
「赤ちゃん連れで初めての国際線、何を持っていけばいいんだろう?」「機内で泣いたらどうしよう」「液体物の制限、ミルクはどうなるの?」――赤ちゃんとの海外旅行を控えて、持ち物リストを前に手が止まっていませんか?
私も、娘たちがまだ小さかった頃に何度も国際線に乗せてきましたが、最初の1回は正直かなり不安でした。ネットの持ち物リストを見ても「本当にこれ全部いる?」「逆に何が抜けてる?」がよく分からず、結局スーツケースに詰め込みすぎて身動きが取れなくなった苦い経験もあります。
この記事では、私・妻・娘3人(中学生1人・小学生2人)の5人家族の父である私(TKC)が、娘たちが赤ちゃんだった頃の実体験と、2026年7月時点のANA・JAL公式情報をもとに、「機内で本当に使うもの」だけに絞った赤ちゃん連れフライトの持ち物リストを、機内サービスの使い倒し方とあわせて解説します。
※本記事は2026年7月時点の公開情報をもとにした実践ガイドです。バシネットの予約条件・液体物の取り扱い・機内設備は路線・機材・空港により異なります。最終的な予約可否・持ち込み可否は必ずANA・JAL等の公式サイトまたは搭乗する空港・航空会社の窓口でご確認ください。
この記事でわかること
- 赤ちゃん連れ国際線で「本当に必要な持ち物」の絞り込み方(手荷物と預け荷物の振り分け)
- バシネット(ベビーベッド)の予約方法・対象年齢・体重制限
- 液体物制限の"赤ちゃん例外ルール"(ミルク・離乳食・母乳はどう扱われる?)
- ベビーカーの預け方・機内での過ごし方の工夫
- 忘れがちだけど地味に効くアイテム3つ
- 我が家(5人家族)の赤ちゃん連れフライト実例
【結論】持ち物は「機内で"すぐ使う"か」で選ぶ

先に結論を貼ります。赤ちゃん連れフライトの持ち物は、次の基準で絞り込むとブレません。
- 機内で"すぐ使うもの"は手荷物、現地に着いてから使うものは預け荷物に分ける
- バシネット・おむつ替え設備など"航空会社側が用意しているもの"は持っていかなくていい
- 液体物(ミルク・離乳食・母乳)は100mlルールの例外なので、遠慮せず必要量を持ち込む
つまり、赤ちゃん連れフライトの持ち物準備は「全部自分で持っていく」のではなく、「航空会社が用意してくれるものを把握したうえで、そこに含まれない"つなぎ"の部分だけを手荷物で補う」という発想に切り替えると、荷物が一気に軽くなります。
そして、赤ちゃん連れの家族旅行が本格化してくると、次に効いてくるのが「航空券とホテルをどうお得に確保するか」です。マイルで航空券、ホテル上級会員資格でアップグレードや部屋の融通を効かせる——その入口として、入会するだけでマリオットの上級会員資格が手に入るマリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(マリオットアメックスプレミアム)を軸に据える家庭が増えています。
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持ち物リストの全体像|3つのカテゴリで整理する
赤ちゃん連れフライトの持ち物は、次の3カテゴリに分けて考えると整理しやすいです。
| カテゴリ | 考え方 | 具体例 |
|---|---|---|
| ① 機内で"すぐ使う"(手荷物) | 泣く・汚す・お腹が空くへの即応 | おむつ・おしりふき・着替え1〜2組・ミルク/離乳食・授乳ケープ・お気に入りのおもちゃ |
| ② 航空会社が"用意してくれる"(持っていかなくていい) | 事前予約や声かけで対応可能 | バシネット・おむつ替え台・スペアおむつ・お湯(粉ミルク用)・ベビーカー貸出 |
| ③ 現地に着いてから使う(預け荷物) | 機内では出番がないもの | ベビーバス用品・大量のおむつストック・現地用の衣類 |
ポイントは②の存在です。「航空会社が用意してくれるもの」を知らずに全部自分で持っていくと、手荷物がパンパンになって身動きが取れなくなります。次の章から、②の具体的な中身を見ていきます。
バシネット(ベビーベッド)は"確約ではなくリクエスト"と心得る
長時間の国際線で赤ちゃんを寝かせられる壁掛け式のベビーベッド「バシネット」は、赤ちゃん連れフライトの最重要装備です。
対象年齢・体重の目安
ANA・JALともに、体重10kg前後・2歳未満が対象の目安です(JALは長さ約72cm・幅約30cm・深さ約15cmのバシネットを使用)。体重や身長がこの目安に近い場合は、実際に使えるかどうか予約時に確認しておくと安心です。
予約方法と注意点
バシネットはWeb予約ではなく、航空会社の窓口(電話等)での事前リクエストが基本です。しかも、「予約できた」というより「リクエストが通った」という扱いになる場合が多く、必ずしも確約ではありません。
- バシネット対応座席は機体の中でもあらかじめ決まった座席(前方の壁際など)のみ
- 人気路線・繁忙期はすぐに埋まるため、航空券を確保したら早めに問い合わせるのが鉄則
- 予約が取れなかった場合に備えて、抱っこ紐やクッションなど"バシネットなしでも寝かせられる"代替手段を考えておく
⚠️ バシネットの対象年齢・体重・予約締切・座席数は路線・機材によって変わります。予約の可否は必ず搭乗予定のANA・JAL窓口で最新情報を確認してください。
液体物制限の"赤ちゃん例外ルール"を知っておく
国際線の機内持ち込みでは、一般的に「100ml以下の容器×1リットルの透明袋にまとめて1人1袋」というルールがありますが、赤ちゃん連れにはここに明確な例外があります。
100mlルールの対象外になるもの
- 乳幼児用ミルク(調製液状乳・液体ミルク)
- 乳幼児用のジュース・離乳食
- 母乳
これらは必要と認められる量であれば、100mlを超えても持ち込みが可能です。ただし、保安検査場で別途申告し、検査を受ける必要があります。列に並ぶ前から「赤ちゃんの飲み物・食べ物があります」と伝える準備をしておくとスムーズです。
粉ミルクは"そもそも液体じゃない"
粉ミルクは液体物のルールの対象外なので、量を気にせず持ち込めます。長時間フライトで不安な場合は、現地の水事情が読めない渡航先ほど、日本から多めに持っていく家庭が多いです。
現地でのお湯の確保
粉ミルクを使う場合、機内ではCAさんに声をかければお湯を用意してもらえることがほとんどです。哺乳瓶を消毒したい場合や、湯冷まし用の水も必要になるので、保温ボトル(水筒)を1本手荷物に入れておくと機内でも空港でも使い回せて便利です。
おむつ替え・授乳|機内設備を知れば持ち物は減らせる
おむつ替え台は国際線ならほぼ標準装備
ANA・JAL国際線の化粧室には、多くの場合おむつ替え台が設置されています。さらにJALではスペアのおむつ(M/L・パンツタイプ)を機内に用意していることもあるので、「万が一切らした時」の保険として覚えておくと安心です(機材・便により有無は異なります)。
とはいえ、他人任せにはできない部分なので、手荷物には最低限「今日使う分+予備2〜3枚」のおむつとおしりふきは必ず入れておきましょう。
授乳ケープは持参が基本
授乳室のような個室スペースは機内にはないため、授乳ケープは必ず手荷物に入れることをおすすめします。JAL・ANAともに授乳への配慮はありますが、周囲の目が気になる場合はケープがあるとぐっと気が楽になります。
着替えは"2組"を目安に
赤ちゃんは吐き戻し・おむつ漏れが起きやすいので、赤ちゃん自身の着替えを2組、自分(親)の着替えも1組手荷物に入れておくと、機内でのアクシデントに慌てずに済みます。
ベビーカーは"ゲートまで使って、その場で預ける"が正解
ベビーカーは、チェックインカウンターで預けるか、搭乗ゲートで直接スタッフに預ける「ゲートチェック」を使うのが基本です。ゲートチェックなら、搭乗直前まで赤ちゃんをベビーカーに乗せたまま移動でき、抱っこの負担を最小限にできます。
- 到着後は到着ゲートで返却される場合と、手荷物受取所で返却される場合の両方があるため、事前にどちらか確認しておくと迷わない
- 空港・航空会社によっては貸出用ベビーカーを用意しているところもあるが、数に限りがある・予約が必要なケースもある
- 国際線の乗り継ぎがある場合は、乗り継ぎ空港でベビーカーが必要かどうかも事前にチェック
自分のベビーカーを預けてしまうと乗り継ぎ中は使えないため、長時間のトランジットがある旅程では、抱っこ紐を必ず手荷物に入れておくのが安全策です。
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※赤ちゃん連れの旅は移動の負担をどれだけ減らせるかが勝負。ホテル側の負担軽減(アーリーチェックインや部屋の融通)も、上級会員資格があるとぐっと交渉しやすくなります。年会費・条件は公式でご確認ください。
忘れがちだけど地味に効くアイテム3つ
持ち物リストの定番(おむつ・ミルク・着替え)以外で、実際に使ってよかった・忘れて困ったアイテムを3つ紹介します。
1. ジップ付きのビニール袋を多めに
汚れた服・使用済みおむつ・濡れたタオルを入れるのに、ジップ付きのビニール袋がいくらあっても足りません。多めに(10枚程度)持っていくのがおすすめです。液体物用の透明袋とは別に用意しましょう。
2. 耳抜き対策のグッズ
離着陸時の気圧変化で耳が痛くなり、赤ちゃんが激しく泣くことがあります。授乳・ミルク・おしゃぶりなど"飲み込む・吸う"動作をタイミングよく行うと耳抜きの助けになります。離着陸のタイミングに合わせて授乳・ミルクを準備しておくと機内が落ち着きます。
3. 使い慣れたお気に入りのおもちゃ・音の出ないもの
長時間フライトのぐずり対策には、普段から使い慣れたお気に入りの小さなおもちゃが一番効きます。新しいおもちゃより、慣れたものの方が安心材料になることが多いです。周囲への配慮として、音が出るおもちゃは避けるのが基本マナーです。
我が家(5人家族)の赤ちゃん連れフライト実例
参考までに、5人家族(私・妻・娘3人=中学生1人・小学生2人)の我が家が、娘たちが赤ちゃんだった頃に実際にやっていた持ち物準備を紹介します。
- 航空券を確保したら、その場でバシネットの電話リクエスト:確約でないと分かっていても、まず問い合わせる。座席指定も同じタイミングで済ませていました。
- 手荷物は「今日使う分」に絞る:おむつ・おしりふき・ミルク(または離乳食)・着替え2組・授乳ケープ・ジップ袋多め、というのが定番セットでした。
- 粉ミルク+保温ボトルの組み合わせ:現地の水事情が読めない渡航先ほど、粉ミルクを多めに持って行き、機内・空港でお湯や水筒のお湯冷ましを活用していました。
- 抱っこ紐は手荷物から絶対に外さない:ベビーカーを預けたあとの乗り継ぎ・空港移動で、抱っこ紐がないと詰みます。これは3人の娘全員で共通の鉄則でした。
この「機内での過ごし方」全体は、座席選びとセットで考えると快適さがさらに変わります。子連れ国際線 おすすめ座席選び|ANA・JAL機材別完全ガイドも合わせてチェックしてみてください。
そして、赤ちゃん連れの旅行が増えてくると、次に気になるのが「航空券・ホテル代をどう抑えるか」。マイルとホテルポイントの仕組みを整えておくかどうかで、家族旅行の実現しやすさが大きく変わります。
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よくある質問(FAQ)
Q1. バシネットは必ず予約できますか?
A. 確約ではありません。バシネット対応座席の数には限りがあり、リクエストが通らないこともあります。航空券を確保したらできるだけ早く航空会社に問い合わせ、取れなかった場合に備えて抱っこ紐など代替手段も準備しておきましょう。
Q2. ミルクや離乳食は100mlルールに引っかかりませんか?
A. 乳幼児用ミルク・離乳食・母乳は100mlルールの対象外で、必要と認められる量であれば持ち込みできます。ただし保安検査場での申告・追加検査が必要です。粉ミルクは液体物ではないため量の制限自体がありません。
Q3. ベビーカーは機内に持ち込めますか?
A. 大型のベビーカーは通常、搭乗ゲートまで使ってその場で預ける「ゲートチェック」が基本です。到着後は到着ゲートまたは手荷物受取所での返却になるので、事前にどちらか確認しておくと安心です。
Q4. おむつやおしりふきを切らしたらどうすればいいですか?
A. JAL国際線ではスペアのおむつ(M/L・パンツタイプ)を用意している場合があります(機材・便により異なる)。とはいえ他人任せにはできないので、手荷物には最低限の予備を必ず入れておくのが基本です。
Q5. 授乳スペースは機内にありますか?
A. 専用の授乳室のような個室はありません。授乳ケープを持参するのが基本です。周囲の目が気になる場合は特に、ケープがあると安心して授乳できます。
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まとめ|「航空会社が用意するもの」を知れば荷物は軽くなる

赤ちゃん連れフライトの持ち物準備は、次の3点を押さえればシンプルになります。
- 手荷物は「機内ですぐ使うもの」だけに絞る(おむつ・ミルク・着替え・授乳ケープ・おもちゃ)
- バシネット・おむつ替え台・スペアおむつなど、航空会社側が用意するものを事前に把握する
- 液体物のミルク・離乳食・母乳は100mlルールの例外。遠慮せず必要量を準備し、保安検査で申告する
「全部自分で持っていく」のではなく「航空会社の設備を知ったうえで、抜けている部分だけを補う」――この発想に切り替えるだけで、赤ちゃん連れフライトの荷物はぐっと軽くなります。そして家族の航空券とホテルが揃えば、あとはマイルとホテルポイントで、旅行の総額をお得に抑えられます。その入口として、入会するだけでマリオットの上級ステータスが手に入るマリオットアメックスプレミアムは、赤ちゃん連れ旅行の負担を減らしたい家庭の現実的な一手です。
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赤ちゃん連れの国際線、持ち物準備の参考になれば幸いです。良い家族旅ライフを!