員):マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムの家族カード(1枚目無料)
  • プライオリティパスは別途PP付帯カードで本会員資格を保有

マリオットアメックスは家族カードでも本会員と同じく国内外29空港のカードラウンジが利用可能なので、これで IASS は 夫婦とも本人扱い無料。残る娘3人のうち、4歳未満はいないので 大人(中学生1人)約1,320円+子供(小学生2人)660円×2=合計約2,640円 が同伴料金です。

成田利用の実費(年5回・海外家族旅行想定)

  • IASS 同伴料金:2,640円×5回=年間1.32万円
  • PP対応レストラン活用(やきすき やんま/鉄板焼くり田):本人無料+同伴35米ドル
  • 同伴者を1〜2人に絞り、残る娘2人は IASS で待機する分業運用

反省ポイント

  • ナインアワーズ成田空港(仮眠施設)は 小学生の年齢制限で家族全員入れないケースがあったので、深夜便前の仮眠は別途家族向けホテル予約に切り替えた
  • 虚空 -KoCoo- の昭和喫茶メニューは子供たちに大ヒット。T2発を選んだ時はここを必ず予定に組む運用に
  • T1出発時に「JALサクララウンジに行きたかった」という妻のリクエストが過去2回発生。ターミナルを跨いだラウンジは構造的に行けないので家族カード戦略は出発ターミナル基準で組むべきだった

▶ 成田から海外へ飛ぶ家族の通信は「eSIM」か「Wi-Fiルーター」の二択

ラウンジで時間調整した後、海外でスマホが繋がらないと地図・配車・家族連絡が止まります。子供のスマホ含めて全員ネット接続が必要な前提で、二大選択肢の使い分けを整理しました。

  • 家族2台以下でスマホ慣れている → trifa eSIM:到着前にQRで設定完了・1台あたり実費が最安
  • 子供のスマホ含め4台以上接続 → グローバルWiFi:1台で全員シェア・空港受取/返却で迷わない
  • グローバルWiFiは家族向け大容量1日1,170円〜・複数日割引あり
  • trifaは200カ国対応で帰国後の家族旅行リピート時も使い回せる

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※2026年5月時点の料金。家族人数・滞在日数で総額が変動します。最終料金は予約画面でご確認ください。

FAQ:成田空港ラウンジ・家族利用のよくある質問

Q1. 成田空港のIASSエグゼクティブラウンジ、子供は何歳から有料?

A. 一般的に4歳以上から子供料金(大人料金の半額)、13歳以上から大人料金が発生します。3歳以下の幼児は無料が原則です。カード会社により条件が異なるので、利用前にお持ちのカード会社の公式ページで必ず確認してください。

Q2. プライオリティパスで成田の何施設まで使える?

A. 2026年5月時点で全9施設に対応しています。第1ターミナルに4施設(IASS1/やきすきやんま/ラウンジ希和/Japanese Grill & Craft Beer TATSU)、第2ターミナルに4施設(IASS2/虚空 -KoCoo-/鉄板焼くり田/ナインアワーズ)、その他1施設。レストランは「PP1回利用=3,000〜3,400円相当の専用メニュー無料」で、家族での食事代節約に効果的です。

Q3. 第1ターミナル発の便で、第2ターミナルのサクララウンジに入れる?

A. 入れません。成田空港の制限エリアは第1ターミナルと第2ターミナルで完全に分離されており、保安検査後はターミナル間のシャトルバスも利用できません。サクララウンジを使いたい場合は、JAL便を含むワンワールド系の第2ターミナル発便を予約してください。

Q4. ANAスイートラウンジは、お金を払えば家族全員で入れる?

A. 不可能です。ANAスイートラウンジは「ANAダイヤモンドサービス会員」「ファーストクラス搭乗者」「Million Milerの一部」のみ利用可能で、有償入室の制度がありません。同伴者は本人+1名までのため、家族4〜5人での同時入室は構造的にできません。

Q5. KALラウンジは今もプライオリティパスで使える?

A. 使えません。2023年から KALラウンジ(成田T1)は大韓航空便搭乗者限定に変更されており、プライオリティパスでの入室は不可になりました。古い情報を載せているブログがまだ多いので注意してください。

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※紹介プログラム経由なら被紹介者特典が上乗せされる場合があります。

まとめ:成田空港ラウンジは「出発ターミナル基準」でカード戦略を組む

成田空港のラウンジ戦略の結論はシンプルです。

  1. 出発ターミナル(T1かT2)を先に確定してから、カード選びをする
  2. IASSエグゼクティブラウンジ(PP対応) をベースに、PP対応の4軒のレストラン・1軒の仮眠施設を組み合わせる
  3. 国際線中心なら PP発行カードは必須、国内線+たまの国際線なら 三井住友ゴールド NL+家族カードで十分
  4. ANA/JAL の上級ラウンジは「家族全員入室」が構造的に難しいので、家族カード戦略で IASS をベース無料化してから考える
  5. KALラウンジが PP対応外になっている等、情報の鮮度が低いブログ記事の鵜呑みは禁物

我が家のように、夫婦で家族カードを共有して IASS を本人扱い無料化+PP対応レストランで家族食事代を浮かせる戦略は、年5回程度の海外家族旅行なら年4〜6万円のラウンジ/食事代節約になります。

「とりあえずプラチナ」ではなく、自分の家族構成と利用頻度を逆算して、必要な機能だけを揃えるのが最適解。参考になれば幸いです。

公式サイトでマリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムの紹介プログラム詳細を確認する

※2025年8月21日改定後の現行スペック。年会費82,500円、入会時ゴールドエリート資格自動付与、年間400万円利用で無料宿泊特典が取れます。プラチナエリート達成は年間500万円(2025年8月20日までに保有・申込済みは経過措置で年400万円)。条件達成時・時期により変動。

良いマイルライフを!

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