
「ポイントは貯まってきたけど、どこで使えばいちばん気持ちよく使えるんだろう」——そこで止まっていませんか?
私もずっとそうでした。マリオットのポイントも無料宿泊特典も、"いつか海外で"と思っているうちに使いどころを見失いがちです。
そこで2026年9月12日(土)、近場のウェスティンホテル横浜に1泊してきました。使ったのは無料宿泊特典1枚+18,000ポイントの上乗せ。結論から言うと、これは近場ステイの正解のひとつだと思っています。
この記事は、実際に撮ってきた写真25枚で滞在をそのままお見せしつつ、後半で「同じことをやるには何が必要か」までまとめた宿泊記です。
目次
この記事でわかること
- ウェスティンホテル横浜の客室・クラブラウンジ・朝食のリアル(全て実写真)
- クラブラウンジの夜のカクテルタイムで何が出てくるか
- 朝食会場が「22階のラウンジ」と「3階のPACIFIC TABLE」で分かれる条件
- 無料宿泊特典にポイントを上乗せして上位ホテルに泊まる方法(公式の上限つき)
【結論】無料宿泊特典+18,000ポイントで、土曜の夜がこうなりました
先に全体像を出しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 宿泊日 | 2026年9月12日(土)〜13日(日)1泊・大人2名 |
| 客室(予約時) | デラックスダブル(ダブルベッド2台)スカイラインビュー |
| 実際の客室 | 20階・予約どおりのデラックスダブル |
| クラブラウンジ | 22階・プラチナエリート特典で利用 |
| 支払い | 無料宿泊特典1枚+18,000ポイントの上乗せ(現金支払いなし) |
| 会員ステータス | Marriott Bonvoy プラチナエリート |
| ウェルカムギフト | 朝食(無料朝食を選択) |
| 朝食会場 | 3階「PACIFIC TABLE」(22階クラブラウンジも選択可) |
ポイントは3つです。
- 無料宿泊特典は「足りなければポイントを足せる」。私が足したのは18,000ポイントでした
- 泊まったのは20階のスタンダードな客室。それでも22階のクラブラウンジを使えたのは、プラチナエリートの特典だからです
- 朝食は3階のレストランを選べた。これもプラチナの特典(無料朝食)を選んでいたからです
ここが今回いちばんお伝えしたいところで、上位の客室を取らなくても、ステータスさえあれば滞在の中身は変わるということです。
順番に写真で見ていきます。

マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カード
今回の滞在を生んだ「無料宿泊特典」は、このカードの継続特典です。入会時にゴールドエリート資格が自動付与され、家族カードは1枚目無料(2枚目以降41,250円)。年会費82,500円(税込・2025年8月改定後)と条件は重いので、年に何泊するかと照らして、必ず公式ページで確認してから判断してください。
※ご紹介プログラム経由。年会費82,500円(税込)。入会特典の内容・適用条件は時期により変動するため、最新情報は公式ページでご確認ください。
アクセス:みなとみらい駅から歩ける距離、建物は遠くからでもすぐ分かる
ウェスティンホテル横浜は、みなとみらい4丁目に2022年6月に開業した23階建て・373室のホテルです(開業情報は横浜市の観光情報サイトによる/2026年9月20日確認)。みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩6分前後とされていますが、実際に歩いてみると「駅から近いけれど、みなとみらいの華やかなエリアからは少し外れた落ち着いた場所」という感覚でした。


夜はライトアップされて、昼とはまったく印象が変わります。散歩がてら外に出て、下から見上げるのもおすすめです。

なお車で行く場合、ホテル内駐車場は1日6,000円、バレーパーキングは1日4,000円との案内が予約確認メールに記載されていました(2026年9月時点・変更される場合があります)。
チェックイン:Bonvoy会員のカウンターは、窓際の眺望側
チェックインは高層階のロビーです。エレベーターを降りた瞬間に視界が開けて、グリーンウォールと天井から垂れるシャンデリアが目に入ります。ここで一度「おっ」となる設計です。

Marriott Bonvoy会員用のカウンターは、木の格子で仕切られた窓側にありました。街を見下ろしながら手続きできるので、待ち時間の体感が短いです。

この日はプラチナエリートのウェルカムギフトとして朝食を選びました。ここでの選択が、翌朝どこで食べられるかを決めます(後述します)。
客室:デラックスダブル(ダブル2台・スカイラインビュー)
通されたのは20階の客室。予約どおりのデラックスダブルです。部屋に入ると廊下の先に窓が見える構成で、手前にバスルーム、奥がベッドルームという配置でした。

ベッドはウェスティンの「ヘブンリーベッド」。これ目当てでウェスティンを選ぶ人がいるのも納得で、沈みすぎず、でもしっかり体を受け止めてくれます。控えめに言って、翌朝の体の軽さが違いました。

窓からはスカイラインビュー。海側ではありませんが、ビル群とその奥に広がる街並みが見えて、高さの気持ちよさは十分でした。

ミニバーまわりも気が利いています。ネスプレッソマシン、カプセル数種、ティーセット、ガラスボトルの水。石目調のカウンターに一式まとまっていて、使いやすいです。

バスルーム:洗面・バスタブ・トイレが分かれている
ここは個人的に高評価でした。洗面、バスタブ+シャワー、トイレがそれぞれ独立しているので、2人で使っても動線がぶつかりません。


バスローブも用意されています。ラウンジから戻ってこれに着替えて、夜景を見ながらだらだらする時間が、正直いちばん贅沢でした。

そして地味に効いたのがこれ。枕元に置かれた「Sleep Well」のラベンダーバームです。

クラブラウンジ(22階):夜のカクテルタイムが本命
今回いちばん楽しみにしていたのがここ。クラブラウンジは22階にあります。
繰り返しになりますが、私が泊まったのは20階のスタンダードな客室です。クラブフロアの部屋を取ったわけではありません。それでもラウンジを使えたのは、プラチナエリートのラウンジアクセス特典があるからです。ここは「上の部屋を買う」より「ステータスを持つ」ほうが効く、という分かりやすい例だと思います。

夕方のカクテルタイムに行ってみると、まず目に飛び込んできたのがこれでした。

グラスの底から注ぐタイプの生ビールサーバーがセルフで置いてあります。ホテルのクラブラウンジで、しかもこの方式に出会えるのはなかなかありません。泡がきめ細かくて、これだけで何杯かいけてしまいます。
スパークリングワインもあり、窓際の席に持っていくと、こうなります。

フードはチーズ、オリーブ、生ハム、ナッツ、温かい料理も数種類。「軽食」と言いつつ、皿に取っていくと普通に夕食になります。



そして日が落ちると、この景色になります。

利用前に確認しておきたいこと
気持ちよく使うために、3点だけ先に押さえておくことをおすすめします。
- 営業時間は時期・曜日で変わります。カクテルタイムを2部制にしている時期もあるようなので、チェックイン時にその日の時間割を必ずもらってください
- 年齢制限があります。12歳未満は利用できないという案内が予約サイト側に出ています(子連れの場合は予約前にホテルへ直接確認するのが確実です)
- 利用できるのは、クラブラウンジアクセスが付いた客室の宿泊者と、エリート特典が適用される会員です。ここはホテルごとに運用が違うので、予約の時点で条件を確認しておくと安心です
朝食:22階のラウンジか、3階のPACIFIC TABLEか
ここが今回いちばん「知っておいてよかった」ポイントです。
ウェスティンホテル横浜では、クラブラウンジアクセスが付いている場合、朝食会場の選択肢が予約内容によって変わります。ホテルのレストラン予約システムに、こう明記されていました。
- 客室のみの予約 → 22階(クラブラウンジ)の朝食会場(予約不要)
- 朝食付きの予約 → 22階(クラブラウンジ)または3階の朝食会場(3階は予約推奨)
私はプラチナエリートのウェルカムギフトで「朝食」を選んでいたので、後者に該当しました。つまり、3階のレストランを選べたのはこの特典のおかげです。せっかくなので3階の「PACIFIC TABLE」を予約しました。

土日祝は「予約なし」だと待ちます
ここは注意点として強めに書いておきます。ブレックファストビュッフェの営業は6時30分〜10時45分ですが、土日祝は4部制・60分制の事前予約制。予約枠は6時30分/7時30分/8時30分/9時30分の4本で、予約がないとかなりの待ち時間が発生する可能性があるとホテル側が明記しています(2026年9月時点)。私は前日のうちに8時30分で押さえておきました。
ビュッフェの中身
品数は多く、ライブ感のある構成でした。


そして、朝からこれが出てくるのは嬉しかったです。

最終的に私のプレートはこうなりました。和洋どちらもいけるので、つい取りすぎます。

良かった点/気になった点
正直に両方書きます。
良かった点
- クラブラウンジの夜のカクテルタイムだけで夕食が完結する。外食代が浮くので、滞在全体のコスパが一段変わります
- バスルームが完全に分かれている。2人以上だとこの差は大きいです
- ヘブンリーベッドとSleep Wellのアメニティ。翌朝の体の軽さが違いました
- 朝食会場を選べる(朝食付きの場合)。ラウンジの静けさか、3階の品数か、気分で選べます
気になった点
- ベイビューではない客室もある。今回のスカイラインビューも十分よかったのですが、「横浜=海」を期待すると、部屋タイプの確認は必須です
- みなとみらいの中心部からは少し歩く。赤レンガ倉庫や山下公園まで徒歩で、という滞在にはやや距離があります
- プール・サウナは別料金。1日あたり大人3,300円、4歳から11歳までのお子様1,650円との案内でした(2026年9月時点)
- 3名1室のソファーベッドはキングルームのみ設置可能との条件があります。子連れで人数が増える場合、部屋タイプの制約が出ます
現金で泊まるなら、まず相場を見てから決める
ポイントが貯まっていない段階なら、無理にポイントを買うより現金予約のほうが素直です。まず日程を入れて相場を掴み、それからポイントと比べてください。なお公式サイトから直接予約すると宿泊実績とポイントが付きます。予約サイト経由はその対象外になるため、価格差と天秤にかけて選ぶのがおすすめです。
このホテルに「ポイントで」泊まるには
ここからが本題です。今回の滞在で使った仕組みを、そのまま再現できる形で整理します。
1. 無料宿泊特典には、ポイントを「上乗せ」できる
マリオットの無料宿泊特典(Free Night Award)は、券面の価値に足りないホテルには使えない——と思っていませんか。私もそう思っていたのですが、公式に、ポイントを追加して額面を上げる仕組みがあります。
マリオット公式サイトには、こう書かれています(2026年9月20日確認)。
無料宿泊特典は額面値に最大25,000ポイントを追加して利用することが可能です。
つまり、上乗せできるのは最大25,000ポイントまで。ここは制度が拡充された部分で、以前より上乗せできる幅が広がっています。あわせて、公式ページには次の条件も明記されています。
- 無料宿泊特典を現金と組み合わせることはできない(ポイントとの組み合わせは可)
- 無料宿泊特典での予約は、一度に予約できる客室は1室
2. 私が実際に使った組み合わせ
今回の予約はこうでした。
| 使ったもの | 内容 |
|---|---|
| 無料宿泊特典 | マリオットアメックス・プレミアムの継続特典(上限50,000ポイントタイプ) |
| 上乗せしたポイント | 18,000ポイント |
| 現金 | 0円(客室料金・税金分) |
私が持っていたのは、2025年8月の改定より前に付与された上限50,000ポイントタイプの無料宿泊特典です。土曜日のこのホテルには額面だけでは届かなかったため、18,000ポイントを足して予約しました。
当サイトの試算ではマリオットポイントの価値は1ポイント=0.7円前後。18,000ポイントなら1万2,000円強の感覚です。同じ客室の現金価格は予約サイトの参考価格で3万円台後半からという水準でした(時期・空室状況で大きく変わります)。年1回の特典1枚+1万2,000円相当のポイントで、土曜の夜を過ごせた——という整理になります。しかも客室はスタンダードのまま、ラウンジと朝食はステータス側が引き受けてくれました。
なお、現行のマリオットアメックス・プレミアムの無料宿泊特典は最大75,000ポイント相当まで引き上げられています(年間400万円以上のカード利用が条件・2026年9月20日にアメックス公式ページで確認)。上乗せ枠と合わせれば、私の時より上の価格帯のホテルが射程に入る計算です。
3. プラチナエリートだと、何が変わったか
今回の滞在で実際に効いたプラチナ特典は次の2つでした。
- クラブラウンジのアクセス → 客室はスタンダードのまま、22階のラウンジが使えるようになった(夜のカクテルタイムで夕食が不要に)
- ウェルカムギフトで朝食を選択 → 3階レストランでの朝食が選べるようになった
この2つは、どちらも客室のグレードとは無関係に付いてくるのがポイントです。特典の予約枠が取りにくい繁忙期でも、スタンダードルームさえ押さえられれば滞在の質は確保できる、という考え方ができます。
マリオット公式が案内しているプラチナエリート特典には、このほかに客室アップグレード(空室状況次第・保証ではありません)、午後4時までのレイトチェックアウト、対象支払いに対する50%のボーナスポイントが含まれます。
エリート資格の取り方そのものは、マリオットボンヴォイ ステータス比較とマリオット系列 子連れチェックインのコツで詳しく書いています。無料宿泊特典の使い方は無料宿泊特典の使い方完全ガイド、ポイントと現金の損益分岐はマリオットポイントの価値は0.7円?をどうぞ。
マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カード
「無料宿泊特典を毎年1枚持っている状態」を作れるのが、このカードの本質です。入会時点でゴールドエリート資格が付き、新規入会時とカード更新時に15泊分の宿泊実績が加算されます(2025年8月改定後)。一方で年会費82,500円(税込)、無料宿泊特典の取得には年間400万円以上の利用が必要です。条件が重いカードなので、公式ページで最新の条件を確認したうえで判断してください。
※ご紹介プログラム経由。年会費82,500円(税込)。入会特典の内容・適用条件は時期により変動するため、最新情報は公式ページでご確認ください。
よくある質問
Q. クラブラウンジは誰でも使えますか?
A. クラブラウンジアクセスが付いた客室の宿泊者と、エリート特典が適用される会員が対象です。私の場合は20階のスタンダードな客室でしたが、プラチナエリートの特典として22階のラウンジを利用できました。運用はホテル・時期によって変わるため、予約の時点で条件を確認してください。
Q. 朝食はどこで食べられますか?
A. 22階のクラブラウンジ、または3階の「PACIFIC TABLE」です。客室のみの予約だと22階のみ、朝食付きの予約なら両方から選べる、という案内でした。3階は予約推奨で、土日祝は4部制・60分制の事前予約制です。
Q. 子連れでも大丈夫ですか?
A. 客室は問題ありませんが、クラブラウンジは12歳未満が利用できないという案内が出ています。また屋内プールとサウナは1日あたり大人3,300円・4歳から11歳までのお子様1,650円の別料金、3名1室のソファーベッドはキングルームのみ設置可能という条件があります。子連れで検討するなら、この3点を先に確認しておくと計画が立てやすいです。
Q. 駐車場はありますか?
A. ホテル内駐車場が1日6,000円、バレーパーキングが1日4,000円との案内でした(2026年9月時点)。
Q. 無料宿泊特典には何ポイントまで足せますか?
A. 最大25,000ポイントまでです(2026年9月20日にマリオット公式サイトで確認)。現金との併用はできません。
まとめ:近場ステイの"正解"のひとつでした
- 無料宿泊特典+18,000ポイントの上乗せで、土曜日の1泊をまかなえました
- 客室は20階のスタンダードルーム。それでも22階のラウンジと3階の朝食が付いてきたのは、プラチナエリートの特典だからです
- 夜のカクテルタイムで夕食が完結するので、滞在全体で見たときの満足度が高い
- 朝食会場を選べるのは「朝食付き」の場合。プラチナのウェルカムギフトで朝食を選ぶと、この選択肢が開きます
- 無料宿泊特典には最大25,000ポイントまで上乗せできる——これを知っているかどうかで、特典1枚の使い道はかなり広がります
「ポイントは貯まってきたけど使いどころがない」という段階の方こそ、まず近場の上位ホテルで1泊してみてください。使い方が具体的になると、次に何を貯めるべきかも自然に見えてきます。
我が家は私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族で、今回は大人2名での滞在でした。次は家族でどう泊まるか——人数の制約と朝食の条件をどう組むかが課題です。そのあたりはマリオット家族旅行 完全まとめにまとめています。
良いホテルステイを!